JPH0258490B2 - - Google Patents
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- JPH0258490B2 JPH0258490B2 JP29091085A JP29091085A JPH0258490B2 JP H0258490 B2 JPH0258490 B2 JP H0258490B2 JP 29091085 A JP29091085 A JP 29091085A JP 29091085 A JP29091085 A JP 29091085A JP H0258490 B2 JPH0258490 B2 JP H0258490B2
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- Japan
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- roller
- drive
- cross rail
- hollow roller
- inner circumferential
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 14
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/025—Support of gearboxes, e.g. torque arms, or attachment to other devices
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/0006—Driving arrangements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/02—Rolls; Their bearings
- D21G1/0226—Bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/02—Bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/02—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
- F16H1/20—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving more than two intermeshing members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、作動ローラ面を形成する回転中空ロ
ーラと、該中空ローラに長手方向に嵌入する回転
不能なクロスレールと、該中空ローラの端部に接
触する駆動ハウジング付中空ローラ用駆動装置を
備え、該クロスレールは、端部が該中空ローラか
ら突出して該クロスレールのたわみを許容する複
数の軸受を介して機台等に支持されると共に該軸
方向に不動に軸受の1つにより固定され、外周面
が該中空ローラの内周面と間隔を保ち、該中空ロ
ーラの該内周面に作用する支持装置によつて該外
周面が該中空ローラ内で該クロスレールの該内周
面に接触することなくたわむことが出来る構成と
し、該駆動ハウジング内に該クロスレールの該軸
受を設け、該クロスレールの該端部の外部に該ク
ロスレールと整合し中央歯車を有する駆動ジヤー
ナル軸を取付け、両端部にピニオンを備えた平行
な複数のピニオン軸を該クロスレールの周りに配
設し、該ピニオンのそれぞれの一方のピニオンが
該中央歯車に係合し、他方のピニオンが該クロス
レールを囲繞する環状歯車と係合し、該環状歯車
がはす歯付カツプリングスリーブを介して、該中
空ローラの該端面に設けられたフランジリングと
回転不能に結合して成る駆動装置付ローラ装置に
関する。
ーラと、該中空ローラに長手方向に嵌入する回転
不能なクロスレールと、該中空ローラの端部に接
触する駆動ハウジング付中空ローラ用駆動装置を
備え、該クロスレールは、端部が該中空ローラか
ら突出して該クロスレールのたわみを許容する複
数の軸受を介して機台等に支持されると共に該軸
方向に不動に軸受の1つにより固定され、外周面
が該中空ローラの内周面と間隔を保ち、該中空ロ
ーラの該内周面に作用する支持装置によつて該外
周面が該中空ローラ内で該クロスレールの該内周
面に接触することなくたわむことが出来る構成と
し、該駆動ハウジング内に該クロスレールの該軸
受を設け、該クロスレールの該端部の外部に該ク
ロスレールと整合し中央歯車を有する駆動ジヤー
ナル軸を取付け、両端部にピニオンを備えた平行
な複数のピニオン軸を該クロスレールの周りに配
設し、該ピニオンのそれぞれの一方のピニオンが
該中央歯車に係合し、他方のピニオンが該クロス
レールを囲繞する環状歯車と係合し、該環状歯車
がはす歯付カツプリングスリーブを介して、該中
空ローラの該端面に設けられたフランジリングと
回転不能に結合して成る駆動装置付ローラ装置に
関する。
[従来の技術]
この種のローラ装置は、カレンダ及びスクイー
ザに組込まれ、製紙産業界において近代的な抄紙
機(Papiermaschine)に一般的である作業幅に
適用する場合かなりの大きさの寸法である10mま
での長さと1mまでの直径をしばしば有する。作
業速度もかなり高く、毎分2000mであることもあ
る。従つて、駆動装置によつてローラ装置に伝達
する出力は、作業速度と同様にかなり大きく、数
百KWにも達する。スペースが十分に取れる場合
は、このような出力の伝達は、歯車構造を用いて
行なう事は何も特別ではない。しかし、この事
は、本発明のローラ装置を有するカレンダ等にお
いて当てはまらない。即ち、駆動装置のハウジン
グは、構造上の理由から、ローラから半径方向に
突出してはならない。同様の理由から、側面から
中空ローラに接触するため駆動軸を、機台を通つ
てローラ軸の側面にこのローラ軸に平行に設ける
事が出来ない。
ザに組込まれ、製紙産業界において近代的な抄紙
機(Papiermaschine)に一般的である作業幅に
適用する場合かなりの大きさの寸法である10mま
での長さと1mまでの直径をしばしば有する。作
