JPH0259517A - 水蒸気および酸素透過性接着包帯 - Google Patents

水蒸気および酸素透過性接着包帯

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JPH0259517A
JPH0259517A JP20179488A JP20179488A JPH0259517A JP H0259517 A JPH0259517 A JP H0259517A JP 20179488 A JP20179488 A JP 20179488A JP 20179488 A JP20179488 A JP 20179488A JP H0259517 A JPH0259517 A JP H0259517A
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polyvinyl chloride
monolayer
water vapor
bandage
drug reservoir
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JP20179488A
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English (en)
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R Shah Kishore
キシュール・アール・シャー
Kidonios Aziz
アジス・キドニオス
Apostropaulos Dimtries
ディミトリース・アポストロパウロス
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HERCON LAB CORP
Original Assignee
HERCON LAB CORP
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は局所用の薬剤を人の皮膚に(組織的な活性な薬
剤と反対する)制御釈放手段 (controlled release manne
r)で施薬する広範にわたる物品に関する。この物品は
水蒸気透過性で、かつ酸素透過性であるが、しかじ液相
中の水に対して不透過性である。この物品は主として次
の構成部分から構成されている; (i)  多くの場合、弾性である重合体支持体;およ
び (ii)  上記重合体支持体の一方の表面に被着する
ポリ塩化ビニル重合体、高分子量可塑剤および局所用の
薬剤の混合物からなる薬剤溜め(medication
 reservoir)。上記支持体層と対向する面上
の上記薬剤溜めに感圧接着剤を被着する。本発明の実施
に用いる局所用の薬剤は、例えばトルナフテート、クロ
ルヘキシジン、クロルヘキシジン エステル、クロルヘ
キシジン塩、ヒドロコルチゾン、ベンザルコニウム塩、
ベンゼトニウム塩およびポリビニルピロリドン−ヨウ素
錯体である。
上述する「弾性(elastomeric) Jおよび
「エラストマー(elastomer) Jとは適度な
弾性を有する重合体を包含するが、しかしながらかかる
「弾性重合体(elastomer polymers
) Jは有限降伏歪を有することを意味する。それ故、
例えば「エラストマー」は加えられる応力下で150%
以上の伸び率を有する重合体を意味する。
本発明は、可塑化ビニル樹脂(好ましくは「プラスチゾ
ル」)から直接に制御釈放手段で、人の皮膚に、所望の
高濃度で含んでいる局所用薬剤の高い釈放能力を与える
物品を提供するものである。
また、本発明はトルナフテート、クロルヘキシジン、ク
ロルヘキシジン エステル、クロルヘキシジン塩、ヒド
ロコルチゾン、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩
およびヨウ素のような局所用薬剤を、患者の組織の患部
の上に接触させる物品、例えば制御釈放施薬体(con
trolled releasedelivery d
evice)を介して投与することができる。
このために、本発明は局所用薬剤を人の皮膚に制御釈放
手段で投与するのに用いる水蒸気透過性で酸素透過性の
接着包帯(adhesive dressing)に指
向し、この包帯は液相中の水に不透過性であり、人の皮
膚に用いる場合に、包帯は主として次の構成部分からな
る: (i)  重合体(多くの場合、「弾性」支持体材料単
層:および (ii )  上記重合体支持体材料単層の一側に被着
する、高分子量可塑剤を含有するポリ塩化ビニル樹脂お
よびこのポリ塩化ビニル樹脂と相容性の局所用薬剤の混
合物からなる薬剤溜め単層、および (iii )  上記可塑化ポリ塩化ビニル樹脂層の他
側に被着する液状水に侵されない感圧接着剤層。
本発明の好適な例では、制限するものではないが、次に
示す種々の局所用薬剤を含む局所用薬剤施薬体を包含す
る二 (i) 次の構造式を有するベンゼトニウム:(ベンジ
ルジメチル(2−(2−(p −1,1゜3.3−テト
ラメチルブチルフェノキシ)エトキシ)−エチル アン
モニウム クロリド);(ii)  次の構造式を有す
るベンザルコニウム クロリド: 式中、RはCI+)+17からC+eH+?までのアル
キルを示す(米国特許箱2.157,047号明細書に
よって規定した); (iii)  次の構造式を有するヒドロコルチゾン:
CH,OH (4−プレグネン−11ヘータ、17アルフア21−ト
リオ−ルー3.20−ジオン)(iv)  次の構造式
を有するトルナフテート:(v)  次の構造式を有す
るクロルヘキシジンジアセテート: 他の例を本発明の範囲内で用いることができる。
このために、上述する例を次に示す薬剤に向けることが
