JPH026016A - コイルの装着異常検出方法 - Google Patents

コイルの装着異常検出方法

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JPH026016A
JPH026016A JP15837488A JP15837488A JPH026016A JP H026016 A JPH026016 A JP H026016A JP 15837488 A JP15837488 A JP 15837488A JP 15837488 A JP15837488 A JP 15837488A JP H026016 A JPH026016 A JP H026016A
Authority
JP
Japan
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coil
shaft
abnormality
contact
sensors
Prior art date
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Pending
Application number
JP15837488A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takeuchi
徹 竹内
Koichi Hirai
平位 幸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH026016A publication Critical patent/JPH026016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、コイルの装着異状検出方法に係り、特に、コ
イル状の帯材を巻き戻すため、所定の巻き戻し装置の巻
き軸に当該帯材を装着する際に用いるのに好適な、コイ
ル装着時の異常検出方法の改良に関する。
【従来の技術】
コイル状に巻かれた帯状金属(以下コイルという)を所
定の処理ライン、例えば圧延、連続熱処理、表面処理等
のラインで処理するためには、当該コイルを巻き戻す必
要がある。そのため、当該コイルはコイル移送装置で移
送されて所定の巻き戻し装置に装着され、その後、ライ
ンに巻き出される。 上記のようにコイルを装着するに際しては、該巻き戻し
装置の巻き軸″(以下、マンドレルという)の中心軸に
コイル中心軸を一致させて、コイルがマンドレルの装着
方向先端部に突き当らないようにして装着する必要があ
る。 即ち、コイル装着時に高さ方向等の調芯に失敗すると、
前記コイルがマンドレルの装着方向先端部に当接して突
きかかり、そのまま移送装置が移動した場合に、コイル
が該移送装置から落下する恐れがあると共に、コイルの
落下はコイル自体や設備に多大な損傷を招き、その損傷
の復旧には美大な時間を要するため防止すべきものであ
るからである。 従って、マンドレルとコイルのそれぞれの中心軸は正確
に位置合せを行う必要がある。 従来、前記コイルの巻き戻し装置への装着は、通常、作
業員の目視確認によって行われていたが、近年の自動化
、高速化、省人化の要請と相俟ってコイルの装着作業も
自動化される傾向にある。そのため、装着の際にコイル
がマンドレル先端に突き当るのを防止する種々の技術が
創案されており、そのうちのある種のものは既に実用化
されている。 例えば、特開昭53−93154号公報には、コイルカ
ーリフタ(コイル移送装置に相当)にコイルを載置して
移動する際に、該コイルの中心線に平行な直線状に、且
つ、コイルを挾んで対向するように1組あるいは数組の
光電投受光装置が取付けられ、この光電投受光装置で、
コイルの内巻き孔と巻き出し機(巻き戻し装置に相当)
のマンドレル外周との間の空隙を検出することにより、
前記リフタの昇降を制御すると共に、調芯状態の識別も
可能にすることを特徴とするコイル自動調芯装置が開示
されている。 しかしながら、このような調芯装置では、光電授受光装
置の誤動作、コイルの内径方向への巻き垂れ、或いは該
光電投受光装置の設置精度等の間組により、異常の完全
な検出は難しいものとなる。 又、例えば特開昭58−216853号公報には、光な
投受光装置を用いて、コイル間の移動量とコイルの移動
量の合理性を判定して調芯を行うようにした方法が示さ
れているが、この方法では、巻き緩んだコイルの内巻き
のみがマンドレルに突きかかった場合に、その突きかか
り状態を検出することが困難であり、正常な装置を異常
と判断し、あるいは異常な装置を正常と判断する恐れが
ある。 更に、コイル装置に際してコイル内径孔をイメージセン
サで確認する方法も提案されているが(特開昭60−1
99526号公報)この方法でも、前記方法と同様に内
巻きのみが突き掛かった状態を検出するのが困難なもの
である。 以上のように従来から種々提案されている技術は、いず
れも、コイル等をマンドレルに装着する際の異状を光学
系等の間接的な手段で知るものであり、従って、直接的
ではないため、装着異状の検出結果に対する信頼性に欠
けるという問題がある。又、これら技術は、光学系機器
を前記マンドレル〈巻き軸)の周囲に設置する必要があ
るものであり、本来的に設置空間に余裕のないマンドレ
ル周囲にこれら機器を装備するのは、実用性に欠けるも
のである。
【発明が達成しようとする課M】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
