JPH0257598B2 - - Google Patents

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JPH0257598B2
JPH0257598B2 JP57138958A JP13895882A JPH0257598B2 JP H0257598 B2 JPH0257598 B2 JP H0257598B2 JP 57138958 A JP57138958 A JP 57138958A JP 13895882 A JP13895882 A JP 13895882A JP H0257598 B2 JPH0257598 B2 JP H0257598B2
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K8/00Compositions for drilling of boreholes or wells; Compositions for treating boreholes or wells, e.g. for completion or for remedial operations
    • C09K8/58Compositions for enhanced recovery methods for obtaining hydrocarbons, i.e. for improving the mobility of the oil, e.g. displacing fluids
    • C09K8/584Compositions for enhanced recovery methods for obtaining hydrocarbons, i.e. for improving the mobility of the oil, e.g. displacing fluids characterised by the use of specific surfactants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/14Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aliphatic hydrocarbons or mono-alcohols
    • C11D1/143Sulfonic acid esters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は内部オレフインスルホン酸塩含有量の
多い高濃度オレフインスルホン酸塩スラリーに関
し、詳しくは前記オレフインスルホン酸塩を55〜
75重量%含有する低粘度化された高濃度界面活性
剤スラリーを提供するものである。 内部オレフインスルホン酸塩は、浸透力及び低
温安定性にすぐれる界面活性剤であり、洗浄剤、
石油強制回収用の界面活性剤などとして有用なも
のであるが、貯槽の、効率化、輸送上の経済性等
の目的から、アルキルベンゼンスルホン酸塩など
の界面活性剤と同様に高濃度スラリーとして用い
るのが有利である。しかし一般に界面活性剤を50
重量%以上含む、高濃度スラリーとすると粘度が
増大し取扱上の支障をきたすので、これまでにア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインス
ルホン酸塩(AOS)、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸塩などの高濃度スラリーの低粘度
化技術が種々提案されてきた。たとえば、塩化ナ
トリウムのようなハロゲンの無機塩を添加する方
法(usp3954679)、ポリエチレングリコールを添
加する方法(特開昭50−116383)、過剰のアルカ
リとアルキレンオキシドを添加する方法(特公昭
55−16504)などである。 しかしながら、内部オレフインスルホン酸塩と
近似する構造を有するα−オレフインスルホン酸
塩の高濃度スラリーの低粘度化を達成できるこれ
ら従来技術を用いても、内部オレフインスルホン
酸塩の高濃度スラリーの粘度を有効に低下させる
ことができない。これは内部オレフインスルホン
酸塩を高濃度に含有するスラリーは、α−オレフ
