JPH0261227A - 構造物の変形抑制工法 - Google Patents
構造物の変形抑制工法Info
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- JPH0261227A JPH0261227A JP21104888A JP21104888A JPH0261227A JP H0261227 A JPH0261227 A JP H0261227A JP 21104888 A JP21104888 A JP 21104888A JP 21104888 A JP21104888 A JP 21104888A JP H0261227 A JPH0261227 A JP H0261227A
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- Japan
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- construction
- freezing
- displacement
- frozen
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 abstract description 16
- 230000008014 freezing Effects 0.000 abstract description 16
- 238000009435 building construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
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- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、埋立地等の軟弱地盤に構築される構造物の
変形抑制工法に関する。
変形抑制工法に関する。
「従来技術およびその課題」
一般に、臨海部などのウォーターフロントは、立地条件
かよいことから、各種の構造物を構築することが望まれ
ている。ところが、このようなウォーターフロントはそ
のほとんどが埋立地であるため、軟弱層が厚く、そのた
め、建築構造物の圧密による地盤沈下量が大きく、また
、隣地掘削によって建築構造物の傾斜が生じ、建築構造
物に対して不同沈下やネガティブフリクション等の障害
が発生する危険が高かった。
かよいことから、各種の構造物を構築することが望まれ
ている。ところが、このようなウォーターフロントはそ
のほとんどが埋立地であるため、軟弱層が厚く、そのた
め、建築構造物の圧密による地盤沈下量が大きく、また
、隣地掘削によって建築構造物の傾斜が生じ、建築構造
物に対して不同沈下やネガティブフリクション等の障害
が発生する危険が高かった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたしので、軟弱地
盤上の建築1造物に発生する鉛直および水平方向の変位
を存効に抑制することを目的としている。
盤上の建築1造物に発生する鉛直および水平方向の変位
を存効に抑制することを目的としている。
[課題を解決するための手段」
この発明の構造物の変形抑制工法は、ウォーターフロン
トなどの軟弱地盤上に構築された構造物に発生する鉛直
および水平方向への変位を抑制する工法であって、前記
構造物の地下部の軟弱地盤中に置数の凍結管を埋設する
とともに、前記構造物に発生する変位量を検知し、二の
検知データに基づいて前記凍結管の周囲の軟弱地盤に、
前記変位を抑制する凍結層を形成するようにした乙ので
ある。
トなどの軟弱地盤上に構築された構造物に発生する鉛直
および水平方向への変位を抑制する工法であって、前記
構造物の地下部の軟弱地盤中に置数の凍結管を埋設する
とともに、前記構造物に発生する変位量を検知し、二の
検知データに基づいて前記凍結管の周囲の軟弱地盤に、
前記変位を抑制する凍結層を形成するようにした乙ので
ある。
「作用 」
この発明の構造物の変形抑制工法によると、構造物が鉛
直方向または水平方向へ変位した際に、その変位量を検
知するとともに、この検知データに基づいて複数の凍結
管の周囲の軟弱地盤中に凍結層を形成することによって
、構造物の鉛直および水平方向の変位量が抑制され、不
同沈下の発生が抑制される。
直方向または水平方向へ変位した際に、その変位量を検
知するとともに、この検知データに基づいて複数の凍結
管の周囲の軟弱地盤中に凍結層を形成することによって
、構造物の鉛直および水平方向の変位量が抑制され、不
同沈下の発生が抑制される。
「実施例」
図面はこの発明の一実施例を示すものである。
この発明にかかる構造物の変形抑制工法は、ウォーター
フロント等の埋立地+1.:I#l築された建築構造物
2に発生する鉛直方向および水平方向への変位を抑制す
る工法であって、建築構造gt42の地下部2aから軟
弱地盤3中に複数の凍結管4・・・を埋設するとともに
、前記建築構造物2に発生ずる変位量を検知し、この検
知データに基づいて前記凍結管4・・・周囲の軟弱地盤
3をそれぞれ凍結硬化させて凍結層5・・・を形成し、
これら各凍結層5の剛性を利用して、建築構造物2に発
生する鉛直・水平変位を有効に抑制しコントロールする
ものである。
フロント等の埋立地+1.:I#l築された建築構造物