コイル状の帯材を巻き軸に装着する際の装着異状を精度
良く、且つ信頼性高く検出できると共に、実用性の高い
コイル装着異状検出方法を提供することを課題とする。
【課題を達成するための手段】
本発明は、コイル状の帯材を巻き戻すため、所定の巻き
戻し装置の巻き軸に当該帯材を装着する際に、前記巻き
軸の前記帯材が装着されてくる方向先端部に、該帯材が
当接するのを検出するための接触センサを設け、当該接
触センサの出力信号から帯材の装着に異常が生じたのを
検出することにより、前記課題を達成したものである。
【発明の作用及び効果】
本発明においては、コイル装着異状検出方法において、
巻き軸の帯材が装着される方向先端部に設けられた接触
センサで帯材が巻き軸に装着される際の装着状況に異常
が生じたのを直接的に検出可能とし、異状が生じている
ものであれば、当該接触センサの出力信号からその異状
を検出できるようにしている。 従って、直接的な検出によりコイル装着異状を知り得る
ため、検出結果の精度及び信頼性が高い。 又、巻き軸の帯材が装着されてくる方向先端部に接触セ
ンサを設けるだけで当該装着異状を検出できるため、従
来技術の如く光電投受光装置等を必要とせず、本来設置
空間に余裕のない巻き軸周囲にこれら投受光装置を設け
ることがないことから実用性が高くなる等の優れた効果
が得られる。 なお、前記接触センサを複数個所定の配列状態で前記巻
き軸先端部に設ければ、それら各接触センサの出力信号
から装置異状の種類、例えば芯ずれあるいはコイル状帯
材の内周への巻き垂れの形状やその位置を知ることがで
きる。このように帯状の巻き垂れを知り得れば、他の遠
隔操作機構と組み合せて操業を行い巻き垂れのある帯材
を巻き軸に短時間に装着させるようにして、帯材装置作
業の高能率化を図ることができる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第1図に示されるようなコイル巻き戻し
装置10に対して、コイル移送装置12により帯状金属
材のコイル14を装着する際に、装置の状況異状を検出
するようにしたものである。 前記コイル巻き戻し装置10には、第2図に示されるよ
うに帯状金属材のコイル14を装着するための巻き軸(
マンドレル)16が設けられ、コイル14の装着される
方向先端部には、第2図に詳細に示されるように、同心
円状、且つ、放射状に配列された複数の接触センサ18
が設けられている。 又、前記コイル移送装置12には、第1図に示されるよ
うに前記コイル14を載置し、垂直方向に昇降させて該
コイルの芯(中心軸)を前記′巻き軸16の芯(中心軸
)に合せるためのコイル昇降装置20が設けられている
。 更に、前記接触センナ18の検出信号は、第1図に示さ
れるように、制御装置2・4に入力される。 この制御装置24は、入力された検出信号から、コイル
の中心軸孔22が前記巻き軸16と一致せずあるいは巻
き垂れが生じてコイル14が該巻き軸16に当接して突
きかかっている等のコイル14の装着状況の異常を検出
すると共に、その異常の種類、詳細な状況を弁別する。 又、前記制御装置24は、該異常検出の際に前記コイル
移送装置12及びコイル昇降装置20の動作を停止させ
る機能を有している。 この実施例は、上記のように構成されているため、コイ
ル昇降装置20によりコイル中心軸孔22と巻き軸16
の中心軸が一致するように高さ調芯を行い、その調芯が
完了した後、コイル移送装置12がコイル14を該巻き
軸16に装着する。 その際、接触センサ18の出力信号は制御装置24に入
力される。該制御装置24は、これら各接触センサ18
のうちのいずれかの出力信号がある一定レベル以上の出
力に達した場合、装着異常が発生したものと判断し、コ
イル移送装置12に停止信号を出力すると共に、該信号
を出力した接触センサ18の分布状況に応して、異常種
類を弁別する。このように異常が発生したと判断された
場合には、又、同時に、最寄の操作盤あるいは制御盤に
警報信号を出力し、ライン操業を管理している作業者に
装着異常が生じたことを知らせる。 次に、上記のように異常が検出された際における、その
異常の弁別平原について説明する。 前記コイル中心軸孔22の内周22A(図中破線で示す
)が、第3図に示されるように、巻き軸16の外周16
Aに対して偏心した異状(偏心異常)が生じた場合は、
図中斜線が施されている接触センサ18Aにコイル14
の端面が当接し当該接触センサ18Aから検出信号が出
力されることになる。この際、該端面が当接し接触信号
を出力する接触センサ18Aは図のように所定の中心軸
を中心に両側に拡がる略左右対称の分布となる。 従って、このパターンを予め制御装置24に記憶させて
おけば、この偏心異常を知ることができる。 又、前記コイル10の中心軸は前記中心軸孔22の中心
軸に一致しているが、該コイル10の巻き始め(以下始
端という、)が第4図符号10Aで示すように前記コイ
ル中心軸孔22内に垂れ下っているとき(巻き垂れ異常
)は、コイル10に当接する接触センサ18の配列は、
左右非対称のものとなり、且つ、その中心から見て片側
のみに裾を有する配列となる。こめような配列を制御装
置24に予め記憶させておき、接触センサ18の出力信
号と当該配列を比較してコイル10の始端に巻き垂れが
生じたことを検出する。又、その他、前記コイル10が
巻き軸に対して偏芯している場合以外で接触センナ18
