JPH0259238A - カバー部材の組付装置 - Google Patents

カバー部材の組付装置

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JPH0259238A
JPH0259238A JP63209822A JP20982288A JPH0259238A JP H0259238 A JPH0259238 A JP H0259238A JP 63209822 A JP63209822 A JP 63209822A JP 20982288 A JP20982288 A JP 20982288A JP H0259238 A JPH0259238 A JP H0259238A
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cover
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Juichi Shirai
白井 寿一
Yoshitomo Ishikawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンカバーの組付装置に関し、特にカバー
保持面を3つの位置に切換え得る組付ユニットとエンジ
ンカバーの移載及びシール剤の塗布を行い得るロボット
とを備えたものに関する。
〔従来技術〕
一般に、シリンダブロックの後端面にはエンジンとトラ
ンスミンションとを仕切るエンジンカバーが組付けられ
る。
上記エンジンカバーの組付はステージにおいてエンジン
カバーを組付ける場合、通常搬送コンヘア上を横向き姿
勢でエンジンカバーを搬送し、そのエンジンカバーを仮
置台上へ移載し、仮置台上のエンジンカバーのシール面
にシール剤を塗槓】シ、次にエンジンカバーを横向き姿
勢から縦姿勢に切換えつつ搬送してシリンダブロックに
組付けることが必要である。
上記シール剤の塗布作業は人手で行なうのには単純すぎ
るのに反し、曲線状のシール部の輪郭に沿って塗布する
ことから自動化することが難しく、最近ではロボットを
活用してこの種作業を自動化するのが一般的である。
そこで、エンジンカバー組付はステージに1台のロボッ
トを配設して、上記一連の作業を実行させることも実用
化されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記組付装置において1台のロボットで移載作業・塗布
作業・組付作業の3つの作業を行う場合には、少なくと
も、ロボットのハンドに着脱可能に装着し得る把持用工
具及びシール剤塗布用ノズルを準備し、各作業実行の都
度これら工具やノズルを交換しなければならないので、
エンジンカバー組付けのサイクルタイムが長くなってし
まうという問題がある。
一方、複数台のロボットで上記各作業を分担させた場合
には、サイクルタイムを短縮出来るが、組付装置が高価
なものになり設備経済上好ましくない。
そこで、ロボットとロボット以外の自動組付装置で作業
を分担することも考えられるが、自動組付装置にエンジ
ンカバーの姿勢切換え機能とシリンダブロックへの組付
は機能を付与することは難しく装置も複雑化するので、
エンジンカバーを縦姿勢に保持したままシール剤を塗布
するようにすると、塗布されたシール剤の液垂れの問題
が起る。
本発明の目的は、設備経済上有利であり且つ短いサイク
ルタイムで能率的にエンジンカバーを組’<tけ得るエ
ンジンカバーの組付装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るエンジンカバーの組付装置は、エンジンカ
バーを保持するカバー保持面をエンジンカバーを受取る
為の鉛直の第1位置とエンジンカバーにシール剤を塗る
為の水平の第2位置とエンジンカバーをエンジンに組付
ける為の鉛直の第3位置とに切換可能な組付ユニ71”
と、上記エンジンカバーを縦姿勢で複数収納する収納部
からエンジンカバーを取出して組付ユニットに移載する
とともにエンジンカバーの移載後エンジンカバーにシー
ル剤塗布ノズルによりシール剤を塗布するロボットとを
備えたものである。
〔作用〕
本発明に係るエンジンカバーの組付装置においては、エ
