JPH0260176A - アハロノフ・ボーム効果トランジスタ - Google Patents

アハロノフ・ボーム効果トランジスタ

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Publication number
JPH0260176A
JPH0260176A JP63212718A JP21271888A JPH0260176A JP H0260176 A JPH0260176 A JP H0260176A JP 63212718 A JP63212718 A JP 63212718A JP 21271888 A JP21271888 A JP 21271888A JP H0260176 A JPH0260176 A JP H0260176A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
insulator
superconductor
aharonov
semiconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP63212718A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Yonemitsu
米満 敏浩
Yukio Kawahara
川原 行雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0260176A publication Critical patent/JPH0260176A/ja
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  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は皿子干渉トランジスタ(Quantun+I
nterference Transistar)と呼
ばれるアハロノフ・ボーム効果トランジスタに関する。
「従来の技術」 従来のアハロノフ・ボーム効果トランジスタは第2図に
示すようにAj!GaAsJ! 11上にGaAs層1
2が形成され、その上にA I GaAs層13が形成
され、更にその上にGaAs層14が形成され、その上
にA I GaAs層15が形成され、その^(l G
aAs層15上の中間部にn”GaAsのゲート電極層
16が形成され、両端面にn″GaAsのソース電極N
17及びドレイン電極JN1Bが形成されていた。
種類の異なった半導体GaAs5A 12 GaAsで
ヘテロ接合を形成すると、接合面にはGaAs5  ^
I GaAsのそれぞれの電子親和力、バンドギャップ
の差に応じたポテンシャルの跳びができる。つまり伝導
帯に関してはGaAsのところがポテンシャルの井戸(
量子井戸)ができる。
アハロノフ・ボーム効果トランジスタの原理を第3図に
示す。電極間に斜線の部分で示した量子井戸からなるチ
ャネルがあるとする。ここで電子波が点21で分割され
、経路1.2を通り、再び点22で1つの電子波となる
。この時、経路lの電子の透過係数をtl、経路2の電
子の透過係数をt2とずれば点21から点22への全透
過係数Tは、 TI” =lt+l” 十lh +2  t、   4  5  CoSφで与′えられ
る。ここで経路1.2の位相差をφとし、電子は散乱さ
れることなくパリスティックに伝導するものとする。こ
の式から経路1.2の位相差を変化できればコンダクタ
ンスを変調、できる。
位相差はベクトルポテンシャルAおよびスカラーポテン
シャルVによって制御可能である。(B=rot A、
  F、 =−gradVの関係がある)、またアハロ
ノフ・ボーム効果が現れる条件として非弾性散乱によっ
て決まるコヒーレンス長Lφがリング長しよりも十分大
きいことが必要である。半導体の場合この条件を満足す
るためには液体ヘリウム温度以下にしなければならない
という問題がある。
第2図の素子は電場で電子波の位相を制御する静電的ア
ハロノフ・ボーム効果素子であり、従来のFETと同様
に、ゲート電圧でコンクリタンスの制御が可能である。
「発明が解決しようとする課題」 以上述べたように従来のアハロノフ・ボーム効果トラン
ジスタは量子井戸からなるチャネルに半導体(GaAs
、  ^(l GaAs )を用いているため、コヒー
レンス長Lφを長くするために極低温(液体ヘリウム温
度以下)にしなければならないという欠点があった。こ
の発明の目的は高温動作(液体チッ素温度)を可能にし
たアハロノフ・ボーム効果トランジスタを提供すること
にある。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば、基板上に半導体又は絶縁体の第1バ
