JPH026149B2 - - Google Patents

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JPH026149B2
JPH026149B2 JP12831680A JP12831680A JPH026149B2 JP H026149 B2 JPH026149 B2 JP H026149B2 JP 12831680 A JP12831680 A JP 12831680A JP 12831680 A JP12831680 A JP 12831680A JP H026149 B2 JPH026149 B2 JP H026149B2
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JP
Japan
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circuit
error
signal
word
correction
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JP12831680A
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JPS5753805A (ja
Inventor
Tadashi Kojima
Shigeru Tomidokoro
Seishi Kageyama
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP12831680A priority Critical patent/JPS5753805A/ja
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Publication of JPH026149B2 publication Critical patent/JPH026149B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はデジタル信号処理装置に係り、特に
オーデイオ信号等の情報信号を例えばPCM信号
等のデジタルデータに変換して記録再生を行なう
ものにおいて、その再生部を改良したものに関す
る。
近時、例えば音楽等のオーデイオ信号をPCM
化して、一般の家庭用ビデオテープレコーダで記
録再生を行なういわゆるPCM記録再生システム
の開発が盛んに行なわれている。そして、このよ
うなシステムにおいては、PCMオーデイオ信号
をNTSC方式等の標準テレビジヨン信号に準じた
形式のデータフオーマツトの信号に変換する必要
がある。
このようなPCM化の一例として、例えば左右
の2チヤンネルのステレオオーデイオ信号を、そ
れぞれ約44〔kHz〕のサンプリング周波数でサン
プルし、1サンプルデータ(1ワード)を16ビツ
トあるいは14ビツトのPCMデジタルデータに変
換して、標準テレビジヨン信号中の映像信号の位
置に上記データを配置する。ここで、第1図は1
ワードが上記14ビツトの場合の1水平期間(1H
期間)分のデータフオーマツトの一例を示すもの
である。すなわち、PCM化信号のワードを左右
チヤンネル交互に6ワード配列し、誤り訂正ワー
ドP,Qの2ワードと、1ワード16ビツトの誤り
検出ワードCRCを1ワードとを付加して、全9
ワード128ビツトにより1データブロツクを構成
している。この第1図のPCMデータのA、Bは、
それぞれ左右チヤンネルのサンプルデータに対応
し、添付記号は上記サンプリングの順位を示して
いる。ここで、この第1図のフオーマツトにおい
ては、各サンプルデータの6ワードと、誤り訂正
ワードP、Qの2ワードとの計8ワードを、1ワ
ード毎に順次16ブロツク(=16H)ずつずらして
配置するようなインターリーブを施しており、上
記添付記号のDがこのようなインターリーブのブ
ロツク数(D=16)を示している。この場合、D
=16ブロツクのインターリーブは3D=48ワード
のワードインターリーブと等価である。
さらに、この第1図において、1H期間は168ビ
