JPH026073Y2 - - Google Patents
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- JPH026073Y2 JPH026073Y2 JP1987003885U JP388587U JPH026073Y2 JP H026073 Y2 JPH026073 Y2 JP H026073Y2 JP 1987003885 U JP1987003885 U JP 1987003885U JP 388587 U JP388587 U JP 388587U JP H026073 Y2 JPH026073 Y2 JP H026073Y2
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- traveling
- load
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- chain
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C11/00—Trolleys or crabs, e.g. operating above runways
- B66C11/02—Trolleys or crabs, e.g. operating above runways with operating gear or operator's cabin suspended, or laterally offset, from runway or track
- B66C11/04—Underhung trolleys
- B66C11/06—Underhung trolleys running on monorails
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C11/00—Trolleys or crabs, e.g. operating above runways
- B66C11/16—Rope, cable, or chain drives for trolleys; Combinations of such drives with hoisting gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C9/00—Travelling gear incorporated in or fitted to trolleys or cranes
- B66C9/08—Runners; Runner bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は高揚程の昇降装置を備えた走行装置に
関するもので、例えば原子力発電所など、天井高
さを低くすることが望まれる建屋内に装備するに
適した走行装置を提供しようとするものである。
関するもので、例えば原子力発電所など、天井高
さを低くすることが望まれる建屋内に装備するに
適した走行装置を提供しようとするものである。
(従来の技術)
従来、この種走行装置として、例えば特開昭57
−81096号公報に示される如く、走行レールに沿
つて走行する走行ローラを備えた走行台車の相対
向する側壁に1対の昇降装置を配設し、かつ、こ
れら昇降装置のロードシーブに掛設するチエン
を、下フツクを備えた吊具に連結すべく構成し
て、前記昇降装置による下フツクの捲上げ上限位
置を走行レール近くまで高くして、該下フツクの
揚程を増大させるようにしたものが知られてい
る。
−81096号公報に示される如く、走行レールに沿
つて走行する走行ローラを備えた走行台車の相対
向する側壁に1対の昇降装置を配設し、かつ、こ
れら昇降装置のロードシーブに掛設するチエン
を、下フツクを備えた吊具に連結すべく構成し
て、前記昇降装置による下フツクの捲上げ上限位
置を走行レール近くまで高くして、該下フツクの
揚程を増大させるようにしたものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、前記した従来の走行装置にあつて
は、前記走行台車の相対向する側壁の外側に前記
昇降装置をそれぞれ前記側壁外面から外方に突出
する如く配設しているため、走行装置全体として
の幅寸法が大きくなり、この結果、前記走行装置
の設置用スペースが大きくなる問題を有してい
た。
は、前記走行台車の相対向する側壁の外側に前記
昇降装置をそれぞれ前記側壁外面から外方に突出
する如く配設しているため、走行装置全体として
の幅寸法が大きくなり、この結果、前記走行装置