ッファ層が形成され、その第1バッファ層上に第1&H
伝導体層が形成され、その第1超伝導体層上に絶縁体層
が形成され、その絶縁体層上に第2超伝導体層が形成さ
れ、その第2超伝導体層上に半導体又は絶縁体の第2バ
ッファ層が形成され、その第2バッファ層上にゲート電
極層が形成され、上記第1バッファ層、第1超伝導体層
、絶縁体層、第2超伝導体層、及び第2バッファ層の両
端面にそれぞれ接してソース電極層及びドレイン電極層
が設けられる。
このようにこの発明では量子井戸からなるチャネル部を
超伝導体層で構成することにより高温でもコヒーレンス
長Lφは超伝導体においてはフォノンによる非弾性散乱
がおさえられるためマクロ的な長さであると考えられ、
高温動作可能なアハロノフ・ボーム効果トランジスタが
得られる。
「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示す、 5rTi()iな
どの基板31上に半導体またはSingなどの絶縁体の
第1バツフアJ!I32が形成される。第1バツフア1
i32上にTcがチッ素温度以上の例えばYBazCu
sOt−xなどの第1超伝導体層33が形成され、その
第1超伝導体層33上に5i02などの絶縁体層34が
形成される。絶縁体層34上にTcがチッ素温度以上の
例えばYBaxCusOy−xなどの第2超伝導体層3
5が形成され、第2超伝導体層35上に半導体又はSi
ngなどの絶縁体の第2バッファ層36が形成される。
第2バッファ層36上の中間部にAuなとのゲート電極
層37が形成され、第1バッファ層32、第1超伝導体
層33、絶縁体層34、第2超伝導体層35、第2バッ
ファ層36の両端面とそれぞれ接して^Uなどのソース
電極層n この素子はチャネル部を第1.第2超伝導体層33.3
5で構成し、電子波を分割するための層を絶縁体N34
で構成している。この絶縁体層34は第2超伝導体層3
5から第1超伝導体層33へのジッセフソン効果が生じ
ない程度の厚さにされる。
超伝導体層と絶縁体層との接合面には超伝導体層と絶縁
体層とでは電子親和力、エネルギー構造が異なるので、
ポテンシャルの跳びができる。従って超伝導体層と絶縁
体層とを積層構造にしたものにおいても、半導体と同様
に伝導帯に関して超伝導体のところに量子井戸が形成さ
れる。量子井戸の部分を半導体にしたものと超伝導体に
したものとの決定的な違いは超伝導体では電子はフォノ
ンによる非弾性散乱を受けないので、電子波のコヒーレ
ント長は十分長いと考えられ、もしTc温度の高い超伝
導体を用いればトランジスタ動作する温度を上げること
ができる。一方半導体では電子はフォノンによる非弾性
散乱を受けるため電子波のコヒーレント長は短い、従っ
てトランジスタ動作させるためにはフォノンの影響を受
けない、掻低温(液体ヘリウム温度以下)にしなければ
ならない。
ソース電極層38から出た電子波は第1超伝導体層33
と第2超伝導体層35との経路に分割され、ゲート電圧
で位相が変調されて、ドレイン電極層39で干渉する。
すなわちソース・ドレイン電流をゲート電圧で制御する
ことができる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明においては静電的アハロ
ノフ・ボーム効果トランジスタにおいてチャネル部を超
伝導体にすることにより従来のものよりも高温で動作で
きる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2図は従来
のアハロノフ・ボーム効果トランジスタを示す断面図、
第3図はアハロノフ・ボーム効果素子の原理図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と、 その基板上に形成された半導体又は絶縁体の第1バッフ
    ァ層と、 その第1バッファ層上に形成された第1超伝導体層と、 その第1超伝導体層上に形成された絶縁体層と、その絶
    縁体層上に形成された第2超伝導体層と、その第2超伝
    導体層上に形成された半導体又は絶縁体の第2バッファ
    層と、 その第2バッファ層上に形成されたゲート電極層と、 上記第1バッファ層、第1超伝導体層、絶縁体層、第2
    超伝導体層、及び第2バッファ層の両端面とそれぞれ接
    して設けられたソース電極層及びドレイン電極とを具備
    するアハロノフ・ポーム効果トランジスタ。
JP63212718A 1988-08-26 1988-08-26 アハロノフ・ボーム効果トランジスタ Pending JPH0260176A (ja)

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