JPH0258408B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0258408B2 JPH0258408B2 JP29922985A JP29922985A JPH0258408B2 JP H0258408 B2 JPH0258408 B2 JP H0258408B2 JP 29922985 A JP29922985 A JP 29922985A JP 29922985 A JP29922985 A JP 29922985A JP H0258408 B2 JPH0258408 B2 JP H0258408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- block
- groove
- greening
- longitudinal side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 3
- 235000018167 Reynoutria japonica Nutrition 0.000 description 4
- 240000001341 Reynoutria japonica Species 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 235000003261 Artemisia vulgaris Nutrition 0.000 description 2
- 240000006891 Artemisia vulgaris Species 0.000 description 2
- 241000975357 Salangichthys microdon Species 0.000 description 2
- 241000718541 Tetragastris balsamifera Species 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010438 granite Substances 0.000 description 2
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 2
- 241001133760 Acoelorraphe Species 0.000 description 1
- 244000060011 Cocos nucifera Species 0.000 description 1
- 235000013162 Cocos nucifera Nutrition 0.000 description 1
- 241000209504 Poaceae Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この発明は、法面の緑化工法とそれに用いられ
る物に関するものである。
る物に関するものである。
(2) 従来の技術
従来は、法面に種子帯等をおき、人工土壌を吹
付けるか、または網体を併用する等の方法であ
る。
付けるか、または網体を併用する等の方法であ
る。
(3) 発明が解決しようとする問題点
しかしこのような従来の方法では、マサ土、シ
ラス土、砂質土、花こう岩の法面の緑化は極めて
困難である。本発明の目的は、このような法面を
確実に緑化する方法を得んとするものである。
ラス土、砂質土、花こう岩の法面の緑化は極めて
困難である。本発明の目的は、このような法面を
確実に緑化する方法を得んとするものである。
(4) 問題を解決するための手段
通根性を有する材料からなり長手底面1と長手
側面2とを有する長ブロツク体3の長手側面2
に、種子4を含有する種子帯5を装着して緑化ブ
ロツク6とする。通根性を有する材料としては、
たとえばポリウレタン系材料とする。種子4とし
ては、たとえば在来草、木本類の種子とすること
ができる。種子帯5は帯のようなものでも、また
紐のようなものでもよい。種子帯5の材料は通芽
性、通根性を有するものがよく、あるいはまた雨
水などにとけるようなものでもよい。種子帯5の
構造としては、たとえば二枚の紙テープの中には
さんではりつけてもよい。種子帯5を長手側面2
に装着するには、たとえば接着剤で接着してもよ
く、あるいは糸などで縫合してもよい。あるいは
紙テープと長手側面2との間に種子4を介在させ
てもよい。さらにはまた種子4を長手側面2に直
接接着剤で接着してやつてもよい。この場合には
種子帯5が極めて薄くなつた特別の状態である。
側面2とを有する長ブロツク体3の長手側面2
に、種子4を含有する種子帯5を装着して緑化ブ
ロツク6とする。通根性を有する材料としては、
たとえばポリウレタン系材料とする。種子4とし
ては、たとえば在来草、木本類の種子とすること
ができる。種子帯5は帯のようなものでも、また
紐のようなものでもよい。種子帯5の材料は通芽
性、通根性を有するものがよく、あるいはまた雨
水などにとけるようなものでもよい。種子帯5の
構造としては、たとえば二枚の紙テープの中には
さんではりつけてもよい。種子帯5を長手側面2
に装着するには、たとえば接着剤で接着してもよ
く、あるいは糸などで縫合してもよい。あるいは
紙テープと長手側面2との間に種子4を介在させ
てもよい。さらにはまた種子4を長手側面2に直
接接着剤で接着してやつてもよい。この場合には
種子帯5が極めて薄くなつた特別の状態である。
長手側面2それ自体に種子4を埋設することも
できるものであるが、この場合は種子帯5と長手
側面2とが一体になつた場合である。
できるものであるが、この場合は種子帯5と長手
側面2とが一体になつた場合である。
緑化ブロツク6は長手方向に沿つて柔軟性を有
する方がよいが、長手ブロツク体3の材料をポリ
ウレタン系とすることによつて柔軟性をもたせる
ことができる。