2に発生する鉛直方向および水平方向への変位を抑制す
る工法であって、建築構造gt42の地下部2aから軟
弱地盤3中に複数の凍結管4・・・を埋設するとともに
、前記建築構造物2に発生ずる変位量を検知し、この検
知データに基づいて前記凍結管4・・・周囲の軟弱地盤
3をそれぞれ凍結硬化させて凍結層5・・・を形成し、
これら各凍結層5の剛性を利用して、建築構造物2に発
生する鉛直・水平変位を有効に抑制しコントロールする
ものである。
前記建築構造物2には、軟弱地盤3への建築構造物2の
圧密作用や隣地掘削等によって、建築構造物2の各部分
に鉛直方向や水平方向へ変位が生じるが、前記凍結管4
を建築構造物2の四隅に配設することによって、四隅の
軟弱地盤3中に、それぞれ凍結層5を形成し、これら四
隅の凍結層5の相対的なバランスによって前記変位を抑
制しコントロールできる。
圧密作用や隣地掘削等によって、建築構造物2の各部分
に鉛直方向や水平方向へ変位が生じるが、前記凍結管4
を建築構造物2の四隅に配設することによって、四隅の
軟弱地盤3中に、それぞれ凍結層5を形成し、これら四
隅の凍結層5の相対的なバランスによって前記変位を抑
制しコントロールできる。
また、各凍結管4・・・には、冷凍機により一20℃な
いし一40℃に冷却された冷却液(たとえば塩化カルシ
ウム溶液)が流れており、この冷却液は循環ポンプによ
って前記凍結管4を循環している。
いし一40℃に冷却された冷却液(たとえば塩化カルシ
ウム溶液)が流れており、この冷却液は循環ポンプによ
って前記凍結管4を循環している。
前記変位量を検知するには、建築構造物2の地下部2a
の四隅にそれぞれ変位センサー6をそれぞれ設けておけ
ばよく、後は、各変位センサー6・・・で検知された検
知データに基づいて、たとえば自動制御手段等により駆
動ポンプや冷凍機を作動させて、各凍結管4・・・を流
れる冷却液の量や冷却温度をそれぞれ調節し、これによ
り建築構造物2の四隅の凍結層5・・・の大きさを適宜
設定すれば良い。
の四隅にそれぞれ変位センサー6をそれぞれ設けておけ
ばよく、後は、各変位センサー6・・・で検知された検
知データに基づいて、たとえば自動制御手段等により駆
動ポンプや冷凍機を作動させて、各凍結管4・・・を流
れる冷却液の量や冷却温度をそれぞれ調節し、これによ
り建築構造物2の四隅の凍結層5・・・の大きさを適宜
設定すれば良い。
また、建築構造物2に不同沈下が発生した後の修正につ
いては、前記したような手段を用いて、各四隅の凍結順
序および凍結量を適宜調節しながら、各凍結層5で建築
構造物2の変位部分を押し上げることにより、変位の修
正が可能となる。
いては、前記したような手段を用いて、各四隅の凍結順
序および凍結量を適宜調節しながら、各凍結層5で建築
構造物2の変位部分を押し上げることにより、変位の修
正が可能となる。
さらには、隣地掘削時には、予め建築構造物2の下部地
盤3を凍結させることによって、建築構造物2の傾斜等
の影響を回避することができる。
盤3を凍結させることによって、建築構造物2の傾斜等
の影響を回避することができる。
この実施例によれば、建築構造物2の地下部2aの四隅
に配設した凍結管4・・・により、それぞれの凍結管4
の周囲の軟弱地盤3に、建築構造物2の四隅の変位量に
応じた大きさの凍結層5・・・を設けることによって、
建築構造物2全体の鉛直・水平変位をコントロールする
ことができる。さらに、凍結管4を四隅のみならず、多
数箇所に配設するようにすれば、建築構造物2に発生す
る鉛直・水平変位を、それぞれより細かくコントロール
できる。
に配設した凍結管4・・・により、それぞれの凍結管4
の周囲の軟弱地盤3に、建築構造物2の四隅の変位量に
応じた大きさの凍結層5・・・を設けることによって、
建築構造物2全体の鉛直・水平変位をコントロールする
ことができる。さらに、凍結管4を四隅のみならず、多
数箇所に配設するようにすれば、建築構造物2に発生す
る鉛直・水平変位を、それぞれより細かくコントロール
できる。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明の構造物の変形抑制工法
によれば、軟弱地盤上に構築された構造物の地下部から
軟弱地盤中に複数の凍結管を埋設するとともに、前記構
造物に発生する変位量を検知し、この検知データに基づ
いて前記凍結管周囲の軟弱地盤中に、前記変位を抑制す
る凍結層を形成するようにしたから、軟弱地盤上の構造
物に発生する鉛直および水平変位を有効に抑制するとと
もに、−旦発生した構造物の変位を修正でき、これによ
り、構造物の変形を有効に抑制することができる。
によれば、軟弱地盤上に構築された構造物の地下部から
軟弱地盤中に複数の凍結管を埋設するとともに、前記構
造物に発生する変位量を検知し、この検知データに基づ
いて前記凍結管周囲の軟弱地盤中に、前記変位を抑制す
る凍結層を形成するようにしたから、軟弱地盤上の構造
物に発生する鉛直および水平変位を有効に抑制するとと
もに、−旦発生した構造物の変位を修正でき、これによ
り、構造物の変形を有効に抑制することができる。
また、その施工は複数の凍結管を軟弱地盤中に埋設する
だけでよいから、施工コストを安く抑えることができる
等の優れた効果を奏する。
だけでよいから、施工コストを安く抑えることができる
