JPH025897A - γ−グルタミルトランスペプチダーゼ活性測定用多層分析素子 - Google Patents

γ−グルタミルトランスペプチダーゼ活性測定用多層分析素子

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JPH025897A
JPH025897A JP15668288A JP15668288A JPH025897A JP H025897 A JPH025897 A JP H025897A JP 15668288 A JP15668288 A JP 15668288A JP 15668288 A JP15668288 A JP 15668288A JP H025897 A JPH025897 A JP H025897A
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JP
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Pending
Application number
JP15668288A
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Inventor
Seiji Hidaka
誠二 日高
Yutaka Iwadate
裕 岩舘
Takashi Ishihara
石原 尊司
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分:if1 本発明は、液体試料中のr−グルタミルトランスペプチ
ダーゼ(y−GTPと略記する)活性を測定するための
多層分析素子に関する。
更に詳しくは、本発明は水性液体試料の分析、特に体液
を試料とする臨床検査に有用なr−GTP活性測定用多
層分析素子に関する。
〔従来の技術」 臨床検査において、人の血清中の1−GTPの活性を測
定することは極めて有用である。r−GTPの上昇は、
多種の閉塞性黄だん、肝癌、アルコール性肝障害などに
見られ、アルカリホスファターゼなどのいわゆる胆道系
酵素や各種の逸脱酵素とは異なった臨床内意arkつも
のとして注目されている。
1−GTPの測定には各種の合成基質が用いられている
が、発色試薬の不要なr−グルタミル−p−ニトロアニ
リドが一般的でl)、更に溶解性の潰れたγ−グルタミ
ルー6−カルボキシー4−ニトロアニリドは、工FOO
の標準法に用いられている。
7−GTP測定用多層分析素子としては、例えば、公開
技報8巻−48公技番号83−12936に開示されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題」 しかし、こnらの多層分析素子を用いてr−GTPの活
ff:を測定する場合、定量感度という点では、まだ充
分満足できるものとは言い難く、更なる改善が望まれて
いる。また、試料液中に共存するt=5能性のあるヘモ
グロビン等の分光吸収領域と重複する干渉物質の影#を
受けやすいという欠点を有している。
本発明の目的は、定量感度が改良され、かつ保存安定性
に潰れ、ヘモグロビンの干渉の除去されたy−GTP活
性測定用多層分析素子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はy−a’rp活性測定用
多層分析素子に関する発明であって、試薬層及びその上
方に多孔性展開層を有する多ノー分析素子において、y
−GTPの基質を上記多孔性展開層に含有し、グリシル
グリシン金上記試薬層に含有していることを特徴とする
本発明の前記目的でるる定量感度の改良及び優れた保存
安定性は、試薬層及びその上方に多孔性展開層を有する
多層分析素子において、γ−GTPの基質を上記多孔性
展開層に含有し、グリシルグリシンを上記試薬層に含有
するr−GTP活性測定用多層分析素子によって達成さ
れた。
また、ヘモグロビンの干渉の除去は、上記多層分析素子
にチオ尿素を含有させることにより達成できた。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の分析素子における液体不浸透性の光透過性支持
体(以下、本発明に係る支持体と略す)は、液体不浸透
性で、かつ光透過性であればそのm類を問わないが、例
えば酢酸セルロース翫ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート又はポリスチレンのような種々の重合体
材料がこの使用目的に適する。更には上記重合体材料の
みならず、ガラスのごとき無機材料も同様に用いること
が可F1sである。本発明に係る支持体の厚さは任意で
あるが、好ましくは50〜250μmである。また、本
発明に係る支持体の観測側の一側面は、その目的に応じ
て任意に加工することが可能である。更に試薬層を積層
する側の支持体面に、場合によっては光透過性の下塗り
層を使用して試薬と支持体との接着性を改良することが
できる。
本発明に係る多孔性展開層は、(1)一定容量の流体試
料を単位面積当シ試薬層に均一に配布する機能を有する
ものである。その上、更に、特公昭5!1−21677
号公報に記載された性能、すなわち(2)流体試料中の
分析反応を阻害する物質又は要因を除去する機能及び/
又は133分光光度分析を行うときに支持体を経て透過
する測定光を反射するバックグランド作用を行う機能を