する方がよいが、長手ブロツク体3の材料をポリ
ウレタン系とすることによつて柔軟性をもたせる
ことができる。
長手底面1の幅は、一例として3〜5cmであ
り、長手側面2の幅つまり種子帯5の幅は1〜2
cmである。長ブロツク体3の長さは、一例として
1〜2mである。
り、長手側面2の幅つまり種子帯5の幅は1〜2
cmである。長ブロツク体3の長さは、一例として
1〜2mである。
法面7に適当数の溝8をほぼ平行に穿設して溝
法面とする。溝8の寸法は、一例として幅1〜2
cm、深さ7〜10cmとし、溝8と溝8との間隔は、
一例として0.5〜1.0mとする。溝8の方向は、ほ
ぼ水平に近い方がよい。
法面とする。溝8の寸法は、一例として幅1〜2
cm、深さ7〜10cmとし、溝8と溝8との間隔は、
一例として0.5〜1.0mとする。溝8の方向は、ほ
ぼ水平に近い方がよい。
溝法面を網体9で被覆する。網体9としては、
たとえば合成樹脂網、ラス金網、キツ甲金網等を
用いることができる。網体9の上から、緑化ブロ
ツク6をその長手底面1を溝8の下肩部10に沿
わせその種子帯5を溝8の開口部11に沿わせ
て、アンカー体12により法面7に固定してブロ
ツク法面とする。
たとえば合成樹脂網、ラス金網、キツ甲金網等を
用いることができる。網体9の上から、緑化ブロ
ツク6をその長手底面1を溝8の下肩部10に沿
わせその種子帯5を溝8の開口部11に沿わせ
て、アンカー体12により法面7に固定してブロ
ツク法面とする。
場合によつては、溝法面を網体9で被覆するこ
とを省いてもよい。
とを省いてもよい。
ブロツク法面に人工土壌13を吹付けて工法を
完了するものである。人工土壌13を形成するに
は、たとえば植物を生長させるのに必要な無機
物、有機物を水で混合し、吹付機によつてブロツ
ク法面に吹付けるものである。
完了するものである。人工土壌13を形成するに
は、たとえば植物を生長させるのに必要な無機
物、有機物を水で混合し、吹付機によつてブロツ
ク法面に吹付けるものである。
種子帯5には、種子4の外に肥料等の如き種子
4の生長に有効な素材を含有させることができ
る。種子4としては、たとえばヨモギ、カヤ、イ
タドリ、ヤシヤブシ等の種子とすることができ
る。
4の生長に有効な素材を含有させることができ
る。種子4としては、たとえばヨモギ、カヤ、イ
タドリ、ヤシヤブシ等の種子とすることができ
る。
(5) 作用
種子4は雨水等の影響を受け発芽し、生長して
いく。このとき根の一部は通根性を有する長ブロ
ツク体3の中に生長していき、一部は溝8の中の
人工土壌13の中に生長していき、一部は法面7
の人工土壌13の中に生長していく。
いく。このとき根の一部は通根性を有する長ブロ
ツク体3の中に生長していき、一部は溝8の中の
人工土壌13の中に生長していき、一部は法面7
の人工土壌13の中に生長していく。
(6) 発明の効果
緑化ブロツク6は柔軟性を有するので法面によ
くなじみ、作用を確実にする。種子帯5は溝8の
開口部に沿つているので、根は溝8の中の人工土
壌13の中に確実に生長していく。緑化ブロツク
6は通根性を有するので、根はよく緑化ブロツク
6を通つて伸長する。人工土壌13は緑化ブロツ
ク6により段々状に支えられ、特に網体9を用い
た場合には法面7が平滑であつてもよく保持され
る。網体9は緑化ブロツク6とアンカー体12に
より法面7に確実に張設される。緑化ブロツク6
はその長手底面1が溝8の下肩部10に沿つてい
るので、根は長ブロツク体3を通つて伸長しやす
い。根は長ブロツク体3、溝8、人工土壌13の
中に強固に生長し、成育した植物、たとえばヨモ
ギ、カヤ、イタドリ、ヤシヤブシなどはよく繁茂
し、法面全体を緑化する。
くなじみ、作用を確実にする。種子帯5は溝8の
開口部に沿つているので、根は溝8の中の人工土
壌13の中に確実に生長していく。緑化ブロツク
6は通根性を有するので、根はよく緑化ブロツク
6を通つて伸長する。人工土壌13は緑化ブロツ
ク6により段々状に支えられ、特に網体9を用い
た場合には法面7が平滑であつてもよく保持され
る。網体9は緑化ブロツク6とアンカー体12に
より法面7に確実に張設される。緑化ブロツク6
はその長手底面1が溝8の下肩部10に沿つてい
るので、根は長ブロツク体3を通つて伸長しやす
い。根は長ブロツク体3、溝8、人工土壌13の
中に強固に生長し、成育した植物、たとえばヨモ
ギ、カヤ、イタドリ、ヤシヤブシなどはよく繁茂
し、法面全体を緑化する。
以上のようにして本発明は、従来困難であつた
マサ土、シラス土、砂質土、花こう岩の如き硬質
土の法面の緑化を確実に行なうことのできる効果
を有する。
マサ土、シラス土、砂質土、花こう岩の如き硬質
土の法面の緑化を確実に行なうことのできる効果
を有する。
第1図は緑化ブロツクの平面図、第2図は緑化
ブロツクの断面図、第3図は本発明の工法によつ
て緑化された法面の断面図、第4図はその断面図
の一部の拡大図である。 図において、1……長手底面、2……長手側
面、3……長ブロツク体、4……種子、5……種
子帯、6……緑化ブロツク、7……法面、8……
溝、9……網体、10……下肩部、11……開口
部、12……アンカー体、13……人工土壌。
ブロツクの断面図、第3図は本発明の工法によつ
て緑化された法面の断面図、第4図はその断面図
の一部の拡大図である。 図において、1……長手底面、2……長手側
面、3……長ブロツク体、4……種子、5……種
子帯、6……緑化ブロツク、7……法面、8……
溝、9……網体、10……下肩部、11……開口
部、12……アンカー体、13……人工土壌。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 通根性の材料からなり長手底面と長手側面と
を有する長ブロツク体の長手側面に種子を含有す
る帯状、紐状の種子帯を装着して緑化ブロツクと