ツトで構成され、この168ビツトの先頭位置に13
ビツトのパルス幅を有する水平同期信号HSを配
置し、さらに13ビツトおいて4ビツト分のデータ
同期用のクロツク信号CKを配置した後、上記128
ビツトのデータブロツクを配列している。ここ
で、データ同期信号CKのコードは、例えば
“1010”としている。また、上記128ビツトのデー
タブロツクの後方には、1ビツト分の“0”信号
を配置し、4ビツトのパルス幅を有する白基準信
号Wを配置している。
次に、上記のようなPCMデータを用いて記録
再生を行なうシステムについて説明する。まず、
第2図は記録システムを示すもので、入力端子1
1,12にそれぞれ供給された左右チヤンネルの
オーデイオ信号は、マルチプレクサ回路13及び
アナログ−デジタル変換回路(以下A/D変換回
路という)14で、交互に符号化され、シリアル
−パラレル変換回路(以下S/P変換回路とい
う)15に供給されて、14ビツトのワード単位に
分割されるとともに時間軸圧縮され、左右チヤン
ネル3ワードずつ出力される。そして、このS/
P変換回路15から出力された各ワードは、パリ
テイ信号生成回路16に供給されて誤り訂正ワー
ドP、Qがそれぞれ生成される。また、上記S/
P変換回路15から出力された各ワードは、まず
図中Aoのワードはそのままパラレル−シリアル
変換回路(以下P/S変換回路という)17に供
給され、他のBo、Ao+1、Bo+1、Ao+2、Bo+2の各
ワードは、インターリーブ回路18によつて上記
順序でそれぞれD(=16H)ずつ遅延されて、
P/S変換回路17に供給される。また、パリテ
イ信号生成回路16から出力された誤り訂正ワー
ドP、Qは、上記Bo+2のワードよりもインター
リーブ回路18でさらに上記順序でそれぞれD
(=16H)ずつ遅延されて、P/S変換回路17
に供給される。
そして、P/S変換回路17からインターリー
ブ回路18による遅延順にシリアルに出力される
各ワードAo、Bo、Ao+1、Bo+1、Ao+2、Bo+2
P、Qは、まず切換スイツチ19が図示の位置に
あることによつて、そのまま変調回路20及び出
力端子21を介して図示しない例えば一般の家庭
用ビデオテープレコーダの入力端子に供給され、
記録媒体としての磁気テープ等に記録される。こ
のとき、P/S変換回路17から誤り訂正ワード
Qが出力された後、切換スイツチ19は切換位置
が反転され、誤り検出信号付加回路22からの誤
り検出ワードCRCを変調回路20に導くように
なつている。そして、結局第1図に示すようなデ
ータブロツクが構成され、例えば磁気テープ等に
記録されるものである。
第3図は再生システムを示すもので、前記磁気
テープ等の記録媒体に記録されたPCMデジタル
データは、例えばビデオテープレコーダから読出
されて入力端子23に供給される。この入力端子
23に供給されたPCMデジタルデータは、波形
整形回路24で波形整形及びデータ成分の抜取り
が行なわれて、S/P変換回路25及び誤り検出
回路26に供給される。そして、上記データは
S/P変換回路25で1データブロツク毎にワー
ド単位(誤り検出ワードCRCを除く8ワード)
に分割されるとともに、誤り検出回路26で誤り
検出ワードCRCに基づいてブロツク誤りが判定
され、その判定信号Epが出力される。ここで、
上記S/P変換回路25から出力される各ワード
と、誤り検出回路26からの判定信号Epとは、
バツフアメモリ27に供給されて時間軸伸張及び
ジツタ吸収が行なわれる。
そして、このバツフアメモリ27から出力され
る各ワードは、まず誤り訂正ワードQo-21Dはその
ままシンドローム生成回路28に供給され、他の
Po-18D、Bo+2-15D、Ao+2-12D、Bo+1-9D、Ao+1-6D
Bo-3D、Aoは、デインターリーブ回路29によつ
て、先にインターリーブ回路18によつて遅延さ
れた順序と逆の順序でそれぞれD(=16H)ずつ
遅延されて、シンドローム生成回路28に供給さ
れる。このとき、誤り検出回路26からの判定信
号Epは、そのままエラーポインタパターン検出
回路30の対応する入力端に供給されるととも
