JPH0260523A - 種菌粒度調整装置 - Google Patents

種菌粒度調整装置

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JPH0260523A
JPH0260523A JP63210934A JP21093488A JPH0260523A JP H0260523 A JPH0260523 A JP H0260523A JP 63210934 A JP63210934 A JP 63210934A JP 21093488 A JP21093488 A JP 21093488A JP H0260523 A JPH0260523 A JP H0260523A
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JP
Japan
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crusher
pins
particle size
seed
casing
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Pending
Application number
JP63210934A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Kubo
久保 好政
Masao Hondo
昌雄 本藤
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Akita KK
Original Assignee
Akita KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0260523A publication Critical patent/JPH0260523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はきのこ人工栽培用の種菌の粒度調整装置に関す
る。
(従来の技術) きのこ人工栽培においては、栽培びんに充填した培養基
上に種菌を接種して、培養、発茸、生育をマ〒つO 上記の種菌は、あらかじめ別途、オガ屑、コヌカ等を主
体とする培養基にきのこ菌糸が優良に培養されたものが
用いられる。
従来のこの種植菌装置は、第5図に示すようGこ、種菌
の入ったびん10を若干傾斜かつ倒立させて支持し、回
転自在なかき落し刃12で種菌をびん10内から所定量
だけ受は皿14に落下させ、さらに受は皿14から栽培
びん16のびん口内に落とし込むものであった(特公昭
55−41731号)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の植菌装置には次のような問題点
がある。
すなわち従来の装置では、図示のようなへら状のかき落
し刃で種菌を削り取るものであるため、調整される種菌
は断面三日月状などのブロック状の、しかも大小様々な
ものにしか調整できなかった。これは菌糸がそれ程細か
く切断されていないので菌糸の活力の点では有利な面も
あるが、大きなブロック状のものが相当量混在している
ので、栽培びん内に充填されている培養基上への菌糸の
定着までに時間を要するという問題点がある。
そこで本発明は上記問題点を解消すべくなされたもので
あり、その目的とするところは、種菌を所定の粒度分布
に調整することができ、培養基上への菌糸の定着が確実
、かつ容易となる種菌粒度調整装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、適度の大きさにあらかしめ粗調整された種菌
が落下供給される落下孔を上面に備えるケーシングと、
前記落下孔周辺のケーシング内上面に所定の間隔をおい
て下方に向けて植立された複数のクラッシャーピンと、
前記ケーシング内にケーシング内上面と所定の間隔をあ
けて対向して高速回転可能に配置された回転板と、該回
転板上面に、前記クラッシャーピンと上下方向に入り組
むように所定間隔をおいて複数本植立され、前記クラッ
シャーピンとの間で、前記回転板上に落下され遠心力で
外方に飛ばされる種菌を圧壊するクラッシャーピンと、
前記ケーシング下部に設けられ、前記両タラソシャーピ
ンで圧壊された種菌を下方に案内する下部ホッパーとを
具備することを特徴としている。
前記両クラッシャーピンは断面円形であることが好まし
い。
また、クラッシャーピンが植立されるケーシング部分を
回転体に形成すれば、上下の両クラッシャーピンを回転
させることができ、粒度の調整がより容易に行える。
(作用) 作用について説明する。
あらかじめ粗調整された種菌が落下孔を通してケーシン
グ内に落下される。
ケーシング内では回転板が高速で回転しており、種菌は
遠心力で外方に飛ばされて両クラッシャーピンの間を通
過する間に両クラッシャーピンによって圧壊され、所定
の粒度分布のものに調整されるのである。
粒度の調整はクラッシャーピンの回転速度やクラッシャ
ーピン間の間隔などによって決定される。
クラッシャーピンは回転板が回転することによってクラ
ッシャーピン間の間隔が接近したり、離れたりし、これ
によって種菌が圧壊されるので、切断刃などによって切
断するのと異なり、菌糸をほとんど切断することなく種
菌の調整が行える。
