JPH025886Y2 - - Google Patents

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JPH025886Y2
JPH025886Y2 JP1824784U JP1824784U JPH025886Y2 JP H025886 Y2 JPH025886 Y2 JP H025886Y2 JP 1824784 U JP1824784 U JP 1824784U JP 1824784 U JP1824784 U JP 1824784U JP H025886 Y2 JPH025886 Y2 JP H025886Y2
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JP
Japan
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gas
nozzle
feeding pipe
tubular body
spray nozzle
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JP1824784U
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JPS60132862U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は窯炉等を含む溶融金属容器の内面を吹
付によつて補修する吹付ノズルに関する。
〔従来技術〕
従来かかる補修作業は、流し込み施工、乾式吹
付施工の他、湿式吹付施工によつても行つてい
る。
しかし、かかる湿式吹付施工は下記の問題を有
していた。
イ ノズル先端にタレを生じ、このタレの成長に
よつてノズルが閉塞する可能性がある。
ロ 湿式材料は圧送ポンプによつてノズルに給送
されるので、湿式材料は波動状態に給送され、
所謂息つき現象を生じ、不均一な吹付をもたら
し、付着率を低下する。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、均一に、かつ息つき現象を生
ずることなく湿式材料を吹付けることができ、付
着率を著しく向上することができる吹付ノズル構
造を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案はノズル先端を同心円をなす複数の管状
体によつて構成し、同管状体間に形成される複数
の空間を交互に材料通路と気体通路とし、同複数
の管状体の後方に内部に材料波動防止用分配弁を
有する材料圧送管と同材料圧送管を囲繞する材料
分配管と環状気体流入箱体を設け、材料圧送管を
同分配弁と材料分配管とを介して材料通路と連通
するとともに環状気体流入箱体を気体通路と連通
したことを特徴とする不定形耐火物湿式吹付ノズ
ルに係るものである。
〔実施例〕
以下、添付図に示す実施例に基づいて本考案を
具体的に説明する。
第1図は本考案にかかる吹付ノズルの断面正面
図、第2図は第1図−線による断面図であ
る。
第1図において、1は湿式材料を圧送する材料
圧送管2と連絡する吹付ノズルであり、同吹付ノ
ズル1は中心に気体流出用中央管状体3、同中央
管状体3を同心円的に囲み、かつ二重管構造を有
する材料流出用管状体4、同管状体4を同心円的
に囲む外側管状体5とから構成される。かかる構
成によつて、中央管状体3の内部及び材料流出用
管状体4の内部にそれぞれ第1、第2材料通路
6,7が形成され、一方、中央管状体3と材料流
出用管状体4間及び同材料流出用管状体4と外側
管状体5間にそれぞれ第1、第2気体通路8,9
が形成される。
また、10は吹付ノズル1の基端側周りを囲む
気体流入用環状箱体であり、同箱体10の内部に
形成される気体流入空間11は上記第1、第2気
体通路8,9と連通する。なお、上記連通を可能
とするため、材料流出用管状体4は一対の対称を
なす半円状体より構成され、両者間に第1、第2
気体通路8,9を連絡する連絡通路12を形成し
ている。なお、13は気体流入用環状箱体10の
外周面に取付けたエルボである。
また、材料圧送管2はその内部に材料波動防止
用分配弁15を有し、同分配弁15内に支持線1
8によつて支持された鋼製またはセラミツクス製
の分配弁球16が軸線方向に移動自在に取付けら
れている。
さらに、17は吹付ノズル1の後方に配設さ
れ、かつ材料圧送管2の周りを同心円的に囲む材
料分配管であり、同分配管17は分配弁15を介
して材料圧送管2と連通するとともに、材料流出
用管状体5と連絡している。
ついで、上記構成を有する吹付ノズルによる補
修作業について述べる。
通常時は、材料圧送管2を通して吹付ノズル1
に給送された材料は、第1図の矢印で示す如く分
配弁15によつて一定の割合に分配され、その
後、それぞれ第1材料通路6及び第2材料通路7
を通して吹付ノズル1の先端より被施工壁面に吹
付けられる。一方、エルボ13を介して気体流入
空間11に流入した空気や窒素ガス等の気体は第
1、第2気体通路8,9を通して吹付ノズル1の
先端より前方に向けて噴出する。かかる噴出気体
は材料を均一に混合するとともに、材料の拡散を
防止することができる。また、材料の圧着を強く
し、かつ拡散して付着するように噴出圧を高める
ため、ノズルはその噴出先端を絞つている。しか
るに、材料はミニクリート、グラウトポンプ等の
間欠的押し出しポンプで給送されるため、上記ノ
ズル先端の絞りは材料を必然的に間欠噴出する、
すなわち、息つき現象を生ずることになる。さら
にノズル先端の絞りは材料を絞り部分に一時的に
詰らせ、その結果反対に材料を後方に押し戻すこ
とになり、これによつて息つき現象が一層成長す
る。かかる現象はノズル口径とホース径との差が
大きい程激しい。本考案では、かかる材料の圧送
作業中において生ずる材料の材料圧送管2内の逆
流を効果的に防止することができる。すなわち、
逆流圧によつて分配弁球16が材料圧送管2を瞬
間的に閉塞するので材料の逆流を押えることがで
き、これによつて、息つき現象を防止することが
できる。なお、逆流防止後は再度分配弁球16は
元の通常作動位置に戻り、材料をノズルより噴射
することができる。
〔考案の効果〕
以上述べて来たごとく、本考案では、材料は気
体とともに層状にわたつて吹き出されるので、均
一に混合され、その後、被施工壁面に付着するの
で付着率を向上出来、かつ噴出気体によつてタレ
の発生も防止することができ、さらに、分配弁の
作動によつて息つき現象も防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる不定形耐火物湿式ノズ
ルの断面側面図、第2図は第1図−線による
断面図である。 図中、1……吹付ノズル、2……材料圧送管、
3……中央管状体、4……材料流出用管状体、5
……外側管状体、6……第1材料通路、7……第
2材料通路、8……第1気体通路、9……第2気
体通路、10……気体流入用環状箱体、11……
気体流入空間、12……連絡通路、13……エル
ボ、15……分配弁、16……分配弁球、17…
…材料分配管、18……支持線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズル先端を同心円をなす複数の管状体によつ
    て構成し、同管状体間に形成される複数の空間を
    交互に材料通路と気体通路とし、同複数の管状体
    の後方に内部に材料波動防止用分配弁を有する材
    料圧送管と同材料圧送管を囲繞する材料分配管と
    環状気体流入箱体を設け、材料圧送管と同分配弁
    と材料分配管とを介して材料通路と連通するとと
    もに環状気体流入箱体を気体通路と連通したこと
    を特徴とする不定形耐火物湿式吹付ノズル。
JP1824784U 1984-02-10 1984-02-10 不定形耐火物湿式吹付ノズル Granted JPS60132862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1824784U JPS60132862U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 不定形耐火物湿式吹付ノズル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1824784U JPS60132862U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 不定形耐火物湿式吹付ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60132862U JPS60132862U (ja) 1985-09-05
JPH025886Y2 true JPH025886Y2 (ja) 1990-02-13

Family

ID=30506700

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JP1824784U Granted JPS60132862U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 不定形耐火物湿式吹付ノズル

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JPS60132862U (ja) 1985-09-05

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