JPH025913Y2 - - Google Patents

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JPH025913Y2
JPH025913Y2 JP10466684U JP10466684U JPH025913Y2 JP H025913 Y2 JPH025913 Y2 JP H025913Y2 JP 10466684 U JP10466684 U JP 10466684U JP 10466684 U JP10466684 U JP 10466684U JP H025913 Y2 JPH025913 Y2 JP H025913Y2
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気分解および電気滲透作用によつ
て、アルカリイオン水および酸性水を分離生成す
る水生成装置に関するものである。
(従来技術) この種の水生成装置としては、実公昭57−
51110号公報のものが知られている。こゝでは、
逆電作用によつて陰電極表面に附着したカルシウ
ムなどを剥離除去して、導電性の低下を防止する
ことが述べられている。一方、陽電極として、炭
素棒の代りに金属が用いられるようになつてきた
が、こゝでは、陽極室内で発生する酸素ガスの影
響で、金属表面が酸化されるのを防止するため、
耐酸性の材料、例えば白金メツキを電極表面に施
すことがなされている。
(技術的課題) こゝで問題になるのは、逆電を行なう場合、陽
電極に白金表面処理、例えば白金メツキを施した
電極が用いられていると、OHイオン、Oイオン
との交互接触により、比較的短時日で、表面われ
を生じ、白金属被膜がはがれてしまうことであ
る。したがつて、逆電によつて、陰電極表面の付
着物を除去する形式の水生成装置では、陽電極に
表面金属の電極を用いることができない。
(考案の目的) 本考案は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、陽極室には、陽電極として白金属の表面処理
を施した電極を用いるが、逆電時には、この陽電
極を用いず、別に陽極室に用意した電極と、陰電
極との間べ逆向きの直流電圧印加を行い、実質的
に陽電極表面への悪影響をさせるようにした水生
成装置を提供しようとするものである。
(考案の技術的構成) この目的のため、本考案は、陽電極を白金属の
表面処理を施した電極で構成すると共に、陽極室
内に逆電用の陰電極を配設してなり、通常使用の
際は、陰電極にマイナス電荷を、陽電極にプラス
電荷を与えるが、逆電の際には、陰電極にプラス
電荷を与えかつ逆電用の上記陰電極にマイナス電
荷を与えるように電気的に切換えられる構成にし
たことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例にもとづいて具体
的に説明する。
図において、符号1は陰電極を兼ねすステンレ
ス製の円筒体であり、上下のパツキング2,3を
介して合成樹脂製の端部材4,5に液密に接合さ
れている。また、この円筒体1内には、上下端に
支持環6,7を被嵌した網目状のチタン電極8が
配置されており、上記電極8は表面を白金属の表
面処理を施している(例えば白金メツキ)。上記
支持環6,7間にはポリエチレン製の支柱9が複
数本、立設架橋されており、上記支持環6,7と
共に、上記電極8の支持構造物を構成している。
また、上記支持環6,7の外側には、ミクロフイ
ルタなどの電気滲透膜(これは、素焼その他のポ
ーラスな隔壁で構成されていてもよいが)10が
張設されている。そして、上記電極8と電気的に
接続された金属製支持体11が上記支持環6の内
側に配設されていて、上方に突出し、端部材4に
固着され、その外側に突出した部分に端子12が
取付けられている。上記支持環6はパツキング1
3を介して端部材4に液密に接していて、内部通
路14を介して、端部材4に形成した酸性水吐出
路15に連通されている。また、上記支持環6の
外側において、円筒体1内は、端部材4に形成し
たアルカリイオン水吐出路16に連通されてい
る。上記支持環7の内周には、通路17が形成し
てあつて、支持環7の下側と連通されている。上
記支持環7の下側において、上記円筒体1内は、
端部材5に形成した水供給路18に連通されてい
る。
また、上記電極8で囲まれた空間内には、上端
および下端をプラスチツク製の支持体19,20
で支持されたステンレス製の逆電用陰電極21が
配設されている。上記支持体19は、支持体11
内に嵌挿され、また、支持体20は、端部材5に
対して嵌合されている。上記陰電極21は、導電
子22があり、これは、端部材5内を介して一側
に突出していて、こゝに端子23を取付けてい
る。
なお、図中、符号24は、円筒体1の外側に設
けた端子である。そして、上記端部材4,5は、
図示しない支柱で互いに所定間隔に保持され、上
下から円筒体1を挟持している。
この実施例では、上記水供給路18は、管路2
5を介して浄水兼濾過器26に連通され、コツク
27を開放する時、水道源から水の供給をうけ
る。また、吐出路15および16は、それぞれ管
路28および29に連通されており、上記管路2
8および29にはソレノイドバルブ30および3
1があり、排水管32に連通されている。そし
て、各ソレノイドバルブ30および31には直列
にオリフイス33および34が設けてある。ま
た、管路29はフローテイング・センサ35を介
して、アルカリイオン水供給管36に連通してい
る。
第3図は、上記構成の水生成装置の電気制御系
を示すものである。ソレノイドバルブ30および
31に対応するソレノイドコイルsol−1および
sol−2、上記フローテイング・センサ35に対
応するスイツチFS、変圧器TR、ダイオード整流
器DC−1、DC−2、24時間タイマTなどが用意
されている。なお、図中、符号R1〜R4はリレー
コイル、RW1〜RW4は同リレースイツチ、PL1