に、デインターリーブ回路29によつて各ワード
Po-18D、Bo+2-15D、Ao+2-12D、Bo+1-9D、Ao+1-6D
Bo-3D、Aoに対応してD(=16H)ずつ遅延され
て、各ワードの誤り指示信号つまり誤りワードを
示すポインタとして、エラーポインタパターン検
出回路30に供給される。
ここで、デインターリーブ回路29からの出力
ワードのうち誤り訂正ワードP、Qを除く実信号
のワードは、デイレー回路31で1ブロツク遅延
されて、補正回路32及び訂正回路33に供給さ
れる。
ここにおいて、デインターリーブ回路29から
出力されるワードは、先に記録時にインターリー
ブ回路18を介するまでのサンプリング配列と同
じに整えられているので、シンドローム生成回路
28でシンドロームが計算され、この出力とエラ
ーポインタパターン検出回路30からの出力とで
訂正制御回路34を動作させ、上記補正回路32
及び訂正回路33を制御して誤り符号の補正、訂
正が行なわれる。そして、この補正回路32及び
訂正回路33からの出力は、図示しない復号化回
路等に供給され、ここに再生動作が行なわれるも
のである。
なお、上記訂正制御回路34の出力は、デイン
ターリーブ誤り検出回路35にも供給され、デイ
ンターリーブ処理時に誤りが発生すると、その検
出出力は訂正制御回路34に供給され、上記補正
回路32及び訂正回路33を制御するようになさ
れるとともに、ミユーテイング検出回路36に供
給される。このミユーテイング検出回路36は出
力端子37を介してミユーテイング信号を発生す
るもので、誤りの生じた符号をミユーテイングし
て例えば論理値“0”にするものである。そし
て、このミユーテイング検出回路36は入力端子
38を介してバツフアメモリオーバーフロー信号
が供給されたときや、誤り検出回路26からの判
定信号Epが供給されたときにも動作するもので
ある。また、補正回路32及び訂正回路33の出
力は、ワードデイレー回路39を介して補正回路
32に供給される。
ところで、上記のようなPCM記録再生システ
ムにおいて、ビデオテープレコーダやビデオデイ
スク等を記録媒体として用いた場合、その磁気テ
ープやデイスク盤に付着するごみや傷等にによ
り、読取り時に信号の欠損つまりドロツプアウト
を生じることが知られている。そして、ビデオテ
ープレコーダやビデオデイスク等では、このドロ
ツプアウトを補償するために、例えば1水平走査
ライン前の信号で、ドロツプアウト発生部分の信
号を補間するような、ドロツプアウト補償回路が
設けられている。すなわち、このドロツプアウト
補償回路は、テレビジヨン信号のような画像信号
においては、隣り合う水平走査ライン間の信号の
相関関係が非常に強いことを利用したものであ
る。
しかしながら、前述のようなオーデイオ信号な
どは画像信号と異なり、隣接水平走査ライン時間
に相当するサンプル間での相関関係が極めて小さ
いため、このような補間がなされると本来の信号
とは全く関係のない信号によつて補正されること
になり、逆に雑音増大等の信号劣下を招くことに
なる。しかも、この場合ドロツプアウト補償によ
り補間された信号は、それ自身誤りを含んでいな
いので、誤り検出回路26でドロツプアウト補償
部分を誤りと検出することはできない。このた
め、補間された信号は、本来の信号と異なるもの
として、再度訂正または補正することができない
という問題がある。
上記の問題点をさらに具体的に説明すると、次
のようになる。すなわち、第4図に示すように
PCM化されて記録される信号は、符号化された
情報Di(i=1、2、3、…)に対してその誤り
を検出するための誤り検出信号Ciを付加したフオ
ーマツトで表わされる。ここで、今水平走査のl
+1ラインにおいてD13、D14にドロツプアウト
が生じたとすると、前述のドロツプアウト補償回
路によれば、1水平走査ライン前のつまりlライ
ンの情報D5、D6によつて補償されることになる。
このため、l+1ラインの信号系列は本来のもの
と大幅に異なつたものとなる。したがつて、l+
1ラインの情報D5、D6が、ビデオテープレコー
ダ等に内蔵されたドロツプアウト補償回路によつ
