JPH0258542B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0258542B2 JPH0258542B2 JP28615885A JP28615885A JPH0258542B2 JP H0258542 B2 JPH0258542 B2 JP H0258542B2 JP 28615885 A JP28615885 A JP 28615885A JP 28615885 A JP28615885 A JP 28615885A JP H0258542 B2 JPH0258542 B2 JP H0258542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- air conditioning
- ducts
- hollow
- electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 30
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 8
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 6
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、中空スラブにおける電気・空調ダ
クトの設置装置に関する。
クトの設置装置に関する。
建物の用途により設計上、スラブ断面が相当厚
くなる場合、スラブの軽量化を図るため中空スラ
ブ(ボイドスラブ)とする場合が多い。
くなる場合、スラブの軽量化を図るため中空スラ
ブ(ボイドスラブ)とする場合が多い。
従来、このような場合でも、電気ダクトや空調
ダクトはスラブ下に設け、その多くはその下に天
井を設けることにより天井裏に埋込んでいる。
ダクトはスラブ下に設け、その多くはその下に天
井を設けることにより天井裏に埋込んでいる。
しかし、このような構成だとスラブが相当厚い
上に天井ふところがかなり高くなるため、建物の
高さの割に階数があまりとれず、しかも天井高も
かなり制限されるという欠点があつた。
上に天井ふところがかなり高くなるため、建物の
高さの割に階数があまりとれず、しかも天井高も
かなり制限されるという欠点があつた。
また、ダクトの取付けには吊りボルト等、様々
な部品を必要とするため、しかもスラブ下という
場所的な制約を受け、工事が比較的面倒であると
いう欠点もあつた。
な部品を必要とするため、しかもスラブ下という
場所的な制約を受け、工事が比較的面倒であると
いう欠点もあつた。
この発明は、前記従来の問題点を解消するため
に提案されたもので、電気ダクトおよび空調ダク
トを小さいスペースにコンパクトに、しかも極め
て簡単に設置することができ、そのうえ、各階の
天井高を可能な限り高くすることができる中空ス
ラブにおける電気・空調ダクトの設置装置を提供
することを目的とする。
に提案されたもので、電気ダクトおよび空調ダク
トを小さいスペースにコンパクトに、しかも極め
て簡単に設置することができ、そのうえ、各階の
天井高を可能な限り高くすることができる中空ス
ラブにおける電気・空調ダクトの設置装置を提供
することを目的とする。
この出願に係る第1発明は、PC板を床型枠と
した現場打ちコンクリートによる中空スラブ内に
その中空部連続方向に沿つて電気ダクトと空調ダ
クトを上下に重ねて設けたことを特徴とする。
した現場打ちコンクリートによる中空スラブ内に
その中空部連続方向に沿つて電気ダクトと空調ダ
クトを上下に重ねて設けたことを特徴とする。
また、第2発明は、PC板を床型枠とした現場
打ちコンクリートによる中空スラブ内にその中空
部連続方向に沿つて発泡体と、この上に重ねて電
気ダクトを設けたことを特徴とする。
打ちコンクリートによる中空スラブ内にその中空
部連続方向に沿つて発泡体と、この上に重ねて電
気ダクトを設けたことを特徴とする。
以下、この発明を図示する一実施例によつて説
明すると、中空スラブAはオムニヤ板やALC板
等のプレキヤストコンクリート板1(以下、PC
板という)を床型枠とし、このPC板1の上に円
形や矩形断面、あるいは真下に開口する溝形断面
の中空型枠2を所定間隔離しつつ平行に設置する
とともにその周辺にコンクリート3を打設して、
前記中空型枠2をコンクリート3内に完全に埋設
することにより構成されている。なお、実施例で
は矩形断面の中空型枠が使用されている。
明すると、中空スラブAはオムニヤ板やALC板
等のプレキヤストコンクリート板1(以下、PC
板という)を床型枠とし、このPC板1の上に円
形や矩形断面、あるいは真下に開口する溝形断面
の中空型枠2を所定間隔離しつつ平行に設置する
とともにその周辺にコンクリート3を打設して、
前記中空型枠2をコンクリート3内に完全に埋設
することにより構成されている。なお、実施例で
は矩形断面の中空型枠が使用されている。
中空型枠2によつて形成された複数ある中空部
4,…のうち所定位置の左右中空部4,4間のコ
ンクリート3内には空調ダクト5と電気ダクト6
が中空部4の連続方向に沿つて埋設されている。
4,…のうち所定位置の左右中空部4,4間のコ
ンクリート3内には空調ダクト5と電気ダクト6
が中空部4の連続方向に沿つて埋設されている。
空調ダクト5は亜鉛鉄板等の金属板より真下に
開口する横長の溝形断面形に形成され、その左右
側板5a,5aの下端部には、空調ダクト5の外