業速度もかなり高く、毎分2000mであることもあ
る。従つて、駆動装置によつてローラ装置に伝達
する出力は、作業速度と同様にかなり大きく、数
百KWにも達する。スペースが十分に取れる場合
は、このような出力の伝達は、歯車構造を用いて
行なう事は何も特別ではない。しかし、この事
は、本発明のローラ装置を有するカレンダ等にお
いて当てはまらない。即ち、駆動装置のハウジン
グは、構造上の理由から、ローラから半径方向に
突出してはならない。同様の理由から、側面から
中空ローラに接触するため駆動軸を、機台を通つ
てローラ軸の側面にこのローラ軸に平行に設ける
事が出来ない。
このような構造上の必要条件を満たすために
は、この種のローラ装置用に、別個の駆動装置が
開発された。これらの駆動装置の内本発明の前提
になつている構造のものが米国特許公報第
3855681号に開示されている。この米国特許公報
では、円周方向に配設された3つのピニオン軸へ
の出力分数は中央歯車で行われる。これらのピニ
オン軸は、クロスレール端部用軸受に沿つて延
び、ピニオン軸の出力はこの軸受の反対側で環状
歯車に再び集合され、はす歯付カツプリングスリ
ーブを介して中空ローラ端部に伝達される。3つ
のピニオン軸への分散を行なう事は、半径方向に
出来る限りコンパクトな構造を得る事に役立つ。
部品の寸法を比較的小さくしたこのような構造を
用いると、当然、歯車に大きな応力が掛けられる
ことになる。このような駆動装置の耐久性にとつ
て決定的であるのは、フランクへの負荷を出来る
だけ均等に分散させることであり、且つ、フラン
クへの過大な加圧のために早く摩耗を生じさせる
ピーク負荷を生じさせないということである。こ
のような駆動装置の完全な機能のための必須条件
は、製造の精密さのみならず、部品の入念な組立
と調整である。
は、この種のローラ装置用に、別個の駆動装置が
開発された。これらの駆動装置の内本発明の前提
になつている構造のものが米国特許公報第
3855681号に開示されている。この米国特許公報
では、円周方向に配設された3つのピニオン軸へ
の出力分数は中央歯車で行われる。これらのピニ
オン軸は、クロスレール端部用軸受に沿つて延
び、ピニオン軸の出力はこの軸受の反対側で環状
歯車に再び集合され、はす歯付カツプリングスリ
ーブを介して中空ローラ端部に伝達される。3つ
のピニオン軸への分散を行なう事は、半径方向に
出来る限りコンパクトな構造を得る事に役立つ。
部品の寸法を比較的小さくしたこのような構造を
用いると、当然、歯車に大きな応力が掛けられる
ことになる。このような駆動装置の耐久性にとつ
て決定的であるのは、フランクへの負荷を出来る
だけ均等に分散させることであり、且つ、フラン
クへの過大な加圧のために早く摩耗を生じさせる
ピーク負荷を生じさせないということである。こ
のような駆動装置の完全な機能のための必須条件
は、製造の精密さのみならず、部品の入念な組立
と調整である。
クロスレール端部用軸受は、クロスレール端部
のたわみを抑制することが出来なければならない
ので、はす歯付軸受として形成され、駆動ハウジ
ングのほぼ中央に設けられている。クロスレール
への負荷は、軸受と駆動ハウジングによつて外部
へ、例えば、機台へ向けられる。公知の実施例で
は、軸受リングはクロスレール端部の段上に設け
られ、その段上で、円周溝の中の固定リングによ
つて軸方向に固定されている。この固定リングは
駆動ハウジングの外側からは届かない。この駆動
装置を組立てる際、歯車は、ローラに取付けられ
るために、一部分解しなければならない。このこ
とは、ローラ装置の使用場所で、即ち、歯車の組
立には余り適当でない製紙工場等で行われる。こ
のため、組立の入念さと調整の正確さが損われ
る。例えば、駆動装置の交換の際使用場所で生じ
る時間の損失も、交換に際して他の部品を停止さ
せることもかなりの障害要因となる。
のたわみを抑制することが出来なければならない
ので、はす歯付軸受として形成され、駆動ハウジ
ングのほぼ中央に設けられている。クロスレール
への負荷は、軸受と駆動ハウジングによつて外部
へ、例えば、機台へ向けられる。公知の実施例で
は、軸受リングはクロスレール端部の段上に設け
られ、その段上で、円周溝の中の固定リングによ
つて軸方向に固定されている。この固定リングは
駆動ハウジングの外側からは届かない。この駆動
装置を組立てる際、歯車は、ローラに取付けられ
るために、一部分解しなければならない。このこ
とは、ローラ装置の使用場所で、即ち、歯車の組
立には余り適当でない製紙工場等で行われる。こ
のため、組立の入念さと調整の正確さが損われ
る。例えば、駆動装置の交換の際使用場所で生じ
る時間の損失も、交換に際して他の部品を停止さ
せることもかなりの障害要因となる。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、駆動装置の耐久性を改善し組
立時間を短縮するローラ装置を提供することにあ
る。
立時間を短縮するローラ装置を提供することにあ
る。
[問題を解決するための手段、作用、効果]
本発明の目的は、クロスレールの端部を駆動側
端部の軸受に軸方向に不動に固定する固定装置
を、フランジリングを介して駆動ハウジングと該
クロスレールとの間の係脱が可能なように、外部
から着脱自在に該端部及び該軸受に設ける事によ
り達成される。このような特徴により、駆動装置
全部が工場で完全に組立てられ、調整され、使用
場所では、クロスレール端部への取付けとクロス
レール端部での軸方向固定が行なわれる。使用場
所の環境が悪い場合にも、駆動装置の機能は少し
も影響されない。もつとも、この機能は、工場内
で組立が良く行われる状態になつている事と、工
場に優秀な試験・調整設備が備わつている事で発
揮される。更に、使用場所での組立時間は短縮さ
れる。何故ならば、フランジリングが中空ローラ
にねじで取付けられ、軸方向に固定されるのみだ
からである。
端部の軸受に軸方向に不動に固定する固定装置
を、フランジリングを介して駆動ハウジングと該
クロスレールとの間の係脱が可能なように、外部
から着脱自在に該端部及び該軸受に設ける事によ
り達成される。このような特徴により、駆動装置
全部が工場で完全に組立てられ、調整され、使用
場所では、クロスレール端部への取付けとクロス
