JPH0259529A - 含フツ素ニトロベンゼン類の脱ニトロ塩素化方法 - Google Patents

含フツ素ニトロベンゼン類の脱ニトロ塩素化方法

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JPH0259529A
JPH0259529A JP21080488A JP21080488A JPH0259529A JP H0259529 A JPH0259529 A JP H0259529A JP 21080488 A JP21080488 A JP 21080488A JP 21080488 A JP21080488 A JP 21080488A JP H0259529 A JPH0259529 A JP H0259529A
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reaction
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清作 熊井
Akihiro Wada
明宏 和田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は含フッ素ニトロベンゼン類の脱ニトロ塩素化方
法に関する。
[従来の技術] 含フッ素ニトロベンゼン類の脱ニトロ塩素化方法として
は、気相において塩素化剤として塩素を用いる方法が知
られている(特開昭f30−228429号・公報、特
開昭81−97234号公報)、シかし、この方法では
、核塩素化物が副生じやすく、収率の低下をもたらす。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、含フッ素ニトロベンゼン類を、工業的に
有利に脱ニトロ塩素化し、クロロフルオロベンゼン類を
得る方法を見いだすべく、鋭意研究を重ねた結果、ここ
に収率が向上し、高い生産性を実現し得る優れた方法を
完成し、提案するに到った。
[課題を解決するための手段] 本発明は、下記一般式CI)で表わされる含フッ素ニト
ロベンゼン類と、C12とNO2の混合ガスまたはNC
hClとを反応せしめ、下記一般式(II)て表わされ
るクロロフルオロベンゼン類を得ることを特徴とする。
含フ・シ素ニトロベンセン類の脱ニトロ塩素化方法に関
するものである。
(I)              (II)(式中、
nはl≦n≦5の整数、RはF、CF3゜0CF3.C
N、 COClまたは6文を示し、Rのうち少なくとも
1種はFである。) 前記一般式(I)て表わされるる含フッ素ニトロベンゼ
ン類におけるRは、F 、C:F3,0CF3.CN。
COClまたは6文より選ばれる少なくとも1種てあり
、同一種類のみあるいは異種の組合せよりなるものであ
る。たたし、Rのうち少なくとも1種はFである。
本発明方法の反応温度は出発物質や反応圧力により変化
し得るものであるか、典型的には約300〜600°C
の範囲で行なう気相反応か好ましい。好ましくは、出発
物質が3.4−ジフルオロニトロベンゼン等においては
、380〜450℃である。常圧で反応を行なうことが
てきるか、減圧または加圧を用いてもよい。
本発明におけるNO□C文は、塩素と二酸化窒素ガスを
混合し120°Cに加熱することによって、容易に得ら
れる。このN02C又は、N2O4,NO2,No等の
窒素酸化物、あるいは塩素を含んでいてもよい。このN
07C1の代わりに、 C立2とNO7の混合ガスを用
いてもよい。この混合ガスやNO2Clの使用量は、望
む反応率によって変わりうるが、過剰のN02Clや混
合ガスを使用することもできる。例えば出発物質の0.
1〜20倍のモル、好ましくは、1〜5倍モルである。
気相反応の場合、反応に必要な滞留時間は0.1〜10
0秒、好ましくは、5〜20秒であり、出発物質は反応
器に供給されるに先立って気化されるか、このときに気
化し易いように窒素などの反応不活性なガスで希釈して
もよい。
あるいは、出発物質をあらかじめ反応不活性な溶媒に溶
解して8いて、気化器に供給することもてきる。
反応器の形式は任意であるか、一般に空筒の反応器か用
いられる。
[実施例] 実施例1 3.4−ジフルオロニトロベンゼンを連続的にガラス製
の気化器に供給して気化させ、これに若干の窒素を同伴
させて反応器に供給した。3.4−ジフルオロニトロベ
ンゼンと窒素のモル比は130:lてあった。塩素と二
酸化窒素ガスを1対lのモル比て・混合して120℃に
加熱したニッケル管に供給し、N09C文ガスを得た。
残存する塩素は約6%、二酸化窒素は約5.5%てあっ
た。このとき、二酸化窒素の一部が会合して生成した四
酸化二窒素か約0.5%存在した。
塩浴炉によって400°Cに保持された内径27mm、