ンジンカバーを保持する組付ユニットのカバー保持面が
エンジンカバーを受取る為の鉛直の第1位置とエンジン
カバーにシール剤を塗る為の水平の第2位置とエンジン
カバーをエンジンに組付ける為の鉛直の第3位置とに切
換可能に設けられ、収納部に縦姿勢で複数収納されたエ
ンジンカバーは、岑ずロボットにより取出されてカバー
保持面に縦姿勢で移載され、次に横姿勢に切換えられて
ロボットのハンドに装着されたシール剤塗布ノズルによ
りシール剤が塗布され、次に縦姿勢に切換えられてエン
ジンに組付けられる。
上記のように、エンジンカバーの組付作業を組付ユニッ
トとロボットとで作業内容に応じて分担して、組付ユニ
ットでエンジンカバーの姿勢切換え及びエンジンへの組
付けを行うようにしたので、組付ユニットの構造が単純
化するだけでなく、エンジンカバー組付けのサイクルタ
イムが短くなり、能率的に組付けを行うことが出来る。
しかも、ロボットにはエンジンカバーの移載及びシール
剤の塗布に必要な最小限の機能を付与するだけで済むの
で、比較的自由度の少ない安価なロボットを活用できる
。このように、組付ユニット及びロボットが比較的簡単
な構造のものでよいので、設備経済上極めて有利である
〔発明の効果〕
本発明に係るエンジンカバーの組付装置によれば、以上
説明したように、ワーク保持面を第1〜第3位置に切換
え可能にした組付ユニットを設けることにより、その組
付ユニットとロボットとに夫々作業を適切に分担させて
エンジンカバー組付けのサイクルタイムを短縮すること
が出来る。
組付ユニットはカバー保持面を鉛直な第1位置と水平な
第2位置と鉛直な第3位置とに切換える構造なので、比
較的簡単な構造のものでよく、またロボットは縦姿勢に
収納されていたエンジンカバーを把持して鉛直のカバー
保持面に移載したりシール剤を塗布するようになってい
ればよいので、比較的自由度の少ない簡単な構造のもの
でよく、これにより設備費を低く抑えることが出来る。
また、エンジンカバーを水平姿勢にしてシール剤を塗布
するので、シール剤の液垂れの問題も起らない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本実施例は、シリンダブロックの後端面にエンジンとト
ランスミッションとを仕切るエンジンカバーを組付ける
エンジンカバーの組付装置に本発明を適用した場合のも
のである。
第1図・第2図に示すように、エンジンカバーの組付装
置(以下、カバー組付装置)■はエンジン組立ライン2
の途中部に設置され、シリンダブロック3はピストン及
びクランクシャフト3aが組付けられた状態でパレット
4に倒立状に載置されてカバー組付装置1の左側の組付
ステーション5に搬入され、カバー組付装置1中央部の
供給ステーション6にはカバー供給台7が設置され、エ
ンジンカバー8はカバー供給台7に載置された収納ケー
ス9内に縦姿勢で2列に複数収容されている。
上記カバー組付装置1においてエンジンカバー8は、カ
バー組付装置1左部の組付ユニット16に搬送された後
、その前端面8aにシール剤が塗布されてシリンダブロ
ック3の後端面に組付られる。
上記エンジンカバー8は、第3図・第8図に示すように
、略半長円状に形成された板状部材で、その熱中央部に
はクランクシャフト3aの後端部を挿通ずる挿通孔8b
が形成され、その下端面の略3等分位置には下方へ突出
する位置決めピン12が夫々装着され、その外周部には
略等間隔に6つのボルト六8Cが形成され、挿通孔8b
の内周部には環状のリップ付メカニカルシール1)が装
着されている。
上記収納ケース9の中央部には、第1図・第2図に示す
ように、収納ケース9内を前後1対の収納部■3に区画
する左右方向向きの仕切板14が設けられ、仕切板14
には前後方向向きの保持板15が所定間隔おきに固着さ
れ、エンジンカバー8はその前端面8aを右方に向けて
保持板15間に縦姿勢で保持されて各収納部13に複数
収納されている。
上記カバー組付装置Iは、第1図・第2図に示すように
、エンジンカバー8を保持するカバー保持面62aをエ
ンジンカバー8を受取る為の鉛直の第1位置と、エンジ
ンカバー8にシール剤を塗る為の水平の第2位置と、エ
ンジンカバー8をシール剤供給装置に接続されたシール
