JPH0261017A - チタン・アルミニウツ合金 - Google Patents

チタン・アルミニウツ合金

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JPH0261017A
JPH0261017A JP21157888A JP21157888A JPH0261017A JP H0261017 A JPH0261017 A JP H0261017A JP 21157888 A JP21157888 A JP 21157888A JP 21157888 A JP21157888 A JP 21157888A JP H0261017 A JPH0261017 A JP H0261017A
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JP
Japan
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alloy
strength
titanium
aluminum
reduce
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JP21157888A
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Yakichirou Shiozaki
塩崎 弥吉郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高温下における強度を要求される航空エンジ
ンの構造材に適したチタン・アルミニウム合金に関する
ものである。
従来の技術 従来のチタン・アルミニウム合金は、700℃以上の高
47” (7) 強B カ、40〜50kgr/l1l
II2〈抗張力)であることが知られている。また、こ
れに強化元素を含有させたものであっても、その強度は
80 kgf/am2程度であり、その強度の増大は効
果的な熱処理によって達成されていた。しかし、強度を
上げることによって高温破断伸びが低下(3%以下)す
るため、強度の増大は数%程度のものであった。このた
め、航空エンジン静止部のような部材に使用することが
できず、限られた分野にしか適用出来ないものであった
。しかも、チタン・アルミニウム合金は製造上、チタン
・アルミニウム合金組成の均一化が困難であり、熱履歴
による包析反応生成物が内在し、ともすると破所を著し
るしく速める原因になることがあって、強度のばらつき
が大きく、製造の難かしい合金であった。
発明が解決しようとする課題と発明の効果本発明は、上
記の欠点を解消し、鋳造のままであっても高強度を有し
、ある程度の加熱により、曲げ加工あるいは圧延材用素
材として供されつる靭性があり、コストが低いチタン・
アルミニウム合金を提供することを技術的課題及び発明
の効果とする。
課題を解決するための手段 本発明のチタン・アルミニウム合金は、チタン50〜6
5重量%、アルミニウム35〜50重量%、ホウ素0.
02〜0.1重量%およびその他の材料からなる組成を
有するものである。
アルミニウムをチタン中に35〜50重量%固溶した合
金は主にY相を生成し、面心正方晶(Tetragon
al )であり、これに凝固時のβ相からその後の熱処
理法によって生成したα2相の稠密六方晶(hexaa
ona l )とが混った合金である。主な組織である
Y相はプラナ−スリップ状態伍の嵩が伸びにかかわるこ
とで知られ、熱処理によって調整され、強度の改良がは
かられるものである。しかし、これにα2相の生成が加
わったり、また包析反応相β+Y、α+Yが金相学的に
存在したりして、それらの生成、消滅による強度への影
響が大きく、本来ならば高強度を有するもののその発現
は難かしいものである。
そこで複雑な合成組織を生ずる高温相であるβ相を安定
化させる元素を添加し、時効によってβ相からα2相を
析出させ、前β相粒界の周りに分散させたり、タングス
テン、ニオブ添加等の四元合金としての改良がなされて
いるものもある。
アルミニウムとチタンとの合金のα2相を大きく出現さ
せたα2相十Y相の均一組成あるいはY相のみが微細組
織となるように鋳造調整した条件をえらび、その際、高
温強さを保持させるために、アルミニウムの含有率を3
5〜50重量%に定め、合金組織微細化に効果のある元
素の添加によって鋳造合金を得る。
つぎにこの発明のチタン・アルミニウム合金における成
分組成範囲を説明する。
a)アルミニウム アルミニウムの量は、実用チタン・アルミニウム鋳造材
の組成に入る配合量である。溶解前処理をおこなって後
、エレクトロンビーム溶解し、チタン・アルミニウムの
所定成分組成の片寄りがない方法によって、セラミック
型または金型に鋳造する。その時、凝固後1200〜1
300℃からの冷却を速やかにおこなえるように型材を
調整する。そして徐冷による靭性劣化を生じさせないよ
うに、また、微細マルテンサイト組織を出すような処理
をおこなわしめるように調整する。
アルミニウムの含有量が34重量%より低いときは、マ
ルテンサイト組織の合金地中に包折相(Ti2AI ’
)が大きく出現するようになるので、抗折力は50 k
or/mm2より小さく、高温強度も低下する。また、
アルミニウム含有量が51重日%を越えると包晶(]1
A13)が多(出現し、抗折力は40 kgf/mm2
より更に低下するようになる。
b)ホウ素 ホウ素はチタン・アルミニウム合金中に固溶させた本発
明の組成のとき、組織調整に硅素。
ジルコニウム、タン、ゲステン、ニオブ、バナジウム、
マンガン、稀土類元素の中から選ばれた少量の元素と共
に添加すると、延性を付与する効果がある。0.02%
未満では所望の効果は得にくく、また0、1%以上では
靭性および高温強度が低下するようになる。そのことか
らホウ素の含有量を0.02重量%から0,1重量%に
定める。
なお、600℃以下での延性を期待しないときは、ホウ
素置に注意をはられなくてもよい。
抗折力について見れば、上記の製造法によって、アルミ
ニウム35〜50重量%の本チタン・アルミニウム合金
は、アルミニウム35重量%では100 k(J/mm
2Cl上の、マタ、50重ffi%では80kQ/ m
m2以上の常温強度が発現され、その強度は適温度依存
性を示し、800℃にて50%以上の強度増加を示す。
実施例 溶解・鋳造炉中のチタン・アルミニウム原材料を500
℃に余熱し、10−5Torr真空ニni 気t、 タ
後、アルゴン雰囲気に置換し、エレクトロンビーム溶解
をおこない、1700〜1800℃に保持した後、成分
組成が不均一とはならない鋳造方法によって、金型また
はセラミック型に鋳造し、微細合金組織となるように、
各種の調整をおこなって製造する。
この実施例によって製造へれたチタン・アルミニウム合
金とチタン65%、アルミニウム35%からなる鋳造合
金およびASHIP系粉末合金粉末合金度に対する強度
(抗折力)の比較を次の表に小す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チタン50〜65重量%、アルミニウム35〜50重量
    %、ホウ素0.02〜0.1重量%およびその他の材料
    からなる組成を有するチタン・アルミニウム合金。
JP21157888A 1988-08-27 1988-08-27 チタン・アルミニウツ合金 Pending JPH0261017A (ja)

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Cited By (2)

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CN103276241A (zh) * 2013-05-13 2013-09-04 攀枝花学院 钛铝硅合金材料及其制备方法
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