JPH026006A

JPH026006A - 変速装置

Info

Publication number: JPH026006A
Application number: JP1046377A
Authority: JP
Inventors: Friedrich Muenker; フリードリッヒ　ミュンカー; Axel Dipl Ing Barten; アクセル　バルテン
Original assignee: Achenbach Buschhetten GmbH and Co KG
Current assignee: Achenbach Buschhetten GmbH and Co KG
Priority date: 1988-02-24
Filing date: 1989-02-27
Publication date: 1990-01-10
Also published as: IT8919452A0; US4982617A; FR2627567B3; GB2217404B; GB2217404A; DE3805710A1; GB8904311D0; FR2627567A1; IT1229887B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、変速装置、特に圧延機を駆動するための多段
式変速装置に関するものである。

（従来の技術）圧延機においては、例えば、アルミニウムの精巧なスト
リップ（帯状材料）を圧延するための作用ローラおよび
ウィンチを駆動するために、２段式変速装置が取り入れ
られるようになっている。

これらの変速装置は、今までは機械的に切り換えられ、
それにより、前記ローラならびにウィンチを必要なロー
ラのモーメントに関連して、より低い、又はより高い回
転数で駆動するようにしている。この種の２段式変速装
置は、外歯付き切換えスリーブを有し、このスリーブは
、入力回転シャフト上に回転しないように、且つ軸方向
には変位し得るように装着されている。そして、このス
リーブは、前記入力回転シャフトの静止状態のときに、
油圧による調節駆動により、内歯付き平歯車内で、第１
もしくは第２の変速段における歯車のペアのうちの小歯
車へ選択的に連結される。この切換え動作は、主要な所
定の切換え位置で行なわれ、この位置で前記切換えスリ
ーブが始動されるとき、当該スリーブの歯は、前記切り
換えられるべき歯車のベアにおける小歯車の対応するリ
ムの内歯間の隙間の前に正確に位置せず、この位置決め
を行なうことは、煩雑で時間ないし手間がかかる動作と
なっている。この場合、前記切換えスリーブは、油圧に
よる調節駆動により、中間位置へ戻され、そして前記入
力回転シャフトが前記切換えスリーブと一緒に、駆動モ
ータによって再度回転される。この後、前記入力回転シ
ャフトは前記モータのスイッチの遮断により停止され、
そして前記切換えスリーブが、作動されるべき変速段の
小歯車に対向するように、新たに変位される。切換えス
リーブおよび小歯車が、再び、嵌合する位置にない場合
、そのスリーブがその小歯車上のリムと嵌合できるよう
になるまで、切換え動作をいつまでも繰り返す必要が生
じる。

実際に使用したところによると、前記切換えスリーブを
油圧により調節する駆動力は、その切換えスリーブの連
結位置において減少されねばならないことが明らかにな
っている。なぜなら、そうでない場合、危険が生じるか
らである。つまり、前記切換えスリーブが、噛合い状態
にある歯車の微小な運動に起因して外れると言う危険で
ある。

しかも、このように駆動力を低減させることは、作動の
精度を望ましい高いレベルに上げるものではない。なぜ
なら、前記歯車の微小な動きによりこの種のより大きな
圧力が前記切換えスリーブ上に生じることと、調節駆動
装置のロッドが歪曲されることと、それゆえ前記切換え
スリーブが外れることとを、排除することができないか
らである。

（発明が解決しようとする課題）本発明には、上記種類の変速装置における切換え動作を
容易にすると言う課題がある。

（課題を解決するための手段）この課題は、本発明によると、請求項１の特徴事項に記
載された特徴を有する多段式変速装置により解決される
。

（発明の作用および効果）本発明による変速装置は、既知の変速装置とは対照的に
、本質的に簡単で迅速な切換え動作を行なうことと、ス
ペースの必要性が少ないと言うことにおいて優れている
。このスペースの必要性が小さいと言うことは、例えば
圧延機においてかなりの意味を持つものであり、このよ
うにスペースの必要性を小さくすることは、油圧カラー
として具現される摩擦連動器が、個々の変速段の駆動用
小歯車を入力回転シャフトに連結するために、当該駆動
用小歯車により特許請求の範囲において指標される入力
回転シャフトの縦断面の内部において、前記人力回転シ
ャフト上に装着され、あるいは前記入力回転シャフトの
内部に組込まれることで達成される。

（実　施　例）以下、図示を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図に示すように、変速段Ｉおよび■を有している２
段式変速装置１は、２つの歯車２．３を有し、これらの
小歯車２，３は、それぞれ２つの〜転がり軸受４を介し
て、モータにより駆動される入力回転シャフト５上に回
転可能に支持されているとともに、図示しない出力回転
シャフト上に回転不能に設置された歯車６および７を回
転駆動する。前記変速段Ｉおよび■の駆動用小歯車２．
３は、摩擦連動器８，９を介して、前記回転シャフト５
と連動して回転することができる。