インスルホン酸塩やアルキルベンゼンスルホン酸
塩などを高濃度に含有するスラリーとは粘度に関
する挙動が大きく異なるからである。 本発明者らは内部オレフインスルホン酸塩また
は内部オレフインスルホン酸塩を50重量%以上含
むオレフインスルホン酸塩の高濃度スラリーの低
粘度化について研究した結果、前記スルホン酸塩
の量をを55〜75重量%(以下特記しない限り重量
%を%と略称する。)とし、特定の炭化水素及び
水を添加することにより著しく低粘度とし得るこ
とを見出し本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、内部オレフインスルホン
酸塩を50%以上含有するオレフインスルホン酸塩
55〜75%、炭素数が6〜24の範囲内にあるパラフ
イン、オレフインまたは芳香族炭化水素の群から
選ばれる少くとも1種の炭化水素5〜40%及び水
1〜40%を含有することを特徴とする高濃度界面
活性剤スラリーである。 本発明における内部オレフインスルホン酸塩を
50%以上、好ましくは80%以上含有するオレフイ
ンスルホン酸塩は、内部オレフイン、内部オレフ
インとα−オレフインとの混合物を原料として製
造されるものである。内部オレフインやそれとα
−オレフインとの混合物は、n−パラフインの脱
水素や塩素化、脱塩素化法又はエチレンの重合、
異性化、不均化反応などを経て容易に製造され
る。通常、オレフインは炭素数10〜30のものが使
用されるが、内部オレフインとして一般式() (式中、R1は直鎖または分岐鎖を有するアルキ
ル基、R2、R3、R4は水素または直鎖もしくは分
岐鎖を有するアルキル基であるが、R2、R3、R4
のすべてが水素であつてはならない。またR1
R2、R3、R4の炭素数の合計は8〜28好ましくは
12〜24である。) で示されるものが好適であり、α−オレフインと
しては炭素数14〜26のものが好ましい。また一般
式()で示される炭素数14〜18の内部オレフイ
ンの二重結合分布を表−1に例示する。
【表】 なお表−1に示されるもののほかアルキル基が
分岐鎖を有するものやR1、R2、R3がアルキル基、
R4が水素であるオレフイン(以下三置換体とい
う)やR1、R2がアルキル基、R3、R4が水素であ
るビニリデン型オレフインも使用可能である。 これらの原料オレフインは、バツチ式、薄膜式
等常法によりスルホン化された後、アルカリ剤に
より中和、加水分解されてオレフインスルホン酸
塩とされる。このようにして製造されたオレフイ
ンスルホン酸塩はアルケンスルホネート10〜50
%、ヒドロキシアルカンスルホネート90〜50%、
ジスルホネート0〜25%の混合物である。原料と
して内部オレフイとα−オレフインとの混合物を
用いる場合には、内部オレフインよりもα−オレ
フインの方がSO3に対する反応性が高いので、α
−オレフインの量を50%以下とすることが必要で
ある。たとえば原料/SO3モル比0.8〜1.0の場合
にはα−オレフイン含量を20%以下、原料/SO3
モル比1.0以下の場合には30%以下とすること等
である。 本発明においては内部オレフインスルホン酸塩
とα−オレフインスルホン酸塩(AOS)の粘度
挙動が著しく異なるためにα−オレフインスルホ
ン酸塩含量を50%未満とすることも重要である。
すなわち、α−オレフインスルホン酸塩含量が50
%を越えると所期の粘度低下効果が得られないか
らである。 本発明において用いられる炭化水素は、炭素数
6〜24、好ましくは10〜20の範囲内にあるパラフ
イン、オレフインもしくは芳香族炭化水素の群か
ら選ばれる1種または2種以上の混合物である。
例えば、オクタン、デカン、テトラデカン、オク
タデカン、エイコサン、ドコサン、デセン、ドデ
セン、テトラデセン、ヘキサデセン、オクタデセ
ン、エイコセン、ベンゼン、キシレン、ブチルベ
ンゼン、ノニルベンゼン、ドデシルベンゼンなど
の1種または2種以上の混合物である。芳香族炭
化水素としては特にアルキルベンゼン、ジアルキ
ルベンゼンが好ましく、オレフインとしては前記
オレフインスルホン酸塩製造時の未反応分ほ用い
ることができる。 本発明の高濃度界面活性剤スラリーは、前記オ
レフインスルホン酸塩及び特定の炭化水素のほか
に水を含有することが必要である。すなわち、オ