またそのためにクラッシャーピンは断面円形のものであ
るのが好ましい。
(実施例) 以下本発明の好適な一実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
図において、20は粗調整部であり、この粗調整部20
は従来の種菌供給装置と同様に構成されている。すなわ
ち種菌が入ったびん10が傾斜かつ倒立して支持され、
このびん10内に進入している回転自在なかき落し刃1
2で種菌をびん10内から所定量削り取り、受は皿14
からホッパー22内に落し込むのである。
なお21は駆動装置であり、基台23に支持柱25によ
り支持され、びんlOの支持部27を有すると共に、内
部に前記かきおとし刃12をその軸線を中心として回転
させる駆動部や、受は皿14を含む種菌の秤量装置等が
内蔵されている。
ホッパ−22下部には第2図に明確に示される粒度調整
部24が配設されている。
この粒度調整部24は、ケ−シング29上面に設けた透
孔に取り外し自在に嵌入する蓋体26を備えている。蓋
体26中夫には前記ホッパ−22下部が嵌入すると共に
、ホッパー22内に落し込まれた種菌をケーシング29
内に落下させる落下孔28が設けられている。ケーシン
グ内に進入している蓋体26の下部外周にはプーリー3
0が蓋体の軸線を中心として回転自在に配設されている
32は円筒状支持部であり、ケーシング29の底板34
上にねじ36によって取り外し自在に固定されている。
円筒状支持部32内は蓋体の落下孔28に連通している
。また円筒状支持部32上面にはベアリング38を介し
て前記ブー!J −30が回転自在に支持されているの
である。プーリー30はベルト40を介してモータ42
によって高速回転される。
44は回転板であり、プーリ−30下面から延出される
3本の支持部46a、46b、46cによって、蓋体2
6下面に対しては所定距離離間するように円筒状支持部
32内にプーリー30と共に高速回転するよう支持され
ている。
回転板44上面にはクラッシャーピン48が2重の同心
円上に位置するよう所定の間隔をおいて植立されている
(第3図)。また蓋体26下面にもクラッシャーピン5
0がやはり2重の同心円上に位置するよう所定の間隔を
おいて下方に向けて植立されている(第4図)。この両
タラソシャーピン48.50は互いに入り組むように配
設されているのである。
円筒状支持部32下面には下部ホッパー52が固定され
ている。
しかして、粗調整部20によって粗削りされた種菌はホ
ンパー22から落下孔28を経て回転板44上に落下し
、ここで高速回転している回転板44によって外方に遠
心力で飛ばされ、クラッシャーピン50と高速で回転し
ているクラッシャーピン48との間を通過する間に両ク
ラッシャーピンによって押しつぶされて所定の粒度に調
整されてのち、回転板44外周と円筒状支持部32内壁
との間の間隙から下部ホッパー52内に落下し、下部ホ
ッパー52下方に配置されている栽培びん16のびん口
内に所定量落下されるのである。
なお下部ホッパー52下方へ栽培びん16を当てかうの
は作業者が手作業で行ってもよいし、あるいは栽培びん
16を図示しないロータリー盤や往復スライド盤上に搬
入固定して、ロータリー盤を回転あるいはスライド盤を
往復動させて栽培びんを下部ホッパー52下方に位置さ
せる自動供給によって行ってもよい。
種菌の粒度の調整は、主として両クラッシャーピン48
.50の間隔や、回転板44すなわちクラッシャーピン
48の回転速度等によって決まる。
回転板44の回転速度は、モータ42の周波数変換装置
く図示せず)を設けて、周波数を変えることによって調
整しうる。
両クラッシャーピン48.5oの断面形状は特に限定さ
れないが、種菌の菌糸をできるだけ切断しないように、
断面円形のものにするのが好ましい。
上記実施例では、粗調整部2oにおいて定量の種菌を削
り取って下方に供給するようにしたが、下部ホッパー5
2の下部に、上下方向の2枚のシャック−板(図示せず
)から成る定量供給装置を設けて、栽培びんのびん口内
に粒度調整された種菌を定量ずつ供給するようにしても
よい。
また粒度調整部24においては、クラッシャーピン48
を回転するようにしたが、蓋体26にやはリプーリ−(
図示せず)を取り付けて回転させることにより、クラッ
シャーピン50も回転させるようにしてもよい。この場
合側クラッシャーピン48.50の回転方向は同方向、
異方向いずれでもよい。このように両クラッシャーピン
48.50を回転させるようにすれば、粒度調整をさら
に細かく行うことができる。なお上記実施例では、上下
のクラッシャーピン48.50をそれぞれ2重に設けた
が1重あるいは3重以上の多重であってもよい。また各
クラッシャーピンは必ずしも円周上に位置していなくと
もよく、上下のクラッシャーピンが、回転する際接触す
ることのないよう、例えば楕円の周上に所定間隔をおい
て配置されていてもよい。
また上記実施例では、種菌を粗調整部20において粗調
整し、このブロック状に粗調整したものを引き続いて粒
度調整部24において所定の粒度分布を有するものに調
整したが、粗調整部は別途設けて、例えば別途従来の植
菌装置により粗調整した種菌をタンク等に収容しておい
て、これを上記実施例の粒度調整部24のみを有する種
菌粒度調整装置に落し込んで粒度調整するのでもよい。
