JPH0261403A - 燃焼筒用鋼板 - Google Patents

燃焼筒用鋼板

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Publication number
JPH0261403A
JPH0261403A JP21403488A JP21403488A JPH0261403A JP H0261403 A JPH0261403 A JP H0261403A JP 21403488 A JP21403488 A JP 21403488A JP 21403488 A JP21403488 A JP 21403488A JP H0261403 A JPH0261403 A JP H0261403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel plate
alumina
exhaust gas
long time
combustion
Prior art date
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Pending
Application number
JP21403488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirata
博史 平田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0261403A publication Critical patent/JPH0261403A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼器具のチムニ等を構成する燃焼筒用鋼板に
関するものである。
従来の技術 従来ポータプル石油ストーブのチムニは、第2図に示す
如く灯芯1によって供給された灯油のガスは空気と混合
して、外炎筒2と内炎筒3の間で燃焼する。この時、内
部からの空気は制流筒4によって調節されるようになっ
ている。また外炎筒2や内炎筒3は、外筒5とクロスピ
ン6によって固定されており、燃焼熱によって赤熱する
。この赤熱によって赤外線が、ガラスでできた透過筒7
を通して外部へ放射されるようになっている。ここで上
記外炎筒2や内炎筒3は、空気との混合をうまく行うた
めに多数の孔を有しており、通常はステンレス鋼板で構
成されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記チムニを用いた場合、第4図に示すよ
うに燃焼初期ではCO/CO2は0.002以下の低い
値を示すが、1000時間燃焼したとところ発熱量の低
い方では、CO/CO2が0.002近くまで増加し、
排ガス性能が劣化してくるという問題があった。これは
、チムニに用いているステンレス鋼板の表面に酸化被膜
が生じるとともに、外炎筒2と内炎筒3の温度が表面の
酸化被膜の断熱性によって低下してくるためと思われる
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、排ガス性
能の劣化を極力少な(して長時間にわたって良好な排ガ
ス性能が得られるようにすることを目的としたものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため少なくともクロムを1
0%以上含み、かつアルミニウムを少なくとも2%以上
含有する炭素鋼板を加熱してその表面に緻密なアルミナ
の被膜を生成させ、その表面に白金属元素等の貴金属を
担持させた構成としである。
作  用 本発明は上記構成によって石油系燃料を燃焼したときに
生じる不完全燃焼で生じた一酸化炭素、各種アルデヒド
及び未燃炭化水素を酸化し、二酸化炭素へと酸化浄化す
る作用を果すIとともに、表面に高温耐熱性を有するア
ルミナの被膜を有するために高温耐酸化性に極めて優れ
、長期に亘って安定した性能を発揮させることができる
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図は本発明の一例を示す燃焼筒用鋼板の断面模式図
である。
図において、11は生地鋼板であり、表1に示したよう
な鋼板材を用いである。
表1.鋼板の組成       組成w1%−文桑ジ したアルミナ被膜a−AI203やT−Al2O2など
があるがどちらでもよい。このアルミナ被膜12は生地
鋼板11の全体を緻密かつ比較的均一に覆っている。1
3は白金等の貴金属である。この貴金属13は白金やパ
ラジウムのような触媒作用の活性な貴金属であり、排ガ
ス等の浄化作用を有している。
この燃焼筒用鋼板をポータプル石油ストーブのチムニに
応用すると排ガスの浄化能力が向上するとともに、従来
はチムニ材料の使用時間が経過することによって排ガス
浄化能力が第4図に示すように、初期より1000時間
後のCO/CO2は大巾に増加、つまり排ガスが悪くな
っていたものが、第3図に示すように初期のCO/ C
O2も向上するとともに、使用時間が1000時間にな
ってもCO/ CO2はそれほど劣化しない。ここで低
燃焼時にc o / CO2が悪いのは、燃焼量が少な
いため外炎筒2や内炎筒3の温度が低くなって触媒作用
が十分機能しないためである。
なおここで上記鋼板のクロムが10%未満になると表面
のアルミナ層に混じって酸化鉄が生成し、これが700
℃をこえたところでは赤錆となって密着性の乏しい酸化
被膜となり、耐熱性に劣り、生成した酸化被膜は機器の
オンオフに伴なう温度の加熱/冷却の繰り返し、温度ス
トレスに耐え得なくなって脱落してしまい、長期におけ
る鋼板自体の消耗がひどく寿命が低下することもさりな
がら酸化被膜の脱落による担持貴金属の脱落により排ガ
ス浄化作用が急速に低下してしまうので好ぎしくない。
又、アルミニウムを2%未満にすると、10%以上含ま
れるクロムと鉄の酸化物であるFe2O3、F e 3
o4、Cr2O3などの鉄やクロムの酸化物の生成も同
時に生じるために、表面に均一なアルミナの被膜も生じ
得なくなり、約850℃位までは耐酸化性は耐え得るが
、それ以上になると酸化被膜の脱落がひどくなる。又、
850℃以下においても鉄やクロムの酸化物の被膜は少
しづつ脱落し、担持金属の消耗があり十分な作用を発揮
し得なくなり好ましくない。
なお上記鋼板にチタンを0.05%以上含有させると9
00°C以上になったときのアルミナ被膜12の脱落を
おさえることができ、寿命性能をさらに伸すことができ
る。
さらにイツトリウム、ランタン、セリウム、プラセオジ
ム、ルテニウム等の希土類を0.2%以上含ませたもの
は、第1図の模式図のアルミナ被膜なくなってさらに寿
命が向上する。
なお上記説明では排ガスの浄化例として一酸化炭素を代
表として説明したが、アルデヒドや未燃炭化水素などの
炭素化合物でも同様の作用、効果がある。又、鋼板の加
工は、アルミナがあるため1;スポット溶接しにくいが
、その部分だけグラインダー等で削除すれば容易に溶接
できるし、咬め加工や折曲止め加工でもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、鋼板にアルミナの被膜を設ける
とともに貴金属を担持させたことにより、↓ 燃焼筒として用いた場合CO/ CO2を長期わたって
低く抑え排ガス性能を良好なものにすることができると
ともに、耐熱、耐酸化性に強いので長期間安定して上記
排ガス性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における燃焼筒用鋼板の断面
模式図、第2図は燃焼筒の断面図、第3図は本発明実施
例品の排ガス性能を示すグラフ、第4図は従来品の排ガ
ス性能を示すグラフである。 11・・・・・・生地金属、12・・・・・・アルミナ
被膜、13・・・・・・貴金属。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 はか1名第2
図 第 図 第 図 発惠量Kcal/イ 乃゛焼tと琲乃ス中のco/Co2 第 図 発熱! Kctdlλ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  少なくともクロムを10%以上含みかつアルミニュー
    ムを少なくとも2%以上含有する炭素鋼板を加熱して前
    記鋼板表面に微密なアルミナ被膜を生成させ、その表面
    に白金属元素等の貴金属を担持させた燃焼筒用鋼板。
JP21403488A 1988-08-29 1988-08-29 燃焼筒用鋼板 Pending JPH0261403A (ja)

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JP21403488A JPH0261403A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 燃焼筒用鋼板

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JPH0261403A true JPH0261403A (ja) 1990-03-01

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