の設置用スペースが大きくなる問題を有してい
た。
本考案の目的は、従来技術の前記した問題点を
解決しようとするもので、走行台車の前後に位置
する走行ローラ間を拡げて、これら走行ローラ間
で、かつ走行台車の側壁内方に昇降装置の減速機
構を配設するようにして、下フツクの揚程を大き
くすることができながら、しかも、走行装置の幅
寸法を最小にして、前記走行装置の設置に要する
空間を最小限に止め得る如く成す点にある。
解決しようとするもので、走行台車の前後に位置
する走行ローラ間を拡げて、これら走行ローラ間
で、かつ走行台車の側壁内方に昇降装置の減速機
構を配設するようにして、下フツクの揚程を大き
くすることができながら、しかも、走行装置の幅
寸法を最小にして、前記走行装置の設置に要する
空間を最小限に止め得る如く成す点にある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、走行レール1に沿つて走行する走行
ローラ23,23を備えた走行台車2の相対向す
る側壁21,21に、1対の昇降装置3,3を支
持すると共に、これら昇降装置3,3のロードシ
ーブ30,30に掛設するロードチエン4を、下
フツク51を備えた吊具5に連結して成る走行装
置において、前記昇降装置3,3を、前記走行台
車2の前後に位置する走行ローラ23,23間
で、かつ、前記側壁21,21の内側に配設する
と共に、前記昇降装置3,3の減速機構6,6
を、前記走行レール1の縦壁側方の内部空間a,
aに位置させていることを特徴とするものであ
る。
ローラ23,23を備えた走行台車2の相対向す
る側壁21,21に、1対の昇降装置3,3を支
持すると共に、これら昇降装置3,3のロードシ
ーブ30,30に掛設するロードチエン4を、下
フツク51を備えた吊具5に連結して成る走行装
置において、前記昇降装置3,3を、前記走行台
車2の前後に位置する走行ローラ23,23間
で、かつ、前記側壁21,21の内側に配設する
と共に、前記昇降装置3,3の減速機構6,6
を、前記走行レール1の縦壁側方の内部空間a,
aに位置させていることを特徴とするものであ
る。
(作用)
上記構成により、走行台車2の側壁21,21
に配設する各昇降装置3,3によつて前記下フツ
ク51の捲上げ上限位置を走行レール1の下面位
置まで可能として、前記下フツク51の揚程を増
大させ得ると共に、前記走行装置の幅寸法を最小
にして、該走行装置を設置するに必要な空間を、
最小限に止めることができるのである。
に配設する各昇降装置3,3によつて前記下フツ
ク51の捲上げ上限位置を走行レール1の下面位
置まで可能として、前記下フツク51の揚程を増
大させ得ると共に、前記走行装置の幅寸法を最小
にして、該走行装置を設置するに必要な空間を、
最小限に止めることができるのである。
(実施例)
図面に示した実施例は、例えば原子力発電所に
用いる容量の大きい(例えば10屯)走行装置であ
つて、該走行装置は、第2図及び第3図に示す如
く、天井などに架設したI型ビームから成る走行
レール1に沿つて移動自在に走行する走行台車2
の相対向する側壁21,21に、1対の昇降装置
3,3を支持すると共に、これら昇降装置3,3
のロードシーブ30,30に掛設するロードチエ
ン4の負荷側を、下フツク51を備え、かつ、左
右側に下シーブ52,52を軸支した吊具5の前
記左右下シーブ52,52に掛設して、前記両ロ
ードシーブ30,30を同時に回転させて、前記
ロードチエン4の捲上げ又は捲下げを行ない、前
記下フツク51の昇降を行なうべく構成してい
る。
用いる容量の大きい(例えば10屯)走行装置であ
つて、該走行装置は、第2図及び第3図に示す如
く、天井などに架設したI型ビームから成る走行
レール1に沿つて移動自在に走行する走行台車2
の相対向する側壁21,21に、1対の昇降装置
3,3を支持すると共に、これら昇降装置3,3
のロードシーブ30,30に掛設するロードチエ
ン4の負荷側を、下フツク51を備え、かつ、左
右側に下シーブ52,52を軸支した吊具5の前
記左右下シーブ52,52に掛設して、前記両ロ
ードシーブ30,30を同時に回転させて、前記
ロードチエン4の捲上げ又は捲下げを行ない、前
記下フツク51の昇降を行なうべく構成してい
る。
前記走行台車2は、相対向する1対の側壁2
1,21をもち、これら側壁21,21を複数の
連結体22…で連結して台車枠20を構成し、該
台車枠20の前記側壁21,21の前後位置に前
記走行レール1上を走行する走行ローラ23,2
3…をそれぞれ回転自由に支持し、かつ、これら
走行ローラ23,23…のうち、主として1つの
