JPH025915Y2 - - Google Patents

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JPH025915Y2
JPH025915Y2 JP19508984U JP19508984U JPH025915Y2 JP H025915 Y2 JPH025915 Y2 JP H025915Y2 JP 19508984 U JP19508984 U JP 19508984U JP 19508984 U JP19508984 U JP 19508984U JP H025915 Y2 JPH025915 Y2 JP H025915Y2
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連続水流に対して直流電圧を印加
し、電気分解および電気滲透作用によつてアルカ
リイオン水および酸性水を分離生成する水生成装
置の自動洗滌機構に関するものである。
(従来技術) この種、連続式の水生成装置では、給水側が連
通された状態になつているので、陰極室からアル
カリイオン水を流出させる時、これと相対的な割
合をもつて酸性水を流出させるようにする必要が
ある。このような目的で、アルカリイオン水を流
出させる時、酸性水を流出させる通路に、バルブ
を設けると共に、その通路流量を規制する構成に
して、酸性水の排出量を規制することがなされて
いる。
こゝで問題になるのは、逆電作用(これは、陰
電極および陽電極への直流電圧の印加の極性を逆
にすること)によつて、陰電極表面の附着物など
の除去を行ない、導電性を維持させるという目的
を達成しようとする時、ドレンの通路に両極室の
水を流出させるが、その相互の流量バランスをと
る必要があることである。このバランスによつて
アルカリイオン濃度の調節ができ、逆電効果を充
分にすることができる。
そこで、本考案者は、先きに、実願昭59−
104667号で、逆電時にも、酸性水側とアルカリイ
オン水側との流量の相対バランスがとれるように
工夫した水生成装置の自動洗滌機構を提唱した。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記水生成装置の自動洗滌機構にお
いて、アルカリイオン水の使用時に対応する酸性
水の排出量を規制するだけでなく、反対に酸性水
の使用時にも、アルカリイオン水の排出ができか
つ排出量を規制できるようにし、逆電効果も充分
にあげられ、更には、必要に応じて化学的な薬液
洗滌も実現できるようにした水生成装置の自動洗
滌機構を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的のため、本考案は陰極室に陰電極を、
陽極室に陽電極を配置し、両極室を電気滲透部材
で仕切り、両電極間に直流電圧を印加して、両極
室間で電気分解および電気滲透作用を行ない、水
をアルカリイオン水および酸性水に分離生成する
ものにおいて、上記両極室に水を圧送すると共
に、各極室からそれぞれ通路を介して水を導出す
る構成にし、上記各通路にはフロースイツチを設
け、上記フロースイツチの上流側にはドレンに連
通するバイパスを設け、上記バイパスにソレノイ
ドバルブおよび絞り弁も設けてなり、上記フロー
スイツチで相手側をドレンに連通させるように上
記ソレノイドバルブを働かせるようにし、かつ酸
性水側の通路上流にチエツクバルブを介して洗滌
液導入口を設けると共に、アルカリイオン水側の
通路下流に洗滌液導出口を設けてなることを特徴
とするものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例にもとづいて具体
的に説明する。
図において、符号1は陰電極を兼ねすステンレ
ス製の円筒体であり、上下のパツキング2,3を
介して合成樹脂製の端部材4,5に液密に接合さ
れている。また、この円筒体1内には、上下端に
支持環6,7を被嵌した網目状の電極8が配置さ
れており、上記電極8はチタンで構成されその表
面を白金属表面処理、例えば白金メツキされてい
る。上記支持環6,7間にはポリエチレン製の支
柱9が複数本、立設架橋されており、上記支持環
6,7と共に、上記電極8の支持構造物を構成し
ている。また、上記支持環6,7の外側には、ミ
クロフイルタなどの電気滲透膜(これは、素焼そ
の他のポーラスな隔壁で構成されてもよいが)1
0が張設されている。そして、上記電極8と電気
的に接続された金属製支持体11が上記支持環6
の内側に配設されていて、上方に突出し、端部材
4に固着され、その外側に突出した部分に端子1
2が取付けられている。上記支持環6はパツキン
グ13を介して端部材4に液密に接していて、内
部通路14を介して、端部材4に形成した酸性水
吐出路15に連通されている。また、上記支持環
6の外側において、円筒体1内は、端部材4に形
成したアルカリイオン水吐出路16に連通されて
いる。上記支持環7の内周には、通路17が形成
してあつて、支持環7の下側と連通されている。
上記支持環7の下側において、上記円筒体1内
は、端部材5に形成した水供給路18に連通され
ている。
また、上記電極8で囲まれた空間内には、上端
および下端をプラスチツク製の支持体19,20
で支持されたステンレス製の逆電用陰電極21が
配設されている。上記支持体19は、支持体11
内に嵌挿され、また、支持体20は、端部材5に
対して嵌合されている。上記陰電極21は、導電
子22があり、これは、端部材5内を介して一側
に突出していて、こゝに端子23を取付けてい
る。
なお、図中、符号24は、円筒体1の外側に設
けた端子である。そして、上記端部材4,5は、
図示しない支柱で互いに所定間隔に保持され、上
下から、円筒体1を挟持している。
