JPH0259888B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0259888B2 JPH0259888B2 JP38985A JP38985A JPH0259888B2 JP H0259888 B2 JPH0259888 B2 JP H0259888B2 JP 38985 A JP38985 A JP 38985A JP 38985 A JP38985 A JP 38985A JP H0259888 B2 JPH0259888 B2 JP H0259888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- water
- burying
- drain
- branch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 8
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 4
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 3
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 3
- 235000021384 green leafy vegetables Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特にゴルフ場のグリーンの芝生の育
成と、良好なる生育状態を保持するためのグリー
ン土壌の暗渠排水方法に関するものである。
成と、良好なる生育状態を保持するためのグリー
ン土壌の暗渠排水方法に関するものである。
グリーンの土壌は、これを大別して土質を主と
するもの、砂質を主とするもの、土砂併用のもの
とに別けられ、立地条件、環境に応じ、これ等の
何れかが用いられてきた。しかも何れの場合にあ
つても、排水は土中に埋設された単なるドレーン
管によるものであつた。
するもの、砂質を主とするもの、土砂併用のもの
とに別けられ、立地条件、環境に応じ、これ等の
何れかが用いられてきた。しかも何れの場合にあ
つても、排水は土中に埋設された単なるドレーン
管によるものであつた。
前記の従来技術中、土質を主とするものによる
ものは一般的に透水率は不充分であるが、透水後
における保水力が良好に過ぎて、即ち水分が過多
となり、ために病中害が発生し易く、砂質を主と
するものは透水率は良いが排水が良好に過ぎて、
即ち保水力に欠けて乾燥し過ぎ、土砂併用のもの
においては、施工に手数を要し、又排水設備とし
ては、肋骨状に埋設された排水ドレーン管による
ものが普通で、土質の違いによる適性排水又は保
水に欠ける点があつた。
ものは一般的に透水率は不充分であるが、透水後
における保水力が良好に過ぎて、即ち水分が過多
となり、ために病中害が発生し易く、砂質を主と
するものは透水率は良いが排水が良好に過ぎて、
即ち保水力に欠けて乾燥し過ぎ、土砂併用のもの
においては、施工に手数を要し、又排水設備とし
ては、肋骨状に埋設された排水ドレーン管による
ものが普通で、土質の違いによる適性排水又は保
水に欠ける点があつた。
本発明は、地面を掘削して地表面と平行する基
盤を造成する工程、該基盤上に単数又は複数のド
レーン管埋設用凹溝を等高線に略々直交するよう
に設け、該ドレーン管に接続する枝管埋設用凹溝
を等高線に略々平行に設けた後、基盤全面に透水
性のシートを敷接し、さらに前記ドレーン管埋設
用凹溝には不透水性シートを敷設し、またドレー
ン管或いは枝管に交差するように各管埋設用凹溝
上に不透水性の太巾テープを張設すると共に基盤
の周縁および低地には不透水性シートを張設する
基盤の表面処理工程、前記各管埋設用凹溝にドレ
ーン管又は枝管を横設し、この枝管の傾斜度は
略々1%以内とし、低地には枝管の本数を多く、
また基盤周縁にも枝管を横設し、ドレーン管の一
端を集水枡に接続する配管工程、所定柱形の砂、
床土を積み上げる工程より成ることを特徴とする
グリーン土壌の造成方法であつて、土壌中の過剰
水分を適切に排水し、また土壌中の水分を均一に
保水し得るものである。
盤を造成する工程、該基盤上に単数又は複数のド
レーン管埋設用凹溝を等高線に略々直交するよう
に設け、該ドレーン管に接続する枝管埋設用凹溝
を等高線に略々平行に設けた後、基盤全面に透水
性のシートを敷接し、さらに前記ドレーン管埋設
用凹溝には不透水性シートを敷設し、またドレー
ン管或いは枝管に交差するように各管埋設用凹溝
上に不透水性の太巾テープを張設すると共に基盤
の周縁および低地には不透水性シートを張設する
基盤の表面処理工程、前記各管埋設用凹溝にドレ
ーン管又は枝管を横設し、この枝管の傾斜度は
略々1%以内とし、低地には枝管の本数を多く、
また基盤周縁にも枝管を横設し、ドレーン管の一
端を集水枡に接続する配管工程、所定柱形の砂、
床土を積み上げる工程より成ることを特徴とする
グリーン土壌の造成方法であつて、土壌中の過剰
水分を適切に排水し、また土壌中の水分を均一に
保水し得るものである。
第1図は概念平面図、第2図及び第3図は同上
の―線及び―線における詳細断面図で、
Gは傾斜する地面(例えば1.5〜3.0度勾配の)B
は地面Gに略平行をなすように掘削された(例え
ば40〜50cm)基盤を示すが、この実施例における
基盤Bは、第1図の±0点より+20,+40,+60,
+70の等高線の如き高低差を持つ斜状に造成され
ている。