できる: (i)   クロルヘキシジン自体; (ii )  クロルヘキシジン エステル;(iii
 )   クロルヘキシジン塩;(iv)  ベンザル
コニウム塩:および(v)   ベンゼトニウム塩; 更に、局所用薬剤の他の例はポリビニル ピロリドン−
ヨウ素錯体を介して施薬するヨウ素である。
このために、本発明の物品は局所用薬剤を人の皮膚に制
御釈放手段で投与するのに有用である。
本発明の物品は水蒸気透過性で、かつ酸素透過性であり
、および実質的に液相中の水に不透過性である。本発明
の物品は主として次の構成部分からなる: (i)  実質的に平坦な第1面および実質的に平坦な
第2面の2つの表面を有する重合体の支持体材料(多く
の場合、「弾性」支持体材料)単層;および (i1)  上記支持体材料の上記第1の平面に被着す
る、実質的に平坦な第1面および実質的に平坦な第2面
の2つの表面を有し、かつ次の成分の均質混合物からな
る薬剤溜め単層=(a)ポリ塩化ビニル重合体; (b)上記ポリ塩化ビニルと緊密に混合し、かつかかる
ポリ塩化ビニルと相容性の高分子量可塑剤;および (c)上記ポリ塩化ビニルおよび上記可塑剤と相容性の
局所用薬剤。
上記薬剤溜め単層の上記実質的に平坦な第1面を上記支
持体材料の上記実質的に平坦な第1面に連続的にまたは
不連続的に被着し、および上記薬剤溜め単層の上記実質
的に平坦な第2面に、酸素および水蒸気を透過するが、
しかし液状の水に影響を受けない感圧接着剤を被着する
次に、本発明を第1および2図に基づいて説明する。こ
れらの図面は本発明の物品の2つの構造の1部の断面を
示している。第1図において、支持体層を10で示す。
局所用薬剤溜め層を11で示す。
感圧接着剤層を12で示す。必要に応じて、使用前に、
剥離層13を接着層12に着脱自在に被着する。
支持体層の外面を17で示す。溜め層11に被着した支
持体層10の面を16で示す。感圧接着層12に被着し
た溜め層11の面を15で示す。剥離支持層13に被着
した感圧接着層12の面を14で示す。接着層12から
離れた剥離支持層13の面を18で示す。
第2図において、支持体材料単層を20で示し、この単
層20の外面を25および内面を23で示し、この内面
23に外面24を有する薬剤溜め単層21を連続的に被
着し、および上記単層21の外面24に外面26を有す
る感圧材料層22を被着する。
第1図に10でおよび第2図に20で示す重合体支持体
材料は0.5〜1.5 ミルの範囲(0,0005〜0
.0015インチの範囲)の厚さを有し、またこの材料
はポリウレタンおよびポリ塩化ビニルの混合物;すなわ
ち、約5〜約40重景%(例えば10〜20重量%また
は30重量%のような)ポリ塩化ビニルおよび約95〜
60重量%(例えば約90〜80重量または70重量%
のような)ポリウレタンからなる。このフィルムは所望
の通気性(酸素および水蒸気透過性)および取扱適正並
びに耐摩耗性を併有している。
一般に市販されている水蒸気透過性ポリウレタンからな
る接着包帯は低い弾性率を有し、著しく弾性である。そ
れ故、取扱う際に、接着包帯は引き伸しやすい。使用者
があまりに注意しない場合には、包帯はスナップバック
して接着セクションが他のセクションにくっつき、全使
用目的に対する包帯の機能を破壊する。
本発明における包帯構造の特に好ましい例では、PVC
/ポリウレタン配合物を包帯の支持体フィルムとして使
用することである。この配合物は一般に約3,000〜
約20,000、好ましくは4,000〜12、000
のヤング率を有する高い弾性率を有しており、このため
に引き伸しが容易でな(、取扱いに便利である。それ故
、本発明の好適例では、重合体支持体層は3,000〜
約20,000のヤング率を有するものを用いる。
支持体層、薬剤溜め層および感圧接着剤層を含む本発明
の物品の厚さの全範囲は約2.0〜約6.0ミルの範囲
で変えることができ、好ましい最大の厚さは4ミルであ
る。
本発明におけるフィルム、特に支持体フィルムの酸素お
よび水蒸気透過性に関する試験については後で説明する
薬剤溜め層は、可塑化ポリ塩化ビニル樹脂(非移行性高
分子量可塑剤を配合したポリ塩化ビニル)、好ましくは
所望濃度の所望の局所用薬剤を含有する「プラスチゾル
」からなる。ポリ塩化ビニル樹脂に用いる局所用薬剤と
しては、例えば次の薬剤を示すことができる: (i)  ベンゼトニウム クロリド;(ii)  ベ
ンザルコニウム クロリド;(iii )   ヒドロ
コルチゾン;(iv)   )ルナフテート; (v)  クロルヘキシジン;および (vi)  ポリビルニピロリドンーヨウ素錯体。
トルナフテートを用いる場合には、ポリ塩化ビニル樹脂
中におけるトルナフテートの割合は約0.5〜約3.0
%の範囲で変えることができる。クロルヘキシジン ジ
アセテート水和物を用いる場合には、例えば約2〜12
重量%のクロルヘキシジン ジアセテート水和物を薬剤
溜め層の全重量に対して用いることができる。ヒドロコ
ルチゾンを用いる場合には、薬剤溜め層の全重量に対し
て約0.25〜約3.0重量%のヒドロコルチゾンを用
いることができる。ベンザルコニウム クロリドを用い
る場合には、約0.1〜約1.0重量%のベンザルコニ
ウム クロリドを薬剤溜め層の全重量に対して用いるこ
とができる。ベンゼトニウム り、ロリドを用いる場合
には、約0.1〜約1重量%のベンゼトニウム クロリ
ドを薬剤溜め層の全重量に対して用いることができる。
薬剤溜め層における局所用薬剤の好ましい濃度は後述す
る実施例に示す。
ポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体を用いる場合には、
薬剤溜め層の重量に対して約7〜約11重足%の範囲で
用いることができる。
上述するように、局所用薬剤を皮膚に制御釈放手段で適