レール端部での軸方向固定が行なわれる。使用場
所の環境が悪い場合にも、駆動装置の機能は少し
も影響されない。もつとも、この機能は、工場内
で組立が良く行われる状態になつている事と、工
場に優秀な試験・調整設備が備わつている事で発
揮される。更に、使用場所での組立時間は短縮さ
れる。何故ならば、フランジリングが中空ローラ
にねじで取付けられ、軸方向に固定されるのみだ
からである。
この軸方向への固定は、駆動ハウジングの横方
向の通路を通じて着脱自在であり軸受に嵌入して
クロスレール端部に係合するクロスピンによつて
有効に行われる。
向の通路を通じて着脱自在であり軸受に嵌入して
クロスレール端部に係合するクロスピンによつて
有効に行われる。
米国特許公報第3855681号の場合、フランジリ
ングは固定されておらず、このフランジリングと
係合する歯車によつてのみ半径方向に位置を保持
される。しかし、入口側の中央歯車は駆動ジヤー
ナル軸と一体的であり、従つて、ピニオン軸に対
して固定されている。このことによつて、出力分
散の不均等及びそれと関連する過負荷が調整され
る。工場のみでの歯車の組立によるだけでなく、
歯車の構造によつても駆動装置の耐久性を一層促
進させるため、歯車として環状歯車を用い、この
環状歯車を、これと係合する歯車によつて半径方
向にその位置に保持されるが固定されない構造と
し、中央歯車もこれと係合する歯車によつてのみ
半径方向にその位置に保持されるが固定されては
いない構造にし、中央歯車に直歯内歯を設け、駆
動ジヤーナル軸に、僅かの遊びを持つて内歯に係
合している直歯外歯を設けた構成にすると適当で
ある。
ングは固定されておらず、このフランジリングと
係合する歯車によつてのみ半径方向に位置を保持
される。しかし、入口側の中央歯車は駆動ジヤー
ナル軸と一体的であり、従つて、ピニオン軸に対
して固定されている。このことによつて、出力分
散の不均等及びそれと関連する過負荷が調整され
る。工場のみでの歯車の組立によるだけでなく、
歯車の構造によつても駆動装置の耐久性を一層促
進させるため、歯車として環状歯車を用い、この
環状歯車を、これと係合する歯車によつて半径方
向にその位置に保持されるが固定されない構造と
し、中央歯車もこれと係合する歯車によつてのみ
半径方向にその位置に保持されるが固定されては
いない構造にし、中央歯車に直歯内歯を設け、駆
動ジヤーナル軸に、僅かの遊びを持つて内歯に係
合している直歯外歯を設けた構成にすると適当で
ある。
出力分散と出力集結は以上の構成で自己調整さ
れるので、この構造の歯車列で、最良の出力分散
が得られる。
れるので、この構造の歯車列で、最良の出力分散
が得られる。
出力側の歯車部材(即ち、はす歯付カツプリン
グスリーブとフランジリング)を結合させた場合
カプリングスリーブがクロスレール端部に軸方向
に直接取付けられないようにするため、組立てク
ランプを用いてフランジリングと駆動ハウジング
を固定すると良く、この構造によつて、駆動装置
の部材が組立中も輸送中も相互に固定結合され
る。
グスリーブとフランジリング)を結合させた場合
カプリングスリーブがクロスレール端部に軸方向
に直接取付けられないようにするため、組立てク
ランプを用いてフランジリングと駆動ハウジング
を固定すると良く、この構造によつて、駆動装置
の部材が組立中も輸送中も相互に固定結合され
る。
ピニオン軸を固定する際最大限の正確さを得る
ためと組立を容易にするために、駆動ハウジング
は、軸に対して垂直に設けられたピニオン軸受を
受ける2つのカバープレートを有するケーシング
部として形成される事が適当である。カバープレ
ートを共に穿孔する事は、互いに離隔した孔を鋳
造ハウジング内に正確に整合するように製造する
よりも正確且つ容易である。
ためと組立を容易にするために、駆動ハウジング
は、軸に対して垂直に設けられたピニオン軸受を
受ける2つのカバープレートを有するケーシング
部として形成される事が適当である。カバープレ
ートを共に穿孔する事は、互いに離隔した孔を鋳
造ハウジング内に正確に整合するように製造する
よりも正確且つ容易である。
半径方向のスペースを節約し内部で環状歯車に
係合することが出来るためには、カツプリングス
リーブを、クロスレール端部に接近して囲繞させ
クロスレール端部と同様に拡径させるのが有効で
ある。
係合することが出来るためには、カツプリングス
リーブを、クロスレール端部に接近して囲繞させ
クロスレール端部と同様に拡径させるのが有効で
ある。
中空ローラ端部は駆動ハウジングに対して、特
定の場合、ずれ、即ち、半径方向のずれのみなら
ずたわみによるずれを起こす。半径方向のずれ
は、中空ローラがクロスレール上に固定されてい
なくて半径方向にクロスレールの方へ移動可能で
ある場合に特に都合がよい。しかし、中空ローラ
をクロスレール上で支持する手段である軸受が中
空ローラ端部に備わつている場合でも、ずれは必
至である。その理由は、パツキング部材が構造上
の理由から軸受の高さに設けることができないの
で、中空ローラとクロスレールの間に正確な間隔
を保つようにする事が出来るからであり、更に、
中空ローラと駆動ハウジングの間を密閉しなけれ
ばならないし、この密閉のため、中空ローラから
突出するクロスレール端部のたわみによつてどう
してもずれが生じてしまうからである。
定の場合、ずれ、即ち、半径方向のずれのみなら
ずたわみによるずれを起こす。半径方向のずれ
は、中空ローラがクロスレール上に固定されてい
なくて半径方向にクロスレールの方へ移動可能で
ある場合に特に都合がよい。しかし、中空ローラ
をクロスレール上で支持する手段である軸受が中
空ローラ端部に備わつている場合でも、ずれは必
至である。その理由は、パツキング部材が構造上
の理由から軸受の高さに設けることができないの
で、中空ローラとクロスレールの間に正確な間隔
を保つようにする事が出来るからであり、更に、
中空ローラと駆動ハウジングの間を密閉しなけれ
ばならないし、この密閉のため、中空ローラから
突出するクロスレール端部のたわみによつてどう
してもずれが生じてしまうからである。
このような延びを無くすことが出来るようにす
るためには、浮動環状パツキングを用いる事が適
当である。この浮動環状パツキングは、パツキン