て1水平走査ライン前の、lラインの情報で補間
されたものであることを検出して、この情報D5
D6をさらに本来のl+1ラインの情報D13、D14
に補正しなければ、オーデイオ信号の場合上記し
たように隣接する水平走査ライン間の相関関係が
極めて小さいことから、雑音の増大を招いてしま
うことになる。ところが、補間された情報D5
D6に対しては同じく誤り検出信号C5、C6によつ
て誤り検出がなされるため、誤りは検出されない
ことになる。
また、上記のような従来のPCM記録再生シス
テムでは、デインターリーブ処理時に各ワードに
付加された判定信号Epを誤りワードの指示用と
して用いているので、誤り検出回路26に誤り検
出のミス(誤りみのがし)が発生すると、実際は
誤りがあるのに、誤りなしを表わすまちがつた判
定信号EPが、例えば第3図に示したバツフアメ
モリ27から出力される6つのサンプルワード
(Ao、Bo-3D、Ao+1-6D、Bo+1-9D、Ao+2-12D
Bo+2-15D)及び2つの誤り訂正ワード(Po-18D
Qo-21D)に付加されることになり、結果的に、デ
インターリーブ処理後にまちがつた判定信号EP
が付加されたワードが、サンプルワード+誤り訂
正ワードの回数発生し、その結果誤訂正を生じる
という問題もある。
この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、前述のようなドロツプアウト補償における問
題点を解決するとともに、誤り検出にミスがあつ
た場合でもそれを補正訂正することができる極め
て良好なデジタル信号処理装置を提供することを
目的とする。
ここで、まずこの発明の一実施例を説明するに
先立ち、符号誤りの訂正について説明する。ま
ず、前記パリテイ信号生成回路16によつて誤り
訂正ワードPo、Qo(訂正用パリテイ信号)が次式
のように生成されるものとする。
Po=AoBoAo+1Bo+1Ao+2Bo+2 Qo=T6AoT5BoT4Ao+1 T3Bo+1T2Ao+2TBo+2 但し、nは0または3の倍数で表わすアドレス は半加算 TはQ生成用マトリツクス すると、前記シンドローム生成回路28で生成さ
れるシンドロームS1、S2は、次式で表わされる。
S1=AoBoAo+1Bo+1Ao+2Bo+2Po S2=T6AoT5BoT4Ao+1 T3Bo+1T2Ao+2TBo+2Qo ここで、誤りがない場合には、S1=0、S2=0
となる。また、誤りがある場合、その訂正は、標
本化されたワードW1乃至W6及び訂正用パリテイ
信号P、Qを1ブロツクとすると、次のように場
合分けされて行なわれる。
(1) 標本化信号ワードのうち1ワードWiに誤り
がある場合、 W^i=WiWie 但し、W^i:誤りワード Wi:頁値 Wie=誤りパターン 訂正用パリテイ信号Qが誤りでPが誤りで
ない時、 S1=PW1…W^i…W6=Wie iが判定信号Epで指示されていれば Wi=W^iWie=W^iS1 訂正用パリテイ信号Pが誤りでQが誤りで
ない時、 Q=6n=1 T7-n・WoであるからS2は、 S2=QT6W1…T7-iW^i…TW6=T7-i
Wie ∴Wi=Ti-7S2W^i 訂正用パリテイ信号P、Qが誤りでなく誤
りワードのiの指示がない時、 S1=Wie、S2=T7-iWie S1=Ti-7・S2またはT7-i・S1=S2を満足す
るiを求めて Wi=W^iS1 (2) 標本化信号ワードが2ワードWi、Wj誤りの
場合、 W^i=WiWie、W^j=WjWjeとすると、 S1=WieWje、S2=T7-iWieT7-jWje Wje=(ITi-j-1(S1Ti-7S2) 但し、Iは単位マトリツクス Wie=S1Wje ∴Wi=W^i(ITi-j-1(SiTi-7S2)S1 Wj=W^j(ITi-j-1(S1Ti-7S2) ここで、第4図は前記デインターリーブ回路2
9におけるデータの流れを示すものである。今、
仮に標本化信号ワードAo、Bo、Ao+1、Bo+1
Ao+2、Bo+2及び訂正用パリテイ信号Po、Qoが、
前記訂正回路33に出力されているとする。そし
て、Ao+21D、Bo+18D、Ao+1+15D、Bo+1+12D
