JPH0261667A - 画像読取り装置の光学系調整装置 - Google Patents

画像読取り装置の光学系調整装置

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JPH0261667A
JPH0261667A JP21275188A JP21275188A JPH0261667A JP H0261667 A JPH0261667 A JP H0261667A JP 21275188 A JP21275188 A JP 21275188A JP 21275188 A JP21275188 A JP 21275188A JP H0261667 A JPH0261667 A JP H0261667A
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JP
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mirror frame
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JP21275188A
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English (en)
Inventor
Seiji Fujioka
誠二 藤岡
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真複写機等の画像読取り装置における
装置本体の所定部材に光学系を組付ける際に使用され、
該光学系を、装置本体の所定部材の最も適切な位置に組
付けることができる画像読取り装置の光学系調整装置に
関する。
(従来の技術) 電子写真複写機では、原稿載置台上に載置された原稿の
像を、光学系により感光体ドラム上に露光する。該光学
系は、原稿載置台上に載置された原稿の画像を、合焦状
態で、しかも光軸がずれることなく所定の倍率で感光体
ドラム上に露光させなければならない。そのためには、
該光学系を、原稿載置台および感光体ドラムに対して、
適切な位置にしかも適切な状態になるように所定部材に
対して位置決めしなければならない。このため、光学系
は、複写機本体の所定部材に組付ける際に、該所定部材
に対して適切な位置および適切な姿勢となるように調整
する必要がある。
従来、複写機本体における所定部材への光学系の組付け
に際しての該光学系の調整は、次のようにして行われて
いる。感光体ドラムにおける原稿画像露光位置表面に対
応した位置に、予め、テストチャートを配設し、他方、
原稿載置台の原稿面に対応した位置に撮像装置を配設し
ておく。そして、テストチャートの画像を複写機本体に
仮止めされた光学系を介して撮像装置に投射して、該撮
像装置により捉えられたテストチャートの画像をモニタ
ーテレビにより写し出し、作業者がモニターテレビに写
し出されたテストチャートの画像を目視して、その画像
が適切な状態になるように、複写機本体の所定部材に対
する光学系位置を調整している。
このような光学系の調整方法では、作業者がテストチャ
ートの画像を目視して判断するため、作業者の熟練度等
により個人差が生じ、光学系の組付は精度にバラツキが
生じる。しかも、光学系の調整も作業者の手作業により
行われるため、精度が非常に悪い。また、撮像装置、モ
ニターテレビ等の大型装置が必要であり、経済性が悪く
、しかも大型な描像装置の取付は等に長時間を要し、作
業性が悪いという問題がある。
このような問題を解決するために、実開昭632016
5号公報には、撮像装置に替えて画像センサを設けた光
学系検査装置が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 該公報に開示された光学系検査装置は、テストチャート
の画像を画像センサにて捉えて、光学系の状態を演算処
理手段にて判断し、その状態を表示手段にて表示するよ
うになっている。そのため、従来のように作業者の目視
によりテストチャートの画像の良否を判断する必要がな
く、光学系の状態を適切に捉えることができる。しかし
、光学系の所定部材に対する位置、姿勢等の調整は、作
業者による手作業で行わなければならず、光学系の所定
部材に対する位置等の微調整を行うことができない。光
学系は、解像度が最適であり、しかも、所定倍率の画像
を投射し得て、さらには光軸がずれていないことが必要