グリングが固設されておらず、支持状態でも可動
であり、ずれが生じても密閉を保持しながらパツ
キング面によつて駆動されるものである。
るためには、浮動環状パツキングを用いる事が適
当である。この浮動環状パツキングは、パツキン
グリングが固設されておらず、支持状態でも可動
であり、ずれが生じても密閉を保持しながらパツ
キング面によつて駆動されるものである。
浮動環状パツキングは、中空ローラに形成され
た延長部を取囲み且つこの延長部に向かつて内側
へ開放された内周溝を有する支持リングを備え、
この内周溝に、応力の下で延長部に接触し可撓性
があつて該内周溝の中で半径方向に移動可能なパ
ツキングリングを装着して構成したものである。
た延長部を取囲み且つこの延長部に向かつて内側
へ開放された内周溝を有する支持リングを備え、
この内周溝に、応力の下で延長部に接触し可撓性
があつて該内周溝の中で半径方向に移動可能なパ
ツキングリングを装着して構成したものである。
又、浮動環状パツキングの支持リングに2個の
内周溝を形成し、これらの2個の内周溝の間に別
の内周溝を設け、この別の内周溝に中空ローラの
延長部を囲繞して密封する遊動リングを設け、上
記の別の内周溝から半径方向外側に伸びる出口を
設ける。この構造にすると、シールリングに染み
出た圧油が、あまり多く次のシールリングに到達
しない内に、遊動リングによつて半径方向に外側
へ出され出口を通つて排出されるから、シール作
用の改良がなされる。
内周溝を形成し、これらの2個の内周溝の間に別
の内周溝を設け、この別の内周溝に中空ローラの
延長部を囲繞して密封する遊動リングを設け、上
記の別の内周溝から半径方向外側に伸びる出口を
設ける。この構造にすると、シールリングに染み
出た圧油が、あまり多く次のシールリングに到達
しない内に、遊動リングによつて半径方向に外側
へ出され出口を通つて排出されるから、シール作
用の改良がなされる。
通常、中空ローラを内部からクロスレール上に
支持する支持装置は、油圧式支持装置であつて、
例えば、西独特許公報第1026609号に記載の圧油
が充填した縦室か西独公告公報第2230139号に記
載の一連の油圧式圧力ピストンかである。この場
合、油圧部材のパツキングは密閉式でなくて、流
体力学的に平衡している。このように平衡する場
合は、ある定まつた少量の圧油が常に出され、静
止状態で中空ローラとクロスレールとの間の空間
から連続的に排出されねばならない。この圧油は
一定の潤滑を行なう。従つて、通常、出てくる圧
油を中空ローラとクロスレールとの間の空間から
即座に駆動ハウジングへ送り、それを排出前に歯
車を潤滑するのに利用する。
支持する支持装置は、油圧式支持装置であつて、
例えば、西独特許公報第1026609号に記載の圧油
が充填した縦室か西独公告公報第2230139号に記
載の一連の油圧式圧力ピストンかである。この場
合、油圧部材のパツキングは密閉式でなくて、流
体力学的に平衡している。このように平衡する場
合は、ある定まつた少量の圧油が常に出され、静
止状態で中空ローラとクロスレールとの間の空間
から連続的に排出されねばならない。この圧油は
一定の潤滑を行なう。従つて、通常、出てくる圧
油を中空ローラとクロスレールとの間の空間から
即座に駆動ハウジングへ送り、それを排出前に歯
車を潤滑するのに利用する。
しかし、本発明では、中空ローラ端部の、この
中空ローラとクロスレールとの間の部分に、駆動
ハウジングへの圧油の漏れを防ぐパツキングを設
け、駆動ハウジングに離隔した潤滑剤供給部を設
けている。この構造では、この別個の潤滑剤供給
部から駆動ハウジングに圧油ないし潤滑油が供給
される一方、しみ出た圧油ないし潤滑油を中空ロ
ーラの領域でクロスレールを通じて排出し、クロ
スレールの空間からの圧油ないし潤滑油の漏れを
阻止する事が出来る。
中空ローラとクロスレールとの間の部分に、駆動
ハウジングへの圧油の漏れを防ぐパツキングを設
け、駆動ハウジングに離隔した潤滑剤供給部を設
けている。この構造では、この別個の潤滑剤供給
部から駆動ハウジングに圧油ないし潤滑油が供給
される一方、しみ出た圧油ないし潤滑油を中空ロ
ーラの領域でクロスレールを通じて排出し、クロ
スレールの空間からの圧油ないし潤滑油の漏れを
阻止する事が出来る。
このことは、駆動装置の潤滑が、中空ローラの
中に設けられた支持装置の作用によつて、潤滑剤
の種類、量、温度に応じて仕訳されるという利点
をもたらす。
中に設けられた支持装置の作用によつて、潤滑剤
の種類、量、温度に応じて仕訳されるという利点
をもたらす。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明を実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
ローラ装置10は、作動ローラ面を形成する回
転中空ローラ1を包含する。この中空ローラ1
は、静止クロスレール2によつて長手方向に嵌入
されており、クロスレール2に取付けられた支持
装置によつて中空ローラ1の内面3に作用される
事により、ローラの内部で支持されている。この
支持装置は、油圧室、ピストン丈支持要素又は機
械的支持要素を包含している。又、この支持装置
は、流路圧力又は線状圧力によつて中空ローラ1
に作用する横方向の力をクロスレール2へ向ける
ことを可能にし、中空ローラ1自体がその湾曲曲
線内で線形圧力の影響を受けないように中空ロー
ラ1の中で湾曲出来る。図示の実施例では、中空
ローラ1は、端部が、内面3とクロスレール2と
の間に設けられた軸受60によつて支持されてい
る。クロスレール2の端部は、その駆動側端部4
が図示のように中空ローラ1から突出している。
端部4に球欠的外周面を有する球面軸受5が設け
られ、これがシリンダ形内周面を有する内側リン
グベアリング6と共に、対応の、クロスレール2
の端部4のシリンダ形外周面上に、軸方向に移動
可能に設けられている。外側リングベアリング7
は、ローラ装置10の駆動装置9の駆動ハウジン
グ8の中で半径方向に支持されている。
転中空ローラ1を包含する。この中空ローラ1
は、静止クロスレール2によつて長手方向に嵌入
されており、クロスレール2に取付けられた支持
装置によつて中空ローラ1の内面3に作用される