Ao+2+9D、Bo+2+6D、Po+3D、Qoよりなるブロツク
が誤りデータブロツクであるにもかかわらず、誤
り検出回路26が検出ミスをして誤りなし(Ep
=0)と判定したとする。この時のシンドローム
は他のワードに誤りがないとすれば、 S1=PoAoBo…Bo+2=0 S2=Q′oT6AoT5Bo …TBo+2=Qoe≠0となる。
但し、Q′o=Qo=Qoe すなわち、S2は“0”にならず、Qoの誤りパ
ターンとなる。この時、標本化信号ワードに誤り
がないため問題とならないが、問題となるのは
Qoと同じタイミングでデインターリーブ回路2
9に入力される他のワードが、デインターリーブ
回路29から出力されるときである。
ここにおいて、上述した演算処理をシンドロー
ム側からみて考察すると、次のような結論が得ら
れる。
判定信号Epによつて誤りワードなしと判断
されかつシンドロームS1=0、S2≠0となつた
場合、訂正用パリテイ信号Qoに誤りがある確
率が非常に高い。
判定信号Epによつて誤りワードなしと判断
されかつシンドロームS1≠0、S2=0となつた
場合、訂正用パリテイ信号Poに誤りがある確
率が非常に高い。
判定信号Epによつて誤りワードなしと判断
されかつシンドロームS1≠0、S2≠0でS1
Ti-7S2となり1≦i≦6で判定された場合、標
本化信号ワードWiが誤りである確率が非常に
高い。
上記のような判定がなされた時は、そのタイミ
ングでの訂正処理はよいが、誤り検出時の同じタ
イミングでのデータブロツク内のワードにも誤り
がある確率が高く、このワードが他の誤りワード
とともにデインターリーブ回路29で出力された
場合、誤訂正をしてしまう。例えば第4図におい
て、Ao、Bo、Ao+1、Bo+1、Ao+2、Bo+2、Po、Qo
が、判定信号Epによつて誤りなしと指示されて
も、シンドロームがS1≠0、S2=0となつた時
は、訂正用パリテイ信号Poに誤りがあると判断
すべきである。そして、このときAo+18D
Bo+15D、Bo+1+9D、Ao+2+6D、Bo+2+3Dについても、
判定信号Epを論理値“1”(誤り有り)にするよ
うにすれば、誤訂正を防止し得るものである。
次に、ドロツプアウトを検出してその補間デー
タを補正訂正する手段について説明する。すなわ
ち、ビデオテープレコーダやビデオデイスクプレ
ーヤ等に設けられるドロツプアウト補償回路は、
前述したように、ドロツプアウト発生部分の信号
をその1水平走査ライン前の信号で補間するよう
にしている。一方、オーデイオ信号の場合には、
隣接する水平走査ライン間の相関関係が極めて小
さいため、現在の信号とその1水平走査ライン前
の信号とが一致することはまずないといえる。こ
のため、PCM化された信号をドロツプアウト補
償に対応する時間、つまり、1水平走査期間だけ
遅延し、この遅延した信号と遅延する前の信号と
を比較し両者が一致している場合、これをドロツ
プアウト補償された信号であると判断して、この
とき判定信号EPを論理値“1”(誤り有り)にす
るようにすれば、ドロツプアウト補償された信号
を検出して補正訂正に供させることができる。
ここで、第5図はこの発明の基本構成を示すも
ので、第3図と同一部分には同一記号を符して示
し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、第3図に示す波形整形回路24からの
出力は、入力端子40を介して誤り検出回路26
に供給される。この誤り検出回路26からの判定
信号Epは、バツフアメモリ27を介した後、7
ビツト×Dのシフトレジスタ41を介してエラー
ポインタパターン検出回路30に供給される。こ
こで、上記シフトレジスタ41の部分を具体的に
示すと第6図に示すようになる。つまり、バツフ
アメモリ27から出力された判定信号Epは、接
続端子42を介してシフトレジスタ41の入力端
IN7に供給されるとともに、接続端子43を介し
てエラーポインタパターン検出回路30に供給さ
れる。このときの判定信号Epが誤り訂正ワード
Qoの判定信号QoEpとなる。そして、この入力端
IN7に入力された判定信号EpはDビツト分遅延さ
