JPH0261878A - ディジタルデータ記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッドを用いてテープ上に形成されたデ
ータブロック領域に新たなデータを再記録する動作（以
降リライトと称す）か若しくは上記データブロックに続
けて新たなデータを記録する動作（以降アペンドと称す
）を高速に実現するディジタルデータ記録再生装置に関
するものである。

従来の技術 近年ディジタル記録再生技術は、広い分野に応用される
ようになり、特にディジタルオーディオ分野ではめざま
しい発展を遂げ、回転ヘッド方式のディジタルのオーデ
ィオ・テープレコーダ（ＤＡＴ）などが実用化されるに
至っている。

また一方、ＤＡＴなどの回転ヘッド方式の、−テープを
記録媒体とするディジタルデータ記録再生技術をコンピ
ュータの補助記録装置へ応用しようと幼う試みが盛んに
なってきた。これらの装置は、ディジタル化されたオー
ディオデータの代わりにコンピュータから与えられるデ
ィジタルデータを予め設定された一定量のデータ形式で
あるデータブロック毎に順次記録し、再生時にはオーデ
ィオ用途の場合と同じく、ディジタルデータを読み取り
データブロックとして出力するものであり、極めて大容
量データの記録、再生、及び保存を可能にしている。ま
た上記装置のデータブロック間の領域には、誤り訂正符
号などが記録されるオプションのフレームであるオプシ
ョンフレームと、データブロックのデータをリライトか
若しくはアペンドした時に次のデータブロックの先頭フ
レームを壊さないため若しくは上記オプションフレーム
を追加する場合のためにリザーブしであるアンプルフレ
ームとが記録される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、データブロック間
に存在するオプションフレームとアンプルフレームとの
フレーム数を任意に設定する場合、再生中のフレームか
ら次のデータブロックの先頭フレームまでのフレーム数
が分からず、次のデータブロックをリライト若しくはア
ペンドするために次のデータブロックの先頭フレームよ
り予め定められたフレーム数だけ前のフレームから記録
すべきデータを予め信号処理部に設定する事が出来ずデ
ータを記録をしないまま行き過ぎてしまい、−旦テープ
を巻き戻して記録すべきデータを信号処理部に設定して
記録を再開するために時間を費やすという第一の問題点
と、第一の問題点を解決するためにオプションフレーム
とアンプルフレームとのフレーム数を固定にする場合、
リライト若しくはアペンド時に新たに誤り訂正符号など
のオプションのフレームを設けたい場合でもフレーム数
に予め限界があり拡張性に欠けるという第二の問題点と
、通信手段から送信されてくる次のデータブロックのデ
ータが次のデータブロックの先頭フレームより予め定め
られたフレーム数だけ前のフレームからの信号処理部へ
の設定に間に合わないときに、−旦テープを巻き戻して
次のデータブロックのデータを送信し信号処理部に設定
して記録を再開するために時間を費やすという第三の問
題点を有していた。本発明は上記従来の問題点を解決す
るもので、高速にリライト若しくはアペンドするディジ
タルデータ記録再生装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のディジタルデータ記
録再生装置は、複数のフレームであり上記通信手段から
得るデータを含むデータブロック領域をテープ上に形成
する第一の記録手段と、各フレーム毎に上記データブロ
ックの先頭フレームから次のデータブロックの直前フレ
ームまでのフレーム数を示す情報であるフレーム情報と
、上記データブロックの先頭フレームを基準として次の
データブロックの直前フレームまでに完結する連番であ
るデータブロックフレーム番号と、データブロックが有
効であるか若しくは無効であるかを識別するデータブロ
ック使用情報とをトラック上の予め定められた特定領域
に記録する第二の記録手段と、上記第一の記録手段によ
り記録されたデータと上記第二の記録手段により記録さ
れたフレーム情報とデータブロックフレーム番号とデー
タブロック使用情報とを再生する再生手段と、上記再生
手段により再生されたフレーム情報とデータブロックフ
レーム番号とから次のデータブロックの先頭フレームを
算出する算出手段とを備えたものである。