剤塗布用のノズルユニット17と、収納ケース9からエ
ンジンカバー8を取出して組付ユニット16に移載する
とともにエンジンカバー8の移載後ノズルユニット17
を保持してエンジンカバー8にシール剤を塗布するロボ
ット18とを備えている。
上記ロボット18は、第1図・第2図・第4図に示すよ
うに、エンジンカバー8及びノズルユニット17を保持
する保持部19と、保持部19を前後方向及び左右方向
に搬送駆動する搬送部20とを備え、次のように構成さ
れいてる。
上記搬送部20について説明すると、カバー組付装置l
の後部には供給ステーション6と塗装ステーション10
とに亙る門型フレーム21が設けられ、凹型フレーム2
1の左右方向向きの水平フレーム21aの途中部には前
方へ片持状に延びるビーム22が左右方向に移動自在に
支持され、ビーム22の左側には保持部19が前後方向
に移動自在に支持され、ビーム22は水平フレーム21
aの右端部に設けられた駆動装置(図示路)により左右
方向に移動駆動されるとともGこ、保持部I9を支持す
るキャリッジ19Aはビーム22の後端部に設けられた
駆動装置(図示路)によりI’+ii 後方向に移動駆
動される。尚、上記両駆動装置は通常のロボットの制御
手段と同様のコントロールユニットにより所定のシーケ
ンスで自動制御される。
上記保持部19は、キャリッジ19Aと、エンジンカバ
ー8及びノズルユニット]7を保持するハンド機構23
と、ハンド機構23を昇降駆動する昇降機構24とを備
えている。
上記昇降機構24について説明すると、ベースプレート
25がキャリッジ19Aの左側に固着され、ベースプレ
ート25の略中段部には左方へ水平に突出する支持プレ
ート26が固着され、支持プレート26の左端近傍部に
は上下方向向きの昇降用シリンダ27がそのピストンロ
ッド27aを下方に向けて立設され、昇降用シリンダ2
7の前後両側付近には支持プレート26に固着された案
内部材28を挿通する上下方向向きのガイドロッド29
が設けられ、ピストンロッド21a及びガイドロッド2
9の下端部は支持プレート26の下方に配設された保持
板30に連結され、ハンド機構23は保持板30の下端
面に固着され、昇降用シリンダ27の駆動によりガイド
ロッド29で上下方向に案内されつつ、第2図に実線で
図示の上昇位置と仮想線で図示の下降位置とに互って昇
降島区動される。
上記ハンド機構23について説明すると、保持板30の
下端に固着されたケーシング31の左右両側方には略平
板状の連結部材32が夫々配設され、ケーシング31に
は4組の保持用シリンダ(図示略)が左右方向向きに内
装され、そのピストンロッド33はケーシング31の左
右外へ突出されて連結部材32に固着され、連結部材3
2の下端部には後方へ突出する左右1対の第1ハンド3
4が固着され、第1ハンド34には下方へ突出する左右
1対の第2ハンド35が固着され、ノズルユニット17
及びエンジンカバー8は保持用シリンダの駆動により第
1ハンド34及び第2ハンド35で夫々保持される。
上記ノズルユニット17はカバー供給台7の左方の床に
立設された支柱36に次のようにして保持されている。
尚、ノズルユニット17自体は公知既存のものなのでそ
の詳細な説明を省略する。
第1図・第2図・第4図に示すように、支柱36の上端
部には前方へ突出する支持部材37が固着され、支持部
材37の前端近傍部には支持ビン37aが上方へ向けて
突設され、支柱36の中段部には受部材38が前方に向
けて片持状に支持され、受部材38にはノズルユニット
17から滴下するシール剤を受けるための前後1対のカ
ップ39が取付けられている。ノズルユニット17の本
体部材17aの上端近傍外周部には連結部材40が固着
され、本体部材17aの下端部にはシール剤を噴出する
ノズル17bがカップ39に挿入可能に下方へ突出され
、ノズルユニット17は連結部材40の後端近傍部に形
成された挿通孔に支持ビン38を挿通して支柱36の前
側に保持されている。向、ノズルユニット17は連結部
材40の前端部が第1ハンド34で保持されて下降及び
上界駆動され支柱36から着脱される。
上記組付ユニット16は、第5図〜第8図に示すように
、組付ステーション5とカバー供給台7との間に設置さ