れて出力端OUT7より出力される。このときの判
定信号Epが誤り訂正ワードPoの判定信号PoEpと
なる。
以下同様にして、出力端OUT1から出力された
判定信号Epが元の判定信号Epを7Dビツト分遅延
された実信号のワードAoの判定信号AoEpとな
る。そして、これら各出力端OUT1乃至OUT7
出力は、接続端子44を介して、前記エラーポイ
ンタパターン検出回路30に供給される。
ここで、デイレー回路31、シンドローム生成
回路28及びエラーポインタパターン検出回路3
0の各出力は、第3図と同様に処理されるもので
ある。
したがつて、7ビツト×Dのシフトレジスタ4
1を用いて判定信号Epをデインターリーブ回路
29の基準遅延量Dに対応するビツト数ずつ順次
遅延させるようにしたので、従来のようにデイン
ターリーブ回路29を用いて判定信号Epを遅延
させる必要がなく、デインターリーブ回路29は
実信号ワード及び誤り訂正ワードP、Q分だけの
容量で済み、構成上及び経済上有利となるもので
ある。
上記のような基本構成において、以下この発明
の一実施例について図面を参照して詳細に説明す
る。すなわち、第7図において、第5図と同一部
分には同一記号を符して示し、ここでは異なる部
分についてのみ説明する。まず、バツフアメモリ
27から出力される誤り訂正ワードQoは、デイ
レー回路31に供給され、1データブロツク分遅
延される。そして、この遅延された誤り訂正ワー
ドQoと遅延される前の誤り訂正ワードQoとが、
比較回路45で比較される。この比較回路45
は、デイレー回路31で遅延された誤り訂正ワー
ドQoと遅延される前の誤り訂正ワードQoとが一
致しているとき論理値“1”、一致していないと
き論理値“0”を出力するものである。すなわ
ち、誤り訂正ワードQoは、1データブロツク中
の各サンプルワード(Ao、Bo、Ao+1、Bo+1
Ao+2、Bo+2、及び他の誤り訂正ワードPoを演算
して生成するものであるから、デイレー回路31
の前後の誤り訂正ワードQoのみを比較するだけ
で、デイレー回路31の前後の1データブロツク
の各ワードを全て比較することと略等価とみなす
ことができるので、この実施例ではデイレー回路
31の前後の誤り訂正ワードQoのみを比較して
構成の簡易化を図つている。また、デイレー回路
31から出力される実信号の各ワードは、マルチ
プレクサ回路46を介して前記補正回路32及び
訂正回路33に供給される。
ここで、上記エラーポインタパターン検出回路
30、シンドローム生成回路28及び比較回路4
5からの各出力は、マトリツクス回路47に供給
される。このマトリツクス回路47は上記各出力
の間に所定の関係が成立したときに、訂正制御回
路48から誤り検出回路26に無関係に判定信号
Epを出力させるように、訂正制御回路48を制
御するものである。そして、上記訂正制御回路4
8の判定信号Epと、誤り検出回路26の判定信
号Epとは、オア回路49で論理和がとられて、
前記シフトレジスタ41の入力端に供給される。
つまり、具体的に言えば、第8図に示すように、
接続端子42を介して誤り検出回路26から供給
される判定信号Ep及びシフトレジスタ41の各
出力端OUT7乃至OUT2から出力される判定信号
PoEp、Bo+2Ep、Ao+2Ep、Bo+1Ep、Ao+1Ep、Bo
Epは、それぞれオア回路491乃至497の入
力一端に供給される。このオア回路491乃至4
97の入力他端には、上記訂正制御回路48から
の判定信号Epが供給され、出力端はシフトレジ
スタ41の各入力端IN7乃至IN1に接続されてい
る。
ここにおいて、マトリツクス回路47における
前記エラーポインタパターン検出回路30、シン
ドローム生成回路28及び比較回路45からの各
出力間の関係に基づく動作について説明する。す
なわち、マトリツクス回路47は、エラーポイン
タパターン検出回路30からの判定信号Epパタ
ーン、シンドローム生成回路28から出力される
シンドロームS1,S2及び比較回路45からの出力
Q−Paの各信号によつてそれらの関係を調べ、
各サンプルワードごとに“0”訂正(直接出力)、