用するように用いる水蒸気および酸素透過性包帯は液相
中の水に対して不透過性である。
従って、本発明の物品は25゛Cおよび75%相対湿度
で少なくとも約25g/m”/24時間、好ましくは2
5°Cおよび75%相対湿度で少なくとも約40g/m
2/24時間の水蒸気透過性を有するようにする必要が
ある。
従って、本発明における重合体支持体材料単層は好まし
いポリウレタン−ポリ塩化ビニル支持体材料以外の材料
を用いることができ、実際に再発行特許(Reissu
e Patent)第31,886号明細書(i985
年5月14日発行)の第5〜6欄に記載されている任意
の支持体材料を用いることができる。これらの材料には
、アルコキシアルキルアクリレートまたはメタクリレー
トを異なるアルコキシアクリレートまたはメタクリレー
トと不活性雰囲気中で共重合して生成した共重合体を包
含する。
上述する薬剤溜め層は、主としてポリ塩化ビニルおよび
高分子量可塑剤からなる。可塑化pvc層は、約20〜
約70重量%のポリ塩化ビニル樹脂を含有し、このポリ
塩化ビニル樹脂は大部分または全部が繰返し塩化ビニル
単量体単位、および約10%以下の割合の他の繰返しビ
ニル単位、例えば繰返しビニル アセテート単位を含有
する塩化ビニル重合体からなる。更に、上記可塑化pv
c層は約20〜約70重量%の1または2種以上の高分
子量可塑剤の成分;約0625〜約15重量%の局所用
薬剤、例エバトルナフテート、クロルヘキシジン、クロ
ルヘキシジン エステル、クロルヘキシジン塩、ヒドロ
コルチゾン、ベンザルコニウム塩、ヘンザルニウム塩ま
たはポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体、またはこれら
の混合物を含有する。
可塑化pvc層に均質に分散する有効な局所用薬剤の釈
放速度は配合物におけるpvc樹脂の割合に影響する。
例えば釈放割合は第4図に示すヒドロコルチゾンについ
ての曲線に従う。
本発明における溜め層は、その引張強さに関係し、通常
的1500 psi以下である程度に比較的に軟弱にな
る(可撓性が高く、かつ軟質の材料)。これに対して、
市販の可撓性ビニル フィルムは約1500〜約500
0 psiの程度の引張強さを示す著しく強い材料であ
る。一般に使用され、かつ入手しうる可撓性ビニル フ
ィルムのポリ塩化ビニル樹脂含有量は50〜75%の範
囲である。この材料は適当な局所用薬剤釈放溜めとして
作用するのに適切な局所用薬剤を浸透する特性を有して
いない。例えば、トルナフテートを釈放するフィルムは
43%のポリ塩化ビニル、1%のトルナフテートおよび
56%の商品名[アドメックス■(ADMEX) J高
分子量可塑剤を含有する。クロルヘキシジン ジアセテ
ート水和物を含むフィルムは41%のポリ塩化ビニル、
4%のクロルヘキシジン ジアセテート水和物および5
5%のアドメックス■ を含有する。ヒドロコルチゾン
を含むフィルムは42.5%のポリ塩化ビニル、0.5
%のヒドロコルチゾンおよび57%のアドメックス■ 
を含有する。ヘンザルコニウム クロリドを含むフィル
ムは48.8%のポリ塩化ビニル、0.2%のベンザル
コニウム クロリドおよび51%のアドメックス0 を
含有する。ベンゼトニウム クロリドを含むフィルムの
場合はこのベンザルコニウム クロリドの場合と同様で
ある。
この事については、後述する実施例で示している。
本発明の局所用薬剤釈放施薬体は可塑化ポリ塩化ビニル
樹脂層、および局所用薬剤に対する溜めとして作用する
pvc層に実質的に均質に分散する局所用薬剤からなる
。本発明におけるポリ塩化ビニル溜めはポリ塩化ビニル
樹脂および該樹脂についての第1の高分子量可塑剤から
作る。
好ましは、本発明の好ましい実施に用いるポリ塩化ビニ
ル樹脂は、PvCプラスチゾル、すなわち、周知の乳化
重合プロセスで作り、0.05〜20ミクロンの範囲、
例えば1〜20ミクロン、1〜5ミクロンまたは0.0
5〜1ミクロンの範囲の粒度の硬質球であり、かつ可塑
剤を任意に広範囲で吸収する能力を有しないpvc樹脂
の調製に特に使用する樹脂である。この代りとして、可
塑剤は樹脂粒子を室温で湿潤し、次いで極めて徐々に浸
透し、樹脂を溶媒和化する。これらのpvc樹脂は、3
0%の高分子量可塑剤および70%のpvc樹脂の混合
物のような高分子量可塑剤と混合した場合には、例えば
300  °Fで約60秒で融解して固体重合体層を得
ることのできる「プラスチゾル」として知られている流
動性液体を与える。本発明において用いるpvc樹脂は
、懸濁または塊状重合で生成し、カレンダリングおよび
押出プロセスに用い、直径が50〜200 ミクロン、
例えば100〜150 ミクロンで、スポンジ状である
汎用PVC樹脂とは著しく相違している。それ故、汎用
樹脂は多量の可塑剤を吸収でき、このために50%のア
ドメックス%よび50%のpvc樹脂は非流動性固体材
料になる。本発明において用いるPvC樹脂の分子量は
80,000〜250、000の範囲、例えば123,
000の重量平均分子量が好ましい。適当なポリ塩化ビ
ニル樹脂は約96%の塩化ビニル単量体単位および約4
%のビニルアセテート単量体単位を含有する商品名r 
FPC・6338 Jとしてオシデンタル ケミカル 
カンパニー (Occidental Chemica
l Company)から市販されている。それ故、ポ
リ塩化ビニル樹脂は塩化ビニルおよびビニル アセテー
トからなる共重合体のような、好ましくは少なくとも9
0重量%の塩化ビニル単量体単位を含む共重合体にでき
る。
一般に、ポリ塩化ビニル樹脂は、可塑化PVC配合物の
全量に対して約10〜50重量%、好ましくは20〜5
0重量%の割合で層に存在する。
本発明において用いる第1の高分子量可塑剤はアジピン