であり、これらのすべてを満足するように調整すること
はほとんど不可能である。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、画像読取り装置の装置本体における所定部材に対
する光学系の位置調整を高精度でしかも短時間に行うこ
とができる光学系調整装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の光学系調整装置は、画像読取り装置における装
置本体の所定部材に光学系を組付ける際に使用される光
学系調整装置であって、装置本体の静電潜像担持体取付
位置に取付けられ、内部に設けられた光源によりテスト
用チャートが露光されるチャートユニットと、装置本体
の所定部材に対して移動可能に仮止めされた光学系に係
止して該光学系の装置本体の所定部材に対する組付は位
置を変更する光学系位置変更手段と、装置本体の原稿載
置位置に装着され、前記チャートユニットから光学系を
介して投射されるテスト用チャートの画像を受光する受
光センサと、該受光センサの出力に基づき前記光学系を
所定部材に対して所定位置とすべく前記光学系位置変更
手段を動作させる演算制御手段とを具備してなり、その
ことにより上記目的が達成される。
また、本発明の光学系調整装置は、画像読取り装置にお
ける装置本体の、所定部材に光学系を組付ける際に使用
される光学系調整装置であって、装置本体の静電潜像担
持体取付位置に取付けられ、内部に設けられた光源によ
りテスト用チャートが露光されるチャートユニットと、
装置本体の所定部材に対して移動可能に仮止めされた光
学系に係止して該光学系の装置本体の所定部材に対する
組付は位置を変更する光学系位置変更手段と、装置本体
の原稿載置位置に装着され、前記チャートユニットから
光学系を介して投射される複数のテスト用チャートの画
像をそれぞれ受光する複数の受光センサと、いずれかの
受光センサの出力に基づき前記光学系を所定部材に対し
て所定位置とすべく前記光学系位置変更手段を動作させ
る演算制御手段と、光学系が装置本体の所定部材に対し
て所定位置となった場合に前記受光センサの出力に基づ
き該光学系の光学的情報を表示する表示手段とを具備し
てなり、そのことにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の光学系調整装置は、電子写真複写機における複
写機本体の所定部材に光学系を組付ける際に、例えば原
稿固定型の複写機における光学系の第1ミラー枠の調整
のために使用される。
本発明の光学系調整装置は、第1図に示すように、光学
系50のみが仮固定された組立て未完了の複写機本体4
0に装着されて使用される。光学系50は、複写機本体
40の原稿載置台が配設される上面に沿って移動する第
1ミラー枠51および第2ミラー枠52を有する。第1
ミラー枠51は、複写機本体40の側部のホームポジシ
ョンに配設されており、複写機本体40の正面側(第1
図中紙面に垂直な方向の手前側)および背面側方向に長
くなっている。
該第1ミラー枠51の各端部は、正面側側板および背面
側側板に沿ってそれぞれ配設された一対のワイヤに固定
されることにより、両ワイヤにより該第1ミラー枠51
が複写機本体40の左右方向へ移動される。
第2ミラー枠52は、第1ミラー枠51の移動方向とは
反対側にて該第1ミラー枠51とは平行になっており、
その各端部には、プーリが取付けられている。そして、
各プーリに前記各ワイヤが巻き掛けられて、各ワイヤに
より該第2ミラー枠52は、第1ミラー枠51の移動速
度の172の速度で複写機本体40の上面に沿って移動
される。
第1ミラー枠51には、複写機本体40の上面に取付け
られる原稿載置台に載置された原稿の照射用光源51a
と、該光源51aから投射されて原稿から反射された光
を第2ミラー枠52に向かって直角に反射する第1反射
鏡51bとが取付けられられている。第2ミラー枠52
には、第1ミラー枠51に取付けられた第1反射鏡51
bにて反射された光を、180度にわたって反転させる
一対の第2反射鏡52aおよび第3反射鏡52bが取付
けられている。
第2ミラー枠52に取付けられた第2および第3の各反
射鏡52aおよび52bにて反射された光は、レンズ5
3を通って、複写機本体40のホームポジションとは反
対側側部に配設された第4反射鏡54にて反射され、所
定の露光位置に導かれる。
本発明の光学系調整装置は、このように複写機本体40