有するものであれば好ましい。
したがって、本発明に係る多孔性展開層は、上記(1)
の機能のみを有する層、(1)に加えて(2)及び/又
は<33の機能を併せて有する層のいずれかとすること
ができ、あるいは(1) k包含する膜数の機能を適宜
分離し、各機能ごとに別の層を使用することも可能であ
る。更に(11、(2)及び(3)の機能のうち、2つ
の機能を有する層と、残りの1つの機能を有する層を組
付せて使用することもできる。例えば、前述の特公昭5
3−21677号公報に記載された二酸化チタン及び二
酢酸セルロースから成るプラッシュポリマーと呼称され
る非繊維多孔質媒体の展開層、特開昭55−16455
6号公報に記載された親水化処理した織物の展開層、特
開昭57−94658号、同57−125847号、同
57−197466号及び同5B−70161号6公報
等に記載された繊維構造展開層、特開昭58−9016
7号公報に記載された粒子結合体構造展開層が挙げられ
る。特に、上記穢維構造展開I―及び粒子結合体構造展
開層は、血球部分も速やかに移送することがol能な素
材として特に有用である。本発明の分析素子における展
開ノーの膜厚は、その空隙率によって決定されるべきで
ろるが、好ましくは約100〜600μm、更に好まし
くは約150〜400μmである。また、空隙率は好ま
しくは約20〜85%である。
上記多孔性展開層には、基質、酸化型酵素、電子伝達剤
等の試薬を含有させることもできる。
また池の付加的な硝加剤として、例えば保恒剤、界面活
性剤等、種々の添加剤も所望に応じて添加することがで
きる。
特に界面活性剤は、流体試料を本発明の素子に適用した
際の浸透速度の調節等有効に用いることができる。
使用可能な界面活性剤としては、イオン性(アニオン性
又はカチオン性)、非イオン性を問わず使用することが
可能であるが、非イオン性界面活性剤が有効である。非
イオン性界面活性剤の列としては、飼えば2.5−ジ−
t−ブチルフェノキシポリエチレングリコール、p−オ
クチルフェノキシポリエチレングリコール、p−インノ
ニルフェノキシポリエチレングリコール等のアル中ルl
ffMフェノールのポリアルキレングリコール誘導体、
高級脂肪酸のポリアルキレングリコールエステル系、ン
ルビタンエステル、ポリグリセリンエステル等の多価ア
ルコール部分エステル系、ポリオキシエチレンンルビタ
ンエステル等のエステルニーデル系などが挙げられる。
これらの界面活性剤は流体試料の試薬層への浸透速度を
調整し、同時に好ましからざる「クロマトグラフィ現象
」発生r制御する効果を有する。
上記界面活性剤は広範に選択嘔れた址を用いることがn
]能であるが、通常は10119/m”〜10017m
”  好ましくは100 m97m2〜502/m2用
いることができる。
本発明の分析素子は必要に応じて、例えば米国特許!x
992,158号明細曹記械の反射l―、下値9層、米
国特許4.042.555号明細書記載の放射線ブロッ
キング層、米国特許4.066゜403号明細書記載の
バリヤー層、米国!特許4゜1(S&095号明細書記
載のマイグレーション阻止層、特開昭55−90859
号公報記載のスカベンジャー層、及び米国特許4,11
0,079号明細書記載の破壊性ボッド状部材等を任意
に組合せて本発明の目的に合せた任意の構成とすること
ができる。
本発明に係る第1の試薬層を形成するためのバインダー
としてはゼラテ/、7タル化ゼラチン等のゼラチン誘導
体、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム塩等の水溶液性セルロース誘導体、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリア
クリル了ミド、ポリメタクリルアミド、ポリ(モノ又は
ジアルキル置換)アクリルアミド、ポリ(モノ又はジア
ルキル置換)メタクリルアミド及びこれらの水溶性共重
合体等が挙げられる。好ましくは、ポリビニルピロリド
ン及びその誘導体が用いらnる。
上記試薬層には、付加的な添加剤として、例えば保恒剤
、界面活性剤等種々の添加剤を所望に応じて添加するこ
とができる。
特に界面活性剤は、は血性の向上あるいは本発明に係る
反応の促進等に有効に用いることができる。
使用可能な界面活性剤としては、イオン性(アニオン性
又はカチオン性)、非イオン性を問わず使用することが
可能であるが、非イオン性界面活性剤が有効である。非
イオン性界面活性剤の列としては、例えば2.5−ジ−
t−ブチルフェノキシポリエチレングリコール、p−オ
クチルフェノキシポリエチレングリコール、p−インノ
ニルフェノキシポリエチレングリコール等のアルキル置
換フェノールのポリアルキレングリコール誘導体、高級
脂肪酸のポリアルキレングリコールエステル系、ンルビ
タンエステル、ポリグリセリンエステル等の多価アルコ
ール部分エステル系、ポリオキシエチレンンルビタンエ
ステル等のエステルエーテル系などが挙げら才りる。
これらの界面活性剤を上記第1の試薬l−及び第2の試
薬層に含有させる盆は、通常は10’9/ m ”〜2
097m”  好ましくは10Q Ilf / mス〜
10?/mスである。
本発明に用いられる緩衝剤としては、向えばトリス緩4
剤(トリスヒドロキシメチルアミノメタン及び塩酸トリ
スヒドロキシメチルアミノメタンの組合せ)、グツドの
緩衝剤、ホウ酸塩緩衝剤等が好ましく用いられることが