前記摩擦連動器８，９は、二重の隔壁を有するカラーｌ
Ｏで構成され、このカラー１０は、オイルポンプ１１へ
接続可能な包囲空間１２と、前記駆動用小歯車２．３の
転がり軸受４間において前記入力回転シャフト５上に固
芒される内側部分１３と、外側ジャケット１４とを有し
、この外側ジャケット１４は、前記包囲空間１２内の油
圧により半径方向に拡張されて、摩擦力により、前記入
力回転シャフシ５を前記駆動用小歯車２，３のボス１５
．１８に対して、緊密に係止させる。

前記変速段Ｉの摩擦連動器８におけるカラーＩＯの包囲
空間１２は、前記内側部分１３内の半径方向の導通路１
７を経て、この導通路１７に対して同軸的に設けられた
前記入力回転シャフト５内の半径方向の導通路１８へ、
および軸方向の導通路１９へ、および半径方向に延びる
導通路２０へ接続され、さらに、前記入力回転シャフト
５の自由端部上に転がり軸受２１を介して支持され、且
つ回転を保証された回転式導入体２２の油圧ブロック２
３へ接続され、さらに、接続導管２４、およびオイルポ
ンプｌｌ上の４７２絞り弁２５へ接続される。

前記変速段Ｈの摩擦連動器９におけるカラーｌＯの包囲
空間１２は、内側部分１３内の半径方向の導通路２Ｇを
経て、前記入力回転シャフト５における前記導通路２６
に対して同軸的な半径方向の導通路２７、および軸方向
の導通路２８、および更に他の半径方向の導通路２９と
、前記油圧ブロック２３と、接続導管３０と、オイルポ
ンプ１１の４／２絞り弁２５とへ接続されている。

前記油圧ブロック２３は、前記オイルポンプ１１へ達し
ている接続導管２４．３０のための２つの半径方向の接
続部材３１．３２を有している。これらの接続部材３１
．３２は、時々、前記油圧ブロック２３内の半径方向の
導通路３３．３４、および当該ブロックの支持孔３７の
うちのリング状導通路３５．３６を介して、前記変速段
ＩのカラーｌＯのための前記入力回転シャフト５内の供
給導管２０．１９．１８と結合され、あるいは、前記変
速段■のカラーｌＯのための供給導管２９．２８．２７
と結合される。

前記入力回転シャフト５上に支持された油圧ブロック２
３は、図示しない変速装置機台上の受止め部材３９と協
働するよう、正面側に取り付けられた止着ピン３８によ
り、回転しないように拘束されている。

前記変速装置１は、両方の変速段のために、過負荷回避
手段を設けられることが可能である。変速段Ｉの過負荷
回避手段は、逃がし弁４１を有し、この逃がし弁４１は
、前記入力回転シャフト５上に設置され、且つ半径方向
の導通路４０を介して、摩擦連動器８の油圧作動カラー
ｌＯのための軸方向の供給導通路１９と接続された状態
にあり、また前記過負荷回避手段は、前記駆動用小歯車
２のボス１５へ取り付けられた止着部材４２を有し、こ
の土着部材４２は、過大負荷の処理を行なうときに、入
力回転シャフト５と小歯車２との間で相対回転が行なわ
れている間に、前記逃がし弁４１を開放させるためのも
のである。

前記変速段■における図示されていない過負荷回避手段
も、同様の方法で構成されている。

前記２段式変速装置１の変速段Ｉは、前記４／２絞り弁
２５のスイッチ４３の作動により作動され、また前記変
速段■は、前記弁２５のスイッチ４４を介して作動され
る。

上記した実施例の変更例として、例えば３つの切換え段
を備えることが可能である。さらに、前記摩擦連動器８
，９のカラー１０は、前記入力回転シャフト５内に設け
られることも可能である。

