JPH0260419B2 - - Google Patents

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JPH0260419B2
JPH0260419B2 JP8952188A JP8952188A JPH0260419B2 JP H0260419 B2 JPH0260419 B2 JP H0260419B2 JP 8952188 A JP8952188 A JP 8952188A JP 8952188 A JP8952188 A JP 8952188A JP H0260419 B2 JPH0260419 B2 JP H0260419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
workpiece
punch
flange
stepped
Prior art date
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Expired
Application number
JP8952188A
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English (en)
Other versions
JPH01262037A (ja
Inventor
Setsuo Okada
Akira Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MYAMA TSUURU KK
Original Assignee
MYAMA TSUURU KK
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Publication date
Application filed by MYAMA TSUURU KK filed Critical MYAMA TSUURU KK
Priority to JP8952188A priority Critical patent/JPH01262037A/ja
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Publication of JPH0260419B2 publication Critical patent/JPH0260419B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/06Making machine elements axles or shafts
    • B21K1/063Making machine elements axles or shafts hollow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鍔部に隣接して段部を外周に有する
軸状体、例えばインジエクタに用いられる段鍔付
きコアー基体などの段鍔付き軸状体の製造方法に
関するものである。
[従来の技術] 第5図bに示すように、上記のインジエクタに
用いられる段鍔付きコアー基体41は、鍔部42
と軸部43間に段部44を有し、芯部に貫通した
スリーブ挿通用孔45の一端にフイルタ取付用孔
46を設けており、このコアー基体42の製作に
際しては、第5図aに示すように、鍔部42、フ
イルタ取付用孔46を備えると共に段部44の外
径に適合する太軸部47を備えたワーク48を冷
間鍛造により形成し、このワーク48を切削加工
して太軸部47の基部、先部にそれぞれ段部4
4、軸部43を形成すると共にスリーブ挿通用孔
45を形成し、前記のコアー基体41としてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来技術においては、ワ
ーク48からコアー基体41を形成するのに切削
加工によるため、ワーク48の長さをコアー基体
41の長さと同一若しくはそれ以上としなければ
ならなくて材料費が嵩むと共に、このコアー基体
41と略同長のワーク48から軸部43、スリー
ブ挿通用孔45を切削加工するため、この切削加
工に時間を要するものであつた。
また、上記のワーク48から冷間鍛造によりコ
アー基体41を製造しようとしても、従来の可動
するパンチと固定的なダイスからする冷間鍛造で
は、段部44の形成が困難であると共に細くて長
いスリーブ挿通用孔45の形成の際にパンチ折れ
等の不具合を生じ易いという問題を生じるため、