事により、ローラの内部で支持されている。この
支持装置は、油圧室、ピストン丈支持要素又は機
械的支持要素を包含している。又、この支持装置
は、流路圧力又は線状圧力によつて中空ローラ1
に作用する横方向の力をクロスレール2へ向ける
ことを可能にし、中空ローラ1自体がその湾曲曲
線内で線形圧力の影響を受けないように中空ロー
ラ1の中で湾曲出来る。図示の実施例では、中空
ローラ1は、端部が、内面3とクロスレール2と
の間に設けられた軸受60によつて支持されてい
る。クロスレール2の端部は、その駆動側端部4
が図示のように中空ローラ1から突出している。
端部4に球欠的外周面を有する球面軸受5が設け
られ、これがシリンダ形内周面を有する内側リン
グベアリング6と共に、対応の、クロスレール2
の端部4のシリンダ形外周面上に、軸方向に移動
可能に設けられている。外側リングベアリング7
は、ローラ装置10の駆動装置9の駆動ハウジン
グ8の中で半径方向に支持されている。
前記駆動ハウジング8は、クロスレール2の軸
に対して垂直に延出する2つのカバープレート1
2,13によつて軸方向に区切られ、クロスレー
ル2の端部4を取囲むケーシング部11を有す
る。軸受5によつて横方向に掛けられた力は、ケ
ーシング部11によつて外部の機台(図示なし)
へと向けられる。軸受5は、ケーシング部11の
座14に於いて、一方ではケーシング部11のカ
ラー15によつて、他方では固定リング16によ
つて軸方向に固定される。
に対して垂直に延出する2つのカバープレート1
2,13によつて軸方向に区切られ、クロスレー
ル2の端部4を取囲むケーシング部11を有す
る。軸受5によつて横方向に掛けられた力は、ケ
ーシング部11によつて外部の機台(図示なし)
へと向けられる。軸受5は、ケーシング部11の
座14に於いて、一方ではケーシング部11のカ
ラー15によつて、他方では固定リング16によ
つて軸方向に固定される。
駆動ジヤーナル軸17は、図面右側のカバープ
レート13で2つの軸受18,19を介して固定
されていて、ケーシング部11へ係合する端部で
中央歯車22の直歯内歯21に遊びをもつて係合
する直歯外歯20を有する。この中央歯車22
は、直歯外歯20の端面端部に接触している固定
リング23によつて、駆動ジヤーナル軸17に軸
方向に固定されている。しかし、中央歯車22は
半径方向には固定されておらず、遊びによつてい
くらか調整可能である。
レート13で2つの軸受18,19を介して固定
されていて、ケーシング部11へ係合する端部で
中央歯車22の直歯内歯21に遊びをもつて係合
する直歯外歯20を有する。この中央歯車22
は、直歯外歯20の端面端部に接触している固定
リング23によつて、駆動ジヤーナル軸17に軸
方向に固定されている。しかし、中央歯車22は
半径方向には固定されておらず、遊びによつてい
くらか調整可能である。
中央歯車22は、軸受25,26において(従
つて向合つたカバープレート12及び13におい
て)固定され円周方向に均等に配設された3本の
ピニオン軸24によつて取囲まれている。ピニオ
ン軸24は両端部にピニオンを有し、ピニオンの
うち図面右側のピストン27が中央歯車22と係
合しているのに対し、図面左側のピニオン28
は、ピニオン軸24に嵌込まれ軸方向に案内され
るが、半径方向(円周方向)には固定されておら
ず3本のピニオン軸24の内側に設けられている
環状歯車30の外歯29に噛合している。環状歯
車30の内歯31は、はす歯付カツプリングスリ
ーブ33のはす歯かさ歯車32と協働する。はす
歯付カツプリングスリーブ33は、カバープレー
ト12の開口部34を通過して外側の中空ローラ
1へ拡径しながら延び、同じ方向に拡径している
クロスレール2の端部4を僅かの間隔をもつて取
囲んでいる。はず歯付カツプリングスリーブ33
は中空ローラ1の側端部側に別のはす歯かさ歯車
35を有する。はす歯かさ歯車35は、中空ロー
ラ1の端部端面にねじ38によつて固定されてい
るフランジリング37の内歯36と係合してい
る。このフランジリング37は、シリンダ形外周
面40を有し駆動ハウジング8に整合された軸方
向延長部39を備えている。シリンダ形外周面4
0上に、カバープレート12の外側に固定された
一組のパツキングリング41が係合している。パ
ツキングリング41は、駆動ハウジング8と延長
部39の間の矢印61方向への圧油の流出を防止
し、いわゆる浮動環状パツキンとして形成されて
いる。パツキングリング41は、カバープレート
12の端面に固定され延長部39を包み込む支持
リング52を有する。支持リング52のシリンダ
形外周面はシリンダ形内周面と僅かの間隔をもつ
て向い合つている。実施例では、支持リング52
のシリンダ形内周面に、軸方向への間隔をもつて
2つの半径方向に入込んだ内周溝53が設けられ
ている。これらの溝53に、それぞれデイスクリ
ング形パツキングリング54が半径方向に移動可
能に案内されるので、パツキングリング54の、
半径方向の面に設けられたフランクは溝53のフ
ランクに密接している。しかし、延長部39が支
持リング52に対して軸方向に移動する場合、パ
ツキングリング54は無理に押込まれずに半径方
向に移動される。パツキングリング54は、可撓
性を有するが摩擦と摩耗の少ない材料、例えば、
適当なプラスチツク製であり、必要な場合、囲繞
する引張ばねによつて一定の予圧がかけられて、
延長部39のシリンダ形外面に接触している。
つて向合つたカバープレート12及び13におい
て)固定され円周方向に均等に配設された3本の
ピニオン軸24によつて取囲まれている。ピニオ
ン軸24は両端部にピニオンを有し、ピニオンの
うち図面右側のピストン27が中央歯車22と係
合しているのに対し、図面左側のピニオン28
は、ピニオン軸24に嵌込まれ軸方向に案内され
るが、半径方向(円周方向)には固定されておら
ず3本のピニオン軸24の内側に設けられている
環状歯車30の外歯29に噛合している。環状歯
車30の内歯31は、はす歯付カツプリングスリ
ーブ33のはす歯かさ歯車32と協働する。はす
歯付カツプリングスリーブ33は、カバープレー
ト12の開口部34を通過して外側の中空ローラ
1へ拡径しながら延び、同じ方向に拡径している
クロスレール2の端部4を僅かの間隔をもつて取
