JPH0259170A - ろう付方法 - Google Patents

ろう付方法

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Publication number
JPH0259170A
JPH0259170A JP21099888A JP21099888A JPH0259170A JP H0259170 A JPH0259170 A JP H0259170A JP 21099888 A JP21099888 A JP 21099888A JP 21099888 A JP21099888 A JP 21099888A JP H0259170 A JPH0259170 A JP H0259170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler metal
brazing
brazing filler
joint
metal powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21099888A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Hirai
章三 平井
Sukeaki Hamanaka
亮明 浜中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、継手間隙が0.1關以上の広いろう付継手の
製作に好適なろう付方法に関する。
〔従来の技術〕
従来ろう付継手を製作するにあたっては、継手間隙全体
にろり材が行きわたった健全な継手を得るためK、継手
間隙は通常0.111以下に厳しく制限され、そのため
継手面に精密な機械加工が施されるとともに、間隙中保
持に格段の注意が払われている。
しかしながら、fA密に機械加工で仕上げた場合でも、
加熱途中で変形して間隙がQ、1mmを越えることがあ
り、その場合には、第4凹所面図に示すように、溶融し
たろう材9が被ろう付材1.2の継手間隙を充分に埋め
ることができすて欠陥が発生してしまい、ろう材量をい
くら増しても溶融したろう材9は下部被ろう付材2の表
面を横方向に流れるだけで、間隙を充分に埋めることは
困難である。
また広い間隙を埋めるために、金属粉末をあらかじめ間
隙に挿入した後ろう材をろう付部に近接して配置してろ
う付を行う方法があるが、この場合は、第5凹所面図に
示すように、金属粉末で被ろう付材1,2の継手間隙を
充分に埋めることができず、従って金属粉末を含むろう
付部8は部分的となシ金属粉末の少ない部分に欠陥が残
存している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
継手間隙が0.10より広い場合でもろう付欠陥のない
健全なろ゛う付が可能となるろう付方法を提供すること
を目的とする。
〔課題を解゛決するだめの手段〕
そのために、本発明はろう材自体より高融点の金属粉末
を混入した粉末状ろう材をろう付継手部近傍に配置した
うえ、上記継手全体に外部から超音波振動を負荷しなが
ら加熱し、溶融したろう材と固体状態の金属粉末を上記
継手間隙に流入せしめてろう付を行うことを特徴とする
〔作 用〕
0.1龍以上の広い継手間隙の場合には、ろう材量をい
くら増しても溶融したろう材は表面を流れるだけで間隙
を埋めることができないが、金属粉末をろう材に混合し
て間隙に流入すると、実質的に間隙を狭くする作用をし
ろう材の充填性をよくする働きをする。また加熱時に超
音波振動を負荷すると、溶融状態のろう材と固体状態の
金属粉末を強制的かつ均一に継手間隙に送り込む作用を
する。
従って本発明方法においては、広い継手間隙を金属粉末
で均一に埋めて実質的に狭くし、その間にろう材を均一
に充填することになシ、それらが相互に作用して健全な
ろう封部を確保する働きをする。
〔実施例〕
本発明ろう付方法を真空ろう付に適用した一実施例を図
面について説明すると、第1図は本発明方法の実施態様
を示す模式図、第2図は同上によるろう付継手の断面図
、第3図は第1図の方法におけるろう付継手間隙とろう
材中の金属粉末混入比の関係の線図である。
第51図は、高品質ろう付として代表的な真空炉4中で
行う真空ろう付の場合について示したものであシ、被ろ
う封材1,2の間隙が広い場合において、被ろう封材1
,2に接して、ろう材自体より高融点の金属粉末を混入
した粉末状のろう材3を配置する。
真空炉4中を真空ポンプ5で真空にし、被ろう封材1,
2及び金属粉末混入ろう材3に超音波振動負荷装置7か
ら超音°波振動を負荷しながら、ろう材の融点以上で金
属粉末の融点以下の温度に加熱体6で加熱すると、ろう
材のみが溶融し、超音波振動に伴って固体状態の金属粉
末が溶融状態のろう材に連れられて継手間隙に流入する
ろう材の溶融状態で引き続き超音波振動を負荷すること
により、金属粉末は均一に継手間隙に分散され実質的に
間隙を狭くする。このように狭くなった間隙を溶融した
ろう材が埋め、その後冷却するとろう材が凝固し、第2
図のように健全なろう封部8が得られる。
なお、この方法に用い得るろう材としては、Agろう、
Niろう、Cuろう、 Auろう、 Pdろうなど、粉
末状で供給し得るあらゆるろう材が可能であシ、また金
属粉末としては、これらのろう材との濡れ性の良好な材
質であればよく1例えば炭素鋼、ステンレス鋼などの鉄
鋼材料、Ni及びNi合金、 C,u及びCu合金など
が実用的である。ろう材への金属粉末混入比は特に規定
しないが、継手間隙が広い種金属粉末を多くする必要が
あシ、第3図のような混入比が適当である。
上記実施例においては、ろう付方法として真空ろう付を
一例として示したが、不活性ガス雰囲気中でのろう付や
大気中でのろう付にも本発明方法を適用することができ
る。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、ろう材自体より高融点の金属
粉末を混入した粉末状ろう材をろう付継手部近傍に配置
したうえ、上記継手全体に外部から超音波振動を負荷し
ながら加熱し、溶融したろう材と固体状態の金属粉末を
上記継手間隙に流入せしめてろう付を行うことにより、
継手間隙が0.111IIより広い場合でもろう付欠陥
のない健全なろう付が可能となるろう付方法を得るから
、本発明は産業上極めてM益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ろう付方法を真空ろう付例適用した一実
施例における実施態様を示す模式図、第2図は同上にお
けるろう付継手の断面図、第3図は第1図の方法におけ
るろう付継手間隙とろう材中の金属粉末混入比の関係の
線図である。 第4図、第5図はそれぞれ従来のろう付方法におけるろ
う付継手の断面図である。 1.2・・・被ろう封材、3・・・金属粉末混入ろう材
、4・・・真空炉、5・・・真空ポンプ、6・・・加熱
体、7・・・超音波振動負荷装置、8・・・ろう封部、
9・・・ろう材。 代理人 弁理士 塚 本 正 文 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ろう材自体より高融点の金属粉末を混入した粉末状ろ
    う材をろう付継手部近傍に配置したうえ、上記継手全体
    に外部から超音波振動を負荷しながら加熱し、溶融した
    ろう材と固体状態の金属粉末を上記継手間隙に流入せし
    めてろう付を行うことを特徴とするろう付方法。
JP21099888A 1988-08-25 1988-08-25 ろう付方法 Pending JPH0259170A (ja)

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JP21099888A JPH0259170A (ja) 1988-08-25 1988-08-25 ろう付方法

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JP21099888A JPH0259170A (ja) 1988-08-25 1988-08-25 ろう付方法

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JPH0259170A true JPH0259170A (ja) 1990-02-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203352A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 T Rad Co Ltd ステンレス鋼製熱交換器のろう付け方法
US20110180197A1 (en) * 2004-01-07 2011-07-28 Olympus Corporation Medical capsule housing formed by thermal welding

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