走行ローラ23を台車走行用ハンドホイールチエ
ン24、ハンドルホイール25及び減速歯車2
6,27,28,29を介して駆動すべく成し、
前記ハンドホイールチエン24の操作により前記
走行台車2を走行レール1に沿つて移動させるよ
うにしている。
1,21をもち、これら側壁21,21を複数の
連結体22…で連結して台車枠20を構成し、該
台車枠20の前記側壁21,21の前後位置に前
記走行レール1上を走行する走行ローラ23,2
3…をそれぞれ回転自由に支持し、かつ、これら
走行ローラ23,23…のうち、主として1つの
走行ローラ23を台車走行用ハンドホイールチエ
ン24、ハンドルホイール25及び減速歯車2
6,27,28,29を介して駆動すべく成し、
前記ハンドホイールチエン24の操作により前記
走行台車2を走行レール1に沿つて移動させるよ
うにしている。
また、前記両側壁21,21の下部における前
記吊具5との対向位置には、前記吊具5の挿通可
能な挿通溝21a,21aを設けて、前記昇降装
置3,3による下フツク51の捲上げ上限位置を
走行レール1の高さまで、つまり前記吊具5が走
行レール1の下面に当接する高さまで可能とし
て、前記下フツク51の揚程を増大させるべく成
している。
記吊具5との対向位置には、前記吊具5の挿通可
能な挿通溝21a,21aを設けて、前記昇降装
置3,3による下フツク51の捲上げ上限位置を
走行レール1の高さまで、つまり前記吊具5が走
行レール1の下面に当接する高さまで可能とし
て、前記下フツク51の揚程を増大させるべく成
している。
しかして、本考案は以上の如く構成する走行装
置において、前記昇降装置3,3を、前記走行台
車2の前後に位置する前記走行ローラ23,23
間で、かつ、前記側壁21,21の内側に配設す
ると共に、前記昇降装置3,3の減速機構6,6
を、前記走行レール1の縦壁側方の内部空間aに
位置させたのである。
置において、前記昇降装置3,3を、前記走行台
車2の前後に位置する前記走行ローラ23,23
間で、かつ、前記側壁21,21の内側に配設す
ると共に、前記昇降装置3,3の減速機構6,6
を、前記走行レール1の縦壁側方の内部空間aに
位置させたのである。
具体的には、昇降装置3,3の構成並びに該昇
降装置3,3の走行台車2への配設を次の如く行
なうのである。
降装置3,3の走行台車2への配設を次の如く行
なうのである。
尚、昇降装置3,3は前記各側壁21,21内
側に対称的に設置しているので、一方の昇降装置
についてのみ記述し、他方の昇降装置については
その説明を省略する。
側に対称的に設置しているので、一方の昇降装置
についてのみ記述し、他方の昇降装置については
その説明を省略する。
第1図に示す如く、一方の側壁21の前記走行
ローラ23,23間で、走行レール1の下方フラ
ンジ1a,1b間に貫通孔21bを形成すると共
に、該貫通孔21bの上部で前記側壁21の内面
に支持体7を固定して、該支持体7に所定間隔を
置いて相対向する1対の第1及び第2側板81,
81aをステーボルト82…により固定して成る
フレーム8を、前記貫通孔21bと対向状に支持
する一方、前記フレーム8の両側板81,81a
間にロードシーブ30をもつた筒状のシーブ軸3
1を回転自由に支持し、このシーブ軸31の内部
に駆動軸32を回転自由に支持する。そしてこの
駆動軸32の両端を前記シーブ軸31より外方に
延出させて、その一端を前記貫通孔21bを介し
て側壁21の外方に突出させ、かつ、その一端側
に、ハブ胴91、摩擦板92,92、第1側板8
1に設ける逆転防止爪93と咬合するラチエツト
ホイール94とから成るメカニカルブレーキ9を
取付け、更に前記ハブ胴91の外方で、かつ、前
記側壁21の外方に駆動スプロケツト10をもつ
回転部材10aを螺着するのである。
ローラ23,23間で、走行レール1の下方フラ
ンジ1a,1b間に貫通孔21bを形成すると共
に、該貫通孔21bの上部で前記側壁21の内面
に支持体7を固定して、該支持体7に所定間隔を
置いて相対向する1対の第1及び第2側板81,
81aをステーボルト82…により固定して成る
フレーム8を、前記貫通孔21bと対向状に支持
する一方、前記フレーム8の両側板81,81a
間にロードシーブ30をもつた筒状のシーブ軸3
1を回転自由に支持し、このシーブ軸31の内部
に駆動軸32を回転自由に支持する。そしてこの
駆動軸32の両端を前記シーブ軸31より外方に
延出させて、その一端を前記貫通孔21bを介し
て側壁21の外方に突出させ、かつ、その一端側
に、ハブ胴91、摩擦板92,92、第1側板8
1に設ける逆転防止爪93と咬合するラチエツト