長さ1000mmのニッケル酸の反応器中に、上記の3
.4−ジフルオロニトロベンゼンガスとNO2Clガス
を連続的に流通させた。このときの滞留時間は10秒、
NO2Clの3,4−ジフルオロニトロベンゼンに対す
るモル比は1.2てあった。出口て冷却凝縮させた液を
ガスクロマトグラフィーにより分析したところ、3,4
−ジフルオロニトロベンゼンの反応率は100%、 3
,4−ジフルオロクロロベンゼンの選択率は94.3%
てあった。
比較例1 塩素化剤としてN02CfLの代わりに塩素を用いるほ
かは、実施例1と同様にして反応を行なったところ3,
4−ジフルオロニトロベンゼンの反応率は100%、3
,4−ジフルオロクロロベンゼンの選択率は82%てあ
った。
実施例2 3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼンを出発物質と
して用いるほかは、実施例1と同様にして反応を行なっ
たところ、3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼンの
反応率は95%、1.3−ジクロロ−4−フルオロベン
ゼンの選択率は95%であった。
実施例3 3−ニトロ−4−フルオロベンシトリフルオライドを出
発物質として用いるほかは、実施例1と同様にして反応
を行なったところ、3−ニトロ−4−フルオロベンシト
リフルオライドの反応率は100%、3−クロロ−4−
フルオロベンシトリフルオライドの選択率は90%てあ
った。
実施例4 3−ニトロ−4−フルオロトリフルオロメトキシベンゼ
ンを出発物質として用いるほかは、実施例1と同様にし
て反応を行なったところ、3−ニトロ−4−フルオロト
リフルオロメトキシベンゼンの反応率は88%、3−ク
ロロ−4−フルオロトリフルオロメトキシベンゼンの選
択率は82%でありた。
実施例5 3−ニトロ−4−フルオロベンゾニトリルを出発物質と
して用いるほかは、実施例1と同様にして反応を行なっ
たところ、3−ニトロ−4−フルオロベンゾニトリルの
反応率は97%、3−クロロ−4−フルオロベンゾニト
リルの選択率は88%であった。
実施例6 2−クロロ−4,5−ジフルオロ−3−二トロ安息香酸
クロライドを出発物質として用いるほかは、実施例1と
同様にして反応を行なったところ、Z−クロロ−4,5
−ジフルオロ−3−二トロ安息香醜クロライドの反応率
は92%、2.3−ジクロロ−4,5−ジフルオロ安息
香酸クロライドの選択率は78%であったつ〔効 果] 本発明に従えば、含フッ素ニトロベンゼン類を脱ニトロ
塩素化することにより、医農薬中間体の原料として有用
なりコロフルオロベンゼン類を、工業的に有利に得るこ
とが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )で表わされる含フッ素ニトロベ
    ンゼン類と、Cl_2とNO_2の混合ガスまたはNO
    _2Clとを反応せしめ、下記一般式(II)で表わされ
    るクロロフルオロベンゼン類を得ることを特徴とする、
    含フッ素ニトロベンゼン類の脱ニトロ塩素化方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) (式中、nは1≦n≦5の整数、RはF、CF_3、O
    CF_3、CN、COClまたはClを示し、Rのうち
    少なくとも1種はFである。)
JP21080488A 1988-08-26 1988-08-26 含フツ素ニトロベンゼン類の脱ニトロ塩素化方法 Expired - Fee Related JPH0780792B2 (ja)

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JPH0780792B2 JPH0780792B2 (ja) 1995-08-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294742A (en) * 1992-03-21 1994-03-15 Hoechst Atkiengesellschaft Process for preparing 3,5-difluoroaniline

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US5294742A (en) * 1992-03-21 1994-03-15 Hoechst Atkiengesellschaft Process for preparing 3,5-difluoroaniline

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