れ、支持台41と、支持台41に左右方向に移動自在に
支持されたフレーム42と、支持台41の上面右部に立
設されロボット18からエンジンカバー8を受取る受取
台43と、フレーム42を受取位置・塗装位置・組付位
置に移動駆動する移動駆動機構と、フレーム42ととも
に移動駆動され受取台43からエンジンカバー8を受取
ってカバー保持面62aに保持する保持ユニット45と
、保持ユニット45を回動駆動する回動駆動機構と、保
持ユニット45のカバー保持面62aを第1位置・第2
位置・第3位置に位置決めする位置決め機構とを備えて
いる。
上記フレーム42は、第5図・第6図に示すように、前
後の側壁部材48a・48bと底板部材49とで断面略
U字状に形成され、底板部材49の右部には受取台43
を挿通させる開口部49aが形成され、底板部材49の
下端面には4つのガイド部材50が設けられ、各ガイド
部材50を介して支持台41の上面に付設された前後1
対のガイドレール51に沿って左右方向に移動自在に支
持されている。
上記受取台43について説明すると、第5図・第6図に
示すように、支持台41の上面右部には支持プレート5
2が立設固着され、支持プレート52の上端部には受台
53が固着され、その下端部には左方へ突出する支持部
53aが設けられ、支持部53aの前後方向略3等分位
置には位置決めビン12が挿通可能な挿通孔53bが立
向きに形成され、受台53の左端部には第2ハンド35
の下端部が挿通可能な立向きの挿通溝53cが形成され
、エンジンカバー8は縦姿勢で受台53の左側に前端面
8aを右方に向けて保持される。
上記移動駆動機構について説明すると、移動駆動機構は
、保持ユニット45にエンジンカバー8を移載する位置
と、保持ユニット45からシリンダブロック3にに組付
ける位置とに亙って保持ユニット45を左右に移動駆動
する為のものである。
第5図・第6図に示すように、支持プレート52の右端
面の略中段部には左右方向向きの組付用シリンダ54が
固着され、そのピストンロッド54aは支持プレート5
2を貫通して左方へ延び、底板部材49の上面左部の略
中央部には左右方向向きの押圧用シリンダ55が固着さ
れ、そのピストンロッド55aは右方へ延びて連結部材
56を介してピストンロッド54aの左端部に連結され
、フレーム42は組付用シリンダ54の駆動により、第
6図に実線で図示の塗布位置から2点鎖線で図示の組付
位置へ移動駆動され、また押圧用シリンダ55の駆動に
より塗布位置から1点鎖線で図示の受取位置へ移動駆動
される。
上記回動駆動機構について説明すると、回動駆動機構は
エンジンカバー8を保持する保持ユニット45を回動駆
動させて第1位置、第2位置及び第3位置に選択的に切
換える為のものである。第5図〜第7図に示すように、
各側壁部材48a・48b左部の受台53の略中段部に
対応する位置には、前後方向向きの軸部材57a・57
bが夫々ヘアリングを介して回転自在に支持され、両軸
部材57a・57bの内端部間には保持ユニット45が
連結支持され、側壁部材48aのpif端面右部にはア
クチュエータ58が設けられ、アクチュエータ58の前
後方向向きの回動駆動軸58aは軸部材57aに相対回
転不能に装着され、保持ユニット45はアクチュエータ
58の駆動により両軸部材57a・57bを中心に約1
80°回動駆動される。尚、上記アクチュエータ58は
上下1対のシリンダ59と、シタンダ59の上下方向向
きの駆動力を回動駆動軸58aの回転力に変換する変換
機構とを備えた一般的な構成のものである。
上記保持ユニット45について説明すると、保持ユニッ
ト45はエンジンカバー8を保持するカバー保持面62
aを備え、回転機構と位置決め機構と移動駆動機構で駆
動されてエンジンカバー8の組付けに供するものである
。第5図(但し、第5図は保持ユニット45をエンジン
カバー8組付用の第3位置にした状態を示す)と第6図
に示すように、略直方体のケーシング61が両軸部材5
7a・57bの内端部に夫々固着され、ケーシング61
の左端面には略平板状の保持プレート62が固着され、
保持プレート62の左端面上部には左方へ突出する前後
1対の位置決めピン63が固着され、エンジンカバー8