かかる冷間鍛造は実施困難な現状にあつた。
そこで本発明は、鍔付きのワークが製品の段鍔
付き軸状体よりも短くて済み、材料節減となると
共に段部と軸部の形成に手間を要さず、また貫通
孔を設ける場合に短い鍔付きワークでの貫通孔の
形成ができる段鍔付き軸状体の製造方法を提供
し、以て上記の従来技術の課題を解決しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、鍔部と軸部間に段部を有
する段鍔付き軸状体を製造する方法において、前
記鍔部を備えると共に前記段部の径に適合する太
軸部を備えたワークを用い、該ワークの前記太軸
部及び鍔部を可動ダイスに据込み状態下にパンチ
でワークを密閉しつつ套管状固定ダイス側に前進
させて該固定ダイスにより前記太軸部の先部を軸
絞りして軸部を形成すると共に該太軸部の基部で
段部を形成することを特徴とする段鍔付き軸状体
の製造方法を要旨とするものである。
[作 用] この方法にあつては、可動ダイスに据込み状態
下のワークを固定ダイス側に前進させることによ
り、ワークの太軸部の先部が固定ダイスにより軸
絞りされて軸部が形成されると共に、太軸部の基
部で段部が形成されるものであり、このワークの
固定ダイス側への前進が可動ダイスとパンチによ
り鍔部を密閉状に規制した状態で行われることと
なるため、固定ダイスにより軸絞りされる太軸部
の材料の一部が太軸部の先方に前方押出され、太
軸部の長さが長くなつて所期の製品の段鍔付き軸
状体に略同長となる。またワークに貫通孔が設け
てある場合には該貫通孔も前記太軸部の長さの延
びに伴つて長くなる。
[実施例] 次に本発明の一実施例について第1図乃至第4
図を参照して説明する。
本例は製品の段鍔付き軸状体としてインジエク
ト用コアー基体を得る場合であつて、素材とし
て、第1図aに示すように、鍔部1を隣接して後
記する(第1図d)段部2の径に適合する太軸部
3を備え、鍔部1の他端方にフイルタ取付用孔4
を有する第2軸部5を設けた電磁快削ステンレス
鋼のワークWを用いる。
なお、このワークWは一般的な冷間鍛造又は切
削加工のいずれにより形成されたものでも差支え
はない。
先ず、このワークWは、スリーブ挿通用孔6を
押出穿孔される(第1図b、c参照)。
この工程を第2図、第3図により詳しく説明す
ると、7,8は可動のパンチ、9,10は穿孔用
ポンチ、11,12はパンチノツクアウトカラ
ー、13,14はダイス、15は孔16を有する
インサートであつて、孔16はポンチ9よりも少
し小径としてある。17,18はダイスノツクア
ウトカラー、19は孔20を有する第2インサー
トであつて、孔20はポンチ10よりも少し大径
としてある。
しかして、ワークWは、パンチ7によりダイス
13に据込まれ、インサート15にフイルタ取付
用孔4が位置してから、ポンチ9によりスリーブ
挿通用孔6を貫通直前まで穿孔する(第2図参
照)。この穿孔によりポンチ9に押されたワーク
Wの材料の一部21はインサート15の孔16に
押出されて来る。この場合、穿孔初期には断面減
少に伴つてワークWの材料がポンチ9の後方(図
では上方)に押し出され、穿孔中期には鍔部1に
より上記後方押し出しが困難化するが、インサー
ト15の孔16に上記材料の一部21が前方押出
により押し出され、その際インサート15の孔1
6がポンチ9の径より少し小さいため穿孔しつつ
あるスリーブ挿通用孔6の破断を防ぎ、該スリー
ブ挿通用孔6の底厚22が極限近く薄い状態まで
穿孔される。また、この材料の一部21の前方押
し出しが行われるためポンチ9に加わる荷重が穿
孔深さの増大により過大とならず、ポンチ9の折
損を生じ難い状態にある。
次に、スリーブ挿通用孔6よりも少し大きな孔
20を有する第2インサート19にフイルタ取付
用孔4を挿嵌状態下にポンチ10でスリーブ挿通
用孔6の底24を打抜く(第3図参照)。この場
合、孔の底24が前工程により硬度を上昇してい
るため打ち抜き易く、バリの発生が殆ど見られな
い。
次に、上記スリーブ挿通用孔6を設けたワーク
Wは反転状態下に軸絞りを行つて段部2及び軸部
23を成型される(第1図d参照)。
この工程を第4図により詳しく説明すると、2
5は可動のパンチ、26はパンチ25と一体に動
作するポンチ、27はノツクアウトカラー、28
はダイスベース、29はダイスベース28に固定
したダイススリーブ、30はダイススリーブ29
に摺嵌した可動ダイスであつて、スプリング31