レフインスルホン酸塩を高濃度に含有することに
基因する粘度の上昇を特定の炭化水素と水とが相
乗的に作用し粘度低下を達成し得るからである。 スラリー中の前記オレフインスルホン酸塩含有
量は55〜75%好ましくは58〜72%の範囲内であ
る。含有量が45%以上55%未満または75%を越え
るとゲル化領域に入り、粘度が急増するために前
記炭化水素と水とを用いても有効な粘度低下が達
せられないからである。スラリー中の前記炭化水
素の含有量は5〜40%好ましくは10〜25%であ
る。5%未満では粘度低下効果がほとんどなく、
40%を越えて添加するとオレフインスルホン酸塩
の濃度を低下させゲル化領域へ入るからである。
またスラリー中の水の含有量は1〜40%好ましく
は3〜30%である。 本発明の特に有利な実施方法は、スルホン化の
際に使用したオレフインを一部だけ反応させ、か
つ未反応のオレフインを本発明における炭化水素
として用い、ひきつづき水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどのアルカリ剤を30%以上含有する
高濃度アルカリ水溶液を加えて中和、加水分解す
ることにより、オレフインスルホン酸塩濃度55〜
75%の高濃度スラリーとすることである。この方
法は製造段階から高濃度かつ低粘度のスラリーが
得られるのでポンプへの負荷を軽減でき特に経済
的である。このような製造方法は例えば次の条件
により容易に実施できる。 条件:スルホン化 反応方法 薄膜式連続スルホン化法 SO3 SO3−不活性ガス混合(SO3/不活性ガス
=1〜10好ましくは1〜5容量%) SO3/原料モル比 0.8〜1.0 反応温度 30〜80℃ 中 和 アルカリ剤 30〜45%NaOH水溶液 温度 40〜80℃ 回分式又は連続式で高速撹拌 加水分解 温度 100〜180℃ 時間 5分〜7時間 加水分解後のPH 7〜14 このようにSO3/原料モル比を低モル比とする
と、未反応油の重合反応やカルビルサルフエトの
生成が抑制されるので不純物の含有量が少くなり
性能上からも好ましい。また上記中和において、
使用目的によつてNaOHの代りにLiOH、KOH、
Mg(OH)2等の水酸化アルカリやNH4OH、アル
カノールアミン等を用いてもよい。 尚、本発明は、前記の方法により製造されるス
ラリーに限定されるものではなく、SO3/原料モ
ル比1.2〜1.8と高モル比として、未反応油の生成
を極力抑えたスラリーや蒸発もしくは抽出などに
より濃縮したスラリーに炭素数6〜24のパラフイ
ン、オレフインまたは芳香族炭化水素の群から選
ばれる少くとも1種の炭化水素及び/または水を
添加することにより製造することもできる。 本発明におけるスラリーは、前記成分のほか
に、オレフインスルホン酸の中和時に生じるアル
カリ金属硫酸塩、たとえば硫酸ナトリウム、硫酸
カリウム、硫酸リチウム、硫酸マグネシウム、硫
酸アンモニウムなど少量含有することができる。 本発明におけるスラリーは、オレフインスルホ
ン酸塩を55〜75%含有するにもかかわらず低粘度
であるために、輸送時の取扱が容易であり工業上
大きなメリツトを有するものである。さらに本発
明のスラリーを石油強制回収に用いる場合、含有
される炭化水素は石油回収性能に悪影響を与える
ことがないのでそのまま使用できる利点を有す
る。また蒸発等により容易に炭化水素を除去でき
るので洗浄剤用に使用可能であり、この場合はカ
ルビルサルフエートなどの不純物含量が少ないの
で有利である。 実施例 1 エチレンを重合した後異性化、不均化反応工程
を経て製造された内部オレフイン(C1417%、
C1660%、C1823%、二重結合位置2位15%、3位
13.5%、4位16%、5位15%、6〜9位40.5%)
を原料とし、実験室規膜の連続薄膜式スルホン化
装置を用いてスルホン化した。このスルホン化装
置はパイレツクスガラス製で内径6mm、リアクタ
ー長120cmであり、原料とSO3一不活性ガスとを
並流流下させながら接触させて反応させた。 反応条件は、 SO3/原料 モル比0.8 SO3/不活性ガス(窒素ガス) SO3濃度 2.8容
量% 原料供給量 6ml/分 原料供給温度 25℃ である。このようにして得たスルホン化物に、35
