JPH0259776A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機やレーザビーム・プリンタ等の画像形
成装置に関する。

従来技術とその課題 一般に、画像情報を含む光の露光により感光体上に潜像
を形成し、その画像を用紙上に顕像化する画像形成装置
としては、原稿面での反射を利用した電子写真複写機、
レーザ光のオン、オフを画像情報として利用したレーザ
ビーム・プリンタが知られている。これらは、露光方式
が異なるのみで画像露光部を含めて他の作像部分は共用
が可能である。

そこで、特開昭５４−２５７３６号公報として、原稿面
での反射光による露光手段と、レーザ光による露光手段
とを併設し、他の作像部分を共用とした画像形成装置が
提案されている。このものでは、つの装置で、原稿面反
射光とレーザ光とで選択的に画像を形成することが可能
となる。

しかしながら、この装置では、原稿面反射光とレーザ光
とで光源を別にし、光路も最終段階部分以外は別である
ため、原稿面反射光とレーデ光とを同時に使用した合成
画像を形成することは不可能であるという問題点を有し
ている。

そこで、本出願人は、実願昭６２−２８４３７号で、光
源としてレーザ発光手段を用い、ミラー、レンズ系にて
そのレーザ光を原稿面又は原稿等側面で反射させて感光
体上に導くことにより、一つの装置で原稿画像とレーザ
光の変調による画像を単独で又は両者を合成した潜像を
形成することができる画像形成装置を提案した。

一方、近年では原稿交換の手間を省き、複写能率の向上
を図るため、トレイに積載された原稿を順次原稿台の光
照射位置に送り込む自動原稿搬送装置（以下、ＡＤＦと
称する）が各種提供され、実用に供されている。ＡＤＦ
は大別すると、Ｗ、稿を１枚ずつ原稿台ガラス上に送り
込み、光照射位置で停止許せ、露光終了後排出する間欠
送りタイプと、原稿を１枚ずつ連続的に光照射位置を通
過させる流し取りタイプがある。

そこで、本発明の課題は、前述の新規な画像形成装置に
ＡＤＦを組み合わせ、その使い勝手の向上を図ることに
ある。

課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置
は、 （ａ）光源としてのレーザ発光手段と、（ｂ）前記発光
手段から放射きれたレーザ光を原稿面で反射させて感光
体上で結像さける光学手段と、 （Ｃ）レーザ光の変調により画像を形成するブリンクモ
ードと、原稿画像を形成する複写モードのいずれかを選
択するモード選択手段と、（ｄ）原稿を順次原稿台の光
照射位置に送り込む自動原稿搬送装置と、 （ｅ）プリンタモードが選択されたときは前記自動原稿
搬送装置による原稿の送り出し動作を停止させる制御手
段と、 を備えたことを特徴とする。

作用 即ち、本発明にあっては、レーザ発光手段からのレーザ
光を常時オンして原稿面で反射させることにより、原稿
画像が感光体上に露光され、原稿画像の潜像が形成され
、これを複写モードと称する。また、レーザ光を画像情
報に従ってオン、オフさせると共に原稿面を白色の反射
面とすることにより、レーザ光のオン、オフに基つく１
替像が感光体上に形成きれ、これをプリンタモードと称
する。

ところで、自動原稿搬送装置（ＡＤＦ）を使用して複写
モードを実行中は原稿が順次原稿台ガラストに送り込ま
れていく。この途中で例えば割込みを行ないプリンタモ
ードを実行する場合には、ＡＤＦによる原稿の送り出し
動作が停止きれる。従って、割込みが解除されてＡＤＦ
使用モードに戻った際、原稿はプリンタモードが割り込
まれる前の状態から順序よく送り出されることとなる。

実施例 以下、本発明に係る画像形成装置の一実施例を添付図面
に従って説明する。

第１図において、＜１）は装置本体の上面部に固定され
た原稿台ガラス、（２）はレーザダイオード、（３）は
ビーム走査用のポリゴンミラー、（４）はミラー、（５
〉は集束性光伝送体（商品名：セルフォック）単体を並
設したレンズアレイである。レーザダイオード（２〉か
ら発光されたレーザ光は図示しないモータで回転駆動さ
れるポリゴンミラー（３）の各反射面で走査され、ミラ
ー（４）を介して原稿台ガラス（１）上に以下に説明す
るＡ　Ｄ　Ｆ　（３０）にて送り込まれた原稿（Ｄ）又
はＡ　Ｄ　Ｆ　（３０）の搬送ベルト（３１）で反射さ
れ、レンズアレイ（５）を通じて感光体ドラム（１０）
上に露光される。レーザダイオード（２）はホストコン
ピュータの画像制御部からインターフェースを介して送
られた画像信号に基づいてドライブ回路を介してオン、
オフ制御される。