に光学系50が配設されて、その第1ミラー枠51の各
端部が各ワイヤに緩く仮止めされた状態で使用される。
このとき、該第1ミラー枠5Iの各端部は、各ワイヤに
沿って移動可能となっている。
該光学系調整装置は、複写機本体40上面の原稿載置台
を配設すべき位置に取付けられる調整ユニットIOと、
複写機本体40内の怒光体ドラムを配設すべき位置に取
付けられるチャートユニット20とを有する。
チャートユニット20は、第2図に示すように、ハウジ
ング21内にテストチャート照射用の光源22が配設さ
れている。ハウジング21には、複写機本体40の感光
体ドラム(静電潜像担持体)配設位置に取付けられた場
合に、第4反射鏡54に対向するテストチャート配設面
21aが設けられている。該テストチャート配設面21
aは、複写機本体40に配設される感光体ドラムの軸方
向に長くなっており、感光体ドラムが配設された際に原
稿が露出される面に対応した位置になる。該テストチャ
ート配設面21aの中央部には、その長手方向とは直交
する方向に長孔が開設されており、該長孔に、光軸テス
ト用チャート23が貼着されている。該光軸テスト用チ
ャート23は、非透光性シートにテストチャート配設面
21aの長手方向と直交するスリットが形成されたもの
である。該スリットは光学系50の光軸に対応した位置
に形成されている。テストチャート配設面21aの各側
部には、そのテストチャート配設面21aの長手方向に
長(なった長孔がそれぞれ形成されており、各長孔に、
解像力および直角度テスト用チャート24および24が
それぞれ貼着されている。該解像力および直角度テスト
用チャート24は、非透光性シートに、直角度テスト用
パターンとしてテストチャート配設面21aの長手方向
に延びる1本のスリットがその外側部に形成されており
、その内側には解像力テスト用パターンとして、テスト
チャート配設面21aの長手方向と直交する方向に延び
る複数のスリットが所定の間隔をあけて形成されている
複写機本体40の上面に取付けられる調整ユニット10
は、第3図〜第6図に示すように、直方体状の調整本体
部Itと、該調整本体部11の各側部に取付けられた一
対の光学系位置変更手段12および12とを有する。各
光学系位置変更手段12には、各側方へ突出する一対の
クランプ部材13および13 (第3図に一方のみが示
されている)がそれぞれ回動可能に配設されており、両
クランプ部材13にて、該調整ユニッ)10を、その各
光学系位置変更手段12が第1ミラー枠51の各端部上
方に位置するように、複写機本体40に固定される。
調整本体部11の下面には、第1ミラー枠51に取付け
られた第1反射鏡51bの中央部に対向して、その長手
方向に多数のフォトダイオードが並設されたフォトダイ
オードアレイllaが配設されており、該フォトダイオ
ードアレイllaのフォトダイオード並設方向の各側方
には、該フォトダイオードアレイllaとは直線状に並
設された一対のCCDラインセンサllll上びllb
がそれぞれ配設されている。また、各CCDラインセン
サllbの外側方には、各CCDラインセンサIlbと
は直交する方向に多数のフォトダイオードが並設された
フォトダイオードアレイllcおよびllcが配設され
ている。
該調整本体部11内には、例えばマイクロコンピュータ
を用いた演算制御部11dが配設されている。
該演算制御部lidは、各フォトダイオードアレイ11
aおよびllcと各CCDラインセンサIlbとの出力
に基づき所定の演算を行い、かつその演算結果を、該調
整本体部11の正面に設けられた表示装置lieにて表
示すると共に、後述の各ステッピングモータ12fを制
御する。
該調整本体部11の各側方にそれぞれ配設された各光学
系位置変更手段12は、調整本体部11の下部に水平状
に張出された底板12a上に、軸心が第1ミラー枠51
の移動方向に延びる水平状のボールネジ12bが回転可
能に架設されている。該ボールネジ12bの側方には、
該ボールネジ12bとは平行にガイド軸12cが架設さ
れている。そして、該ボールネジ12bには移動ブロッ
ク12dが螺合されており、該移動ブロック12dの一
側部にガイド軸12cが摺動可能に挿通している。従っ
て、ボールネジ12bが正逆回転することにより、移動
ブロック12dがねし送りされて、ガイド軸12cに沿
って平行移動する。
ボールネジ12bの一端は軸継手12eを介してステッ
ピングモータ12fの出力軸に連結されている。
