JPH0257203A - 薄膜状粉体固型化粧料 - Google Patents

薄膜状粉体固型化粧料

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JPH0257203A
JPH0257203A JP21003288A JP21003288A JPH0257203A JP H0257203 A JPH0257203 A JP H0257203A JP 21003288 A JP21003288 A JP 21003288A JP 21003288 A JP21003288 A JP 21003288A JP H0257203 A JPH0257203 A JP H0257203A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
cosmetic
mount
pattern
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP21003288A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Ichihara
市原 秀行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
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Publication of JPH0257203A publication Critical patent/JPH0257203A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少量使用に適した薄膜状粉体固型化粧料に関
する。
[従来の技術] 従来、例えばアイシャドウ、ファンデーション、頬紅等
の粉体化粧料を試供用、携帯用或いは使い捨て用等の少
量使用に用いるために、台紙上に粉対化粧料を薄膜状に
固着したものが知られており、本件出願人は特開昭63
−139109号公報によってその製造方法を提案した
。この薄膜状粉体固型化粧料の製造方法は、粉体、有機
性ベントナイト及び/又はエチルセルロース、揮発性溶
剤を混合してスラリー状物となし、該スラリー状物を台
紙上に薄膜状に噴霧した後、乾燥することにより、該台
紙上に薄膜状粉体化粧料を固着するようにしたものであ
って、乾燥工程の時間を短縮できると共に、色むら、乾
燥むらの発生を防止でき、しかも極少量の粉体化粧料を
薄膜状に形成できる等の優れた長所を有している。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来技術にあっては、粉体、有機性
ベントナイト等を噴霧可能なスラリー状物にするための
揮発性溶剤としてトリクロロトリフルオロエタン等の所
謂フロンガス等を用いているため、従来技術の方法によ
って例えば試供品を製造した場合1次のような未解決の
問題点がある。
即ち、実際の製品としてコンパクトケース内に収容する
粉体固型化粧料は、粉体、バインダ等の粉体化粧料組成
物を全皿内に充填し、打型機を用いて圧縮打型すること
により固型化しており、バインクの油性成分は粉体を包
んだ状態になっている。
これに対し、粉体化粧料組成物をスラリー状にして噴霧
する従来技術にあっては、フロンガス等の溶剤を用いる
ため、バインダの油性成分が粉体に浸透した状態になっ
ている。
かくして、実際に顧客が使用する粉体固型化粧料製品と
従来技術による試供品とではその油性成分の分散状態が
異る結果、実際の製品に対して試供品の品質、使用感等
が異ってしまうという問題がある。
また、従来技術は噴霧手段を用いているため、薄膜状粉
体固型化粧料の表面に模様を付するためには、更に模様
形成のためのプレスを行わなければならず、工程が増加
するという欠点がある。
更に、従来技術による薄膜状粉体固型化粧料は台紙上に
単に付着しているだけで、台紙に対する付着力が弱いた
め、台紙と共に該薄膜状粉体固型化粧料を切断する場合
に該化粧料の一部が欠けてしまうという欠点や、台紙か
ら化粧料が剥離し易いという欠点がある。
更にまた、環境保全の観点からフロンガス等の使用が徐
々に規制されており、溶剤としてフロンガス等を用いる
場合従来技術°はその対応が迫られているという側面も
ある。
本発明は上述した従来技術の未解決の問題点、欠点等に
鑑みなされたもので、使用感を実際の製品と同じにする
ことができ、しかも台紙との付着力に優れているために
欠けたり、剥離したりすることがなく耐久性に優れた薄
膜状粉体固型化粧料を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために構成された本発明の手段
は、台紙と、該台紙の前面の所定位置に塗着された接着
剤と、該接着剤の表面に圧着させて薄膜状に打型された
粉体化粧料組成物とからなる。
[作用] 本発明は上述のごとく構成したものであるから、粉体化
粧料組成物は台紙に塗着した接着剤の表面に圧着するよ
うに打型されており、該接着剤の接着力によって粉体化
粧料組成物は台紙上に強固に保持される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
第1図ないし第6図において、1は粉体メイクアップ化
粧料の試供品、2は該試供品1を構成する台紙で、該台
紙2は紙、合成樹脂等からなる矩形状のシートを2つ折
りにして台紙部2Aと蓋部2Bとに画成すると共に、蓋