以上、本発明につき好適な実施例を上げて種々説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
はもちろんのことである。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る種菌粒度調整装置によれば、
落下孔からケーシング内に落とし込まれた、あらかじめ
粗調整された種菌が、回転板上に落ちて遠心力で外方に
飛ばされる間にクラッシャーピンによって圧壊されるの
で、クラッシャーピンの回転速度や間隔によって決定さ
れる所定の粒度分布のものに効率よく調整される。その
際粗調整された種菌が圧壊されるのであり、きのこの菌
糸がそれ程細かくは切断されないので菌糸の活力が保持
され、また粒度調整されることから、植菌された際、培
養基上への菌糸の活着を短期間に行わせることができる
。またクラッシャーピンが断面円形のものを用いること
によって、菌糸をほとんど切断することなく種菌の圧壊
を好適に行うことができる。
クラッシャーピンが植立されたケーシング部分を回転体
に形成することによって、上下の両タラソシャーピンが
回転し、回転方向、回転速度などを調整することによっ
て粒度調整を一層きめ細かに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る種菌粒度調整装置の好適な一実施例
を示し、第1図は全体装置の概要を示す側面図、第2図
は粒度調整部の要部を示す断面図、第3図は回転板に植
立したクラッシャーピンの植立状態を示す平面図、第4
図は蓋体下面に植立したクラッシャーピンの植立状態を
示す底面図である。第5図は従来の植菌装置を示す説明
図である。 10・・・びん、  12・・・かき落し刃、14・・
・受は皿、 16・・・栽培びん、20・・・粗調整部
、 21・・・駆動装置、22・・・ホッパー、 23
・・・基台、24・・・粒度調整部、 25・・・支持
柱、26・・・蓋体、 28・・・落下孔、30 ・ 
・ 34 ・ ・ 38 ・ ・ 42 ・ ・ 46 a。 48、5 52 ・ ・ ・プーリー、 32・・・円筒状支持部、・底板、 3
6・・・ねじ、 ・ベアリング、  40・・・ベルト、・モータ、 4
4・・・回転板、 46b、46c・・・支持部、 0・・・クラッシャーピン ・下部ホッパー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、適度の大きさにあらかじめ粗調整された種菌が落下
    供給される落下孔を上面に備えるケーシングと、 前記落下孔周辺のケーシング内上面に所定の間隔をおい
    て下方に向けて植立された複数のクラッシャーピンと、 前記ケーシング内にケーシング内上面と所定の間隔をあ
    けて対向して高速回転可能に配置された回転板と、 該回転板上面に、前記クラッシャーピンと上下方向に入
    り組むように所定間隔をおいて複数本植立され、前記ク
    ラッシャーピンとの間で、前記回転板上に落下され遠心
    力で外方に飛ばされる種菌を圧壊するクラッシャーピン
    と、 前記ケーシング下部に設けられ、前記両クラッシャーピ
    ンで圧壊された種菌を下方に案内する下部ホッパーと を具備することを特徴とする種菌粒度調整装置。 2、前記両クラッシャーピンは断面円形であることを特
    徴とする請求項1記載の種菌粒度調整装置。 3、種菌が収容されている容器を倒立して支持する支持
    部と、 該支持部に倒立支持されている容器内に進入して種菌を
    削り取るかき落し刃と、 該かき落し刃により削り取られた種菌をケーシングの落
    下孔内に案内する上部ホッパーとを備えることを特徴と
    する請求項1または 2記載の種苗粒度調整装置。 4、クラッシャーピンが植立されたケーシング部分を回
    転板の軸線を中心として回転する回転体に形成したこと
    を特徴とする請求項1、2、または3記載の種菌粒度調
    整装置。
JP63210934A 1988-08-25 1988-08-25 種菌粒度調整装置 Pending JPH0260523A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118891A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Makita Corp 作業機のハンドル
CN106613343A (zh) * 2016-12-05 2017-05-10 丽水市林业科学研究院 一种食用菌接种机的自动碎种及定量分种接种装置
CN107185635A (zh) * 2017-05-04 2017-09-22 湖南农业大学 一种一次成型菌坯的装置专用粉碎软化装置

Cited By (4)

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CN107185635A (zh) * 2017-05-04 2017-09-22 湖南农业大学 一种一次成型菌坯的装置专用粉碎软化装置
CN107185635B (zh) * 2017-05-04 2019-05-14 湖南农业大学 一种一次成型菌坯的装置专用粉碎软化装置

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