訂正及び補正を行なわせるための制御信号を訂正
制御回路48をして補正回路32及び訂正回路3
3に供給する如く動作させるようなデータを出力
するものである。この訂正制御回路48では、上
記制御信号を生成してラツチし、デインターリー
ブ回路29が次のブロツクのデータを出力すると
き、デイレー回路31で1ブロツク遅延されたデ
ータをワードごとに補正回路32及び訂正回路3
3に導き、補正、訂正を行なわせる。
ここで、マトリツクス回路47と訂正制御回路
48との関係は、次のようになつている。
(1) 誤り検出回路26からの各ワードの判定信号
Epが全て論理値“0”(誤りなし)の場合、 S1=0、S2=0のとき ワードAo乃至Bo+2は全て直接出力 S1=0、S2≠0のとき 先にで説明したように訂正用パリテイ信
号Qoに誤りがある確率が非常に高いので、
ワードAo乃至Bo+2は直接出力し、QoEpを論
理値“1”にするように訂正制御回路48か
ら判定信号Epを発生させる。
S1≠0、S2=0のとき 先にで説明したように訂正用パリテイ信
号Poに誤りがある確率が非常に高いので、
ワードAo乃至Bo+2は直接出力し、QoEpを論
理値“1”にするように訂正制御回路48か
ら判定信号Epを発生させる。
S1≠0、S2≠0のとき 先にで説明したように誤りワードWi
捜してそのワードの判定信号iEpを論理値
“1”にするように訂正制御回路48から判
定信号Epを発生させる。このときiを1〜
6まで変えてもS1=Ti-7S2の関係が満足しな
いときはAo〜Bo+2の全てのワードを補正
(例えば前のブロツクのデータで補間)する
ようにしてもよい。
(2) Ao〜Bo+2のワードのうち誤り検出回路26
の判定信号Epが1個だけ論理値“1”(誤り有
り)の場合、(誤りワードWiは指示されている
とする) PoEp=0、QoEp=0のとき Ti-7S2=S1の関係を調べ満足したらiで指
示されたデータの訂正を行なう。Ti-7S2=S1
が満足しないときには、一応iを1〜6まで
変えて満足するiを捜す。これでもTi-7S2
S1を満足するiが存在しないときは、比較回
路45の出力Q−Paを調べ、Q−Pa=1つ
まりデイレー回路31の前後の誤り訂正ワー
ドQoが一致しているときは、Qoのデータが
ドロツプアウト補償によつて補間された1デ
ータブロツク前のデータである確率が高いの
で判定信号Epで指示されているデータを補
正し、QoEpを論理値“1”にするように訂
正制御回路48から判定信号Epを発生させ
る。また、Q−Pa=0のときは他のワード
に誤りがある確率が高いのでワードAo
Bo+2は全て補正(例えば前のブロツクのデ
ータで補間)する。
PoEp=0、QoEp=1のとき 判定信号Epで指示されているデータを訂
正する。
PoEp=1、QoEp=0のとき 判定信号Epで指示されているデータを訂
正する。Q−Pa=1つまりデイレー回路3
1の前後の誤り訂正ワードQoが一致してい
るときは、Qoのデータがドロツプアウト補
償によつて補間された1データブロツク前の
データである確率が高いので訂正せず補正す
る。
(3) Ao〜Bo+2のワードのうち誤り検出回路26
の判定信号Epが2個論理値“1”(誤り有り)
で、PoEp=0、QoEp=0の場合、 この場合、2ワード訂正ができるが、このと
きもQ−Paを調べQ−Pa=1つまりデイレー
回路31の前後の誤り訂正ワードQoが一致し
ているときは、Qoのデータがドロツプアウト
補償によつて補間された1データブロツク前の
データである確率が高いので訂正せず補正す
る。
したがつて、上記実施例のような構成によれ
ば、誤り検出回路26に検出ミスがあつたり、ド
ロツプアウト補償が行なわれていた場合におい
て、判定信号Epパターン、シンドロームS1、S2
及び比較回路45の出力Q−Pa等の関係を調べ
るようにしたので補正訂正を行なうとができ、誤
訂正も防止することができる。
ここで、PCM記録再生システムでは、誤訂正
が行なわれると、異常音が発生し、最もさけなけ
ればならないこととなる。その点、補正は誤りデ
ータを切りすて、前後の正しいデータなどで補間