の―線及び―線における詳細断面図で、
Gは傾斜する地面(例えば1.5〜3.0度勾配の)B
は地面Gに略平行をなすように掘削された(例え
ば40〜50cm)基盤を示すが、この実施例における
基盤Bは、第1図の±0点より+20,+40,+60,
+70の等高線の如き高低差を持つ斜状に造成され
ている。
1は単一或は複数の吸水用のドレーン管、2は
該ドレーン管1より分岐された数多の枝管(同じ
く吸水用の)を示し、それぞれ吸水機能を有する
不織布製管(例えば、ポリエステル系の長繊維に
よる)で、所望径に作られている。(例えばドレ
ーン管50mm径、枝管30mm径に) そして、ドレーン管1及び枝管2は、それぞれ
基盤Bに設けられた凹溝B1,B2内に、後記の手
段を介して配設されているが、枝管2は基盤Bの
高低差に応じ、その間隔が大中小にされている。
即ち低所の間隔を小にし、これより高所に至るに
従い漸次と大にして配設されている。又、ドレー
ン管1の基部には300×300×300mm程度の集水枡
3が設けられ、この集水枡3に排水管4が連結さ
れている。
該ドレーン管1より分岐された数多の枝管(同じ
く吸水用の)を示し、それぞれ吸水機能を有する
不織布製管(例えば、ポリエステル系の長繊維に
よる)で、所望径に作られている。(例えばドレ
ーン管50mm径、枝管30mm径に) そして、ドレーン管1及び枝管2は、それぞれ
基盤Bに設けられた凹溝B1,B2内に、後記の手
段を介して配設されているが、枝管2は基盤Bの
高低差に応じ、その間隔が大中小にされている。
即ち低所の間隔を小にし、これより高所に至るに
従い漸次と大にして配設されている。又、ドレー
ン管1の基部には300×300×300mm程度の集水枡
3が設けられ、この集水枡3に排水管4が連結さ
れている。
5は透水性シート、6は不透水性シートを示
し、透水性シート5は例えばポリエステル系長繊
維による不織布で、透水性cm/sec〜3.0×10程度
のものが用いられ、不透水性シート6は例えばポ
リエチレンシートが用いられている。そして透水
性シート5が前記の凹溝B1,B2上を含む基盤B
上から周縁の立上り面に亘つて張設され、不透水
性シート6が透水性シート5の外側において、基
盤Bのエツジ部と溝B1部に張設されている。
し、透水性シート5は例えばポリエステル系長繊
維による不織布で、透水性cm/sec〜3.0×10程度
のものが用いられ、不透水性シート6は例えばポ
リエチレンシートが用いられている。そして透水
性シート5が前記の凹溝B1,B2上を含む基盤B
上から周縁の立上り面に亘つて張設され、不透水
性シート6が透水性シート5の外側において、基
盤Bのエツジ部と溝B1部に張設されている。
7は粒径0.25〜0.7mm程度大洗砂を80〜90%含
む砂層を示し、基盤Bの全盤に入れられている。
なお、8は芝生が示されている。なお図示されて
ないが、散水用のスプリンクラーが適当に設置さ
れている。
む砂層を示し、基盤Bの全盤に入れられている。
なお、8は芝生が示されている。なお図示されて
ないが、散水用のスプリンクラーが適当に設置さ
れている。
9は不透水性の太巾テープであつて、ドレーン
管1或は枝管2に交叉するように各管埋設用凹溝
上に張設されている。
管1或は枝管2に交叉するように各管埋設用凹溝
上に張設されている。
なお、基盤B号特に水の滞留し易い低所、即ち
符号B3で示す個所に、不透性シート6を張設し、
これにより低所上に位置される芝生が過剰水分で
悪影響を受けないように、全水分をドレーン管1
と枝管2を介して排水するようにすることもあ
る。
符号B3で示す個所に、不透性シート6を張設し、
これにより低所上に位置される芝生が過剰水分で
悪影響を受けないように、全水分をドレーン管1
と枝管2を介して排水するようにすることもあ
る。
叙上の実施例の如く造成したものによれば、次
の如き効果を得られる。
の如き効果を得られる。
(a) 吸水機能を有するドレーン管1と枝管2によ
り、砂質グリーンにおいても適切なる保水機能
と排水機能を得られ、従つて乾燥害と病中害を
防止し得る。
り、砂質グリーンにおいても適切なる保水機能
と排水機能を得られ、従つて乾燥害と病中害を
防止し得る。
(b) ドレーン管1と枝管2により、高低差を有す
る基盤B上の排水を各部均一になし得る。
る基盤B上の排水を各部均一になし得る。
(c) 透水性シート5の張設により、砂と床土との
混合を防止し得る。
混合を防止し得る。
(d) 透水性シート5により基盤Bを安定して保持
し得る。
し得る。
(e) 不透水性シート6により、不必要なる水抜け
を防止し得る。
を防止し得る。
(f) ドレーン管1或は枝管2に交叉する不透水性
の太巾テープ9により集水機能をためることが
出来る。
の太巾テープ9により集水機能をためることが
出来る。
本発明の要旨方法によれば、ドレーン管と枝管
とにより、砂質グリーンにおいても適切なる保水
機能と排水機能を得られ、従つて乾燥害と病中害
を防止し得ると共に、又透水性シートの張設によ
り、砂と床土との混合を防止し、同時に基盤を安
定して保持し得るものである。
とにより、砂質グリーンにおいても適切なる保水
機能と排水機能を得られ、従つて乾燥害と病中害
を防止し得ると共に、又透水性シートの張設によ
り、砂と床土との混合を防止し、同時に基盤を安
定して保持し得るものである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は概念平
面図、第2図及び第3図は同上の―線及び