から出力が生じたときを、コイル10の始端に巻き垂れ
が生じているものと制御装置24で判断するようにして
もよい。 なお、前記実施例においては、第2図の如き同心円、且
つ、放射状に配列された接触センナ18を用いていたが
、本発明を実施する際には、接触センサの配列は図に示
されるものに限定されるものではなく、他の配列法を採
用して接触センサを配置することもできる。又、接触セ
ンナは、前記実施例の如く複数のものを分布させて用い
るのみならず、代表的な個所に単体の接触センサを設け
、その出力信号で装置に異常が生じたことを検出するよ
うにしてもよい、更に、接触センサはコイルが当接した
ことを知り得るものであれば、いずれの種類のものを使
用することができ、一定値以上の圧力でオン−オフ信号
を出力する、例えばタッチセンサ、リミットスイチ等の
周知のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るコイル巻き戻し装置の全
体構成を示す、一部所面図を含む概略構成図、第2図は
前記実施例の巻き軸先端に設けられた接触センナの配列
状態を詳細に示す要部斜視図、第3図は前記実施例の作
用を説明するための要部正面図、第4図は同じく、作用
を説明するための要部正面図である。 10・・・コイル巻戻し装置、 12・・・コイル移送装置、 14・・・帯状金属材のコイル、 16・・・巻き軸、 16A・・・巻き軸外周、 18・・・接触センサ、 20・・・コイル昇降装置、 22・・・コイル中心軸孔、 22A・・・コイル中心軸孔内周、 24・・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイル状の帯材を巻き戻すため、所定の巻き戻し
    装置の巻き軸に、当該帯材を装着する際に、前記巻き軸
    の前記帯材が装着されてくる方向先端部に、該帯材が当
    接するのを検出するための接触センサを設け、 当該接触センサの出力信号から帯材の装着に異常が生じ
    たのを検出することを特徴とするコイルの装着異常検出
    方法。
JP15837488A 1988-06-27 1988-06-27 コイルの装着異常検出方法 Pending JPH026016A (ja)

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JP15837488A JPH026016A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 コイルの装着異常検出方法

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JP15837488A JPH026016A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 コイルの装着異常検出方法

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Publication Number Publication Date
JPH026016A true JPH026016A (ja) 1990-01-10

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ID=15670308

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JP15837488A Pending JPH026016A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 コイルの装着異常検出方法

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JP (1) JPH026016A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351370A (ja) * 1989-04-19 1991-03-05 Kanebo Ltd ドライタッチなコーティング布帛
US5248109A (en) * 1990-11-27 1993-09-28 Sundwiger Eisenhutte Maschinenfabrik Gmbh & Co. Positioning apparatus for coils, more particularly of metal strip, to be fitted on to a reeling drum
US5308217A (en) * 1992-07-20 1994-05-03 Automatic Handling, Inc. Roll chucking apparatus
JP2021023993A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 Jfeスチール株式会社 金属帯コイルの装着方法および金属帯コイルの装着設備

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US5308217A (en) * 1992-07-20 1994-05-03 Automatic Handling, Inc. Roll chucking apparatus
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