できる。
本発明に係る7−GTP活性測定用基材としては、r−
グルタミル−p−ニトロアニリドや特公昭54−778
1号公報記載のr−グルタミル−5−カルボキシ−4−
ニトロアニリド等が挙げられる。
これらの分析素子の種々の1mは、本発明に係る支持体
上に所望の構成に従い、従来写真工業において公知のス
ライドホッパ塗布法、押出し塗布法、浸漬値商法等を適
宜選択して用い、順次積層することで任意の厚みの層を
塗設することができる。
本発明の分析素子を用いて、流体試料中の特定成分の量
ヲ、本発明に係る支持体側から反射スペクトロホトメト
リーによシ初速度法又は反応終点法に匠って測定するこ
とかでさる。このようにして得られた測定値は、あらか
じめ作成しておいた検量線に当てはめることで特定成分
のtt−決定することができる。
本発明の分析素子に適用される流体試料の濾は任意に定
めることができるが、好ましくは約5μtから約50μ
tでl)、更に好ましくは5μtから20μtである。
通常10μtの流体試料を適用するのが好ましい。
本発明の分析素子は全血液、血清及び血漿のいずれの分
析にも不都合なく用いることができるヶ更には尿、リン
パ液、髄液等の他の体液も不都合なく用いられる。全血
液を用いる場合には、必要に応じて検出のための放射線
が血球によシ妨害を受けるのを避けるために、前述の放
射線ブロッキング層又は他の反射ノーヲ設けることがで
きる。
本発明の分析素子に用いられる分析反応は、その目的に
より任意に定めることができるが、例えば1尿化学の分
野に有用であ夛、特に生物学的液体試料、すなわち血液
又は尿中の成分の分析に用いられる。
[実施汐り] 以下、実施列を挙げて、本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれら実施列に限定されない。
実施列1 透明な下塗シ済み厚さ約180μmのポリエチレンテレ
フタレート支持体上に下記に示した組成で塗布を行った
。3 表−1 上記試薬層上に展開1m &設け、表−1に示すように
本発明の分析素子1〜3及び比較分析素子+11、(2
)?作成した。
上記本発明の分析素子−1〜3及び比較分析素子−(1
)、(2)に対して58U/L、98U/L、2460
/IIのγ−GTP活性を有するヒト血清を10μを点
着した後、57℃でインキュベーションし、点着後55
分後及び7分後の反射濃度f 405 nmのフィルタ
ーを用いて測定し、この反射濃度差を求め、表−2の結
果を得た。
表−2 反射@反差ftn出した後、即日の検jt巌に当てはめ
活性値に変換した後、変動率を出した。その結果を表−
3に示す。
表−5 表−2の結果から明らかなように、本発明の分析素子−
1〜5は比較分析素子−(1)、(2)に比してγ−G
TPO活性の差に対し、良好な反射嬢度差を示し、識別
能すなわち定量感度が高いことが判る。
実施列2 上記本発明の分析素子−1,2及び比較分析素子−(1
)を40℃7日間保存した後、38U/L及び98U/
IIのγ−GTP活性を有するヒト血清を滴下し、実施
列1と同様な操作を行い、以上、表−6から明らかなよ
うに、本発明の分析素子−1,2は比較分析素子−(1
)に比べ、良好な保存安定性ヲ有していることが判る。
実施例5 上記本発明の分析素子−1及び5に対して、ヘモグロビ
ン100I+vZdtを共存物質として含有するγ−G
TP活性が58U/L、98U/IJ、241SU/1
1のヒト血清10μtを点着した後、37℃でインキュ
ベートした後、五5分後及び7分後の反射濃度t−40
5nm のフィルターを用いて測定し、あらかじめ作成
し九検貸線によシアーG TP活性値に変換した結果5
r:表−4に示す。
表−4 られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試薬層及びその上方に多孔性展開層を有する多層分
    析素子において、γ−グルタミルトランスペプチダーゼ
    の基質を上記多孔性展開層に含有し、グリシルグリシン
    を上記試薬層に含有していることを特徴とするγ−グル
    タミルトランスペプチダーゼ活性測定用多層分析素子。 2、請求項1記載の分析素子において、チオ尿素を含有
    していることを特徴とする多層分析素子。 3、該チオ尿素は、該多孔性展開層に含有されている請
    求項2記載の多層分析素子。
JP15668288A 1988-06-27 1988-06-27 γ−グルタミルトランスペプチダーゼ活性測定用多層分析素子 Pending JPH025897A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5642702A (en) * 1995-07-21 1997-07-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Generator set

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5642702A (en) * 1995-07-21 1997-07-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Generator set

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