等の優れた効果を奏する。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、軟弱地盤にお
ける構造物の変形抑制工法を示す説明図である。 ■ ・・・埋立地、 2 ・・・ ・・・建築構造物(構造物)、 3 ・・・ ・・・軟弱地盤、 4 ・・・ ・・・凍結管。
ける構造物の変形抑制工法を示す説明図である。 ■ ・・・埋立地、 2 ・・・ ・・・建築構造物(構造物)、 3 ・・・ ・・・軟弱地盤、 4 ・・・ ・・・凍結管。
Claims (1)
- ウォーターフロントなどの軟弱地盤上に構築された構造
物に発生する鉛直および水平方向への変位を抑制する工
法であって、前記構造物の地下部の軟弱地盤中に複数の
凍結管を埋設するとともに、前記構造物に発生する変位
量を検知し、この検知データに基づいて前記凍結管の周
囲の軟弱地盤中に、前記変位を抑制する凍結層を形成す
るようにしたことを特徴とする構造物の変形抑制工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21104888A JPH0261227A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 構造物の変形抑制工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21104888A JPH0261227A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 構造物の変形抑制工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261227A true JPH0261227A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16599518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21104888A Pending JPH0261227A (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | 構造物の変形抑制工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0261227A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05227660A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-03 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | 植物栽培温室の室内環境調整装置 |
JPH05227661A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-03 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | 植物栽培温室の室内環境調整装置 |
US7456604B2 (en) | 2004-04-19 | 2008-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Electric power control apparatus, power generation system and power grid system |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP21104888A patent/JPH0261227A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05227660A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-03 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | 植物栽培温室の室内環境調整装置 |
JPH05227661A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-03 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | 植物栽培温室の室内環境調整装置 |
US7456604B2 (en) | 2004-04-19 | 2008-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Electric power control apparatus, power generation system and power grid system |
US7550952B2 (en) | 2004-04-19 | 2009-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Electric power control apparatus, power generation system and power grid system |
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