ポリゴンミラー（３）も一定の周波数で回転駆動され、
この様な画像信号の制御は周知であり、その詳細は省略
する。

感光体ドラム（１０）は矢印（ｂ）方向に回転駆動可能
であり、その周囲には残留電荷のイレーザランプ（１１
）、帯電チャージャ（１２）、磁気ブラシカ式による現
像装置（１３）、転写チャージへ＝（１４）、ブレード
方式によるクリーニング装置（１５）が設置されている
。複写紙は図中右方から１枚ずつ給紙され、転写チャー
ジ＋　（１４）と感光体ドラム（１０）との間を通過す
ることによりトナー画像を転写され、以後左方に搬送さ
れ、走者装置（１６）でトナーの熱定着を施される。な
お、複写紙の搬送状態は図示しない複数のペーパーセン
サからの信号で検出される。

Ａ　Ｄ　Ｆ　（３０＞は原稿流し取りタイプのもので、
支持ロール（３２）、　（３３）に無端状に張り渡され
た搬送ベルト（３１）は駆動モータ（３４）によって矢
印（ａ）方向に回転駆動可ｆ＋’Ｑである。原稿は図示
しないトレイ上に積載され、１枚ずつ給紙されてローラ
対（３５）から原稿台ガラス（１〉上に送り込まれ、原
稿台ガラス（１）上を矢印（ａ＞方向に所定速度で搬送
きれる。この搬送途中で（Ａ）点にてレーザ光の照射を
受け、その反射光が感光体ドラム（１ｏ）上に結像する
。原稿（Ｄ＞はその後支持ロール（３２）側から図示し
ないトレイ上に排出される。

本実施例において、画像形成モードは以下に詳述するプ
リンタモード、複写モード、合成モードの三種があり、
それぞれ装置本体上の走査パネル（２０）に設けた押ボ
タン式のスイッチ（２１）、　（２２）。

（２３）にて選択される。

第３図は装置本体の制御回路を示し、マイクロコンピュ
ータを中心に制御される。このマイクロコンピュータは
インターフェース（Ｉ／Ｆ）を介してホストマイクロコ
ンピュータと通信し、かつ、モード選択スイッチ（２１
）、　（２２）、　（２３）、ペーパーセンサからの信
号が入力される。また、宝刀装置（１６）の制御、帯電
チャージ−ｖ（１２）等の作像エレメントの制御、複写
紙の搬送制御、光学系の制御、ＡＤＦ（３０）の制御等
のための信号を出力する。

次に、各モードでの作像処理について第４図に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。

電源がオンきれると（ステップ５１）、まず、マイクロ
コンピュータのＲＡＭ、各種レジスタ等を初期化する（
ステップ５２）。次に、前記モード選択スイッチ（２１
）、　（２２）、　（２３）によって選択されたモード
をチエツクする（ステップＳ３）。複写モード又は合成
モードが選択されたのであれば、ＡＤＦ（３０）を駆動
する動作を含めて作像処理を実行する（ステップ５５）
。一方、プリンタモードが選択されたのであれば、Ａ　
Ｄ　Ｆ　（３０）を使用中の場合（割込み時に相当する
）はＡ　Ｄ　Ｆ　（３０）の動作を停止許せた状態で作
像処理を実行する（ステップ５７．５８）。

作像処理の終了後、ＡＤＦ（３０）を使用中であれば、
その動作を開閉する（ステップ５９）。

もし、プリンタモードの場合にも、作像処理の実行に同
期してＡＤＦ（３０）が原稿を給紙すると、割込み処理
が解除されて複写モードあるいは合成モードに復帰した
場合、プリンタモードで割込み処理をした原稿枚数分だ
け、原稿も給紙されてしまい、その原稿については作像
されない不具合を生じる。しかし、以上のステップ（ｓ
７）〜（ｓ９）を実行することにより、この様な不具合
が解消される。

画像の形成は、詳しくは、レーザ光で画像をプリントア
ウトするプリンタモード時には、第２図中（ａ−１）に
示す様に、白色の原稿（Ｄ）に相当するものを反射面と
して、具体的には搬送ベルト（３１）を反射面として機
能させて、レーザダイオード（２）から画像情報を出力
する。例えば、レーデダイオード（２）は第２図中（ａ
−２）に示す円形の画像部（Ｘ）に相当する走査時はオ
フされ、その他の図中斜線で示す背景部（Ｙ）に相当す
る走査時にはオンされる。これにて、感光体ドラム（１
０）上には第２図中（ａ−３）に示す様に、画像部（Ｘ
）の電荷が残り、背景部（Ｙ）の電荷が消去された静電
潜像が形成される。

また、原稿画像をプリントアウトする複写モード時には
、任意の原稿（Ｄ）を原稿台ガラス（１）上に送り込み
、レーザ光を常にオンし、原稿（Ｄ）を一定速度で矢印
（ａ）方向に移動させる。例えば、第２図中（ｂ−ｔ）
に示す原稿（Ｄ）に対してレーザダイオード（２）を常
時オン状態［第２図価−２）］で出力すれば、感光体ド
ラム（１０）上には第２図中（ｂ−３）に示す様に、画
像部（Ｘ）の電荷が残り、背景部（Ｙ）の電荷が消去さ
れた静電潜像が形成される。