酸とプロピレングリコールのような単量体の重合体であ
る高分子量アジピン酸エステル系可塑剤であり、例えば
商品名「ドラペックス(Drapex) 334F) 
(ライティコ ケミカル コーポレーション(Witc
o Chemical Corporation) 、
または生物学的に許容されうるpvc用の任意の他の既
知の高分子量可塑剤で得ることができる。
ポリエステル アジパート、グルタレートおよびセバケ
ートの他の例を次に示す: ポリエステル アジパート 商品名P−644;ポリエ
ステル グルタレート 商品名P−530;ポリエステ
ル グルタレート 商品名P−540;ポリエステル 
グルタレート 商品名P−550;ポリエステル グル
タレート 商品名p−7035;ポリエステル グルタ
レート 商品名P−7035M;ポリエステル グルタ
レート 商品名P−7046;ポリエステル グルタレ
ート 商品名P−7092:および ポリエステル セバケート 商品名P−1070上述す
るこれらの可塑剤はc、p、ホール コンパニー(C,
P、 Mall Company、アメリカ合衆国、イ
リノイ州60638 、  シカゴ、セントラル アヘ
ニュ。
7300S)で製造されている。他の好ましい高分子量
可塑剤は「アジパート」可塑剤、例えば商品名アドメッ
クス■ 760で知られている可塑剤であり、この可塑
剤はセレックス デイビジョン オブヌオデックス イ
ンコーポレーション(SherexDivision 
of Nuodex Inc、 )で製造されている高
分子量線状アジパート可塑剤である。一般に、4000
〜10,000の範囲の分子量を有する(i)アジピン
酸、1,4−テレフタル酸および/または1,2−フタ
ル酸と(ii)ポリエチレングリコール、エチレングリ
コールまたは1,3−プロピレングリコールのポリエス
テルであるポリエステル可塑剤が好ましい。
一般に、高分子量可塑剤は可塑化pvc層の全重量に対
して約50〜70%の範囲の割合で存在させる。
第1および2図において、例えばpvc、商品名アドメ
ックス■ およびヒドロコルチゾンを含む可塑化pvc
配合物を支持体層上に約36オンス/平方ヤードの速度
で被着し、次いで固体可塑化pvc層11に融解する。
上述する支持体層は薬剤を浸透しない重合体配合物、好
ましくは上述するポリ塩化ビニル−ポリウレタン混合物
の単層である。
薬剤溜め単N11(第1図)および21(第2図)の厚
さは約1ミルが好ましいが、しかし約0.5〜約1.5
 ミルの範囲で変えることができ、および支持体層、薬
剤溜め単層および粘着層を含む本発明の物品の全厚さは
約3ミルにするのが好ましい。
支持体Jig10(第1図)および20(第2図)は、
接着層12(第1図)および22(第2図)と接触する
面に向うよりは可望化pvc層11(第1図)および2
1 (第2図)からの局所用薬剤の損失を実質的に阻止
する。
接着層12(第1図)および22(第2図)と局所用薬
剤を浸透し、連続的にまたは不連続的に設けることがで
きる。剥離層13を面14(第1図)からはがした後、
第1図の物品を中層11に含まれている局所用薬剤を用
いて治療する皮膚の部分に被着することができる。次い
で、単層11に含まれている薬剤は、第1図において、
接着層15を横切り接着層12を通して移動するか、ま
たは薬剤溜め層21から接着面24を通り、接着層22
を介し、面26を通して皮膚に移動する。
支持体層10(第1図)および20(第2図)上に被着
する可塑化pvc配合物は30〜60秒のような短時間
、例えば250〜300°Fの温度で加熱することによ
って均質固体に融解できる。固体層11 (第1図)お
よび21(第2図)を形成するのに可塑化PVCを用い
ることは、短時間で低い温度を用いて層11および21
を形成でき、局所用薬剤の安定性に影響を与えない条件
を達成できる。
使用しない場合には、皮膚に接触する全表面、例えば面
14(第1図)および24(第2図)を剥離層、例えば
剥離紙13(第1図)のような剥離紙でおおうのが好ま
しい。上記剥離紙をはがすと接着層14および患者の皮
膚に付着する可塑化pvc層11に含まれている局所用
薬剤の面が露出する。
接着層12 (第1図)および22(第2図)は上述す
るように連続的にまたは不連続的に形成できる。
いずれの場合においても、接着剤は、再発行特許第31
886号(i985年5月14日発行)に限定して示さ
れている接着剤を介して局所用薬剤を拡散することので
きる任意に相客しうる粘着剤にできる。
使用しうる粘着剤の例は、上記再発行特許明細書の第1
2〜13欄の例3に示されている。他の粘着剤は米国特
許第3,734,097号明細書に示されている。
粘着層の厚さは約0.5〜約2ミルの範囲で変えること
ができ、粘着層の好ましい厚さは約1ミルである。
次に、本発明を実施例に基づいて説明する。これらの例
において、水蒸気透過性にし、単位は25℃、75%相
対湿度でg/m”/24時で示している。
重合体フィルムを通すガスまたは水蒸気の透過は、フィ
ルムの1側の面で溶解し、濃度勾配下でフィルムを拡散
し、および低い濃度側の他側の面から蒸発するガスまた
は水蒸気によって記載することができる。
一定圧差をフィルムに維持する場合、気体は一定速度で
フィルムを通って拡散する。定常状態条件下で、透過プ
ロセスは次の式1で示すことができる: DS (p+−ρ2) J= J=一定温度および圧力で単位時間にフィルムの単位面
積を通して拡散するガスまたは水蒸気の量 D=拡散係数 S=溶解度係数 III  9z−フィルムを横切って維持する圧差し=
フィルム厚 積D−3は透過係数(P)として規定され、次の式2か
ら計算される: 几 P=OS= p+   Fiz 透過係数は次の式で示すことができる:酸素および水蒸