この実施例では、上記水供給路18は、逆止弁
25aを具備する管路25を介して浄水兼濾過器
26に連通され、コツク27を開放する時、水道
源から水の供給をうける。また、吐出路15およ
び16は、それぞれ管路28および29に連通さ
れており、上記管路28および29はフローテイ
ング・センサ30および31を介してカラン3
2,33に連通している。また上記管路28およ
び29はフローテイングセンサ30および31の
上流側でバイパスされソレノイドバルブ34およ
び35を介して排水管36に連通されている。そ
して、各ソレノイドバルブ34および35には直
列に絞り弁37および38が設けてある。また、
管路28の上流には逆止弁39を介して洗滌液流
入口40があり、管路29の下流には常時は盲栓
される洗滌液流出口41がある。
このような構成では、カラン33をあけて、ア
ルカリイオン水が流出され始めると、フローテイ
ング・センサ31が働き、ソレノイドバルブ34
を開放すると共に、陰電極1および陽電極8間に
直流電圧を印加する。このためソレノイドバルブ
34が開放されているので、酸性水も、絞り弁3
7で規制された状態で排水管36に流出される。
この流出量は、アルカリイオン水の流量に対し
て、例えば、0.7の割合になつている。このよう
にして、フローテイング・センサ31が働くこと
で、自動的に水の流れの中で、電気分解および電
気滲透作用を達成する。
また、カラン32をあけて、酸性水を流出させ
ると、今度は逆に、フローテイングセンサ32が
働き、ソレノイドバルブ35を開放すると共に、
同じく陰電極1および陽電極8間に直流電圧を印
加する。
このため、ソレノイドバルブ35が開放されて
いるので、絞り弁38で規制された状態で、アル
カリイオン水も、排水管36に流出される。この
流出量は、絞り弁37を介して酸性水が流出され
る量の0.7の割合(例)になつている。
ある一定の周期で、例えば夜間の一定時間、電
気的制御で逆極性の直流電圧を上記陰電極1
(+)および逆電用電極21(−)間に印加する
と、逆電による洗滌がなされる。この時には、別
の電気制御系により前記ソレノイドバルブ34,
35の両方を附勢して開放するのである。
また、必要に応じて化学的洗滌を試みたい時に
は、コツク27を閉じ、洗滌液流入口40に第3
図にみられる洗滌装置のポンプ42のデリベリを
連通させ、盲栓を外して、洗滌液流出口41を気
液分離を兼ねた洗滌液タンク43に連通する。上
記タンク43には予め、洗滌液が注入されてお
り、ポンプ42の駆動で管路28に洗滌液が入つ
て行く。そして、陽極室、陰極室、管路29の順
序で洗滌液が流れ、化学的に洗滌する。この後、
洗滌液タンク43に戻るが、洗滌過程で発生した
炭酸ガスなどはタンク43のガス抜き44から排
出される。洗滌液による洗滌が終れば、水道水導
入口45から水道水を入れて水洗いを行なう。こ
の時、逆洗用の電気制御系を働かせれば、両ソレ
ノイドバルブ34,35が開いて、ドレンに洗滌
水を排出できることになる。
(考案の効果) 本考案は、以上詳述したようになり、アルカリ
イオン水および酸性水の各使用中、他方の通路流
量を所定量に制限したので、両方の水を利用する
場合でも、電気分解機能があり、また電気的な洗
滌作用の時、陰極室側および陽極室側の流量が相
対的に規制され、これによつて、陰極室内の酸性
度調整ができ、洗滌効果が高められ、また、必要
に応じて化学的な洗滌も実現できるという実用上
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電解槽部分の
縦断側面図、第2図は流水系路を示す概略構成
図、第3図は洗滌装置の構成図である。 1……円筒体(陰電極)、2,3……パツキン
グ、4,5……端部材、6,7……支持環、8…
…電極、9……支柱、10……電気滲透膜、11
……金属製支持体、12……端子、13……パツ
キング、14……内部通路、15……酸性水吐出
路、16……アルカリイオン水吐出路、17……
通路、18……水供給路、19,20……支持
体、21……逆電用陰電極、22……導電子、2
3,24……端子、25……管路、26……浄水
兼濾過器、27……コツク、28,29……管
路、30,31……フローテイング・センサ、3
2,33……カラン、34,35……ソレノイド
バルブ、36……排水管、37,38……絞り
弁、40……洗滌液流入口、41……洗滌液流出
口、42……ポンプ、43……タンク、44……
ガス抜き、45……水道水導入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極室に陰電極を、陽極室に陽電極を設置し、
    両極室を電気滲透部材で仕切り、両電極間に直流
    電圧を印加して、両極室間で電気分解および電気
    滲透作用を行ない、水をアルカリイオン水および
    酸性水に分離生成するものにおいて、上記両極室
    に水を圧送すると共に、各極室からそれぞれ通路
    を介して水を導出する構成にし、上記各通路には
    フロースイツチを設け、上記フロースイツチの上
    流側にはドレンに連通するバイパスを設け、上記
    バイパスにソレノイドバルブおよび絞り弁も設け
    てなり、上記フロースイツチで相手側をドレンに
    連通させるように上記ソレノイドバルブを働かせ
    るようにし、かつ酸性水側の通路上流にチエツク
    バルブを介して洗滌液導入口を設けると共に、ア
    ルカリイオン水側の通路下流に洗滌液導出口を設
    けてなることを特徴とする水生成装置の自動洗滌
    機構。
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