部2Bに開口部2C,2Cを形成したものからなってい
る。
3.3は前記台紙2の台紙部2A前面2 A Iの所定
位置に円形状、かつ均一に塗着された化粧料用接着剤で
、該各化粧料用接着剤3には常温で粘着性を有し、しか
も性質が化粧品原料に近くて安全性が高いものが好まし
い。この種の接着剤としては、セルロース系、ビニル系
、アクリル系、シリコン系、ゴム系等の有機合成接着剤
と、天然ゴム系、デンプン系等の天然接着剤があるが、
これらの内セルロース系、アクリル系、デンプン系の接
着剤が最も好ましい。
4.5は前記各化粧料用接着剤3の表面に圧着するよう
に圧縮打型された色彩の異なる粉体化粧料組成物で、該
粉体化粧料組成物4.5は厚さが例えば0.1−1mm
程度の薄膜状に固型化されている。
かくして、実施例の試供品1は台紙2と、該台紙2の台
紙部2Aに塗着した化粧料用接着剤3゜3と、該各化粧
料用接着剤3の表面に圧着するように固型化された薄膜
状粉体化粧料組成物4,5とから構成されている。
次に、上述した試供品の製造方法について、第3図ない
し第6図を参照しつつ説明する。
まず、台紙2の台紙部2A前面2 A +の所定位置、
即ち薄膜状粉体化粧料組成物4,5を固着すべき位置に
化粧料用接着剤3,3を円形に均一に塗着しだ後(第3
図参照)、第4図に示すように、前記台紙部2A上に雌
型6を載置する。該雌型6は台紙部2Aと同じ外形で、
肉厚の平板体からなり、化粧料用接着剤3.3と対応す
る位置には雄型挿嵌穴6A、6Bを開口形成したものか
らなっている。
次に、前記雌型6の雄型挿嵌穴6A、6B内に色彩の異
なる粉体化粧料組成物4,5をノズル(図示せず)を介
して定量充填しく第5図参照)、雌型6の上方から雄型
7を挿嵌して雌型6内の各粉体化粧料組成物4,5を化
粧料用接着剤3,3の表面に圧着するように圧縮打型し
て粉体固型化粧料4′、5′を薄膜状に固着する(第6
図参照)。なお、実施例で用いる粉体化粧料組成物4.
5は顔料、バインダ、香料等からなり、溶剤としてのフ
ロンガス等を含有しない公知のものである。
以上の如くして各色の粉体化粧料組成物4.5を所定の
厚さ、約0.1〜1mmに圧縮打型して薄膜状に固型化
したら、雌型6を台紙2上から取除くことにより、第1
図に示す試供品が製造される。
なお、実施例において、雄型7の底面であるプレス面に
網目状或いは布目状模様を付しておくことにより、粉体
固型化粧料4′、5′の表面に網目状模様等を形成でき
、粉体固型化粧料4′5′の表面に美的効果を持たせる
ことができると共に、該表面の汚れや打型むら等が目立
つのを防止する効果を持たせることができる。
次に、第7図及び第8図は実施例の変形例をそれぞれ示
すもので、第7図は台紙2′の台紙部2A’前面に凹陥
部11をエンボス加工により形成し、該凹陥部11の底
面に化粧料用接着剤3゜3を塗着して粉体化粧料4,5
を圧縮打型した構成の試供品1′を示す。一方、第8図
は台紙2″の台紙部2A″前面に環状突部12をエンボ
ス加工により形成し、該環状突部12内の底面に化粧料
用接着剤3.3を塗着して粉体化粧料4′5′を圧縮打
型した構成の試供品1″を示すもので、いずれの変形例
も台紙2′、2″にエンボス加工を施すことにより、固
形化した粉体化粧料4′、5′の表面が損傷を受けるの
を効果的に防止できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上詳述した如くであって、下記の諸効果を奏
する。
■ 粉体化粧料組成物は台紙に直接塗着した接着剤の表
面に圧着するように圧縮打型して固型化することによっ
て、揮発性溶剤を使用しないように構成したから、実際
の製品と同品質の試供用、使い捨て用化粧品を製造でき
る。
■ 固型化した粉体化粧料は接着剤の接着力によって台
紙に付着しているから、化粧品の剥離という事故を確実
に防止でき、商品の信頼性、耐久性を高めることができ
る。
■ 粉体化粧料は接着剤を介して台紙に直接固着するよ
うに構成したから、構造が簡単であり、製造工程も単純
化できる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る試供品の外観斜視図、第
2図は第1図中のII −II矢示方向拡大断面図、第
3図ないし第6図は試供品の製造工程を示し、第3図は
台紙に接着剤を塗着した状態を示す説明図、第4図は台
紙上に雌型を載置した状態の説明図、第5図は雌型内に
粉体化粧料組成物を充填した状態の説明図、第6図は雌
型内の粉体化粧料組成物を雄型で圧縮打型する状態の縦
断面説明図、第7図は実施例の変形例に係る試供品の縦
断面説明図、第8図は実施例の他の変形例に係る試供品
の縦断面説明図である。 2.2′、2″・・・台紙、3・・・接着剤、4,5・
・・粉体化粧料組成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 台紙と、該台紙の前面の所定位置に塗着された接着剤と
    、該接着剤の表面に圧着させて薄膜状に打型された粉体
    化粧料組成物とから構成してなる薄膜状粉体固型化粧料
JP21003288A 1988-08-24 1988-08-24 薄膜状粉体固型化粧料 Pending JPH0257203A (ja)

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Cited By (3)

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