気透過について試験した材料を次に示す: 1、 低いモジュラスの1ミル厚さのポリウレタンフィ
ルム(ジェネラル フオーム コーポレーション(Ge
neral Foam Corp、)から市販)2.1
0%PvCを配合したポリウレタンの1ミル厚さのフィ
ルム(ノールウッド インダストリース インコーポレ
ーション(NorwoodIniiustries、 
Inc、)から市販)。
3、 肌色の3ミル厚さのPVCフィルム。
4、 ヨウ素錯体および界面活性剤(商品名「イゲパー
ル■ (rGEPIL)CO−630Jを溶解状態で含
む4.5 ミル厚さの薬剤創傷包帯フィルム(第1図に
示す)。
5、 ヨウ素錯体および界面活性剤(商品面[イゲバー
ル■C0−630J)を溶解状態で含む5ミル厚さの薬
剤創傷包帯フィルム(第1図に示す)。
6、 ヨウ素錯体を分散状態で含む5ミル厚さの薬剤創
傷包帯フィルム(第1図に示す)。
7.2ミル厚さの薬剤創傷包帯フィルム(商品名「テガ
テルム■ (TEGADERM) )  (ミネソタマ
イニング アンド マニファクチュアイング コンバー
−−(Minnesota Mining andMa
nufacturing Company)。
薬剤創傷包帯#4.#5および#6の構造および組成特
性は第1および2図、および表1に示している。
筒型な薬剤創傷包帯フィルムの酸素および水蒸気透過性
は濃度増加法を用いて測定した。方法には透過セル(p
ermeation cel+)を用い、5cm”のフ
ィルム試料をl定する2つの異なる区画室からなる。下
部区画室には窒素を装填し、上部区画室には65〜75
%(温度−25°C)のレベルに加湿した酸素を連続的
に流した。上部区画室から酸素および水蒸気は試験フィ
ルムを通して下部区画室に拡散させ、その成分を時間に
より変化させた。下部セル区画室における酸素および水
蒸気濃度変化をクロマトグラフィーにより調べた。研究
クロマトグラフ(ヘラレット パノカート’ (Ile
wlettPackard)  5750)をクロマl
−グラフ分析に用いた。
このクロマトグラフを熱伝導率検出器および2個の6−
 X′/4−外径のアルミニウム カラムに装着した。
カラム#1には商品名rCTRI Jを詰め、カラム#
2には商品名「ボラバンク■(I”0RAPAK)Q」
を詰めた。CTRlカラムを酸素についての分析に用い
、およびボラパック■0カラムをzk蒸気についての分
析に用いた。GC作業条件は次のようにした: 骸」づ1足 水1彫辷別近 カラム温度:      25”C150°C検出器温
度:150°C250°C 注入ロ温度:      150’C250°Cキャリ
ヤー ガス:  ヘリウム  ヘリウムキャリヤー ガ
ス流速7120cc/分  50cc/分フィラメント
電流:   150 ma    157 ma桔−ヨ
奔 種々の創傷包帯および他のフィルムについて調べた酸素
および水蒸気透過係数を表2に示す。この表から明らか
なように、創傷包帯フィルムの酸素透過性は対照フィル
ムの酸素透過性のように高くない。しかしながら、創傷
治療に必要な酸素の透過を十分に達成できた。同じ創傷
包帯フィルムの高い水蒸気透過係数は汗または水分を透
過しやすいことを示す。これら汗および水分はフ・イル
ムの内面に集中して不快を与え、かつ接着性を悪くする
■。
ヨウ素111体を溶解状態で含む薬剤創傷包帯:可塑剤
=55%(アドメノクス■) pvc樹脂:21% pvc−ヨウ素錯体:8.6% エタノール:    15.4% 2、 ヨウ素錯体および界面活性剤(イゲパール■Co
−630)を溶解状態で含む薬剤創傷包帯:可塑剤:5
5%(アドメックス■) pvc樹脂:21% pvp−ヨウ素錯体: 8% 界面活性剤: (イゲパール■C0−630) 71%エタノール:1
5% 3、 ヨウ素錯体を分散状態で含む薬剤創傷包帯フイ 
ルーム 可塑剤:65%(アドメックス■) pvc樹脂:25% pvp−ヨウ素錯体:10% 上記創傷包帯フィルムについての治療条件を次に示す: 温度:  300’F 治療時間二   1 分 次の表に示す重合体フィルムをその極限引張強さ、およ
び破断およびヤング率における伸び率について調べた。
これらの結果を表3に示す。
第3図は時間に対する種々の材料の応力緩和に関するグ
ラフを示している。このグラフにおいて、曲線30はポ
リウレタン フィルムについての曲線であり、かかるポ
リウレタン フィルムは第6図の赤外フィルムにより同
定されたポリエステルポリウレタンである。曲線31は
5%のポリ塩化ビニルを含むポリウレタン樹脂について
の曲線である。
また、曲線32は10重重量のポリ塩化ビニルを含むポ
リ・ウレタン樹脂についての曲線である。曲線33はポ
リ塩化ビニル自体の曲線である(時間に対する応力緩和
)(%)。
i 月−」真 この研究の目的は創傷包帯フィルムが細菌の存在しない
傷の微環境を維持するのに十分に必要量のヨウ素を釈放
することのできる場合を確めた。
材制」υJLが汰 抗菌活性測定するのに用いた薬剤創傷包帯を次に示す: 1、 11.2%のポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体
を含む創傷包帯。
2.24%のポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体を含む
創傷包帯。
多孔性感圧接着剤(ノールウッド インダストリース 
 インコーポレーションかう市販)ヲ両フィルム(#1
および#2)上の表面接着(face  adhesi
ve) として用いた。
3.24%のヨウ素錯体を含む創傷包帯フィルム。
この試料に用いた接着剤はミネソタ マイニング アン
ド マニファクチュアイング コンiぐニーより市販さ
れた商品名#408を用いた。