囲んでいる。はず歯付カツプリングスリーブ33
は中空ローラ1の側端部側に別のはす歯かさ歯車
35を有する。はす歯かさ歯車35は、中空ロー
ラ1の端部端面にねじ38によつて固定されてい
るフランジリング37の内歯36と係合してい
る。このフランジリング37は、シリンダ形外周
面40を有し駆動ハウジング8に整合された軸方
向延長部39を備えている。シリンダ形外周面4
0上に、カバープレート12の外側に固定された
一組のパツキングリング41が係合している。パ
ツキングリング41は、駆動ハウジング8と延長
部39の間の矢印61方向への圧油の流出を防止
し、いわゆる浮動環状パツキンとして形成されて
いる。パツキングリング41は、カバープレート
12の端面に固定され延長部39を包み込む支持
リング52を有する。支持リング52のシリンダ
形外周面はシリンダ形内周面と僅かの間隔をもつ
て向い合つている。実施例では、支持リング52
のシリンダ形内周面に、軸方向への間隔をもつて
2つの半径方向に入込んだ内周溝53が設けられ
ている。これらの溝53に、それぞれデイスクリ
ング形パツキングリング54が半径方向に移動可
能に案内されるので、パツキングリング54の、
半径方向の面に設けられたフランクは溝53のフ
ランクに密接している。しかし、延長部39が支
持リング52に対して軸方向に移動する場合、パ
ツキングリング54は無理に押込まれずに半径方
向に移動される。パツキングリング54は、可撓
性を有するが摩擦と摩耗の少ない材料、例えば、
適当なプラスチツク製であり、必要な場合、囲繞
する引張ばねによつて一定の予圧がかけられて、
延長部39のシリンダ形外面に接触している。
2つの溝53の間に、別の内周溝55が形成さ
れている。この溝55に、延長部39に囲繞する
リング56が、Oリングによつてゆるくではある
が密閉状態になるように設けられている。このリ
ング56は、右側のパツキングリング54で漏れ
る圧油を延長部39の回転の際に外側へ遠心分離
するので、圧油は、溝55の下方に設けられた出
口57から排出される。従つて、この圧油は、左
側のパツキングリング54に負荷をかけない。
れている。この溝55に、延長部39に囲繞する
リング56が、Oリングによつてゆるくではある
が密閉状態になるように設けられている。このリ
ング56は、右側のパツキングリング54で漏れ
る圧油を延長部39の回転の際に外側へ遠心分離
するので、圧油は、溝55の下方に設けられた出
口57から排出される。従つて、この圧油は、左
側のパツキングリング54に負荷をかけない。
駆動装置9全体は工場で予め組立てられ、ユニ
ツトとして使用場所に運ばれ、そこでローラ1、
クロスレール2と結合される。図中で破線で表さ
れU字形の1つ乃至複数の組立クランプ42は、
アームを内側へ向け、このアームに横方向に螺入
されるねじによつてカバープレート12及びフラ
ンジリング37に固定されており、駆動ハウジン
グ8に対して可動であるはす歯付カツプリングス
リーブ33とフランジリング37とをあまり動か
ないようにし、パツキングリング41の損傷がな
いようにし、その上、ギアとローラ全体の組立て
と運搬を容易にするため駆動ハウジング8の固定
位置を保持する役目をする。
ツトとして使用場所に運ばれ、そこでローラ1、
クロスレール2と結合される。図中で破線で表さ
れU字形の1つ乃至複数の組立クランプ42は、
アームを内側へ向け、このアームに横方向に螺入
されるねじによつてカバープレート12及びフラ
ンジリング37に固定されており、駆動ハウジン
グ8に対して可動であるはす歯付カツプリングス
リーブ33とフランジリング37とをあまり動か
ないようにし、パツキングリング41の損傷がな
いようにし、その上、ギアとローラ全体の組立て
と運搬を容易にするため駆動ハウジング8の固定
位置を保持する役目をする。
駆動装置全体9は、図面に基づいて組立られる
場合、右側から左側へとクロスレール2の部4へ
押され、これによつて、フランジリング37が中
空ローラ1の端面に接触するまで、内側リングベ
アリング6を座43の上を摺動させる。
場合、右側から左側へとクロスレール2の部4へ
押され、これによつて、フランジリング37が中
空ローラ1の端面に接触するまで、内側リングベ
アリング6を座43の上を摺動させる。
駆動ハウジング8にクロスレール2を軸方向に
固定するために、破線で示されたクロスピン50
が設けられている。即ち、クロスピン50は、リ
ングベアリング6,7相互のたわみによるずれを
妨げずに、クロスレール2の端部4の内側リング
ベアリング6及び座45に形成された横穴44に
貫通し、内側リングベアリング6を端部4に軸方
向に動かぬように固定する。駆動ハウジング8に
形成された通路46を通じて、クロスピン50が
外側から着脱可能である。使用場所で、駆動装置
9をクロスレール2の端部4へ押し当て、固定ね
じ38を締め、クロスボルト50を嵌め込み、組
立クランプを取外す。本来の駆動要素は、組立の
際、影響を受けず、工場でなされる調整において
も触れられる事がない。歯車比の変換は中央歯車
22とピニオン軸24を交換することによつての
みなされる場合、このような構造が好ましい。ケ
ーシング部11及び他の全ての駆動部品は、交換
の際にも触れられない。
固定するために、破線で示されたクロスピン50
が設けられている。即ち、クロスピン50は、リ
ングベアリング6,7相互のたわみによるずれを
妨げずに、クロスレール2の端部4の内側リング
ベアリング6及び座45に形成された横穴44に
貫通し、内側リングベアリング6を端部4に軸方
向に動かぬように固定する。駆動ハウジング8に
形成された通路46を通じて、クロスピン50が
外側から着脱可能である。使用場所で、駆動装置
9をクロスレール2の端部4へ押し当て、固定ね
じ38を締め、クロスボルト50を嵌め込み、組
立クランプを取外す。本来の駆動要素は、組立の
際、影響を受けず、工場でなされる調整において
も触れられる事がない。歯車比の変換は中央歯車
22とピニオン軸24を交換することによつての
みなされる場合、このような構造が好ましい。ケ
ーシング部11及び他の全ての駆動部品は、交換
の際にも触れられない。
中空ローラ1の内面3とクロスレール2との間
で作動する油圧式支持装置(図示なし)が一定量