PL2はパイロツトランプ、TWはタイマスイツチ
である。
このような構成では、アルカリイオン水供給管
36を介してアルカリイオン水が流出され始める
と、フローテイング・センサ35が働き、フロー
テイングスイツチFSをオンする。この時、リレ
ーR3と直列のスイツチRW4は常閉であり、リレ
ーR3が附勢される。このため、リレーR4と直列
の常閉のスイツチRW3は開放されるが、他のス
イツチRW3は常開であり、閉じられるので、パ
イロツトランプPL1が点灯し、またリレーR1が附
勢されて、スイツチR1が閉じられ、陰電極(円
筒体)1にはマイナス電荷が、陽電極(電極)8
にはプラス電荷が、それぞれ与えられ、電気分解
がなされる。この時、ソレノイドコイルsol−1
は附勢されているので、酸性水も、排水管32に
流出される。この流出量は、オリフイス33で規
制されるので、アルカリイオン水の流量に対し
て、例えば、0.7の割合になつている。このよう
にして、フローテイング・センサ35が働くこと
で、自動的に水の流れの中で、電気分解および電
気滲透作用を達成する。
また、24時間タイマTが働いて、例えば夜間
(2時から2時30分まで)にタイマスイツチTW
をオンする。もし、この時、電解がなされていれ
ばスイツチRW3は開放されているのでリレーR4
は附勢されないが、電解がなされていなければ、
スイツチRW3は閉じているから、リレーR4が附
勢される。このため、常閉のスイツチRW4が開
放されて、リレーR3を非附勢状態にセツトし、
他のスイツチRW4を閉じる。このため、パイロ
ツトランプPL−2が点灯し、リレーR2が附勢さ
れる。これによつて、陰電極1にプラス電荷が、
逆電用の陰電極21にマイナス電荷がそれぞれ与
えられ、逆電がなされる。このため、陰電極1表
面に附着したカルシウムなどが剥離される。この
時、ソレノイドsol−1,sol−2はいづれも附勢
されているので、管路28および29の水は、と
もに排水管32に流れる。オリフイス33および
34は、例えば1:1にセツトされていて、等量
が排出される。
なお、上記実施例では、電極8としてチタン電
極の表面に白金メツキしたが、セラミツクなどの
非導電材料よりなる部材の表面に白金属の表面処
理を施して陽電極を構成するようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上詳述したように、陽電極を白金
属の表面処理を施した電極で構成しているが、逆
電用の陰電極を別に陽極室内に設置し、逆電時
に、切換え使用することで、実質的に、陽電極表
面にわれを生じさせることなく、逆電作用によつ
て、陽電極の寿命を短縮することがなく、長く使
用できるという実用上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電解槽部分の
縦断側面図、第2図は流水系路を示す概略構成
図、第3図は電気制御系の回路図である。 1……円筒体(陰電極)、2,3……パツキン
グ、4,5……端部材、6,7……支持環、8…
…金属電極、9……支柱、10……電気滲透膜、
11……金属製支持体、12……端子、13……
パツキング、14……内部通路、15……酸性水
吐出路、16……アルカリイオン水吐出路、17
……通路、18……水供給路、19,20……支
持体、21……逆電用陰電極、22……導電子、
23,24……端子、25……管路、26……浄
水兼濾過器、27……コツク、28,29……管
路、30,31……ソレノイドバルブ、32……
排水管、33,34……オリフイス、35……フ
ローテイング・センサ、36……アルカリイオン
水供給管、sol−1,sol−2……ソレノイドコイ
ル、FS……スイツチ、DC−1,DC−2……整
流器、T……タイマ、TW……タイマスイツチ、
R1〜R4……リレーコイル、RW1〜RW4……スイ
ツチ、PL1,PL2……パイロツトランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極室に陰電極を、陽極室に陽電極を配置し、
    両極室を電気滲透部材で仕切り、両電極間に直流
    電圧を印加して、両極室間で電気分解および電気
    滲透作用を行ない、水をアルカリイオン水および
    酸性水に分離生成するものにおいて、上記陽電極
    を白金属表面処理を施した電極で構成すると共
    に、上記陽極室内に逆電用の陰電極を配設してな
    り、通常使用の際は、陰極室にマイナス電荷を、
    陽電極にプラス電荷を与えるが、逆電の際には、
    陰電極にプラス電荷を与えかつ逆電用の陰電極に
    マイナス電荷を与えるように電気的に切換えられ
    る構成にしたことを特徴とする水生成装置。
JP10466684U 1984-07-10 1984-07-10 水生成装置 Granted JPS6119496U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10466684U JPS6119496U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 水生成装置

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JP10466684U JPS6119496U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 水生成装置

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JPS6119496U JPS6119496U (ja) 1986-02-04
JPH025913Y2 true JPH025913Y2 (ja) 1990-02-13

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