4、対照−商品名「イオバン■(IOIIAN)J ;
ミネソタ マイニング アンド マニフプクチュアイン
グ コンパニーから市販の抗菌性フィルム創傷包帯フィ
ルムの組成および構造を表4、および第1およよひ2図
に示す。
試験試料の抗菌活性はAATCC法90を用いて調べた
。黄色ブドウ球菌および大腸菌培養を人の皮膚における
製品の効率および腸疾患の広がるのを抑制する活性を評
価するのに用いた。
拉−輪 供試創傷包帯フィルムについて得た抗菌活性の評価の結
果を表5に示す。表5から明らかなように、本発明の創
傷包帯フィルムを対照フィルムと同様に作用した。試料
を囲む抑制区域は存在しなかった。細菌生長は生ぜず、
創傷包帯フィルムと培地を直接に接触させた。
表−土 に いた フィルムの 1    フィルム#1 ポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体: アドメックス■ 可塑剤: pvc樹脂(6338) : ポリビニルピロリドン: 1162% 49.6% 37.8% 1.4% フィルム#2および#3 ポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体:24  %アドメ
ックス■ 可塑剤:42  % ポリ塩化ビニル樹脂(633B)  :     29
.5%41J Y;tveo IJ F 7 (分″量
    4.5%40.000)  : 麦−−i 山 S  晋、  の、七 対照(イオバン■2) 生長しない 生長しない本発明
のフィルム包帯からのヒドロコルチゾンの釈放を、20
%の水性プロピレングリコールを受容相(recep 
tor)として使用するフランツ拡散セル(Franz
 diffusion cells)を用いて試験した
受容相の試料を異なる時間間隔で採集し、紫外分光学を
用いてヒドロコルチゾンを分析した。釈放プロフィール
(第4図(時間を示す横軸42および釈放割合(%)を
示す縦軸41で表わされている曲線40で示している)
は、試料中の25%および75%の全ヒドロコルチゾン
がそれぞれ4時間および24時間で釈放されていること
を示している。
試験内データは本発明のフィルム包帯のヒドロコルチゾ
ン長期釈放を示している。皮膚における試験管内での効
能において、ヒドロコルチゾンの持効性は皮膚表面にお
いてヒドロコルチゾンの飽和濃度を維持するものと思わ
れる。
B−1の゛ および1占 かゆみ性、アレルギー性およびアトピー性の皮膚炎の治
療における抗炎症作用に適用できる。
軟膏剤に比較して、フィルム包帯は使用に極めて便利で
ある。なぜならば、製品は非グリース性であり、布でふ
き取る必要がなく、または水で洗い落すことができるた
めである。また、患者が自由に動くことができる。長期
持続作用を有する。
また、呼吸性(breathabilitいおよび皮膚
状の外観並びに着用性から患者が容易に受は入れること
ができる。
災−脹 八、  庫り一一崖生 アセトンおよびイソプロピルアルコール(vWRサイエ
ンティフィック社(v讐R5cienttfic)製。
ヒドロコルチゾン(シグマ ケミカル コンパニー (
Sigma chemical Company)製)
可塑剤(商品名アドメックス■760)  (ヌオディ
ックス インコーポレーション製)。
pvc g[6338(オシデンクル ケミカル コン
パニー製)。
商品名「ゲルバ(Gelva)733 J接着剤(ミネ
ソタ マイニング アンド マニファクチュアイング 
コンパニー製)。
10%PvC配合のポリウレタン フィルム(ノールラ
ンド インダストリース インコーポレーション製)。
エーロジイル(Aerostl)200  (シリカ粉
末)(デクサ インコーボL/−シa 7 (Degu
ssa Tnc。
)製)。
8.1−抜 呈脛バ里 この試験は、薬剤溜め層中の有効投与量の薬剤(ヒドロ
コルチゾン)、可塑剤(アドメンクス■)およびPvC
樹脂からなる第1図に示す構造のデイスペンサーからの
ヒドロコルチゾンの釈放について調べた。
ヒドロコルチゾン デイスペンサーの すべての配合成分を溶剤(イソプロピル アルコール/
アセトン;2/1)に溶解し、懸濁物を得るように十分
に混合した。更に、この懸濁物を剥離ライナー(rel
ease 1iner)上にガードナーナイフを用いて
流延して、好ましい1ミル厚さの溜め層を形成した。形
成した溜め層を炉内に90″Cで30分間入れて、残留
溶剤を層から除いた。次いでPvCボリウレクン支持体
フィルムを形成した溜め層の1側上に、支持体フィルム
と溜め層を同時にホット ニップ貼合せ機に通して、重
ね合せた。
貼合せ機についての作業条件を次に示す:温度:300
°F 圧カニ  40 psi RPM:   7 ヒドロコルチゾン デイスペンサーの構造は、剥離ライ
ナーを除去した後、溜め層の他側上に感圧接着剤が転移
することによって完成する。
双主催散■訓裂 この試験に用いる収容溶液を20%のプロピレングリコ
ールを含有する脱イオン水にした。
鬼上皇■袈 フランツ−タイプの拡散セル、0.732 cm”をこ
の試験に用いた。収容区画室に5 mlの収容溶液を充
填した。ドーナ収容体はヒドロコルチゾンデイスペンサ
ーを押抜した3716″デイスクとした。
ディスクをセルに取付け、アルミニウム箔でおおって適
当なディスク部分を確実にした。セルの頂部を適所に締
めつけ、セル全体を加熱ブロック(33〜34°C)に
入れた。3回試験を行った。
ユ11ユll玉皿 収容溶液の試験を定めた時間間隔で採取した。
収容溶液全部を採取し、5mlの新しい溶液と入替えた
。試料は直ちに分析した。
孟11ユヱ久立捉 試料は247 nm波長にセットしたパーキン エルマ
ーUV分光光度計を用いて分析した。校正曲線は吸光値
を濃度に換算するのに用いた。次いで、累積ヒドロコル