により常態においてダイススリーブ29の先端の
係合段部32に当接し、パンチ25の押動により
可動代33だけ図の下方に移動する。34はダイ
スベース28に固定して先端のランド35を可動
ダイス30内に臨ませた固定ダイス、36はノツ
クアウトピンである。
しかして、ワークWは、第4図aに示すよう
に、パンチ25の前進(図では下降)により可動
ダイス30に据込まれ、この据込み状態において
ワークWの太軸部3先端が固定ダイス34に臨む
と共に可動ダイス30及びパンチ25によりワー
クの鍔部1を含む外周が密閉状態とされ且つポン
チ26がフイルタ取付用孔4を塞ぎ且つスリーブ
挿通用孔6を挿通している。
引続くパンチ25の前進により、第4図bに示
すように、可動ダイス30が押動され、ワークW
もパンチ25及び可動ダイス30と共に移動して
固定ダイス34により太軸部3が軸絞りされ、太
軸部3の材料の一部が前方押出され、太軸部3の
基部、先部でそれぞれ段部2、軸部23が成型さ
れる。この場合、上記のように軸絞りが前方押出
によりなされるため、軸部23が絞られた材料に
よつて長くなり、これと同時にスリーブ挿通用孔
6も長くなる。
次に、パンチとダイスにより段部2と軸部23
を矯正し(第1図e参照)、更にスリーブ挿通用
孔6の矯正を行い(第1図f参照)、次にスリー
ブ挿通用孔6及びフイルタ取付用孔4にマスター
ポンチを通すと共に段部2の矯正を加えて製品の
コアー基体Yを得る(第1図g参照)。
この方法にあつては、可動ダイス30に据込み
状態下のワークWを固定ダイス34側に前進させ
ることにより、ワークWの太軸部3の先部が固定
ダイス34により軸絞りされると共に太軸部3の
基部に段部2が形成されるものであり、このワー
クWの固定ダイス34側への前進が可動ダイス3
0とパンチ25により鍔部1を密閉状に規制した
状態で行われることとなるため、固定ダイス34
により軸絞りされる太軸部3の材料の一部が軸部
23の先方に前方押出され、軸部23の長さが長
くなつてワークWが所期の製品の段鍔付きコアー
基体Yに対応するものとなり、スリーブ挿通用孔
6も前記軸部23の長さに伴つて長くなる。
なお、本発明は孔を有しない中実の段鍔付き軸
状体や鍔部が軸端に位置する段鍔付き軸状体の製
造にも適用できる。
[発明の効果] 上記のように本発明においては、太軸部の材料
の一部が軸部の先方に前方押出され、軸部の長さ
が長くなるため、鍔付きのワークが製品の段鍔付
き軸状体よりも短くて済み、材料節減となると共
に、段部及び軸部の形成に手間を要さず、また貫
通孔を設ける場合は短い鍔付きのワークでの貫通
孔の形成ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜gは本発明のワーク、製品を工程順
に示した側断面図、第2図、第3図、第4図a,
bは同上例の冷間鍛造工程の一部を工程順に示し
た縦断面図であり、第5図a,bは従来例のワー
ク、製品の説明用断面図である。 1……鍔部、2……段部、3……太軸部、23
……軸部、25……パンチ、30……可動ダイ
ス、34……固定ダイス、W……ワーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鍔部と軸部間に段部を有する段鍔付き軸状体
    を製造する方法において、前記鍔部を備えると共
    に前記段部の径に適合する太軸部を備えたワーク
    を用い、該ワークの前記太軸部及び鍔部を可動ダ
    イスに据込み状態下にパンチでワークを密閉しつ
    つ套管状固定ダイス側に前進させて該固定ダイス
    により前記太軸部の先部を軸絞りして軸部を形成
    すると共に該太軸部の基部で段部を形成すること
    を特徴とする段鍔付き軸状体の製造方法。
JP8952188A 1988-04-12 1988-04-12 段鍔付き軸状体の製造方法 Granted JPH01262037A (ja)

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JP4984910B2 (ja) * 2007-01-22 2012-07-25 日本精工株式会社 軌道輪部材の製造方法
JP5981471B2 (ja) * 2014-02-17 2016-08-31 株式会社コーリツ 冷間鍛造プレス装置、及び冷間鍛造プレス方法
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