し、法面に適当数の溝をほぼ平行に穿設して溝法
面とし、緑化ブロツクをその底面を溝の下肩部に
沿わせその種子帯を溝の開口部に沿わせアンカー
体により法面に固定してブロツク法面とし、ブロ
ツク法面に人工土壌を吹付けることを特徴とする
法面緑化工法。 2 通根性の材料からなり長手底面と長手側面と
を有する長ブロツク体の長手側面に種子を含有す
る帯状、紐状の種子帯を装着して緑化ブロツクと
し、法面に適当数の溝をほぼ平行に穿設して溝法
面とし、溝法面を網体で被覆し、網体の上から緑
化ブロツクをその底面を溝の下肩部に沿わせその
種子帯を溝の開口部に沿わせてアンカー体により
法面に固定してブロツク法面とし、ブロツク法面
に人工土壌を吹付けることを特徴とする法面緑化
工法。 3 通根性の材料からなり長手底面と長手側面と
を有する長ブロツク体の長手側面に種子を含有す
る帯紐状の種子帯が装着されてなることを特徴と
する緑化ブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29922985A JPS62156427A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 法面緑化工法と緑化ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29922985A JPS62156427A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 法面緑化工法と緑化ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156427A JPS62156427A (ja) | 1987-07-11 |
JPH0258408B2 true JPH0258408B2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=17869812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29922985A Granted JPS62156427A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 法面緑化工法と緑化ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62156427A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030045558A (ko) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | 삼성에버랜드 주식회사 | 정수식물의 근경을 이용한 하천녹화공법 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29922985A patent/JPS62156427A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62156427A (ja) | 1987-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5974735A (en) | Sodding element and method of producing sodding | |
JPH1132568A (ja) | 乾燥地・沙漠地における緑化方法 | |
US3057116A (en) | Method of planting trees | |
JP2789460B2 (ja) | 植生袋体とそれを使用する法面の植栽工法 | |
JPH0258408B2 (ja) | ||
JP2001218523A (ja) | 苗 木 | |
CA2062501A1 (en) | Method of and device for establishing a vegetable cover on at least partially denuded land | |
SU1496702A1 (ru) | Способ выращивани лимонника китайского | |
JPH0526117Y2 (ja) | ||
JP3734869B2 (ja) | 緑化工法 | |
JP2717368B2 (ja) | 法面植栽工法 | |
JPH10140573A (ja) | 傾斜面の苗木植栽方法及びそれに使用される斜面植栽用ポット | |
JPH09107820A (ja) | 法面への植樹方法 | |
JP3009808U (ja) | 深山キリシマの栽培装置 | |
SU1658837A1 (ru) | Способ освоени склонов под насаждени | |
KR100653928B1 (ko) | 법면 녹화용 식생 백 및 이를 이용한 녹화 공법 | |
JPS6030722A (ja) | 法面緑化植生法 | |
JPH0834691A (ja) | 肥料供給筒 | |
TW199198B (en) | Method of clothing mudstone with greenery | |
JP2003027507A (ja) | 擁壁緑化用の蔦植付け体 | |
KR0135756Y1 (ko) | 잔디씨를 내장한 법면보호용 매트 | |
JPH07109736A (ja) | 植生基盤及びそれを用いる環境緑化工法 | |
JPS62296816A (ja) | 傾斜面に芝生を造成する方法 | |
KR20000044966A (ko) | 도로나 둑의 경사면을 보호하는 거적 | |
JPH04183328A (ja) | 移植用育苗ポット |