%の水酸化ナトリウム水溶液をスルホン化物と少
くとも等モルになるように添加して中和した後、
160℃で20分間加水分解してスルホン酸塩組成物
(組成物1)を得た。組成物1は、スルホン酸塩
64%、未反応分15%、水17.5%、Na2SO43.5%で
あり、炭化水素である内部オレフインを未反応分
として含有するものである。 次にこの組成物を脱オイル、脱水処理しスルホ
ン酸塩90%、未反応分2%、水3%、Na2SO45
%からなる組成物2を得た。これにNaClまたは
ポリエチレングリコール(平均分子量1000)及び
水を加え、スルホン酸塩64%、NaClまたはポリ
エチレングリコール15%を含有する組成物3、4
を得た。また、水のみを加えてスルホン酸塩含量
70%の組成物5を得た。これらの粘度を表−2に
示す。
【表】 表−2より明らかなごとく、本発明品(No.1)
によれば極めて粘度が低いものが得られることが
わかる。また製造条件を特定することにより未反
応分を粘度低下剤として使用できるために経済上
も有利である。 実施例 2 実施例1で製造した組成物2をさらに脱オイ
ル、脱水、脱塩処理し内部オレフインスルホン酸
塩100%品をつくつた。これに実施例1で用いた
のと同じ内部オレフイン及び/または水を添加し
て各種組成物(6〜12)を調整し粘度を測定し
た。結果を表−3に示す。
【表】 表−3より内部オレフインスルホン酸塩の高濃
度スラリーの粘度は炭化水素及び水により相乗的
に低下することがわかる。これらのスラリーは、
100ポイズ以下なので輸送上ハンドリングが容易
であり、極めて好ましい。 実施例 3 内部オレフインスルホン酸塩とα−オレフイン
スルホン酸塩の含有比率を変化させたものに炭化
水素及び水を添加して性能を評価した。 内部オレフインスルホン酸塩として実施例1で
製造した組成物2を用いた。α−オレフインスル
ホン酸塩としては次の条件で製造した、α−オレ
フインスルホン酸塩95%、未反応分1%、水2
%、Na2SO42%からなる組成物13を用いた。 製造条件 原料 パラフイン分を1%含む炭素数14の直鎖状
α−オレフイン SO3/原料 モル比 1.04 これ以外は実施例1と同じ条件であり、加水分
解後ロータリーエバポレーターで濃縮した。 内部オレフインスルホン酸塩及び組成物13の比
率をかえるとともに、新たに炭化水素及び水を加
え、スルホン酸塩量60%、添加した炭化水素15%
を含有する組成物14〜19を調整し粘度を測定し
た。結果を表−4に示す。
【表】 表−4よりαオレフインスルホン酸塩含量が多
いと炭化水素と水とを添加しても粘度は低下しな
いが、内部オレフインスルホン酸塩含量50%以上
である本発明No.17〜19は極めて低い粘度を示すこ
とがわかる。 実施例 4 実施例1のスルホン化装置を用い、種々の原料
をスルホン化して表−5のスルホン化物を得た。
【表】
【表】 表−5のオレフインスルホン酸塩A〜Fに各種
炭化水素及び水を添加して粘度を測定した。結果
を表−6に示す。
【表】 * 未反応分及び水をそのまま粘度低下剤とし
て用いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部オレフインスルホン酸塩を50重量%以上
    含有するオレフインスルホン酸塩55〜75重量%、
    炭素数が6〜24の範囲内にあるパラフイン、オレ
    フインまたは芳香族炭化水素の群から選ばれる少
    くとも1種の炭化水素5〜40重量%及び水1〜40
    重量%を含有することを特徴とする高濃度界面活
    性剤スラリー。 2 内部オレフインスルホン酸塩が、一般式
    () (式中、R1は直鎖または分岐鎖を有するアルキ
    ル基、R1、R2、R3は水素または直鎖もしくは分
    岐鎖を有するアルキル基であるが、R2、R3、R4
    のすべてが水素であつてはならない。またR1
    R2、R3、R4の炭素数の合計は8〜28である。)で
    表わされる内部オレフインをスルホン化後、中
    和、加水分解して製造されるものである特許請求
    の範囲第1項記載のスラリー。
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