はその下端部の1対のボルト六8Cに位置決めピン63
を挿通して保持プレート62左端面のカバー保持面62
aに倒立状に保持される。
ケーシング6■及び保持プレート62の略中央部には前
後方向向きの収容孔64が形成され、収容孔64には保
持プレート62の左方へ突出するキャンプ状の保持スリ
ーブ65がその開口部を右方に向けて移動自在に装着さ
れ、保持スリーブ65の左端部にはメカニカルシール1
)に挿m内1)Nし得る保持部65aが形成され、ケー
シング61の右端面には蓋部材66が固着され、保持ス
リーブ65の端壁部65bには右方へ延びて蓋部材66
の略中央部を貫通する押圧ロッド67が固着され、端壁
部65aと蓋部材66間で押圧ロッド67には圧縮コイ
ルバネからなるバネ部材68が外装され、保持スリーブ
65は押圧ロッド67及びバネ部材68を介して常に左
方へ付設されでいる。
上記位置決め機構について説明すると、この位置決め機
構は保持ユニット45のカバー保持面62aを右側に立
向きの第1位置、上側に水平の第2位置、左側に立向き
の第3位置に位置決めする為のものである。第5図〜第
7図に示すように、底板部材49の上面には第3位置の
ときの保持プレート62の下端面に当接可能な第1ブロ
ツク69と、第1位置のときの保持プレート62の下端
面に当接可能な第2ブロツク7oとが、左右に所定間隔
あけて立設固着され、側壁部材48bの後端面には位置
決め用シリンダ71が左右方向向きに設けられ、そのピ
ストンロンドア1aは側壁部材48bに設けられたガイ
ド部材72を挿通して水平に左方へ延び、軸部材57b
の後端部は側壁部材48bを貫通して後方へ延び、その
軸端にはピストンロンドア1aの左端部に当接可能な係
止部73aを有する係止部材73が固着されている。
上記シリンダ71と係止部材73とは、カバー保持面6
2aを第1位置から第2位置へ切換えるときに、保持ユ
ニソ1−45を位置する為のもので、第5図のようにカ
バー保持面62aが第3位置、第2位置及び第1位置の
ときに、夫々係止部は第7図の実線位置、1点鎖線位置
及び2点鎖線位置を保持する。回動駆動機構により保持
ユニット45が第6図に実線で図示のように回動駆動さ
れると、保持プレート62°の下端面が第1ブロツク6
9に当接してカバー保持面62aが鉛直の第3位置に保
持され、またその位置から第6図で180°時計回りに
回動されると2点鎖線で図示のように保持プレート62
の下端が第2ブロツク70に当接してカバー保持面62
aが第1位置に保持される。そして、カバー保持面62
aにエンジンカバー8を保持してから、シリンダ71の
ピストンロッド71−aを伸長させた状態で保持ユニッ
ト45を第6図で反時計回りに90’回動させると、係
止部73aがピストンロンドア1aの先端に当接してカ
バー保持面62aが第2位置に位置決めされる。
次に、上記カバー組付装置1の作動について説明する。
先ず、エンジンカバー8をカバー保持面62aに移載す
るため、ロボット18の第2ハンド35により収納ケー
ス9に縦姿勢で収納されたエンジンカバー8が取出され
て受取台43の上方へ搬送され、第2ハンド35の下降
により位置決めピン12が挿通穴53bに挿通されて受
台53の所定位置に保持される。そして、保持ユニット
45がアクチュエータ58により回動されてそのカバー
保持面62が鉛直の第1位置に切換えられ、押圧シリン
ダ55の駆動によりフレーム42とともに受取位置に移
動駆動される。この時、受台53に保持されたエンジン
カバー8は、位置決めビン63がボルト穴8cに挿通さ
れて位置決めされるとともに、保持部65aがシール1
)に挿通してカバー保持面62aに保持される。
次に、エンジンカバー8の前端面8aにシール剤を塗布
するため、保持ユニット45が塗布位置に移動駆動され
るとともにカバー保持面62aが水平の第2位置へ切換
えられ、エンジンカバー8がその前端面8aを上方に向
けて水平に保持される。そして、ロボット18の第1ハ
ンド34により支柱36から取外されたノズルユニット
17で、エンジンカバー8の前端面8aにシール剤が塗
布される。
次に、エンジンカバー8をシリンダブロック3の後端面
に組付けるため、カバー保持面62aが鉛直の第3位置