ホイール94とから成るメカニカルブレーキ9を
取付け、更に前記ハブ胴91の外方で、かつ、前
記側壁21の外方に駆動スプロケツト10をもつ
回転部材10aを螺着するのである。
また、前記駆動軸32の他端側突出部の外周に
は、第1図及び第4図に示す如く、第1乃至第4
ギヤから成る減速機構6の第1ギヤ61を固定す
ると共に、前記シーブ軸31の一端を前記第2側
板81aより外方に突出させて、該突出部外周に
前記減速機構6の第4ギヤ64を固定し、かつ、
前記第1ギヤ61と噛合う第2ギヤ62と前記第
4ギヤ64と噛合う第3ギヤ63とを固定した一
対の中間軸65,65を、前記第2側板81aと
該側板81aの外面に設けるカバー83との間に
回転自由に軸架させて、前記減速機構6を前記側
壁21,21の外方に突設することなく、前記走
行レール1の縦壁側方の空間a内に位置させたの
である。
は、第1図及び第4図に示す如く、第1乃至第4
ギヤから成る減速機構6の第1ギヤ61を固定す
ると共に、前記シーブ軸31の一端を前記第2側
板81aより外方に突出させて、該突出部外周に
前記減速機構6の第4ギヤ64を固定し、かつ、
前記第1ギヤ61と噛合う第2ギヤ62と前記第
4ギヤ64と噛合う第3ギヤ63とを固定した一
対の中間軸65,65を、前記第2側板81aと
該側板81aの外面に設けるカバー83との間に
回転自由に軸架させて、前記減速機構6を前記側
壁21,21の外方に突設することなく、前記走
行レール1の縦壁側方の空間a内に位置させたの
である。
前記の如く昇降装置3は以上の如く構成並びに
配設するもので、前記駆動スプロケツト10から
の駆動力を駆動軸32、減速機構6を介してロー
ドシーブ30に伝達し、このロードシーブ30の
回転により該ロードシーブ30に掛設するロード
チエン4の捲上げ、捲下げを行なうものである。
配設するもので、前記駆動スプロケツト10から
の駆動力を駆動軸32、減速機構6を介してロー
ドシーブ30に伝達し、このロードシーブ30の
回転により該ロードシーブ30に掛設するロード
チエン4の捲上げ、捲下げを行なうものである。
また、前記した如く両側壁21,21に設ける
昇降装置3,3を同時に駆動させる手段として
は、第1図に示すように、前記両側壁21,21
の走行レール1よりも下方位置に伝動軸11をそ
の両端が各側壁21,21の外方に突出する如く
支承し、該伝動軸11の両側突出部に伝動スプロ
ケツト12,12を設けて、これら伝動スプロケ
ツト12,12と前記両側板81,81aの外方
に配設される駆動スプロケツト10,10とにチ
エン13,13を掛設する一方、前記伝動軸11
における一方側伝動スプロケツト12の外方に昇
降装置駆動用ハンドホイールチエン15をもつた
ハンドホイール14を設けて、前記ハンドホイー
ルチエン15の操作によりハンドホイール14の
回転力を伝動軸11に設けた伝動スプロケツト1
2,12から前記両昇降装置3,3の駆動スプロ
ケツト10,10にチエン13,13を介して同
時に動力伝達させるべく成している。
昇降装置3,3を同時に駆動させる手段として
は、第1図に示すように、前記両側壁21,21
の走行レール1よりも下方位置に伝動軸11をそ
の両端が各側壁21,21の外方に突出する如く
支承し、該伝動軸11の両側突出部に伝動スプロ
ケツト12,12を設けて、これら伝動スプロケ
ツト12,12と前記両側板81,81aの外方
に配設される駆動スプロケツト10,10とにチ
エン13,13を掛設する一方、前記伝動軸11
における一方側伝動スプロケツト12の外方に昇
降装置駆動用ハンドホイールチエン15をもつた
ハンドホイール14を設けて、前記ハンドホイー
ルチエン15の操作によりハンドホイール14の
回転力を伝動軸11に設けた伝動スプロケツト1
2,12から前記両昇降装置3,3の駆動スプロ
ケツト10,10にチエン13,13を介して同
時に動力伝達させるべく成している。
尚、第1,2図中、16は前記ハンドホイール
チエン15の案内孔をもつ案内体である。
チエン15の案内孔をもつ案内体である。
又、図に示す実施例では、前記両昇降装置3,
3に対して一本のロードチエン4を用いた構成と
しており、この場合、第1図及び第4図に示すよ
うに前記両側壁21,21の内面の上部に遊転シ
ーブ17,17を、また、下部の内面で前記走行
レール1よりもやゝ下方位置に方向転換シーブ1
8,18を設けて、前記吊具5の左右下シーブ5
2,52に掛設される一本のロードチエン4を前
記遊転シーブ17,17及び方向転換シーブ1
8,18を介して、一方の側壁から他方側壁へと
連続して導き、前記両ロードシーブ30,30に