チゾン濃度を時間に対してプロットした。ラインの勾配
を回帰分析を用いて計算し、平均した。勾配はヒドロコ
ルチゾンの釈放速度(ミリグラム/ cm 2時)を示
す。
次の実施例V〜IXにおいて、種々の局所用薬剤をポリ
塩化ビニル プラスチゾル層に示す割合で加え、釈放さ
れた薬剤の量を時間に対して測定した。いずれの場合に
おいても、支持体フィルムを1ミル厚さにし、接着層を
1ミル厚さにし、およびアクリル系感圧接着剤から形成
した。支持体層は約30%ポリ塩化ビニルおよび70%
ポリウレタンーポリエステルとし、このポリウレタン−
ポリエステルは第6図に示す赤外スペクトルにより規定
し、かつセトン コンパニー (Seton Comp
any)のセメックス メディカル子会社(Semex
 MedicalSubsidiary)で製造された
ものである。いずれの場合でも、可塑剤としては第5図
に示す赤外スペクトルにより規定したアドメックス■ 
を用いた。
薬剤溜め層において、 第1図に示す構造のフイ アドメックス■ ポリ塩化ビニル トルナフテート 次に示す成分を調製して ルム包帯を作った: 56% 43% 1% 時間の経過に伴って釈放される薬剤の割合は次の通りで
ある: ポリ塩化ビニル プラスチゾル薬剤溜め層を次の成分か
ら作って、第1図に示ず構造のフィルム包帯を作った: ポリ塩化ビニル         41%アドメックス
■ 可塑剤     55%時間に対する薬剤の釈放割
合は次の通りである:二゛1  害1人 % 6.5 10.4 苅1月L     ”A   書1人 %上記包帯につ
いての試験管内での抗菌活性試験では、黄色ブドウ球菌
および大腸菌に対して1〜2M広さの抑制を示した。
ポリ塩化ビニル プラスチゾル薬剤溜め単層を次の成分
から作って、第1図に示す構造のヒドロコルチゾン フ
ィルム包帯を作った: ポリ塩化ビニル アドメックス■ ヒドロコルチゾン 42.5 % 57  % 0.5% 可塑剤 ポリ塩化ビニル プラスチゾル薬剤溜め単層を次の成分
から作って、第1図に示す構造のフィルム包帯を作った
: ポリ塩化ビニル        48.8%アドメック
ス■ 可塑剤    51  %ベンザルコニウム ク
ロリド   0.2%時間に対する薬剤の釈放割合は次
に示す:ポリ塩化ビニル プラスチゾル薬剤溜め単層を
次の成分から作って、第1図に示す構造のフィルム包帯
を作った: ポリ塩化ビニル        48.8%アト・メッ
クス8 可塑剤    51  %ベンゼトニウム ク
ロリド   0.2  %
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の局所用薬剤釈放施薬体(包帯)の好適
な構造の1部所面図、 第2図は本発明の局所用薬剤釈放施薬体の変形構造の1
部所面図、 第3図は種々のポリ塩化ビニル、ポリウレタンおよびポ
リウレタン−ポリ塩化ビニル支持体フィルムについての
時間に対する応力緩和率を示すグラフ、 第4図は第2図に示す包帯からヒドロコルチゾンを釈放
する時間に対する釈放率を示すグラフ、第5図は実施例
■〜IXに示すアドメックス■760の赤外スペクトル
、および 第6図は実施例■〜IXにおいて支持体材料として用い
るポリエステルーボエウレタン重合体の赤外スペクトル
である。 10、20・・・支持体層(支持体材料単層)11、2
1・・・局所用薬剤溜め層(薬剤溜め単層)12、22
・・・感圧接着剤層 13・・・剥離層(剥離支持層) 14・・・剥離層13に被着した感圧接着層12の面1
5・・・感圧接着層に被着した溜め層の面(接着面)1
G・・・溜め層11に被着した支持体層の面17、25
・・・支持体層の外面 18・・・接着層12から離れた剥離支持層13の面2
3・・・支持体材料単層20の内面(接着面)24・・
・薬剤溜め単N21の外面(接着面)25・・・支持体
材料単層20の外面 FIG、3 時間(介) 時間(峙) 透通子(%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液相の水に影響を受けずに、かつ不透過性である、
    人の皮膚に適用する水蒸気および酸素透過性の接着包帯
    において、 (i)実質的に平坦な第1面および第2面の2つの平面
    を有する重合体支持体材料単層;(ii)前記支持体材
    料単層の前記第1平面に被着した、 (a)ポリ塩化ビニル重合体; (b)前記ポリ塩化ビニルと緊密に混合し、かつ前記ポ
    リ塩化ビニルと相容性の高分子量可塑剤;および (c)前記ポリ塩化ビニルおよび前記可塑剤と相容性の
    局所用薬剤から主としてなる、実質的に平坦な第1およ
    び第2面の2つの平面を有する薬剤溜め単層;および (iii)前記薬剤溜め単層の前記実質的に平坦な第2
    面に被着した酸素および水蒸気透過性で、液状水に影響
    を受けない感圧接着剤層から構成され、前記薬剤溜め単
    層の前記実質的に平坦な第1面を前記支持体材料の前記
    実質的に平坦な第1面に連続にまたは不連続に被着した
    ことを特徴とする水蒸気および酸素透過性接着包帯。 2、接着包帯の水蒸気透過性を25℃、75%相対湿度
    において少なくとも約25g/m^2/24時にした請
    求項1記載の包帯。 3、前記感圧接着剤層がヒドロキシル、カルボニル、ア
    ミン、アミド、エーテルまたはアルコキシである親水性
    基を有するアクリル酸エステル共重合体からなり、前記
    接着包帯が25℃、75%相対湿度において少なくとも
    約40g/m^2/24時の水蒸気透過性を有し、およ
    び前記接着包帯を前記薬剤溜め単層に連続的に被着した
    請求項1記載の包帯。4、液相の水に影響を受けず、か
    つ不透過性である、人の皮膚に適用する水蒸気および酸