側に水平に突出する取付片5b,5bが空調ダク
ト5の長手方向に連続して形成されている。
開口する横長の溝形断面形に形成され、その左右
側板5a,5aの下端部には、空調ダクト5の外
側に水平に突出する取付片5b,5bが空調ダク
ト5の長手方向に連続して形成されている。
このように形成された空調ダクト5は左右取付
片5b,5bとPC板1間にパツキング材7を介
在し、PC板1の上に水平に設置されている。そ
して、左右取付片5b,5bの上にはアングル材
からなる押縁材8,8が取付けられ、空調ダクト
5は左右取付片5b,5bを押縁材8,8ととも
にPC板1にねじ止めすることにより固定されて
いる。空調ダクト5を取付けない場合には空調ダ
クトに代え、これとほぼ同一断面サイズの発泡体
12を取付ける。
片5b,5bとPC板1間にパツキング材7を介
在し、PC板1の上に水平に設置されている。そ
して、左右取付片5b,5bの上にはアングル材
からなる押縁材8,8が取付けられ、空調ダクト
5は左右取付片5b,5bを押縁材8,8ととも
にPC板1にねじ止めすることにより固定されて
いる。空調ダクト5を取付けない場合には空調ダ
クトに代え、これとほぼ同一断面サイズの発泡体
12を取付ける。
空調ダクト5の上にはスタイロホーム板等、軟
質製板からなる緩衝板9が設置され、その上に電
気ダクト6が空調ダクト5の長手方向に沿つて設
置されている。
質製板からなる緩衝板9が設置され、その上に電
気ダクト6が空調ダクト5の長手方向に沿つて設
置されている。
電気ダクト6は空調ダクト5と同様に亜鉛鉄板
等の金属板より形成され、横長の長方形断面に形
成されている。さらに、電気ダクト6はその中に
仕切板6aを設けることにより幅方向に複数部分
に区画されている。
等の金属板より形成され、横長の長方形断面に形
成されている。さらに、電気ダクト6はその中に
仕切板6aを設けることにより幅方向に複数部分
に区画されている。
空調ダクト5の左右側板5a,5aおよび天板
5cの端部にはアングル材からなる連結桟10,
10が溶接等により取付けられ、この連結桟10
のうち左右側板5a,5a端部の連結桟10,1
0をねじ止めすることにより空調ダクト5,5間
が連結されている。連結桟10,10間にはパツ
キング材7が介在されている。
5cの端部にはアングル材からなる連結桟10,
10が溶接等により取付けられ、この連結桟10
のうち左右側板5a,5a端部の連結桟10,1
0をねじ止めすることにより空調ダクト5,5間
が連結されている。連結桟10,10間にはパツ
キング材7が介在されている。
また、電気ダクト6の一端部には所定長さのカ
ラー11が溶接等により取付けられ、このカラー
11に他方の電気ダクト6の一端を差込み溶接す
ることにより、電気ダクト6,6間が連結されて
いる。なお、カラー11の天板11aは電気ダク
ト6,6端部を突合せ位置決めをした後で取付け
るものとする。
ラー11が溶接等により取付けられ、このカラー
11に他方の電気ダクト6の一端を差込み溶接す
ることにより、電気ダクト6,6間が連結されて
いる。なお、カラー11の天板11aは電気ダク
ト6,6端部を突合せ位置決めをした後で取付け
るものとする。
第3図は空調ダクトまたは電気ダクトをPC板
1の下面に密着させ、複数本の取付枠13と取付
ボルト14によりPC板1にほぼ一体に取付ける
ことにより、地震等によるダクトの振れを可能な
限り防止するものである。
1の下面に密着させ、複数本の取付枠13と取付
ボルト14によりPC板1にほぼ一体に取付ける
ことにより、地震等によるダクトの振れを可能な
限り防止するものである。
第4図は空調ダクトへの空気取入口付近を示し
たもので、PC板1には空調ダクト6に連続する
開口部15が形成され、下り天井内を中空部に直
角方向に施設する給気ダクト16から開口部15
に消音ダクト17によつて連結される。
たもので、PC板1には空調ダクト6に連続する
開口部15が形成され、下り天井内を中空部に直
角方向に施設する給気ダクト16から開口部15
に消音ダクト17によつて連結される。
この発明は以上の構成からなるので、以下の効
果を有する。
果を有する。
空調ダクトと電気ダクトは中空スラブ内に一
ケ所にまとめて設置されているので、極めて小
さいスペースにきわめてコンパクトに設置する
ことができる。
ケ所にまとめて設置されているので、極めて小
さいスペースにきわめてコンパクトに設置する
ことができる。
空調ダクトおよび電気ダクトは床型枠の上に
設置するだけでよく、しかもこれらの作業はス
ラブの施工と並行して行うことができるので、
工事がしやすく工期の大幅な短縮化が図れる。
設置するだけでよく、しかもこれらの作業はス
ラブの施工と並行して行うことができるので、
工事がしやすく工期の大幅な短縮化が図れる。
空調ダクトおよび電気ダクトは中空スラブ内
に設けられていることにより、これらを隠すた
めあえて天井を設ける必要がないので、スラブ
が少々厚くなつても、建物の高さの割に階数お
よび各部屋の天井高を可能な限り大きくするこ
とができる。
に設けられていることにより、これらを隠すた
めあえて天井を設ける必要がないので、スラブ
が少々厚くなつても、建物の高さの割に階数お
よび各部屋の天井高を可能な限り大きくするこ
とができる。
空調ダクトがなくともこれに代えて発泡体を
取付けることにより、電気ダクトのみも取付け
ることができる。
取付けることにより、電気ダクトのみも取付け
ることができる。