の漏れを生ぜしめるが、この漏れは安定した関係
が得られるために、常に排出されねばならない。
この漏れる流体は圧油であり一定の潤滑性を有す
るが、多くの場合、延長部4を通つて図中軸方向
右側へ送られて駆動ハウジング8へ入り込み、駆
動ハウジング8での駆動装置の潤滑に使用され
る。この漏れは、適当な場所で常に除去される。
しかし、他の実施例では、中空ローラ1の端部
に、図面中に破線で表されたような構造になつて
いる。この構造では、フランジリング37の半径
方向の面に対して接触し中空ローラ1とクロスレ
ール2の間からの圧油の漏れを防ぐリツプシール
58が、クロスレール2上に設けられている。こ
の場合、漏れ流体は、クロスレール2に設けられ
た別の通路(図示なし)から排出される。駆動ハ
ウジング8は、この場合、離隔した潤滑剤供給部
59を有する。この潤滑剤供給部59によつて、
歯車部品の潤滑に適当であり温度と循環量が自由
に選択できる潤滑剤が供給される。
で作動する油圧式支持装置(図示なし)が一定量
の漏れを生ぜしめるが、この漏れは安定した関係
が得られるために、常に排出されねばならない。
この漏れる流体は圧油であり一定の潤滑性を有す
るが、多くの場合、延長部4を通つて図中軸方向
右側へ送られて駆動ハウジング8へ入り込み、駆
動ハウジング8での駆動装置の潤滑に使用され
る。この漏れは、適当な場所で常に除去される。
しかし、他の実施例では、中空ローラ1の端部
に、図面中に破線で表されたような構造になつて
いる。この構造では、フランジリング37の半径
方向の面に対して接触し中空ローラ1とクロスレ
ール2の間からの圧油の漏れを防ぐリツプシール
58が、クロスレール2上に設けられている。こ
の場合、漏れ流体は、クロスレール2に設けられ
た別の通路(図示なし)から排出される。駆動ハ
ウジング8は、この場合、離隔した潤滑剤供給部
59を有する。この潤滑剤供給部59によつて、
歯車部品の潤滑に適当であり温度と循環量が自由
に選択できる潤滑剤が供給される。
図面は、本発明のローラの端部と、駆動ハウジ
ングとにおける縦断面図である。 1……中空ローラ、2……クロスレール、4…
…クロスレールの端部、5……軸受、6,7……
リングベアリング、8……駆動ハウジング、9…
…駆動装置、10……ローラ装置、11……ケー
シング部、12,13……カバープレート、14
……カラー、16……固定リング、17……駆動
ジヤーナル軸、20……外歯、21……内歯、2
2……中央歯車、23……固定リング、24……
ピニオン軸、25,26……軸受、27,28…
…ピニオン、29……外歯、30……環状歯車、
31……内歯、32……はす歯付かさ歯車、33
……カツプリングスリーブ、36……内歯、37
……フランジリング、39……延長部、40……
リング形外周部、41……パツキングリング、4
2……組立クランプ、43……座、44……横
穴、46……通路、50……クロスピン、52…
…支持リング、53……内周溝、54……パツキ
ングリング、55……内周溝、56……リング、
57……出口、58……リツプシール、59……
潤滑剤供給部、60……軸受。
ングとにおける縦断面図である。 1……中空ローラ、2……クロスレール、4…
…クロスレールの端部、5……軸受、6,7……
リングベアリング、8……駆動ハウジング、9…
…駆動装置、10……ローラ装置、11……ケー
シング部、12,13……カバープレート、14
……カラー、16……固定リング、17……駆動
ジヤーナル軸、20……外歯、21……内歯、2
2……中央歯車、23……固定リング、24……
ピニオン軸、25,26……軸受、27,28…
…ピニオン、29……外歯、30……環状歯車、
31……内歯、32……はす歯付かさ歯車、33
……カツプリングスリーブ、36……内歯、37
……フランジリング、39……延長部、40……
リング形外周部、41……パツキングリング、4
2……組立クランプ、43……座、44……横
穴、46……通路、50……クロスピン、52…
…支持リング、53……内周溝、54……パツキ
ングリング、55……内周溝、56……リング、
57……出口、58……リツプシール、59……
潤滑剤供給部、60……軸受。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 作動ローラ面を形成する回転中空ローラと、
該中空ローラに長手方向に嵌入する回転不能なク
ロスレールと、該中空ローラの端部に接触する駆
動ハウジング付中空ローラ用駆動装置を備え、 該クロスレールは、端部が該中空ローラから突
出して該クロスレールのたわみを許容する複数の
軸受を介して機台等に支持されると共に該軸方向
に不動に軸受の1つにより固定され、外周面が該
中空ローラの内周面と間隔を保ち、該中空ローラ
の該内周面に作用する支持装置によつて該外周面
が該中空ローラ内で該クロスレールの該内周面に
接触することなくたわむことが出来る構成とし、 該駆動ハウジング内に該クロスレールの該軸受
を設け、 該クロスレールの該端部の外部に該クロスレー
ルと整合し中央歯車を有する駆動ジヤーナル軸を
取付け、 両端部にピニオンを備えた平行な複数のピニオ
ン軸を該クロスレールの周りに配設し、該ピニオ
ンのそれぞれの一方のピニオンが該中央歯車に係
合し、他方のピニオンが該クロスレールを囲繞す
る環状歯車と係合し、該環状歯車がはす歯付カツ
プリングスリーブを介して、該中空ローラの該端
面に設けられたフランジリングと回転不能に結合
して成るローラ装置において、 フランジリング37を介して該駆動ハウジング
8と該クロスレール2との間に係脱が可能なよう
に該クロスレール2の該端部4を駆動側端部の軸
受5に軸方向に不動に固定する固定装置を外部か
ら着脱自在に該端部4及び該軸受5に設けて成る
事を特徴とする駆動装置付ローラ装置。 2 前記固定装置は、前記駆動ハウジング8に形
成した横通路46を通じて着脱自在であり前記駆
動側端部の軸受5に嵌入され前記クロスレール2
の前記端部4に係合するクロスピン50である事
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の駆動装
置付ローラ装置。 3 前記環状歯車は、これと係合する歯車によつ
