JP3039173U - 空化粧品容器を用いた装飾品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】有名化粧品の利用者の要望によるもので、各種
化粧料の空容器の特徴部分を利用してリサイクル装飾品
を提供し、資源の有効利用を図る。 【構成】この考案にかかる空化粧品容器を用いた装飾品
は、有名ブランド化粧品等使用済み空ら容器の特徴部分
にて構成した装飾体と、該装飾体に付設された支持手段
とから構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、有名ブランド化粧品等使用済み空ら容器を利用したリサイクル装 飾品に関する。

【０００２】

【従来の技術】

有名ブランド化粧品の容器は、意匠的外観は固よりトレードマークをして種々 ブランドなりに重みがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、化粧料を使い果たした空ら容器は、通常、殆どの場合棄捨される。 最近、有名ブランド化粧品の利用者の間から、使用済み空容器を用いた唯一且 つオリジナルなリサイクル装飾品を所有したいとの強い要望があるが、現在、そ のようなものは存在しない。 そこでこの考案は、簡単な構成により上記の要望を満足した新規なリサイクル 装飾品を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するための、この考案の手段を説明すると、この考案にかか る空化粧料容器を用いた装飾品は、有名ブランド化粧品等使用済み空ら容器の特 徴部分にて構成した装飾体と、該装飾体に付設された支持手段とから構成したも のである。

【０００５】

【作用】

上記構成の装飾品は、有名ブランド化粧料容器の特徴部分を装飾体とし、この 装飾体に支持手段を付設して身体等に装着するようにしたから、空容器リサイク ルとして資源の無駄を無くし且つ装飾体をして意匠的美観に優れ、考案目的を達 成した実用上の効果を奏する。

【０００６】

【実施例】

図１は、この考案の空化粧品容器を用いた装飾品の第１実施例の平面図。図２ は、図１中Ａ−Ａ線に沿う断面図。図３は、装飾品の第２実施例の斜視図。図４ は、図３中Ｂ−Ｂ線に沿う断面図。図５は、装飾品の第３実施例の正面図。図６ は、図５中Ｃ−Ｃ線に沿う断面図。図７は、装飾品の第４実施例の断面図をそれ ぞれ示す。

【０００７】 本考案の空化粧品容器を用いた装飾品１は、有名ブランド化粧品等使用済み空 容器の特徴部分にて構成した装飾体２と、該装飾体２に付設された支持手段３と から構成したものである。

【０００８】 前記、有名化粧品の使用済み空容器は、香水容器、化粧水容器のキャップ、口 紅容器、アイシャドー容器、コンパクトその他諸々化粧料の各種形態の容器を適 用する。

【０００９】 図１及び図２は、口紅の空容器を装飾品１に再利用した一例を示し、装飾品１ としてフアッション時計１ａに適用した例を示す。

【００１０】 実施に際しては、口紅容器のキャップの表面に表示された有名ブランド２１部 分を円盤に切削して装飾体２をなす時計文字盤１０を構成し、この文字盤１０の 内側に時計機械部１２、表側に短針及び長針１３を装備して時計本体１１に嵌込 み、短針及び長針１３を含む文字盤２１を透明ガラス１４にて覆ってある。

【００１１】 時計本体１１には、両側辺にそれぞれ止めピン１５を配備し、支持手段３をな す一対のベルト３１、３２を取付けてフアッション時計１ａを構成したものであ る。

【００１２】 上記、フアッション時計１ａでは、時刻表示に針表示を適用したが、これに代 えて液晶によるデジタル表示とすることも勿論可能である。

【００１３】 図３及び図４に示した第２実施例は、おしろい或いはアイシャドーその他の化 粧料の空容器を装飾品１に再利用した一例を示し、装飾品１として置き時計１ｂ に適用した例を示す。