作用 本発明は上記した構成により、フレーム情報と、データ
ブロックフレーム番号と、データブロック使用情報とを
トラック上の予め定められた特定領域に記録することに
より、次のデータブロックをリライト若しくはアペンド
する時に次のデータブロックの先頭フレームから予め定
められたフレーム数だけ前のフレームを算出し、そのフ
レームから記録すべきデータを予め信号処理部に設定す
る事により記録動作を継続することができ、また新しい
データブロックを記録するときに誤り訂正符号などのオ
プションフレームを設けたい場合フレーム数を任意に設
定することができ、また通信手段から送信されてくる次
のデータブロックのデータが次のデータブロックの信号
処理部への設定に間に合わないときに、次のデータブロ
ックには各フレーム毎に”無効データブロック”を示す
データブロック使用情報を設定することにより記録動作
を継続することができる。

実施例 以下、本発明のディジタルデータ記録再生装置の実施例
について、図面を参照しながら説明する。

まず第１図は、本発明の一実施例におけるディジタルデ
ータ記録再生装置の構成を示すものである。第１図にお
いて、１はカセットハーフ、２はリール、３はテープ、
４はシリンダ、５ａ、５ｂはヘッド、６はリール２とシ
リンダ４の動作を制御するメカニズム制御部であり、７
は記録動作ではディジタル信号を符号化しヘッド５ａ１
５ｂへ記録信号を供給し、再生動作ではヘッド５ａ、５
ｂから得られる再生信号を復号しディジタル信号を出力
する信号処理部であり、８はディジタルデータと制御情
報とを外部装置と送受信する通信部であり、９は送信部
８が送受信するディジタルデータを一時的に格納するデ
ータバッファであり、１０は記録動作では、フレーム情
報とデータブロックフレーム番号とデータブロック使用
情報とを信号処理部７に供給し、再生動作では上記フレ
ーム情報とデータブロックフレーム番号とデータブロッ
ク使用情報とを信号処理部７から抽出するデータブロッ
ク管理情報記録再生制御部であり、１１は記録動作では
データバッファ９の信号処理部７へのデータ転送を制御
し、再生動作ではデータバッファ９の通信部８へのデー
タ転送を制御するデータブロック記録再生制御部であり
、１２は記録動作では通信部８から制御情報を入力し予
め設定された制御手順に従ってメカニズム制御部６に動
作を指令し、フレーム情報とデータブロックフレーム番
号とデータブロック使用情報とをデータブロック管理情
報記録再生制御部１０に、またデータブロック記録再生
制御情報をデータブロック記録再生制御部１１に供給し
、再生動作では予め設定された制御手順に従ってメカニ
ズム制御部６に動作を指令し、データブロック管理情報
記録再生制御部１０からフレーム情報とデータブロック
フレーム番号とデータブロック使用情報とを抽出し、ま
たデータブロック記録再生制御情報をデータブロック記
録再生制御部１１に供給し、算出動作では上記再生動作
で得られたフレーム情報とデータブロックフレーム番号
の比較結果に従いデータブロック記録再生制御情報をデ
ータブロック記録再生制御部１１に供給するシステム制
御部である。

以上のように構成された本実施例のディジタルデータ記
録再生装置について、以下その動作について説明する。

説明に先立ち、第２図にテープフォーマットを示す。一
つのフレームは、隣接するプラスアジマストラックと、
マイナスアジマストラックより成り、それぞれのトラッ
クは、ディジタルデータを記録するメインデータ領域と
、その両側に位置し補助データを記録するサブデータ領
域とトラック同期信号であるＡＴＦ（Ａｕｔｏｍａｔｉ
ｃ　　Ｔｒａｃｋ　　Ｆｉｎｄｉｎｇ）信号を記録する
ＡＴＦ領域とからなる。

データブロックの記録状態として、データブロックのデ
ータが外部装置から転送された有効デー夕である有効デ
ータブロックと、無効データである無効データブロック
がある。

本実施例の動作には有効データブロックに関する動作と
して、記録動作、再生動作、算出動作がある。

まず、記録動作について詳細に説明する。記録動作では
、フレーム情報とデータブロックフレーム番号とデータ
ブロック使用情報とを上記サブデータ領域に記録し、通
信手段を介してから与えられるユーザーデータをメイン
データ領域に記録する。第３図にデータブロックＡのフ
レーム情報が先頭フレームから次のデータブロックＢの
直前フレームまでのフレームの総数ｎである場合を示す
が、上記フレーム情報ｎと、データブロックＡの先頭フ
レームを基準としたデータブロックフレーム番号と、デ
ータブロック使用情報とから各フレーム毎のデータブロ
ック管理情報が構成される。