て半径方向にその位置に保持されるが固定されな
い構成とし、前記中央歯車22もこれと係合する
歯車によつてのみ半径方向にその位置に保持され
るが固定されない構成にした事を特徴とする特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の駆動装置付ロ
ーラ装置。 4 前記中央歯車22は直歯内歯21を有し、前
記駆動ジヤーナル軸17は僅かの遊びを有し該内
歯21に係合している直歯外歯20を具備する事
を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の駆動装
置付ローラ装置。 5 輸送・組立の際、前記フランジリング37と
前記駆動ハウジング8を固定して前記カプリング
スリーブ33を固定する組立クランプを有する事
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の
いずれかの1に記載の駆動装置付ローラ装置。 6 前記駆動ハウジング8は、軸に対して垂直に
設けられ前記ピニオン軸24の軸受25,26を
受ける2つのカバープレート12,13を有する
ケーシング部11として形成される事を特徴とす
る特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかの
1に記載の駆動装置付ローラ装置。 7 前記カツプリングスリーブ33は前記クロス
レール2の前記端部4に接近して囲繞し、該クロ
スレール2の該端部4と同様に拡径している事を
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のい
ずれかの1に記載の駆動装置付ローラ装置。 8 前記中空ローラ1の端部と前記駆動ハウジン
グ8の間に浮動環状パツキング41を設けた事を
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のい
ずれかの1に記載の駆動装置付ローラ装置。 9 前記浮動環状パツキング41は、前記中空ロ
ーラ1に形成された延長部39を取囲み且つ該延
長部39に向かつて内側へ開放された内周溝53
を有する支持リング52を備え、該内周溝53
に、応力の下で該延長部39に接触し可撓性があ
つて該内周溝53の中で半径方向に移動可能なパ
ツキングリング54を装着した事を特徴とする特
許請求の範囲第8項記載の駆動装置付ローラ装
置。 10 前記内周溝53は2個より成り、別々に前
記支持リング52に形成され、これらの2個の内
周溝53の間に形成された別の内周溝55に前記
延長部39を囲繞し該延長部39を密閉する遊動
リング56が設けられ、該別の内周溝55は半径
方向外側に向けられた出口57を有する事を特徴
とする特許請求の範囲第9項記載の駆動装置付ロ
ーラ装置。 11 前記中空ローラ1の端部の、該中空ローラ
1と該クロスレール2との間の部分に、前記駆動
ハウジング8への圧油の漏れを防ぐパツキング5
8を設け、該駆動ハウジング8は離隔した潤滑剤
供給部59を有する事を特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第10項のいずれかの1に記載の駆
動装置付ローラ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3506182.0 | 1985-02-22 | ||
DE19853506182 DE3506182A1 (de) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | Walze mit antriebseinrichtung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192922A JPS61192922A (ja) | 1986-08-27 |
JPH0258490B2 true JPH0258490B2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=6263260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29091085A Granted JPS61192922A (ja) | 1985-02-22 | 1985-12-25 | 駆動装置付ロ−ラ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192922A (ja) |
DE (1) | DE3506182A1 (ja) |
GB (1) | GB2171490B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021182094A1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 三菱重工業株式会社 | 車両用空調装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4002387C1 (ja) * | 1990-01-27 | 1991-02-07 | Kleinewefers Gmbh, 4150 Krefeld, De | |
DE19537278C2 (de) * | 1995-10-06 | 2001-04-12 | Roland Man Druckmasch | Lagerhalterung für einen Druckzylinder |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH156836A (de) * | 1932-02-29 | 1932-08-31 | Krenmayr Franz | Antriebselement. |
DE1243965B (de) * | 1963-06-25 | 1967-07-06 | Kuesters Eduard Maschf | Walze fuer die Druckbehandlung von Warenbahnen, wie Papier- und Textilbahnen |
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