そして、該ステッピングモータ12fによりボールネジ
12bが正逆回転され、移動ブロック12dが平行移動
される。
該移動ブロック12dの下方には、該移動ブロック12
dと一体となった支持ブロック12kが設けられており
、該支持ブロック12kには、ボールネジ12bの軸方
向に並設された一対の垂直な支持軸12gおよび12g
が螺合されている。各支持軸12gは、その回転操作に
より、該支持ブロック12kに対してねじ送りされて昇
降する。そして、両支持軸12gの下端部は、下降され
た状態で第1ミラー枠51の一方の端部を挟持し、移動
ブロック12dの移動に伴う支持ブロックに12にの移
動に伴い、該第1ミラー枠51の端部を、該第1ミラー
枠51を移動させるワイヤに沿って移動させる。
各光学系位置変更手段12の底板12aには、倒立U字
状の把手部12hがそれぞれ設けられており、該把手部
12hにより調整ユニット10全体が運搬される。
第7図は、本発明の光学系調整装置の制御系のブロック
図である。調整ユニッ目1に配設された一対のCCDラ
インセンサllll上びllbの出力は、タイミング回
路11gによるタイミングに同期して順次、フィルター
増幅回路11hに与えられる。該フィルター増幅回路1
1hは、各CCDラインセンサ11bの出力のノイズを
除去して増幅する。該フィルター増幅回路11hの出力
は、サンプルホールド・A/D変換回路11kに与えら
れており、該サンプルホールド・A/D変換回路11に
は、タイミング回路11gによるタイミングに同期して
、各CCDラインセンサllbからそれぞれ出力される
データを、サンプルホールドすると共に、A/D変換す
る。該サンプルホールド・A/D変換回路11にの出力
は画像メモリ回路11m+に与えられ、タイミング回路
11のタイミング信号により各CCDラインセンサll
bから出力される全データをメモリーする。そして、該
画像メモリ回路11mの出力は、タイミング回路11g
によるタイミングに同期して、各CCDラインセンサl
lbの全データ毎に演算制御部lidに与えられる。
演算制御部lidの出力は、各ステッピングモータ12
fをそれぞれ制御するステッピングモータ制御回路11
nおよびllnにそれぞれ与えられている。
また、演算制御部lidの出力は、調整ユニットlOの
表示装置11eの等倍変を表示する等倍変表示器lip
に与えらえている。該等倍変表示器lipは、例えば、
7セグメント表示器が用いられ(第5図参照)、咳等倍
変表示器lipにて等倍変が百分率にて表示される。
また、調整ユニットIOの下面の中央部に設けられたフ
ォトダイオードアレイllaの出力は、増幅器にて増幅
された後に、該調整ユニッ)10における表示装置li
eの下部に水平に配設された例えばLEDアレイ表示器
を用いた光軸度表示器11x(第5図参照)に与えられ
ている。該光軸度表示器11Xの各LEDはフォトダイ
オードアレイllaの各フォトダイオードに対応してお
り、受光したフォトダイオードに対応したLBDが点灯
する。
さらに、調整ユニット10の下面における各側部に配設
された一対のフォトダイオードアレイllcおよびll
cの出力は、増幅器にて増幅された後に、該調整本体部
11における表示装置1ieO側部に垂直に配設された
例えば一対のLEDアレイにて構成された、面角度表示
器11y(第5図参照)に与えられている。該面角度表
示器flyの各LEDアレイにおけるそれぞれのLED
は、各フォトダイオードアレイllcを構成するそれぞ
れのフォトダイオードに対応しており、各フォトダイオ
ードアレイIlcにおける受光したフォトダイオードに
対応したLEDが点灯する。
このような構成の本発明の光学系調整装置は次のように
使用される。複写機本体40内に光学系50が組付けら
れ、所定のワイヤに、その第1ミラー枠51が移動可能
に仮止めされた状態で、本発明の光学系調整装置におけ
る調整ユニット10が、複写機本体40の所定位置にク
ランプ部材13にて固定される。そして、該調整ユニッ
トIOにおける各光学系位置変更手段12のそれぞれの
支持軸12gを回転操作して下降させ、一対の支持軸1
2gにて第1ミラー枠51の端部を挟持させる(第6図
参照)。
他方、光学系調整装置におけるチャートユニット20を
、複写機本体40の感光体ドラムを配設すべき位置に取
付け、第4反射鏡54にそのハウジング21のテストチ
ャート配設面21aを対向させておく。
このような状態で、チャートユニット20におけるハウ