    素透過性の接着包帯において、 (i)ポリウレタン樹脂およびポリ塩化 ビニルの第1緊密混合物からなり、該第1緊密混合物中
    のポリ塩化ビニルの重量%を約5〜約40重量%にした
    実質的に平坦な第1面および第2面の2つの平面を有す
    る熱可塑性ポリウレタン−ポリ塩化ビニル支持体材料単
    層; (ii)前記支持体材料単層の前記第1平面に被着した
    、 (a)ポリ塩化ビニル重合体; (b)前記ポリ塩化ビニルと緊密に混合し、かつ前記ポ
    リ塩化ビニルと相容性の高分子量可塑剤;および (c)前記ポリ塩化ビニルおよび前記可塑剤と相容性の
    局所用薬剤から主としてなる、実質的に平坦な第1およ
    び第2面の2つの平面を有する薬剤溜め単層;および (iii)前記薬剤溜め単層の前記実質的に平坦な第2
    面に被着した酸素および水蒸気透過性で、液状水に影響
    を受けない感圧接着剤層から構成され、前記薬剤溜め単
    層の前記実質的に平坦な第1面を前記支持体材料の前記
    実質的な平坦な第1面に連続に被着したことを特徴とす
    る水蒸気および酸素透過性接着包帯。 5、接着包帯の水蒸気透過性を25℃、75%相対湿度
    において少なくとも約40g/m^2/24時にした請
    求項4記載の包帯。 6、前記感圧接着剤層がヒドロキシル、カルボニル、ア
    ミン、アミド、エーテルまたはアルコキシである親水性
    基を有するアクリル酸エステル共重合体からなり、前記
    接着包帯が25℃、75%相対湿度において少なくとも
    約40g/m^2/24時の水蒸気透過性を有する請求
    項4記載の包帯。 7、前記局所用薬剤を(i)トルナフテート; (ii)クロルヘキシジン; (iii)クロルヘキシジンエステル; (iv)クロルヘキシジン塩; (v)ヒドロコルチゾン; (vi)ベンザルコニウム塩; (vii)ベンゼトニウム塩;および (viii)ポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体 からなる群から選択した請求項1記載の包帯。 8、前記局所用薬剤を(i)トルナフテート; (ii)クロルヘキシジン; (iii)クロルヘキシジンエステル; (iv)クロルヘキシジン塩; (v)ヒドロコルチゾン; (vi)ベンザルコニウム塩; (vii)ベンゼトニウム塩;および (viii)ポリビニルピロリドン−ヨウ素錯体 からなる群から選択した請求項4記載の包帯。 9、(i)実質的に平坦な第1面および第2面の2つの
    平面を有する重合体支持体材料単層; (ii)前記支持体材料単層の前記第1平面に被着した
    、 (a)ポリ塩化ビニル重合体; (b)前記ポリ塩化ビニルと緊密に混合し、かつ前記ポ
    リ塩化ビニルと相容性の高分子量可塑剤;および (c)前記ポリ塩化ビニルおよび前記可塑剤と相容性の
    局所用薬剤から主としてなる、実質的に平坦な第1およ
    び第2面の2つの平面を有する薬剤溜め単層;および (iii)前記薬剤溜め単層の前記実質的に平坦な第2
    面に被着した酸素および水蒸気透過性で、液状水に影響
    を受けない感圧接着剤層から構成され、前記薬剤溜め単
    層の前記実質的に平坦な第1面を前記支持体材料の前記
    実質的に平坦な第1面に連続にまたは不連続に被着して
    構成した液相の水に影響を受けず、かつ不透過性である
    水蒸気および酸素透過性接着包帯を、人の皮膚の組織の
    破壊されていない部分(unbrokensrea)に
    付着することを特徴とする薬剤を用いて人の組織を治療
    する方法。 10、液相の水に影響を受けず、かつ不透過性である、
    人の皮膚に適用する水蒸気および酸素透過性の接着包帯
    の製造方法において、 (i)ポリウレタン樹脂およびポリ塩化ビ ニルの第1の緊密混合物からなり、前記第1の緊密混合
    物中のポリ塩化ビニルの重量%を約5〜約40%にした
    、実質的に平坦な第1面および第2面の2つの平面を有
    する熱可塑性ポリウレタン−ポリ塩化ビニル支持体材料
    単層を形成し; (ii)(a)ポリ塩化ビニル重合体、 (b)前記ポリ塩化ビニルと緊密に混合し、かつ前記ポ
    リ塩化ビニルと相容性の高分子量可塑剤、および (c)前記ポリ塩化ビニルおよび前記可塑剤と相容性の
    局所用薬剤の第2の緊密混合物から主としてなる、実質
    的に平坦な第1面および第2面の2つの平面を有する薬
    剤溜め単層を形成し; (iii)形成した前記薬剤溜め単層を前記支持体材料
    の第1平面に被着し; (iv)酸素および水蒸気を透過するが、しかし液状水
    により影響を受けない感圧接着剤を調製し;および (v)調製した前記感圧接着剤を前記薬剤 溜め単層の実質的に平坦な第2面に被着する各工程から
    なることを特徴とする水蒸気および酸素透過性の接着包
    帯の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016220919A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社クラレ 巻き締めを抑えた繊維シート
WO2023017834A1 (ja) * 2021-08-13 2023-02-16 国立大学法人山形大学 消毒剤、消毒フィルム及び消毒ビーズ
US11826229B2 (en) 2015-05-29 2023-11-28 Kuraray Co., Ltd. Fibrous sheet

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