第1図〜第3図はこの発明の実施例を示したも
ので、第1図は電気・空調ダクトの設置状態を示
す中空スラブの断面図、第2図はその分解斜視
図、第3図は給気ダクト接続部付近の詳細を示す
断面図、第4図は他の実施例を示すダクトの断面
図である。 A……中空スラブ、1……PC板、2……中空
型枠、3……コンクリート、4……中空部、5…
…空調ダクト、6……電気ダクト。
ので、第1図は電気・空調ダクトの設置状態を示
す中空スラブの断面図、第2図はその分解斜視
図、第3図は給気ダクト接続部付近の詳細を示す
断面図、第4図は他の実施例を示すダクトの断面
図である。 A……中空スラブ、1……PC板、2……中空
型枠、3……コンクリート、4……中空部、5…
…空調ダクト、6……電気ダクト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 PC板を床型枠とした現場打ちコンクリート
による中空スラブ内にその中空部連続方向に沿つ
て電気ダクトと空調ダクトを上下に重ねて設けた
ことを特徴とする中空スラブにおける電気・空調
ダクトの設置装置。 2 PC板を床型枠とした現場打ちコンクリート
による中空スラブ内にその中空部連続方向に沿つ
て発泡体とこの上に重ねて電気ダクトを設けたこ
とを特徴とする中空スラブにおける電気ダクトの
設置装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28615885A JPS62147260A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 中空スラブにおける電気空調ダクトの設置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28615885A JPS62147260A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 中空スラブにおける電気空調ダクトの設置装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62147260A JPS62147260A (ja) | 1987-07-01 |
JPH0258542B2 true JPH0258542B2 (ja) | 1990-12-10 |
Family
ID=17700687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28615885A Granted JPS62147260A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 中空スラブにおける電気空調ダクトの設置装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62147260A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7151961B2 (ja) * | 2018-12-19 | 2022-10-12 | 株式会社竹中工務店 | 配管設置構造及び配管ピット構築方法 |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP28615885A patent/JPS62147260A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62147260A (ja) | 1987-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4276730A (en) | Building wall construction | |
US6233891B1 (en) | Prefabricated building system | |
US4674646A (en) | Electrical box | |
JPH0258542B2 (ja) | ||
JPH0350862B2 (ja) | ||
JPS62194369A (ja) | 高層集合住宅 | |
JP3123701B2 (ja) | オフィス構造 | |
JPS6237854Y2 (ja) | ||
JPS5836568B2 (ja) | 屋内配線装置 | |
JPH0356562Y2 (ja) | ||
JPH0320875B2 (ja) | ||
JPH0216218Y2 (ja) | ||
JPH0540188Y2 (ja) | ||
JPS5967810A (ja) | 電気配線用のボツクスをコンクリ−ト壁に埋設する方法 | |
JPS6317768Y2 (ja) | ||
JP2580749Y2 (ja) | 壁パネル | |
SU663323A3 (ru) | Трехразмерный объемный элемент | |
KR0152643B1 (ko) | 콘크리트 시공용 코너 거푸집 | |
JPH0598818A (ja) | 集合住宅構造 | |
JP2003336345A (ja) | 二重天井構造 | |
JPS58548A (ja) | 天井装置 | |
JPH0610434A (ja) | ユニットスラブとその施工方法 | |
JP2000129812A (ja) | 壁体内の換気構造 | |
JP2529612B2 (ja) | 中空スラブ | |
JPH0528826U (ja) | 内壁パネル |