ジング21内の光源22を点灯すると、そのテストチャ
ート配設面21aに設けられた各テスト用チャートの画
像が、第4反射鏡54、レンズ53、第2ミラー枠52
の第3反射鏡52bおよび第2反射鏡52a、第1ミラ
ー枠51の第1反射鏡51bを介して、調整ユニット1
0の調整本体部11下面に投射される。
このとき、テストチャート配設面21aに”おける中央
部の光軸テスト用チャート23の画像は、調整本体部1
1下面中央部のフォトダイオードアレイllaに投射さ
れる。また、テストチャート配設面21aの各側部にお
ける解像力および面角度テスト用チャート24のそれぞ
れの解像力テスト用パターンは、調整本体部11下面に
おける各テスト用パターン配列側とは反対側側部に配設
された各CCDラインセンサllbに投射され、また該
テスト用チャート24の面角度テスト用パターンは、調
整本体部11下面における各テスト用パターン配設側と
は反対側側部に配設された各フォトダイオードアレイl
lcに投射される。そして、一対のCCDラインセンサ
llll用力に基づいて、第1ミラー枠51が、解像度
の最も適切な位置となるように、演算制御部lidは、
各ステッピングモータ12fをそれぞれ制御する。
各CCDラインセンサllbの出力に基づ<演算制御部
lidの制御について、第8図のフローチャートに基づ
き説明する。演算制御部lidは、各CCDラインセン
サllbの出力に基づき、そのCCDラインセンサll
ll用設された側のステッピングモータ12fを制御す
る。まず、演算制御部lidは、第8図■で示すように
、ステッピングモータ12fを駆動し、第1ミラー枠5
1の端部を、それぞれその移動域の端部(原点)にまで
移動させる。次いで、一方のCCDラインセンサlll
l用−タは画像メモリー回路11mに書き込まれる。一
方のCCDラインセンサllll用−タが書き込まれる
と、他方のCCDラインセンサtibのデータも同様に
して書き込まれる。次いで、このようにしてメモリーさ
れた画像メモリ回路11mの出力が演算制御部lidに
読み込まれる(■)。
各CCDラインセンサllbには、解像力テスト用パタ
ーンの画像が投射されている。解像力テスト用パターン
は、複数のスリットが適当な間隔で配設されており、そ
の各スリットを透過した光が、CCDラインセンサll
ll用えられる。CCDラインセンサllll用力は、
各スリットを透過した光が到達する部分と、光が到達し
ない部分との光強度の差により生じる波形状になる。C
CDラインセンサllll用射される解像力テスト用パ
ターンが合焦状態であれば、該CCDラインセンサll
bに捉えられる光強度は大きくなり、解像力は高いもの
とみなされる。その結果、各CCDラインセンサllb
にて捉えられる光強度により、解像力が演算される(■
)。一方のCCDラインセンサllll用力に基づき解
像力が演算されると、他方のCCDラインセンサlll
l用力に基づく解像力が同様にして演算される。
このようにして、各CCDラインセンサllbの出力に
基づく解像力の演算が終了すると、演算制御部lidは
その演算値を、−旦記憶すると共に、ステッピングモー
タ12fを1ステップ分だけ駆動する(■)。これによ
り、第1ミラー枠51の各端部は、それぞれ所定距離だ
けワイヤに沿って移動され、その位置にて、各CCDラ
インセンサllb出力に基づく解像力の演算が行われる
二のようにして、各ステッピングモータ12fをそれぞ
れ所定ステップにわたって駆動させ、第1ミラー枠51
の各端部を所定の長さにわたって順次移動させると(■
)、演算制御部lidは、各CCDラインセンサllb
に基づき演算された全ての解像力(MTF)の値をそれ
ぞれ補正してノイズ等を除去しく■)、各CCDライン
センサllbに基づく解像力(MTF)の最大値をそれ
ぞれ演算する(■)。そして、解像力(MTF)の最大
値となる位置へ第1ミラー枠51の各端部を移動させる
ために必要な各ステッピングモータ12fのステップ回
数を演算しく■)、各ステッピングモータ12fをその
ステップ回数だけ駆動する(■)。これにより、第1ミ
ラー枠51の各端部は、光学系50の解像力が最大とな
る位置にまで移動される。
このように、第1ミラー枠51が、光学系50の解像力
が最大となる位置にまで移動されると、調整ユニット1
0の下面に設けられた各フォトダイオードアレイlla
およびllc 、各CCDラインセンサllbの検出結