データブロックフレーム番号は先頭フレームから順に１
．２．３・・・となり、次のデータブロックＢの先頭フ
レームの直前のフレームでｎとなる。また、データブロ
ック使用情報には有効データを示す情報として”１”を
設定する。次に第１図に於て、データブロック管理情報
記録再生制御部１０とデータブロック記録再生制御部１
１は、システム制御部１２を介してメカニズム制御部６
に動作指令を与えメカニズムを駆動させると共に、フレ
ーム情報とデータブロックフレーム番号とデータブロッ
ク使用情報とデータブロックデータとを信号処理部７に
転送しヘッド５ａ、５ｂを介して各フレーム毎にサブデ
ータ領域にフレーム情報とデータブロックフレーム番号
とデータブロック使用情報とを記録し、メインデータ領
域にデータブロックデータを記録する。

次に、再生動作について詳細に説明する。第１図に於て
、データブロック管理情報記録再生制御部１０とデータ
ブロック記録再生制御部１１は、システム制御部１２を
介してメカニズム制御部６に動作指令を与えメカニズム
を駆動させると共に、サブデータ領域の中のフレーム情
報とデータブロックフレーム番号とデータブロック使用
情報と、メインデータ領域中のデータブロックデータと
をヘッド５ａ、５ｂを介して抽出し、信号処理部７から
上記フレーム情報とデータブロックフレーム番号とデー
タブロック使用情報とを上記データブロック管理情報記
録再生制御部１０に、上記データブロックデータをデー
タバッファ９に入力する。

次に算出動作について詳細に説明する。システム制御部
１２は上記再生動作によりデータプロ、ツク管理情報記
録再生制御部１０に入力されたフレーム情報とデータブ
ロックフレーム番号とを抽出し、フレーム情報とデータ
ブロックフレーム番号との差がＯになるフレームの次の
フレームを次のデータブロックの先頭フレームとして算
出する。

またフレーム情報とデータブロックフレーム番号との差
により、次のデータブロックの先頭フレームから予め定
められたフレーム数だけ前のフレームを算出できる。

次に本実施例の動作の無効データブロックに関する動作
について説明する。これは、上記外部装置または通信部
８のデータ転送速度が記録速度より低速でありデータの
信号処理部７への設定が間に合わない時に、仮想的に無
効データブロックを示す情報を記録することにより記録
動作を継続するものである。上記した有効データブロッ
クにおける動作との相違は、記録動作ではデータブロッ
ク使用情報に無効データを示す情報として”０″が記録
されることと、再生動作ではメインデータ領域中のデー
タブロックデータを再生しない点であり、その他は上記
した有効データブロックにおける動作と同様である。

以上のように本実施例によれば、データブロックのりラ
イト若しくはアペンドを高速にすることが実現できる。

なお、メカニズム制御部６、データブロック管理情報記
録再生制御部１０、データブロック記録再生制御部１１
、システム制御部１２はそれぞれ独立な制御部としたが
、これらはいくつかを統合してマイクロコンピュータで
構成し、ソフトウェアとして実現しても構わない。

また、本実施例のデータブロック管理情報記録再生制御
部１０ではフレーム情報とデータブロックフレーム番号
とデータブロック使用情報とをフレーム単位に記録再生
するとしたが、トラック単位に記録再生しても構わない
。

また、本実施例の算出手段で、フレーム情報とデータブ
ロックフレーム番号とから次のデータブロックの先頭フ
レームを算出したが、フレーム情報とデータブロック識
別情報とから次のデータブロックの先頭フレームを算出
しても構わない。

また、本実施例のデータブロック管理情報記録再生制御
部１０ではフレーム情報を先頭フレームから次のデータ
ブロックの直前フレームまでのフレームの総数としたが
、オプションフレームとアンプルフレームの総数として
も構わない。