さらに、原稿画像とレーザ光による画像とを合成してプ
リントアウトする合成モード時には、任意の原稿（Ｄ）
を複写モードと同様に矢印（ａ）方向に移動させると共
に、レーザダイオード（２）をオン、オフして画像ｔｉ
報を出力する。例えば、第２図中（ｃ−１）に示す原稿
（Ｄ＞に対して、レーザダイオード（２）を第２図中（
ｃ−２）に示す円形の画像部（Ｘ）相当部分はオフ、斜
線で示す背景部（Ｙ）相当部分はオンする。これにて、
第２図中（ｃ−３）に示す様に二つの画像が合成された
静電潜像が形成される。この場合、（Ｘｌ）部分はレー
ザ出力オン部分であるが原稿画像部であることから電荷
が残り、（Ｘ２）部分は原稿背景部であるがレーザ出力
オフ部分であることから電荷が残り、（Ｘ、）部分は原
稿画像部でありかつレーザ出力オフ部分であることから
電荷が残り、その他の部分（Ｙ）は背景部として電荷が
消去される。

ところで、原稿面を照射するレーザ光は、原稿像の良好
な再現性を得るために十分に絞られている必要がある。

ビームが絞られていないと原稿の白と黒の画部分にビー
ムがまたがる割合が多くなり、原稿面での反射の散乱度
合も大きいことから画像再現性が悪化する。

なお、本発明に係る画像形成装置は以上の実施例に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形する
ことができる。

例えば、レーザ光は前記ミラー（４）を介することなく
直接に原稿面を照射させてもよい。但し、第１図の如く
レンズアレイ（５）を設置する場合には、レーザ光の原
稿面に対する入射角が小さい程効率がよい。それゆえ、
ミラー（４）を図示の如く配置して入射角を小さくした
方が光学系の小型化が図られ好ましいといえる。

また、効率の点ではレンズアレイ（５）を点線方向に傾
けた方が良好ではある。

さらに、原稿画像のスキャンは原稿台移動タイプ以外に
光学系移動タイプであってもよい。具体的には、原稿を
原稿台ガラス＜１）上で停止状態とし、光学要素（２）
〜（５）を前述の原稿移動方向に移動させ、感光体ドラ
ム（１０）上に潜像を形成する方式とする。この場合、
ＡＤＦは原稿（Ｄ）を露光中は第１図に図示の位置で停
止状態で保持する間欠送りタイプのものが使用される。

通常のタイプのＡＤＦは搬送ベルト部分が原稿台ガラス
を開放可能とされ、原稿をマニュアルで交換できる。従
って、制御手順においては、第５図のフローチャートに
示す如く、複写モード又は合成モードが選択されれば、
ＡＤＦを使用か否かを判定しくステップ別）、使用する
場合にはＡＤＦによる原稿給紙を含めて作像処理を行な
う（ステップＳ５）。一方、ＡＤＦを使用しない場合に
はＡＤＦを非動作とし−Ｃ作像処理を行なう（ステップ
５６）。なお、プリンタモード選択時は前記第４図に示
した手順と同じである。

一方、感光体としては、静電潜像のみならず、銀塩潜像
を形成するものであってもよい。

発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、一つの装
置で原稿画像とレーザ光による画像とを単独で感光体上
に潜像として形成できることは勿論、プリンタモードが
選択されたときは自動原稿搬送装置による原稿の送り出
し動作を停止きせる様にしたため、不要な原稿の送り出
しが省かれ、割込み処理時等に画像が形成されない原稿
が生じることを確実に防止することができ、使い勝手が
向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図、第２図は原稿面、レーザダイオードの出力、
潜像の説明図、第３図は制御回路のブロック図、第４図
は制御手順の一例を示すフローチへ・−ト図、第５図は
制御手順の他の例を示すフローチャート図である。 （１）・・・原稿台ガラス、（２）・・・レーザダイオ
ード、（３）・・・ポリゴンミラー、（４）・・・ミラ
ー、（５）・・・レンズアレイ、（１０）・・・感光体
ドラム、（２１）、　（２２）。 （２３）・・・モード選択スイッチ、（３０）・・・自
動原稿搬送装置（ＡＤＦ）　、（Ａ）・・・光照射位置
、（Ｄ）・・・原稿。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光源からの露光により感光体上に潜像を形成し、そ
   の画像を用紙上に顕像化する画像形成装置において、 光源としてのレーザ発光手段と、 前記発光手段から放射されたレーザ光を原稿面で反射さ
   せて感光体上で結像させる光学手段と、レーザ光の変調
   により画像を形成するプリンタモードと、原稿画像を形
   成する複写モードのいずれかを選択するモード選択手段
   と、 原稿を順次原稿台の光照射位置に送り込む自動原稿搬送
   装置と、 プリンタモードが選択されたときは前記自動原稿搬送装
   置による原稿の送り出し動作を停止させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。