するため、例え誤りデータとその前後のデータと
に強い相関関係がなかつたとしても、少なくとも
異常音発生はさけることができるものである。こ
のため、上記のように関係の不明なデータは訂正
せず補正するようにした方が、システム全体とし
てすぐれていると言えるものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この外にその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。
したがつて、以上詳述したようにこの発明によ
れば、ドロツプアウト補償における補間された信
号を検出して補正訂正することができるととも
に、誤り検出にミスがあつた場合でもそれを補正
訂正することのできる極めて良好なデジタル信号
処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はPCMオーデイオ信号を記録、再生す
るためのデータフオーマツトの一例を示すタイム
チヤート、第2図及び第3図はそれぞれ従来のデ
ジタル信号処理装置を示すブロツク構成図、第4
図はドロツプアウト補償の説明図、第5図及び第
6図はそれぞれこの発明の基本構成を示すブロツ
ク構成図、第7図及び第8図はそれぞれこの発明
に係るデジタル信号処理装置の一実施例を示すブ
ロツク構成図である。 11,12……入力端子、13……マルチプレ
クサ回路、14……A/D変換回路、15……
S/P変換回路、16……パリテイ信号生成回
路、17……P/S変換回路、18……インター
リーブ回路、19……切換スイツチ、20……変
調回路、21……出力端子、22……誤り検出信
号付加回路、23……入力端子、24……波形整
形回路、25……S/P変換回路、26……誤り
検出回路、27……バツフアメモリ、28……シ
ンドローム生成回路、29……デインターリーブ
回路、30……エラーポインタパターン検出回
路、31……デイレー回路、32……補正回路、
33……訂正回路、34……訂正制御回路、35
……デインターリーブ誤り検出回路、36……ミ
ユーテイング検出回路、37……出力端子、38
……入力端子、39……ワードデイレー回路、4
0……入力端子、41……シフトレジスタ、42
乃至44……接続端子、45……比較回路、46
……マルチプレクサ回路、47……マトリツクス
回路、48……訂正制御回路、49……オア回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 情報信号を符号化し所定のインターリーブ処
    理を施して記録されたデータを読出し復号化する
    デジタル信号処理装置において、前記データから
    所定のデータブロツク毎に符号誤りを検出し誤り
    判定信号を出力する誤り検出回路と、前記データ
    を前記所定のデータブロツク毎にワード単位に分
    割する分割回路と、この分割回路からの出力にデ
    インターリーブ処理を施すデインターリーブ回路
    と、前記誤り検出回路からの誤り判定信号を前記
    デインターリーブ回路の遅延量に対応するビツト
    数遅延する遅延回路と、前記デインターリーブ回
    路から出力されたワードに基づいてシンドローム
    を生成するシンドローム生成回路と、前記デイン
    ターリーブ処理時における最小遅延量のワードを
    1データブロツク分遅延させるデイレー回路と、
    このデイレー回路の出力と該デイレー回路で遅延
    される前のワードとを比較する比較回路と、前記
    遅延回路からの出力に基づいて誤りパターンを検
    出するエラーポインタパターン検出回路と、前記
    シンドローム生成回路、比較回路及びエラーポイ
    ンタパターン検出回路からの各出力に基づいて符
    号誤りを判別し前記誤り検出回路からの誤り判定
    信号を修正する信号を発生して前記遅延回路に供
    給する制御回路とを具備してなることを特徴とす
    るデジタル信号処理装置。
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