発明の効果 以上のように本発明のディジタルデータ記録再生装置は
、複数のフレームであり上記通信手段から得るデータを
含むデータブロック領域をテープ上に形成する第一の記
録手段と、各フレーム毎に上記データブロックの先頭フ
レームから次のデータブロックの直前フレームまでのフ
レーム数を示す情報であるフレーム情報と、上記データ
ブロックの先頭フレームを基準として次のデータブロッ
クの直前フレームまでに完結する連番であるデータブロ
ックフレーム番号と、データブロックが有効であるか若
しくは無効であるかを識別するデータブロック使用情報
とをトラック上の予め定められた特定領域に記録する第
二の記録手段と、上記第一の記録手段により記録された
データと上記第二の記録手段により記録されたフレーム
情報とデータブロックフレーム番号とデータブロック使
用情報とを再生する再生手段と、上記再生手段により再
生されたフレーム情報とデータブロックフレーム番号と
から次のデータブロックの先頭フレームを算出する算出
手段とを備えたことにより、次のデータブロックをリラ
イト若しくはアペンドするために、次のデータブロック
の先頭フレームから予め定められたフレーム数だけ前の
フレームに記録すべきデータを予め信号処理部に設定す
る事ができ、データブロックを１つ記録する毎にその記
録にかかるより長い時間をかけてテープを巻き戻す動作
が不要となり高速化が容易に実現できる。

また、リライト若しくはアペンド時に新たに誤り訂正符
号などのオプションフレームを設ける場合、予めアンプ
ルフレームを余分に記録しておくことによりアンプルフ
レームをオプションフレームに容易に替えることができ
ると同時に、新しくデータブロックを記録するときに必
要に応じた大きさのオプションフレームを記録すること
が容易となり、テープの利用効率が高くなる。また、通
信部からのデータブロックの転送が間に合わないとき”
無効データブロック”を示すデータブロック使用情報を
設定して無効データブロックを記録することにより、記
録にかかるより長い時間をかけてテープを巻き戻す動作
が不要となり、高速化が容易に実現できる。また最初に
アンプルフレームをデータブロックに相当するフレーム
だけ記録するか若しくは無効データブロックを記録して
おくことによりその領域のランダムな記録が容易となり
、しかも構成が簡単である等の優れた特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図本発明のはディジタルデータ記録再生装置におけ
る一実施例の構成図、第２図はテープフォーマットの構
成図、第３図は本発明のフレーム情報とデータブロック
フレーム番号について示したデータブロック構成図であ
る。 １・・・・・・カセットハーフ、　　２・・・・・・リ
ール、　　３・・・・・・テープ、　　４・・・・・・
シリンダ、　　５ａ＋５ｂ・・・・・・ヘッド、　　６
・・・・・・メカニズム制御部、　　７・・・・・・信
号処理部、　　８・・・・・・通信部、　　９・旧・・
データバッフハ　　１０・・・・・・データブロック管
理情報記録再生制御部、　　１１・・・・・・データブ
ロック記録再生制御部、　　１２・・・・・・システム
制御部。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第 図 第 図 第 図 デーｑｉｒＪヮフイ黛ボ÷腎η乏

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディジタルデータと制御情報とを外部装置から送
   受信する通信手段と、プラスアジマストラックとマイナ
   スアジマストラックより成るフレームの集合であり上記
   通信手段から得るデータを含むデータブロック領域をテ
   ープ上に形成する第一の記録手段と、上記データブロッ
   クを識別するデータブロック識別情報と上記データブロ
   ックの先頭フレームから次のデータブロックの直前フレ
   ームまでのフレーム数を示す情報であるフレーム情報と
   を各フレーム毎にトラック上の予め定められた特定領域
   に記録する第二の記録手段と、上記第一の記録手段によ
   り記録されたデータと上記第二の記録手段により記録さ
   れたデータブロック識別情報とフレーム情報とを再生す
   る再生手段と、上記再生手段によりに再生されたデータ
   ブロック識別情報とフレーム情報とから次のデータブロ
   ックの先頭フレームを算出する算出手段とを備えたこと
   を特徴とするディジタルデータ記録再生装置。
2. （２）第二の記録手段は、データブロックの先頭フレー
   ムを基準として次のデータブロックの直前フレームまで
   に完結する連番であるデータブロックフレーム番号を記
   録する制御手段を備えたことを特徴とする請求項１記載
   のディジタルデータ記録再生装置。
3. （３）算出手段は、再生手段によりに再生されたフレー
   ム情報とデータブロックフレーム番号とから次のデータ
   ブロックの先頭フレームを算出する制御手段を備えたこ
   とを特徴とする請求項１記載のディジタルデータ記録再
   生装置。
4. （４）第二の記録手段は、データブロックが有効である
   か若しくは無効であるかを識別するデータブロック使用
   情報を記録する制御手段を備えたことを特徴とする請求
   項１記載のディジタルデータ記録再生装置。