果に基づき、光軸のずれ、光軸に対する第1ミラー枠5
1の傾き(直角度)、および光学系50の等倍変につい
て、表示装置lieにそれぞれが表示される。
光軸のずれは、調整ユニッ)10の下面中央部に設けら
れたフォトダイオードアレイllaの検出結果により求
められる。該フォトダイオードアレイ11aには、光軸
テスト用チャート23における光学系50の光軸に対応
して設けられたスリットを透過した光が投射される。そ
して、光学系の光軸がずれていない場合には、その光は
、フォトダイオードアレイllaの中央部のフォトダイ
オードに受光される。光学系50の光軸がずれている場
合には、光軸テスト用チャート23のスリットを透過し
た光は、フォトダイオードアレイllaの中央部のフォ
トダイオードからいずれかの側方に配設されたフォトダ
イオードにて捉えられる。該フォトダイオードアレイl
laの各フォトダイオードの出力は、表示装置lieに
おける光軸度表示器11xを構成する各LEDに与えら
れており、各LEDが水平方向に配設された光軸度表示
器11xの点灯したLED位置により、光学系50の光
軸のずれが判定される。
また、調整ユニット10の下面の各側部に設けられた一
対のフォトダイオードアレイllcおよびllcには、
その各フォトダイオードアレイllcの配設側とは反対
側の解像力および直角度テスト用チャート24における
各直角変周パターンのスリットを透過した光がそれぞれ
投射される。そして、その光は、各フォトダイオードア
レイllcにおけるいずれか1つのフォトダイオードに
て受光される。
表示装置lieにおける面角度表示器11yの各LED
アレイflyの各LEDには、各フォトダイオードアレ
イllcのフォトダイオードの出力が与えられている。
その結果、第1ミラー枠51が光軸とは直交する方向に
対して平行になっている場合には、対をなすフォトダイ
オードアレイllcにおけるその長手方向のそれぞれ同
一位置にあるフォトダイオードにのみ光が照射され、そ
のフォトダイオードに対応した面角度表示器flyの各
1.EDアレイにおけるLEDが点灯する。従って、面
角度表示器11yの点灯したLED位置により、第1ミ
ラー枠51が光軸とは直交する方向に対して傾いた状態
になっているか否かを判定でき、しかも、その傾きの状
態も容易に捉えることができる。
さらに、各CCDラインセンサllbの出力に基づき、
光学系50の等倍変が表示装置lieの等倍変表示器l
ipにて表示される。各CCDラインセンサ11bには
、前述のように、各解像力テスト用パターンの各スリッ
トを透過した光がそれぞれ投射される。演算制御部11
d、その解像力テスト用パターンにおける最外側のスリ
ットを透過した光の各CCDラインセンサllbにおけ
るそれぞれの受光位置から、両受光位置の距離を演算す
る。この距離は、一対のCCDラインセンサllll上
びllbの間隔を予め求めておけば、容易に演算し得る
。そして、各CCDラインセンサllbの受光位置間距
離を、予め求めされた各解像力テスト用パターンの最外
側のスリット間の距離と対比し、その距離の割合が等倍
変として百分率で求められる。例えば、両距甜が等しい
場合には、等倍変は100%として、7セグメント表示
器を用いた等倍変表示器11Pにてoo、ooと表示さ
れる。
このようにして、第1ミラー枠51の解像力が。
表示装置lieの表示により最適位置になると、第1ミ
ラー枠51の各端部をワイヤに固定する。このような状
態において、光学系50における最適状態となった第1
ミラー枠51位置における光軸のずれ、第1ミラー枠5
1の光軸に対する直角度、光学系50の等倍変が表示装
置lieに表示される。作業者はこの表示装置lieの
表示に基づき光軸のずれがないことを確認し、また、第
1ミラー枠51の直角度のずれは、第2ミラー枠52の
取付は位置および姿勢を変更することにより調整される
なお、上記実施例では、第1ミラー枠51が一対のワイ
ヤにて駆動される両側駆動方式の場合について説明した
が、本発明はこのような場合に限定されるものではなく
、第1ミラー枠の一方の端部をロッドに固定する片側駆
動の場合にも本発明は適用できる。この場合には、光学
系位置変更手段は第1ミラー枠のロッドに固定される側
とは反対側の端部を上下方向へ移動させ解像度が最適状
態になるようにすればよい。
(発明の効果) 本発明の光学系調整装置は、このように受光センサの出
力に基づき、光学系を、複写機本体の所定部材に対して