掛設するロードチエン4の負荷側を連結させるべ
く成している。
3に対して一本のロードチエン4を用いた構成と
しており、この場合、第1図及び第4図に示すよ
うに前記両側壁21,21の内面の上部に遊転シ
ーブ17,17を、また、下部の内面で前記走行
レール1よりもやゝ下方位置に方向転換シーブ1
8,18を設けて、前記吊具5の左右下シーブ5
2,52に掛設される一本のロードチエン4を前
記遊転シーブ17,17及び方向転換シーブ1
8,18を介して、一方の側壁から他方側壁へと
連続して導き、前記両ロードシーブ30,30に
掛設するロードチエン4の負荷側を連結させるべ
く成している。
斯く構成することにより、例えば被運搬物の横
引作業を行なう場合に、前記左右下シーブ52,
52に掛設されるロードチエン4の負荷側左右垂
下部4a,4aのうち、一方の垂下部が緊張し、
他方が弛んで一方の昇降装置にのみ負荷が作用し
ようとするときには、前記遊転シーブ17,17
及び方向転換シーブ18,18の転動により前記
ロードチエン4を移動させて前記両昇降装置3,
3に均等に負荷がかゝるように前記両垂下部4
a,4aの長さを調節することができ、これによ
り、一方の昇降装置のみに負荷がかゝるといつた
使用時の危険性を防止できるのである。
引作業を行なう場合に、前記左右下シーブ52,
52に掛設されるロードチエン4の負荷側左右垂
下部4a,4aのうち、一方の垂下部が緊張し、
他方が弛んで一方の昇降装置にのみ負荷が作用し
ようとするときには、前記遊転シーブ17,17
及び方向転換シーブ18,18の転動により前記
ロードチエン4を移動させて前記両昇降装置3,
3に均等に負荷がかゝるように前記両垂下部4
a,4aの長さを調節することができ、これによ
り、一方の昇降装置のみに負荷がかゝるといつた
使用時の危険性を防止できるのである。
尚、図面中19,19は側壁21,21の外方
に位置するハンドホイール14及び駆動スプロケ
ツト10などを覆う外カバーであり、また、第2
図中21c,21cは側壁21,21の前、後端
に設けたストツパーである。
に位置するハンドホイール14及び駆動スプロケ
ツト10などを覆う外カバーであり、また、第2
図中21c,21cは側壁21,21の前、後端
に設けたストツパーである。
しかして、以上の構成において前記走行ハンド
ホイールチエン24を操作することにより、走行
台車2を走行でき、また、昇降装置駆動用ハンド
ホイールチエン15を操作することにより、昇降
装置3,3のロードシーブ30,30をともに駆
動し、前記ロードシーブ30,30に掛設するロ
ードチエン4の捲上げ、捲下げを行なえるのであ
つて、このロードチエン4の捲下上げ、捲下げに
より、前記ロードチエン4の中間部に掛設する下
フツク51をもつた吊具5により荷揚げ、荷卸し
が行なえるものである。
ホイールチエン24を操作することにより、走行
台車2を走行でき、また、昇降装置駆動用ハンド
ホイールチエン15を操作することにより、昇降
装置3,3のロードシーブ30,30をともに駆
動し、前記ロードシーブ30,30に掛設するロ
ードチエン4の捲上げ、捲下げを行なえるのであ
つて、このロードチエン4の捲下上げ、捲下げに
より、前記ロードチエン4の中間部に掛設する下
フツク51をもつた吊具5により荷揚げ、荷卸し
が行なえるものである。
また、以上の如く、各昇降装置3,3は、前記
走行台車2における各側壁21,21の内側に設
けると共に、各減速機構6,6を走行レール1に
おける縦壁側方の内部空間a,aに配置したか
ら、この内部空間a,aを利用でき、従つて、前
記側壁21,21間の間隔を拡大しなくとも前記
昇降装置3,3の支持が可能となり、走行装置全
体としての幅寸法を最小にできるのである。
走行台車2における各側壁21,21の内側に設
けると共に、各減速機構6,6を走行レール1に
おける縦壁側方の内部空間a,aに配置したか
ら、この内部空間a,aを利用でき、従つて、前
記側壁21,21間の間隔を拡大しなくとも前記
昇降装置3,3の支持が可能となり、走行装置全
体としての幅寸法を最小にできるのである。
(考案の効果)
以上の如く本考案は、一対の昇降装置3,3を
走行台車2の前後に位置する走行ローラ23,2
3間で、かつ、前記走行台車2の相対向する側壁
21,21の内側に配設すると共に、前記昇降装
置3,3の減速機構6,6を、前記側壁21,2
1の内方で前記走行レール1の縦壁側方に形成さ
れる内部空間a,aに位置させたのであるから、
走行台車2の側壁21,21に昇降装置3,3を
配設して下フツク51の揚程を大きくすることが