【００１４】 上記の空容器は、容器本体１６と蓋１７の一遍が開閉式に軸止めされており、 蓋１７の表面に表示された有名ブランド２１部分をその儘残して時計文字盤１０ をなす装飾体２としてある。 実施に際しては、予め蓋１７に対し、有名ブランド２１部分のセンターに軸孔 を穿設して蓋内部に取付けた時計機械部１２の駆動軸を取り出し、この駆動紬に 短針、長針１３を配備して置時計としたものである。尚、図面では、時計表示の 長針、短針１３を空容器の外側に設けた例を示したが、実施に際しては、長針、 短針１３を含む時計機械部１２の全体を空容器の内部に設けるも可い。

【００１５】 該実施例の支持手段３は、容器本体１６と蓋１７を開放した際、開放状態に保 持される容器本体および蓋を支持手段に利用したものである。 また、上記置時計１ｂでは時刻表示に針表示を適用したが、前記第１実施例と 同様にデジタル表示とすることも勿論可能である。

【００１６】 図５及び図６に示した第３実施例は、各種化粧料容器の空容器を他の装飾品１ に再利用したもので、該実施例の装飾品１として、例えばペンダントトップ、イ ヤリング、ブレスレットの飾り等に適用する。

【００１７】 実施に際しては、予め、各種化粧料容器の表面に表示された有名ブランド２１ 部分を円形、多角形等任意の形状に切削して装飾体２をなす飾り板２２、及び、 該飾り板２２の適合する形状の鍔付きリング１９を設け、この鍔付きリング１９ に飾り板２２を嵌着して装飾品１を構成する。

【００１８】 鍔付きリング１９には、支持手段３をなす止め具３３を設けて、ペンダント或 いはブレスレット用チエン、紐等に取付け、または、イヤリングとしてリサイク ル装飾品を構成したものである。

【００１９】 図７に示した第４実施例は、前記吊り下げタイプの装飾品１に対し、第１実施 例と同様に、飾り板２２の内側に時計機械部１２を内蔵し且つ飾り板２２の適所 に抜孔を設け、この抜孔に時計をデジタル表示する液晶体１３ａ配備してリサイ クル装飾体１を構成したものである。

【００２０】

【考案の効果】

この考案は上記の如く、有名ブランド化粧品等使用済み空ら容器の特徴部分を 利用した装飾体に支持手段を付設してリサイクル壁飾品を構成したから、有名ブ ランド化粧品の利用者をして、通常は棄捨される使用済み空容器を用いて、唯一 且つオリジナルなリサイクル装飾品を得ることができ、以て、資源の有効利用お よび初期の考案目的を達成した実用上の効果を奏する。

【００２１】

【図面の簡単な説明】

図１は、この考案の空化粧品容器を用いた装飾品の第１
実施例の平面図である。図２は、図１中Ａ−Ａ線に沿う
断面図である。図３は、装飾品の第２実施例の斜視図で
ある。図４は、図３中Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。図
５は、装飾品の第３実施例の正面図である。図６は、図
５中Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。図７は、装飾品の第
４実施例の断面図である。

【符号の説明】

１．リサイクル装飾品 ２．装飾体 ３．支持手段

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】有名ブランド化粧品等使用済み空ら容器の
   特徴部分にて構成した装飾体と、該装飾体に付設された
   支持手段とから成るを特徴とする空化粧品容器を用いた
   装飾品。
2. 【請求項２】有名ブランド化粧品等使用済み空ら容器
   が、香水容器及び化粧水容器及び口紅容器及びおしろい
   容器その他の化粧料容器である請求項１記載の空化粧品
   容器を用いた装飾品。
3. 【請求項３】装飾体が、ペンダントトップ、指輪、フア
   ッション時計、ブローチ、イャリングその他の装飾体で
   ある請求項１記載の空化粧品容器を用いた装飾品。
4. 【請求項４】支持手段が、腕装着用バンド又はチエン及
   び紐その他の吊り具その他の支持具である請求項１記載
   の空化粧品容器を用いた装飾品。