所定位置となるように移動させることができるため、光
学系の位置調整作業は高精度でしかも簡単に行える。ま
た、本発明の光学系調整装置は、このように所定部材に
対して所定位置となった光学系の光学的情報が表示手段
にて表示されるため、作業者は所定部材に対して最適位
置となった光学系の微調整をきわめて容易に行える。そ
の結果、複写機本体に対して光学系を高精度で、かつき
わめて容易に組付けることができる。
4 °° の  な−゛日 第1図は本発明の光学系調整装置を複写機本体に装着し
た状態の要部側面図、第2図はチャートユニットの斜視
図、第3図は調整ユニットを複写機本体の要部と共に示
す斜視図、第4図は調整ユニットの一部破断平面図、第
5図はその正面図、第6図はその側面図、第7図は制御
系のブロック図、第8図は演算制御部における処理内容
の一例を示すフローチャートである。
10・・・調整ユニット、11・・・本体部、11a、
11c・・・フォトダイオードアレイ、llb・・・C
CDラインセンサ、lid・・・演算制御部、lie・
・・表示装置、12b・・・ボールネジ、12c・・・
ガイド軸、12d・・・移動ブロック、12f・・・ス
テッピングモータ、12g・・・支持軸、40・・・複
写機本体、50・・・光学系J51・・・第1ミラー枠
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像読取り装置における装置本体の所定部材に光学
    系を組付ける際に使用される光学系調整装置であって、 装置本体の静電潜像担持体取付位置に取付けられ、内部
    に設けられた光源によりテスト用チャートが露光される
    チャートユニットと、 装置本体の所定部材に対して移動可能に仮止めされた光
    学系に係止して該光学系の装置本体の所定部材に対する
    組付け位置を変更する光学系位置変更手段と、 装置本体の原稿載置位置に装着され、前記チャートユニ
    ットから光学系を介して投射されるテスト用チャートの
    画像を受光する受光センサと、該受光センサの出力に基
    づき前記光学系を所定部材に対して所定位置とすべく前
    記光学系位置変更手段を動作させる演算制御手段と、 を具備する画像読取り装置の光学系調整装置。 2、画像読取り装置における装置本体の所定部材に光学
    系を組付ける際に使用される光学系調整装置であって、 装置本体の静電潜像担持体取付位置に取付けられ、内部
    に設けられた光源によりテスト用チャートが露光される
    チャートユニットと、 装置本体の所定部材に対して移動可能に仮止めされた光
    学系に係止して該光学系の装置本体の所定部材に対する
    組付け位置を変更する光学系位置変更手段と、 装置本体の原稿載置位置に装着され、前記チャートユニ
    ットから光学系を介して投射される複数のテスト用チャ
    ートの画像をそれぞれ受光する複数の受光センサと、 いずれかの受光センサの出力に基づき前記光学系を所定
    部材に対して所定位置とすべく前記光学系位置変更手段
    を動作させる演算制御手段と、光学系が装置本体の所定
    部材に対して所定位置となった場合に前記受光センサの
    出力に基づき該光学系の光学的情報を表示する表示手段
    と、を具備する画像読取り装置の光学系調整装置。
JP21275188A 1988-08-26 1988-08-26 画像読取り装置の光学系調整装置 Pending JPH0261667A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5524071A (en) * 1981-04-20 1996-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Image synthesis apparatus with designation of common areas in two images

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6258274A (ja) * 1985-09-09 1987-03-13 Toshiba Corp 画像形成装置
JPS6320165B2 (ja) * 1980-07-23 1988-04-26 Kubota Ltd

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