できながら、しかも、前記昇降装置3,3が前記
走行台車2の側壁21,21外方に出張ることが
なく、走行装置の幅寸法を最小にして、前記走行
装置の設置に要する空間を最小限にできるのであ
る。
走行台車2の前後に位置する走行ローラ23,2
3間で、かつ、前記走行台車2の相対向する側壁
21,21の内側に配設すると共に、前記昇降装
置3,3の減速機構6,6を、前記側壁21,2
1の内方で前記走行レール1の縦壁側方に形成さ
れる内部空間a,aに位置させたのであるから、
走行台車2の側壁21,21に昇降装置3,3を
配設して下フツク51の揚程を大きくすることが
できながら、しかも、前記昇降装置3,3が前記
走行台車2の側壁21,21外方に出張ることが
なく、走行装置の幅寸法を最小にして、前記走行
装置の設置に要する空間を最小限にできるのであ
る。
第1図は本考案に係る走行装置の要部の縦断面
図、第2図は同じく走行装置の側面図、第3図は
第2図−線断面図、第4図は本考案の走行装
置における要部の横断面図である。 1……走行レール、2……走行台車、21,2
1……側壁、23,23……走行ローラ、3,3
……昇降装置、30,30……ロードシーブ、4
……ロードチエン、5……吊具、51……下フツ
ク6、,6……減速機構、a,a……内部空間。
図、第2図は同じく走行装置の側面図、第3図は
第2図−線断面図、第4図は本考案の走行装
置における要部の横断面図である。 1……走行レール、2……走行台車、21,2
1……側壁、23,23……走行ローラ、3,3
……昇降装置、30,30……ロードシーブ、4
……ロードチエン、5……吊具、51……下フツ
ク6、,6……減速機構、a,a……内部空間。
Claims (1)
- 走行レール1に沿つて走行する走行ローラ2
3,23を備えた走行台車2の相対向する側壁2
1,21に、1対の昇降装置3,3を支持すると
共に、これら昇降装置3,3のロードシーブ3
0,30に掛設するロードチエン4を、下フツク
51を備えた吊具5に連結して成る走行装置にお
いて、前記昇降装置3,3を、前記走行台車2の
前後に位置する走行ローラ23,23間で、か
つ、前記側壁21,21の内側に配設すると共
に、前記昇降装置3,3の減速機構6,6を、前
記走行レール1の縦壁側方の内部空間a,aに位
置させていることを特徴とする昇降装置を備えた
走行装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003885U JPH026073Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | |
KR2019870009326U KR900010374Y1 (ko) | 1987-01-14 | 1987-06-11 | 승강장치를 구비한 주행장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003885U JPH026073Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63113095U JPS63113095U (ja) | 1988-07-20 |
JPH026073Y2 true JPH026073Y2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=30784055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987003885U Expired JPH026073Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026073Y2 (ja) |
KR (1) | KR900010374Y1 (ja) |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP1987003885U patent/JPH026073Y2/ja not_active Expired
- 1987-06-11 KR KR2019870009326U patent/KR900010374Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63113095U (ja) | 1988-07-20 |
KR900010374Y1 (ko) | 1990-11-15 |
KR880015387U (ko) | 1988-09-15 |
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