―線における詳細断面図である。 G…地面、B…基盤、B1,B2…溝、1…ドレ
ーン管、2…枝管、5…透水性シート、砂層。
面図、第2図及び第3図は同上の―線及び
―線における詳細断面図である。 G…地面、B…基盤、B1,B2…溝、1…ドレ
ーン管、2…枝管、5…透水性シート、砂層。
Claims (1)
- 1 地面を掘削して地表面と平行する基盤を造成
する工程、該基盤上に単数又は複数のドレーン管
埋設用凹溝を等高線に略々直交するように設け、
該ドレーン管に接続する枝管埋設用凹溝を等高線
に略々平行に設けた後、基盤全面に透水性のシー
トを敷接し、さらに前記ドレーン管埋設用凹溝に
は不透水性シートを敷設し、またドレーン管或い
は枝管に交差するように各管埋設用凹溝上に不透
水性の太巾テープを張設すると共に基盤の周縁お
よび低地には不透水性シートを張設する基盤の表
面処理工程、前記各管埋設用凹溝にドレーン管又
は枝管を横設し、この枝管の傾斜度は略々1%以
内とし、低地には枝管の本数を多く、また基盤周
縁にも枝管を横設し、ドレーン管の一端を集水枡
に接続する配管工程、所定柱形の砂、床土を積み
上げる工程より成ることを特徴とするグリーン土
壌の暗渠排水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP38985A JPS61162603A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | グリーン土壌の暗渠排水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP38985A JPS61162603A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | グリーン土壌の暗渠排水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162603A JPS61162603A (ja) | 1986-07-23 |
JPH0259888B2 true JPH0259888B2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=11472442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP38985A Granted JPS61162603A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | グリーン土壌の暗渠排水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61162603A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2630847B2 (ja) * | 1990-01-30 | 1997-07-16 | 緑営建設 株式会社 | 地下貯水層を有するゴルフ用グリーン構造 |
-
1985
- 1985-01-08 JP JP38985A patent/JPS61162603A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61162603A (ja) | 1986-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4058930A (en) | Turf growing apparatus | |
JPH0259888B2 (ja) | ||
FR2422772A1 (fr) | Procede d'amenagement d'un terrain draine, muni d'une chape | |
CN114592574A (zh) | 一种智能景观排水方法及排水装置 | |
JPH026887B2 (ja) | ||
JP2575303Y2 (ja) | 植物栽培用ベッド | |
JP2838072B2 (ja) | 植生用人工地盤 | |
JPH078429U (ja) | 護岸用ブロック | |
JPH08228617A (ja) | ターフフィールド用給排水装置 | |
JPH0321126B2 (ja) | ||
JP2556447B2 (ja) | 複合コンクリート護岸 | |
RU96102991A (ru) | Способ создания газона | |
JPH0941314A (ja) | グリーンの集水用地下構造とグリーン用農薬浄化槽、及びグリーン用農薬除去設備 | |
JPH0881947A (ja) | 芝地の排水処理の改良工法 | |
JPS6323493Y2 (ja) | ||
JPH0310764B2 (ja) | ||
JPS6015782Y2 (ja) | 暗渠排水ブロックにおける接続構造 | |
JPS6219751Y2 (ja) | ||
JPH0141761Y2 (ja) | ||
JPS5930061Y2 (ja) | モンタル又はコンクリ−ト吹付のり面における客土袋設置装置 | |
JPS6122082B2 (ja) | ||
JP2765324B2 (ja) | 軟弱地盤における盛土工法 | |
JPH0241605B2 (ja) | ||
JPS597387Y2 (ja) | 暗渠排水ブロツク用接続カバ− | |
JPS64629U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |