JPH025768A - コンクリートポンプにおける駆動制御装置 - Google Patents

コンクリートポンプにおける駆動制御装置

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JPH025768A
JPH025768A JP15571488A JP15571488A JPH025768A JP H025768 A JPH025768 A JP H025768A JP 15571488 A JP15571488 A JP 15571488A JP 15571488 A JP15571488 A JP 15571488A JP H025768 A JPH025768 A JP H025768A
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valve
oil passage
logic
hydraulic cylinder
valves
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Hitoshi Warashina
藁科 仁
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、一対のポンプ駆動用の油圧シリンダの作動に
よって、一対のポンプシリンダ内のポンプピストンを交
互に往復駆動し、ホッパー内のコンクリートを連続的に
圧送するコンクリートポンプの駆動制御装置に関する。
(2)従来の技術 第4図は、従来のコンクリートポンプの構造を示す概略
図である。
同図に示すように、一対のポンプ駆動用の油圧シリンダ
O1a、O1bにはセンタボックス02を介して一対の
ポンプシリンダ03a、03bが接続されており、各油
圧シリンダO1a、O1bの油圧ピストン04a、04
bと対応するポンプシリンダ03a、03bのポンプピ
ストン05a。
05bは、それぞれ連結ロッド06a、06bによって
一体に連結されている。このポンプシリンダ03a、0
3bのセンタボックス02の反対側の端部には、バルブ
シリンダ07a、07bによって前記油圧シリンダO1
a、O1bと連動して往復駆動されるバルブ08が装着
されており、このバルブ08によってポンプシリンダ0
3a、03bの各端部は図示せぬホッパーと吐出管09
に交互に連通ずるようになっている。
各油圧シリンダO1a、O1bは油圧ピストン04a、
04bによって先部室010a、011aと基部室01
0b、0Llbに分離されており、これ等の先部室01
0a、01laと基部室0101)  0Ilbにはそ
れぞれボートが設けられている。そして、油圧ポンプP
とタンクTに3位置切換弁012を介して連通ずる2本
の高圧油路と低圧油路013a、013bを、前記4個
のポートに適宜連通することによって、各油圧シリンダ
01a、O1bに所望のモードの運動をさせるようにな
っている。
即ち、多量のコンクリートを低圧で供給する低圧大容量
モードにおいては、各油圧シリンダO1a、O1bの基
部室010b、01lbのボートを互いに連通ずるとと
もに、先部室010a、011aのポートをそれぞれ油
路013a、013bに接続している。この状態におい
て、3位置切換弁012を左右位置に切換えると、油圧
ピストン04a、04bの受圧面積の小さい側である画
先部室010a、01laに交互に圧油が供給され、多
量のコンクリートを低圧で供給することができる。
また、少量のコンクリートを高圧で供給する高圧小容量
モードにおいては、各油圧シリンダ01a、O1bの先
部室010a、01laのボートを互いに連通ずるとと
もに、基部室010b、011bのボートをそれぞれ油
路013a、013bに接続している。この状態におい
て、3位置切換弁012を左右位置に切換えると、油圧
ピストン04a、04bの受圧面積の大きい側である両
基部室010b、01lbに交互に圧油が供給され、少
量のコンクリートを高圧で供給することができる。
ところで、この種のコンクリートポンプにおいては、摩
耗したポンプシリンダ03a、03bを取り外して交換
するために油圧シリンダO1a。
01bによって該ポンプシリンダ03a、03bをバル
ブ08側から外部に押出したり、ポンプピストンQ5a
、05bのバッキングを交換するために油圧シリンダ0
1a、01bによって該ポンプピストン05a、05b
をセンタボックス02内に引出す作業を行う場合がある
。このような場合には、作業を効率的に行うために一対
の油圧シリンダO1a、O1bを同時に同方向に駆動す
る必要がある。
従って、メンテナンス作業に際して行われる上述のよう
な押出しモードと引出しモードにおいては、各油圧シリ
ンダ01a、01bの先部室010a、01laどうし
、および基部室010 b。
011bどうしが各油路013a、013bに接続され
ることになる。この状態において、3位置切換弁012
を左右に切換えると一対の油圧シリンダO1a、O1b
が同時に同方向に伸縮駆動される。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のコンクリートポンプにおいては、
前記4種のモードの切換えを行うために油圧シリンダO
1a、O1bの4個のボートと2本の油路013a、0
13bを結ぶ配管をその都度変更する必要があり、この
作業に多大の労力と時間を費やしていた。
本発明は、前述の事情に迄みてなされたもので、配管の
組替えを行うことなしに、低圧大容量モード、高圧小容
量モード、引出しモード、および押出しモードの切換え
を容易に行うことが可能なコンクリートポンプにおける
駆動制御装置を提供することを技術的課題とする。
B9発明の構成 (1)  課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明は、1本の吐出管に
バルブを介して接続される一対のポンプシリンダ内のピ
ストンを、それぞれ対応する一対の油圧シリンダで往復
駆動するコンクリートポンプにおいて;油圧ポンプおよ
びタンクに接続する2本の油路の一方を、第1.第2の
ロジックバルブを介して第1の油圧シリンダの先部室と
基部室に連通するとともに、前記油路の他方を、第3゜
第4のロジックバルブを介して第2の油圧シリンダの先
部室と基部室に連通し、更に前記第1.第2の油圧シリ
ンダの先部室どうしと基部室どうしを第5.第6のロジ
ックバルブを介して接続し、これ等第1〜第6のロジッ
クバルブを2個の3位置切換弁によって開閉するごとに
よって、前記第1、第2の油圧シリンダの先部室と基部
室および2本の油路を選択的に連通・遮断することを第
1の特徴とする。
また、本発明は、上記第1の特徴に加えて、対の油圧シ
リンダの先部室を覆うロッドカバー内に第5のロジック
バルブを装着するとともに、該ロッドカバーの上部に配
置されたメインブロック内に第1〜第4のロジックバル
ブと2個の3位置切換弁を装着し、更に、前記一対の油
圧シリンダの基部室を覆うヘッドカバー内に第6のロジ
ックバルブを装着したことを第2の特徴とする。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明の第1の特徴によれば、一対
の3位置切換弁の切換えによって、第1〜第4のロジッ
クバルブを介して両油圧シリンダの先部室を各油路に連
通し、第5.第6のロジックパルプを介して両油圧シリ
ンダの基部室どうしを連通ずることにより、低圧大容量
モートによるコンクリートの供給が行われる。また、一
対の3位置切換弁の切換えによって、第1〜第4のロジ
ックパルプを介して両油圧シリンダの基部室を各油路に
連通し、第5.第6のロジックパルプを介して両油圧シ
リンダの先部室どうしを連通ずることにより、高圧小容
量モードによるコンクリートの供給が行われる。更に、
一対の3位置切換弁の切換えによって、第5.第6のロ
ジックパルプを介して両油圧シリンダの先部室どうしと
基部室どうしを連通し、第1〜第4のロジックパルプを
介して前記両油圧シリンダの先部室を一方の油路に、両
油圧シリンダの基部室を他方の油路に連通ずることによ
り、引出しモードと押出しモードが実行される。
また、本発明の第2の特徴によれば、上記の作用に加え
て、4種のモードの切換えのためのロジックパルプと3
位置切換弁が合理的な位置関係に配置され、コンクリー
トポンプ全体をコンパクトに形成することができる。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明によるコンクリートポンプ
における駆動制御装置の一実施例について説明する。
第1図はコンクリートポンプ制御用の油圧回路を示すも
ので、油圧ポンプPの吐出側に連なる高圧油路1aとタ
ンクTに還流する低圧油路1b間には、コンクリートポ
ンプのポンプピストン駆動用の一対の油圧シリンダ2a
、2bに選択的に圧油を供給する4個の油圧シリンダ用
ロジンク弁3a、3b、3c、3dと、コンクリートポ
ンプのバルブ駆動用の一対のバルブシリンダ4a、4b
に選択的に圧油を供給する4個のバルブ用ロジック弁5
a、5b、5c、5dが配設されている。
前記油圧シリンダ用ロジック弁3a、3bおよび3c、
3dからは一対の油圧シリンダ用油路6a、6bが延び
ており、一方の油圧シリンダ用油路6aは2個の油路切
換用ロジックバルブ7a。
7bを介して2本の油路8a、8bに分岐し、核油路8
a、8bはそれぞれ油圧シリンダ2aの先部室9aと基
部室9bに接続している。また、他方の油圧シリンダ用
油路6bは2個の油路切換用ロジックバルブ7c、7d
を介して2本の油路8c、8dに分岐し、該油路8c、
8dはそれぞれ油圧シリンダ2bの基部室fobと先部
室10aに接続している。更に、油圧シリンダ2a、2
bの先部室9a、loaどうしは第5の油路切換用ロジ
ックバルブ7eを介して接続されるとともに、油圧シリ
ンダ2a、2bの基部室9b、10bどうしは第6の油
路切換用ロジックバルブ7fを介して接続されている。
そして、高圧油路1aと低圧油路1bに接続するパイロ
ット油路11a、llbは、3位置切換弁である第1主
ソレノイド弁12aと、パイロット油路13a、13b
を介してバルブシリンダ4a、4bに接続する2位置切
換弁であるパイロット切換弁14aを介して前記油圧シ
リンダ用ロジンク弁3a、3b、3c、3dに接続され
ている。
従って、前記第1主ソレノイド弁12aとパイロット切
換弁14aを切換えることにより、4個の油圧シリンダ
用ロジンク弁3a〜3dを介して油圧シリンダ用油路6
a、6bを高圧油路1aと低圧油路1bに選択的に接続
することができる。
また、高圧油路1aと低圧油路1bに接続するパイロッ
ト油路15a、15bは、第1サブソレノイド弁16a
と第2サブソレノイド弁16bを介して6個の油路切換
用ロジックバルブ7a〜7fに接続されており、この2
個のサブソレノイド弁16a、16bを切換えることに
よって、高圧油路1aと低圧油路1bを一対の油圧シリ
ンダ2a、2bの先部室9a、loaと基部室9b、1
0bに選択的に接続し、前記4種のモードの切換えを行
うようになっている。
一方、前記バルブ用ロジック弁5a、5bはバルブ用油
路17aを介してバルブシリンダ4aに接続されており
、バルブ用ロジック弁5c、5dはバルブ用油路17b
を介してバルブシリンダ4bに接続されている。
そして、高圧油路1aと低圧油路1bに接続するパイロ
ット油路18a、18bは、3位置切換弁である第2主
ソレノイド弁12bと、パイロット油路19a、19b
を介して油圧シリンダ2a。
2bの先部室9a、10aに接続する2位置切換弁であ
るパイロット切換弁14bを介して前記バルブ用ロジッ
ク弁5a、5b、5c、5dに接続されている。従って
、前記第2主ソレノイド弁12bとパイロット切換弁1
4bを切換えることにより、4個のバルブ用ロジック弁
5a〜5dを介して高圧油路1aと低圧油路1bをバル
ブシリンダ4aとバルブシリンダ4bに選択的に接続す
ることができる。
さらに、高圧油路1aと低圧油路1b間にはリリーフ弁
20が設けられており、高圧油路1aに生じた過剰圧を
低圧油路1bにリリーフするようになっている。
第2a、2b図は、コンクリートポンプにおけるモード
切換えのための答弁の装着位置を示すものである。
同図から明らかなように、油圧シリンダ2a。
2bの基部室9b、10b側を覆うヘッドカバー21の
内部には第6の油路切換用ロジックバルブ7fが装着さ
れるとともに、油圧シリンダ2a。
2bの先部室9a、10a側を覆うロッドカバー22の
内部には第5の油路切換用ロジックバルブ7eが装着さ
れている。そして、このロッドカバー22の上部に設け
られたメインブロック23の内部には、他の第1〜4の
油路切換用ロジックバルブ7a、7b、7c、7dと、
これ等6個の油路切換用ロジックバルブ7a〜7dを制
御するための第1 第2サブソレノイド弁16a、16
bが装着されている。
第3図は、第1.第2主ソレノイド弁12a。
12bと第1.第2サブソレノイド弁16a、16bを
制御するためのリレー回路を示すものである。
同図から明らかなように、電源ライン24aにはコンク
リートポンプの吐出方向を切換えるための正逆転切換ス
イッチ25の共通接点Aが接続されており、この正逆転
切換スイッチ25の接点B。
Cと電源ライン24b間には、それぞれリレーコイルR
,,R,が介装されている。また、電源ライン24a、
24b間には、並列に接続した第1主ソレノイド弁12
aのコイルS、と第2主ソレノイド弁12bのコイルS
2が、前記リレーコイルR1のリレー接点「1と直列に
介装されるとともに、並列に接続した第1主ソレノイド
弁12aのコイルS3と第2主ソレノイド弁12bのコ
イルS4が、前記リレーコイルR2のリレー接点r2と
直列に介装されている。
更に、電源ライン24aにはコンクリートポンプの低圧
大容量モードと高圧小容量モードを切換えるためのモー
ド切換スイッチ26の共通接点りが接続されており、こ
のモード切換スイッチ26の接点E、Fと電源ライン2
4b間には、それぞれ並列に接続した第1サブソレノイ
ド弁16aのコイルSaと第2サブソレノイド弁16b
のコイルSb1および並列に接続した第1サブソレノイ
ド弁16aのコイルScと第2サブソレノイド弁16b
のコイルSdが介装されている。
次に、前述の構成を備えた本発明によるコンクリートポ
ンプにおける駆動制御装置の一実施例の作用について説
明する。
コンクリートポンプの通常の使用状態、即ちコンクリー
トをホッパーから低圧大容量モードで供給する場合には
、第3図において、正逆転切換スイッチ25の共通端子
Aは端子Bに接続されており、リレーコイルR2が励磁
してリレー接点r。
が閉じることによってコイルS、、S、が励磁された状
態にある。また、モード切換スイッチ26の共通端子り
は端子Eに接続されており、コイルSa、Sbが励磁さ
れた状態にある。従って、第1図において、第1主ソレ
ノイド弁12aおよび第2主ソレノイド弁12bは共に
左位置に切換わるとともに、第1サブソレノイド弁16
aおよび第2サブソレノイド弁16bも共に左位置に切
換わっている。
パイロット切換弁14a、14bが共に左位置にある状
態において、高圧油路1aの圧力はパイロット油路11
a、第1主ソレノイド弁12a、パイロット切換弁14
aを介して油圧シリンダ用ロジック弁3a、3cを閉鎖
し、同時に油圧シリンダ用ロジック弁3b、3dは低圧
油路1bに開放する。従って、油圧シリンダ用ロジック
弁3dを介して高圧油路1aに連通ずる油圧シリンダ用
油路6bは高圧側となり、油圧シリンダ用ロジック弁3
bを介して低圧油路1bに連通ずる油圧シリンダ用油路
6aは低圧側となる。このとき、第1サブソレノイド弁
16a及び第2サブソレノイド弁16bは共に左位置に
あるので、3個の油路切換用ロジックバルブ7b、7c
、7eがパイロット油路15aを介して高圧油路1aに
連通して閉鎖し、他の3個の油路切換用ロジックバルブ
7a、7d、7fがパイロット油路15bを介して低圧
油路1bに連通ずるとともに、両油圧シリンダ2a、2
bの基部室9b、10bが互いに連通される。
従って、油圧ポンプPから油圧シリンダ用ロジック弁3
dを介して高圧側の油圧シリンダ用油路6bに供給され
た圧油は、油路切換用ロジックバルブ7dを介して受圧
面積の小さい油圧シリンダ2bの先部室10aに供給さ
れ、油圧シリンダ2bを高速で収縮させる。同時に、油
圧シリンダ2bの基部室lObから押出された圧油は油
路切換用ロジックバルブ7fを介して油圧シリンダ2a
の基部室9bに供給され、油圧シリンダ2aを伸長させ
る。また、油圧シリンダ2aの先部室9aから押出され
た圧油は、油路切換用ロジックバルブ7aを介して低圧
側の油圧シリンダ用油路6aに還流する。
この様にして、油圧シリンダ2a、2bの一方向へのス
トロークが完了すると、油圧シリンダ2bの先部室10
aに接続するパイロット油路19bの圧力が上昇し、パ
イロット切換弁14bを右位置に切換える。すると、高
圧油路1aの圧力がパイロット油路18a、左位置にあ
る第2ソレノイド弁12b、右位置にあるパイロット切
換弁14bを介して2個のバルブ用ロジック弁53.5
Cを閉鎖し、他の2個のバルブ用ロジック弁5b。
5dを低圧油路1bに連通ずる。すると高圧油路1aか
らの圧油はバルブ用ロジック弁5d、バルブ用油路17
bを介してバルブシリンダ4bに供給されて該バルブシ
リンダ4bを伸長させるとともに、収縮するバルブシリ
ンダ4aから押出された圧油はバルブ用油路17a、バ
ルブ用ロジック弁5bを介して低圧油路2bに還流する
この様にして、バルブシリンダ4a、4bが切換わると
バルブシリンダ4bに接続するパイロット油路13bの
圧力が上昇し、パイロット切換弁14aを右位置に切換
える。すると、今度は油圧シリンダ用油路6aが高圧側
となり、油圧シリンダ用油路6bが低圧側となるので、
前述の逆方向に圧油が流れ、油圧シリンダ2aが収縮し
、油圧シリンダ2bが伸長する逆方向のストロークが行
われる。そして、このストロークの完了によって油圧シ
リンダ2aの先部室9aに接続するパイロット油路19
aが高圧となり、パイロット切換弁14bを最初の左位
置に切換え、バルブシリンダ4a、4bを逆方向に駆動
する。
上述のようにして、バルブシリンダ4a、4bを切換え
ながら油圧シリンダ2a、2bがそれぞれ1往復して1
サイクルの駆動が終了し、このサイクルを連続して行う
ことにより低圧大容量モードによるコンクリートの圧送
が行われる。
次に、コンクリートを高圧で供給する必要がある場合に
用いられる高圧小容量モードを行うには、第3図におい
て、正逆転切換スイッチ25の共通端子を先程と同じ端
子Bに接続して第1主ソレノイド弁12aと第2主ソレ
ノイド弁12bを共に左位置に保ったまま、モード切換
スインチ26の共通端子りを先程と逆の端子Fに接続し
、コイルSc、Sdを励磁する、すると、第1サブソレ
ノイド弁16aおよび第2サブソレノイド弁16bは共
に右位置に切換わり、3個の油路切換用ロジックバルブ
7a、7d、11がパイロット油路15aを介して高圧
油路1aに連通して閉鎖し、他の3個の油路切換用ロジ
ックバルブ7b、7c。
7eがパイロット油路15bを介して低圧油路1bに連
通ずるとともに、両油圧シリンダ2a52bの先部室9
a、10aが互いに連通される。従って、油圧ポンプP
から油圧シリンダ用ロジック弁3dを介して高圧側の油
圧シリンダ用油路6bに供給された圧油は、油路切換用
ロジックバルブ7cを介して受圧面積の大きい油圧シリ
ンダ2bの基部室10bに供給され、油圧シリンダ2b
を低速で伸長させる。同時に、油圧シリンダ2bの先部
室10aから押出された圧油は油路切換用ロジックバル
ブ7eを介して油圧シリンダ2aの先部室9bに供給さ
れ、油圧シリンダ2aを収縮させる。また、油圧シリン
ダ2aの基部室9bから押出された圧油は、油路切換用
ロジックバルブ7bを介して低圧側の油圧シリンダ用油
路6aに還流する。
この油圧シリンダ2a、2bの一方向へのストロークが
完了すると、前述と同様にパイロ7ト切換弁14bが右
位置に切換わってバルブシリンダ4a、4bが駆動され
、続いてパイロット切換弁14aが右位置に切換ねって
油圧シリンダ2a2bが逆方向のストロークを行う。そ
して、この油圧シリンダ2a、2bの逆方向のストロー
クが完了するとパイロット切換弁14bが左位置に切換
わってバルブシリンダ4a、4bが逆方向に駆動され、
1サイクルの駆動が終了する。
なお、上記低圧大容量モードおよび高圧小容量モードに
おいて、正逆転スイッチ25の共通接点Aを接点C側に
切換えると、リレーコイルR2が励磁してリレー接点r
2が閉じることによってコイルS3.S、が励磁し、第
1主ソレノイド弁12aおよび第2主ソレノイド弁12
bは共に右位置に切換わり、高圧油路1aと低圧油路1
bの位置関係を反転させることができる。従って、この
状態でコンクリートポンプを駆動すると、吐出管内のコ
ンクリートをホッパー側へ逆流させることができる。
次に、油圧シリンダを同時に収縮させる引出しモードを
行うには、第3図において、正逆転切換スイッチ25の
共通端子を先程と同じ端子Bに接続して第1主ソレノイ
ド弁12aと第2主ソレノイド弁12bを共に左位置に
保ったまま、モード切換スイッチ26の共通端子りを両
端子E、Fから切り離し、すべてのコイルSa、Sb、
Sc。
Sdを消磁する。すると、第1サブソレノイド弁16a
および第2サブソレノイド弁16bは共に中央位置に切
換わり、2個の油路切換用ロジックバルブ7a、7cが
パイロット油路15aを介して高圧油路1aに連通して
閉鎖し、他の4個の油路切換用ロジックバルブ7b、7
d、7e、7fはパイロット油路15bを介して低圧油
路1bに連通される。すると、油圧ポンプPから油圧シ
リンダ用ロジック弁3dを介して高圧側の油圧シリンダ
用油路6bに供給された圧油は、油路切換用ロジックバ
ルブ7d、7eを介して油圧シリンダ2bの先部室10
aと油圧シリンダ2aの先部室9aに供給され、同時に
、油圧シリンダ2bの基部室10bと油圧シリンダ2a
の基部室9bから押出された圧油は油路切換用ロジック
バルブ7f。
7bを介して低圧側の油圧シリンダ用油路6aに還流す
る。従って両油圧シリンダ2a、2bは同時に収縮を行
うことになる。
次に、油圧シリンダを同時に伸長させる押出しモードを
行うには、第3図において、正逆転切換スイッチ25の
共通端子を先程と逆の端子Cに接続して第1主ソレノイ
ド弁12aと第2主ソレノイド弁12bを共に右位置に
切換え、モード切換スイッチ26の共通端子りは先程と
同じく両端子E、Fから切り離してすべてのコイルSa
、Sb。
Sc、Sdを消磁しておく。すると、6個の油路切換用
ロジックバルブ7a〜7rは前述の引出しモードと同じ
まま、油圧シリンダ用油路6a、6bの位置関係が反転
し、油圧シリンダ用油路6aが高圧側となり、油圧シリ
ンダ用油路6bが低圧側となる。従って、高圧側の油圧
シリンダ用油路6aからの圧油は油路切換用ロジックバ
ルブ7b7fを介して油圧シリンダ2bの基部室10b
と油圧シリンダ2aの基部室9bに供給され、同時に、
油圧シリンダ2bの先部室10aと油圧シリンダ2aの
先部室9aから押出された圧油は油路切換用ロジックバ
ルブ7e、7dを介して低圧側の油圧シリンダ用油路6
bに還流し、両油圧シリンダ2a、2bは同時に伸長す
ることになる。
以上、本発明によるコンクリートポンプにおける駆動制
御装置の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された
本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を行うこ
とが可能である。
例えば、油圧シリンダ用油路6a、6bの位置関係を切
換える4個の油圧シリンダ用ロジンク弁3a〜3d、お
よびバルブシリンダ4a、4bの駆動方向を切換える4
個のパルプ用ロジック弁5a〜5dは、それぞれ3位置
切換弁で置き換えることが可能である。
また、油圧シリンダ2a、2bとバルブシリンダ4a、
4bをシーケンス制御するためのパイロット油路13a
、13b、17a、17bとパイロッド切換弁14a、
14bを、リミントスイッチを介して切換えられるソレ
ノイド弁で置き換える二七が可能である。
C1発明の効果 前述の本発明のコンクリートポンプにおける駆動制御装
置の第1の特徴によれば、油圧ポンプとタンクに接続す
る高圧油路と低圧油路、および−対の油圧シリンダの基
部室および先部室間に6個のロジックバルブを介装し、
このロジックバルブを2個の3位置切換弁で制御してい
るので、低圧大容量モード、高圧小容量モード、引出し
モード、および押出しモードの切換えを配管の変更をせ
ずに自動的に行うことが可能となる。
また、本発明の第2の特徴によれば、上記ロジックバル
ブと3位置切換弁をコンクリートポンプのヘッドカバー
、ロッドカバー、およびメインブロック内に装着したの
で、装置全体をコンパクトに形成することが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンクリートポンプにおける駆動
制御装置の一実施例の油圧回路図、第2a、2b図はモ
ード切換えのための答弁の装着位置を示す図、第3図は
ソレノイド弁の制御のためのリレー回路図、第4図は従
来のコンクリートポンプにおけるモード切換えの説明図
である。 2a、2b・・・油圧シリンダ、6a、6b・・・油圧
シリンダ用油路(油路)、7a〜7f・・・油路切換用
ロジンクバルフcロジックバルブ)、9a  10 a
−先部室、9b、lOb・・・基部室、16a。 16b・・・第1.第2サブソレノイド弁(3位置切t
A弁) 、21・・・ヘッドカバー、22・・・ロッド
カバ、23・・・メインブロック、P・・・油圧ポンプ
、Tタンク 第2a図 第2b図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]1本の吐出管にバルブを介して接続される一対の
    ポンプシリンダ内のピストンを、それぞれ対応する一対
    の油圧シリンダで往復駆動するコンクリートポンプにお
    いて; 油圧ポンプ(P)およびタンク(T)に接続する2本の
    油路(6a、6b)の一方を、第1、第2のロジックバ
    ルブ(7a、7b)を介して第1の油圧シリンダ(2a
    )の先部室(9a)と基部室(9b)に連通するととも
    に、前記油路(6a、6b)の他方を、第3、第4のロ
    ジックバルブ(7c、7d)を介して第2の油圧シリン
    ダ(2b)の先部室(10a)と基部室(10b)に連
    通し、更に前記第1、第2の油圧シリンダ(2a、2b
    )の先部室(9a、10a)どうしと基部室(9b、1
    0b)どうしを第5、第6のロジックバルブ(7e、7
    f)を介して接続し、これ等第1〜第6のロジックバル
    ブ(7a〜7f)を2個の3位置切換弁(16a、16
    b)によって開閉することによって、前記第1、第2の
    油圧シリンダ(2a、2b)の先部室(9a、10a)
    と基部室(9b、10b)および2本の油路(6a、6
    b)を選択的に連通・遮断することを特徴とする、コン
    クリートポンプにおける駆動制御装置。 [2]一対の油圧シリンダ(2a、2b)の先部室(9
    a、10a)を覆うロッドカバー(22)内に第5のロ
    ジックバルブ(7e)を装着するとともに、該ロッドカ
    バー(22)の上部に配置されたメインブロック(23
    )内に第1〜第4のロジックバルブ(7a〜7d)と2
    個の3位置切換弁(16a、16b)を装着し、更に、
    前記一対の油圧シリンダ(2a、2b)の基部室(9b
    、10b)を覆うヘッドカバー(21)内に第6のロジ
    ックバルブ(7f)を装着したことを特徴とする、第[
    1]項記載のコンクリートポンプにおける駆動制御装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100606202B1 (ko) * 2005-01-12 2006-07-31 주식회사 디앤에스 펌프카의 콘크리트 압송변환시스템
KR100606203B1 (ko) * 2004-04-19 2006-07-31 주식회사 디앤에스 펌프카의 콘크리트 압송변환시스템
CN103062024A (zh) * 2012-12-26 2013-04-24 中联重科股份有限公司 双缸泵送装置的高低压切换方法及其液压控制系统和设备
CN104154061A (zh) * 2014-07-10 2014-11-19 厦门理工学院 一种新型混凝土泵送机构

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