前記した変速装置の概念は、特に多段変速装置に適し、
例えば第２図に示されている種類の２段変速装置に適し
、この２段変速装置は、２つの平行な切換えモータ４Ｂ
、　４７と、２本の入力回転シャフト４８．４９とを介
して、出力回転シャフト４５の駆動力の回転モーメント
を変える。変速段Ｉの両方の摩擦連動器５０．５１．お
よび変速段■の連動器５２゜５３は時々、同時に切り変
えられることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、２段式変速装置の縦断面図である。第２図は、２つの平行な切換えモータを介して駆動され
る２段式変速装置の概略説明図である。１・・・２段式変速装置　　２．３・・・小歯車４・・
・転がり軸受　　　　５・・・入力回転シャフト６．７
・・・歯車　　　　　８，９・・・摩擦連動器ｌＯ・・
・カラー　　　　　　１１・・・オイルポンプ１２・・
・包囲空間　　　　　１３・・・内側部分１４・・・外
側ジャケット　　１５．１８・・・ボス１７．１８．１
９．２０・・・導通路　２１・・・転がり軸受２２・・
・回転式導入体　　　２３・・・油圧ブロック２４・・
・接続導管　　　　　２５・・・絞り弁２０．２７，２
８．２９・・・導通路　３０・・・接続導管３１．３２
・・・接続部材　　　３３．３４・・・導通路３５．３
８・・・リング状導通路３７・・・支持孔　　　　　　３８・・・土着ビン３９
・・・受止め部材　　　　４０・・・導通路４１・・・
逃がし弁　　　　　４２・・・止着部材４３．４４・・
・スイッチ　　　４６．４７・・・切換モータ４ｇ、４
９・・・人力回転シャフト

Claims

【特許請求の範囲】

（１）特に圧延機を駆動するための多段式変速装置であ
って、モータにより駆動される入力回転シャフト上に回
転可能に装着された少なくとも２つの小歯車を有すると
ともに、出力軸上に回転不能に取り付けられた複数の歯
車を駆動するために、それらを前記小歯車と選択的に連
結させることが可能な２つの変速段を有している変速装
置において、前記駆動用小歯車（２、３）を前記入力回
転シャフト（５）へ連結するための、選択的に切換え可
能な摩擦連動器（８、９）を備えていることを特徴とす
る変速装置。
（２）前記摩擦連動器（８、９）が、二重隔壁を有する
カラー（１０）を備え、このカラー（１０）は、圧力媒
体源へ接続可能な包囲空間（１２）と、この包囲空間（
１２）内の圧力媒体により半径方向へ膨張することが可
能な外側ジャケット（１４）とを有し、この外側ジャケ
ット（１４）は、半径方向への膨張の際に、回転入力シ
ャフト（５）と小歯車ないし歯車ボス（１５、１６）と
を緊密な摩擦力で相互に係止させることを特徴とする請
求項１記載の変速装置。
（３）前記摩擦連動器（８、９）のカラー（１０）が、
その内側部分（１３）を、前記駆動用小歯車（２、３）
の複数の転がり軸受（４）の間で、前記入力回転シャフ
ト（５）へ固着されていることを特徴とする請求項２記
載の変速装置。
（４）前記摩擦連動器（８、９）のカラー（１０）が、
前記入力回転シャフト内に設けられていることを特徴と
する請求項２記載の変速装置。
（５）前記摩擦連動器（８、９）のカラー（１０）が、
前記入力回転シャフト（５）内の供給導通路（１７〜１
９；２７〜２９）と、前記入力回転シャフト（５）上へ
回転軸受（２１）を介して取り付けられ且つ回転を拘束
された回転式導入体（２２）の油圧ブロック（２３）と
、接続導管（２４；３０）と、多段絞り弁（２５）とを
経て、オイルポンプ（１１）へ接続されていることを特
徴とする請求項１〜４いずれか１項記載の変速装置。
（６）前記油圧ブロック（２３）が、前記オイルポンプ
（１１）用の接続導管（２４、３０）のための２つの半
径方向の接続部材（３１、３２）を有し、これらの接続
部材（３１、３２）は、時々、前記油圧ブロック（２３
）内の半径方向の導通路（３３、３４）、および前記ブ
ロック（２３）の支持孔（３７）のうちのリング状導通
路（３５、３６）を介して、前記変速段 I のカラー（
１０）のための前記入力回転シャフト（５）内の供給導
通路（２０、１９、１８）と接続され、あるいは前記変
速段IIのカラー（１０）のための前記入力回転シャフト
内の供給導通路（２９、２８、２７）と接続されること
を特徴とする請求項５記載の変速装置。
（７）前記変速装置が過負荷回避手段を備え、当該回避
手段は、前記入力回転シャフト（５）上に設置され且つ
摩擦連動器（８）のカラー（１０）の供給導通路（１９
）に接続された逃がし弁（４１）と、過大負荷の処理を
行なう際に、入力回転シャフト（５）および小歯車（２
）相対回転が生じている間に、前記絞り弁（４１）を開
放させるよう、前記小歯車（２）のボス（１５）により
担持された止着部材（４２）とを有していることを特徴
とする請求項１〜６いずれか１項記載の変速装置。