に切換えられ、エンジンカバー8がその前端面8aを左
方に向けて鉛直に保持され、組付用シリンダ54の駆動
により組付位置に駆動されてシリンダブロック3の後端
面に組付けられる。尚、この時、保持スリーブ65はク
ランクシャフト3aの後端部でバネ68に抗して右方に
押動されて後退し、シールIIにクランクシャフト3a
の後端部が挿通してエンジンカバー8がシリンダブロッ
ク3に組付けられる。尚、上記エンジンカバー8の組付
は後、シリンダブロック3は後方のボルト締めステーシ
ョンへ搬送され、多軸ナツトランチにより前記ボルト穴
8cへのボルトの締結が施される。
以上説明したように、本実施例のエンジンカバーの組付
装置によれば、カバー保持面62aを回転軸回りに回動
させて第1位置と第2位置と第3位置とに切換え可能に
した保持ユニット45を有する比較的簡単な構造の組付
ユニット16を設けることにより、エンジンカバー8組
付けの一連の作業を、ロボット18と組付ユニット16
とに最適に分担させて短かいサイクルタイムで能率的に
エンジンカバー8の自動組付けを行なわせることが出来
る。
収納ケーズ9に縦姿勢でエンジンカバー8を収納出来る
ので、横姿勢で収納する場合に比較して収納効率が良く
、しかもエンジンカバー8を組付ユニット16の受台5
3に縦姿勢のままで移載するので、ロボット18の無駄
な機能を省略してその構造を簡単化出来、更にエンジン
カバー8を横姿勢にしてシール剤を塗布するのでシール
剤の波乗れも防止出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るもので、第1図はカバー組
付装置の平面図、第2図は同正面図、第3図はエンジン
カバーの外面図、第4図はロボットの要部側面図、第5
図は組付ユニットの要部切欠き平面図、第6図は組付ユ
ニットの要部切欠き正面図、第7図は組付ユニットの背
面図、第8図はエンジンカバーを保持した状態における
保持ユニットの要部横断平面図である。 ■・・カバー組付装置、 3・・ り、  8・・エンシンカバー ス、  13・・収納部、 工6・ 17・・ノズルユニット、 45・・保持ユニット、 62a 面。 シリンダブロソ 9・・収納ケー ・組付ユニット、 ・ ・ロボット、 ・・カバー保持 第3図 8C 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンカバーを保持するカバー保持面をエンジ
    ンカバーを受取る為の鉛直の第1位置とエンジンカバー
    にシール剤を塗る為の水平の第2位置とエンジンカバー
    をエンジンに組付ける為の鉛直の第3位置とに切換可能
    な組付ユニットと、上記エンジンカバーを縦姿勢で複数
    収納する収納部からエンジンカバーを取出して組付ユニ
    ットに移載するとともにエンジンカバーの移載後エンジ
    ンカバーにシール剤塗布ノズルによりシール剤を塗布す
    るロボットとを備えたことを特徴とするエンジンカバー
    の組付装置。
JP63209822A 1988-08-24 1988-08-24 カバー部材の組付装置 Expired - Lifetime JP2649828B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103084834A (zh) * 2013-01-30 2013-05-08 中国第一汽车股份有限公司 一种顶置式凸轮轴缸盖总成的装配工艺
CN104440038A (zh) * 2014-11-27 2015-03-25 江门市大光明电力设备厂有限公司 一种锁封部件自动预组装装置
KR20230064724A (ko) * 2021-11-04 2023-05-11 주식회사 제철 플로어힌지용 힌지케이스의 커버자동체결장치

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KR20230064724A (ko) * 2021-11-04 2023-05-11 주식회사 제철 플로어힌지용 힌지케이스의 커버자동체결장치

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