JPH0257178A - モノクローナル抗体産生細胞ラインおよびモノクローナル抗体 - Google Patents

モノクローナル抗体産生細胞ラインおよびモノクローナル抗体

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JPH0257178A
JPH0257178A JP63207643A JP20764388A JPH0257178A JP H0257178 A JPH0257178 A JP H0257178A JP 63207643 A JP63207643 A JP 63207643A JP 20764388 A JP20764388 A JP 20764388A JP H0257178 A JPH0257178 A JP H0257178A
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JP
Japan
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tetrahydrocannabinol
cell line
monoclonal antibody
derivative
thc
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JP63207643A
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Keiko Takahashi
高橋 系子
Tadayasu Mitsumata
光亦 忠泰
Kimimasa Miyazaki
仁誠 宮崎
Yasushi Kamimachi
裕史 上町
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なモノクローナル抗体産生細胞ラインに関
するものである。この細胞ラインより産生されるモノク
ローナル抗体は、大麻の有効成分であるテトラヒドロカ
ンナビノールあるいはテトラヒドロカンナビノールの誘
導体を、血中あるいは大気中より免疫測定法によって高
感度に検知するために有用である。
従来の技術 テトラヒドロカンナビノールあるいはテトラヒドロカン
ナビノールの誘導体に対する抗体は例えハJ、D、  
ティール、エルビネ J、  フォアマン、L、  J
、  キング、エベリン M、ピアノ及びV。
マークス、J、ファーム、ファーマックらによって報告
されている。しかしながら、報告されている抗体は免疫
した羊の血液を精製して得られるポリクローナル抗体で
ある。
発明が解決しようとする課題 従来の技術であるポリクローナル抗体は、これを得るま
での全体の製造行程が簡単である長所を有する。反面、
得られる抗体の特性は羊の各個体に依存するため再現性
のある抗体を提供することが困難である。また、ポリク
ローナル抗体は抗原に対するアフィニティーが様々な抗
体の混合物であるため、平均としてのアフィニティーが
低く、高感度測定には用いることができないなどの問題
を有している。
課題を解決するための手段 本発明のモノクローナル抗体産生細胞は、ラインテトラ
ヒドロカンナビノール、あるいはテトラヒドロカンナビ
ノールの誘導体とチキン由来のガンマグロブリの結合物
質からなる免疫原で感作されマウスの脾臓細胞と、骨髄
腫由来の細胞ラインとを融合後、クローニングして得ら
れ、培養上清中に産生されるイムノグロブリンが、テト
ラヒドロカンナビノール、あるいはテトラヒドロカンナ
ビノールの誘導体に特異的に結合するものである。
作用 免疫グロブリンを産生ずる細胞は膵臓内に蓄積される。
脾臓細胞はそれ自体増殖能力を持たないが骨髄腫細胞ラ
インと融合することによって、増殖しながら抗体を産生
ずるハイブリドーマ細胞ラインを作製することができる
。もっとも優れたアフィニティーを有する抗体を産生し
、かつ高い増殖能力を有するハイブリドーマ細胞1個を
選択(クローニング)シ、これを培養すると高アフィニ
ティーのモノクローナル抗体が産生される。モノクロー
ナル抗体は同一種の抗体であるため、高アフィニティー
が得られる。またハイブリドーマ細胞ラインを培養する
ことにより、永続的に一定の特性のモノクローナル抗体
を提供す慝ことができる。
実施例 発明者らは、免疫したマウスの脾臓細胞とマウス骨髄腫
由来細胞ラインを融合し、クローニングを行うことによ
ってテトラヒドロカンナビノールあるいはテトラヒドロ
カンナビノールの誘導体に対して高いアフィニティーを
有するモノクローナル抗体を産生ずる細胞ラインを作製
することに成功した。
本発明において、目的抗原はテトラヒドロカンナビノー
ルあるいはテトラヒドロカンナビノールの誘導体であり
、これらの物質は何れも低分子であるため、蛋白質等の
高分子に結合させることにより、初めて免疫原として作
用する。その際の蛋白質は、マウスに免疫後なるべく早
く目的の抗体を産生ずるものが望ましい。この意味にお
いて好適な蛋白質の1つであるチキン由来のガンマグロ
ブリン(以下CGG)を用いた。
また、テトラヒドロカンナビノールあるいはテトラヒド
ロカンナビノールの誘導体と蛋白質の結合物質からなる
免疫原で感作されるマウスは、高い力価の抗体を産生ず
るものが望ましい。この点において好適な系統であるA
/J系統のマウスを用いた。
以下、本発明のモノクローナル抗体産生細胞ライン及び
モノクローナル抗体を作製する実験方法を順に記載する
免良皿少立l 以下に免疫原の合成方法をステップ毎に記して免疫原に
ついての実施例の説明を行う。
(A)テトラヒドロカンナビノール(以下、THC)の
単離 大麻樹脂17.3gから石油エーテルで5.2gの成分
を抽出した。この成分をシリカゲルカラム、溶媒(ジエ
チルエーテル:ヘキサン:1: 5)を用いた液体クロ
マトグラフィーにより、680mgのTlICを抽出し
た。テトラヒドロカンナビノールは、二重結合の位置の
差によって△9−THC及びΔ8−TIICに分別され
るが、ここで抽出されたTlICは△9−THCである
ことを確認した。
(B)テトラヒドロカンナビノール−1−0−ヘミスク
シニック酸(以下THC−COOII)の合成(A)項
で単離したTHCを用いて、J、D、ティールらの報告
(前出)に従って合成した。無水コハク酸2BO+ag
をピリジンjmL中で還流した中に、THC(130m
g/4mLピリジン)を加えて6時間還流した。これを
溶媒クロロホルムを用いて薄層クロマトグラフィーで展
開して、72.5mgのTIIC−Coolを抽出した
(C)CGGへのTHCの導入 ’rnc−coon4omgを溶媒(ピリジン:ジオキ
サン=1 : 2) 3mLに溶かし攪はんしている中
に、l−エチル=3−(−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミドヒドロクロライド(IB、8mg/ 1e
Lリン酸バツフアー(0,1M、  PH7))を加え
、さらに3時間撹はんを行った。冷却後、CGG溶液(
30mL、  0.34%)を4℃で攪はルしている中
に徐々に加え、さらに4℃で1晩攪はんを続けた。この
中に含まれる変性した蛋白質を遠心分離(19000r
pm、  40m1n)で除去した後、セファデックス
G−25(ファルマシア製)でゲル濾過し、吸光度28
0nI11の分画を分取し、’Inc−CGGを得た。
(D)CGGに導入されたTHCの定量CGGにTHC
を導入した前後のアミノ基をクマシブリリアントブルー
G(和光紬薬製)で定量して、結合したTHCの数を測
定した。その結果、THC導入前のCGGのアミノ基は
42個、導入後のCGGのアミノ基は22個であった。
したがって、0001個当り20個のTHCが結合した
THC−CGGが得られた。
(E)アジュバントエマルシロンの調製合成によって得
たTHC−CGGをPBSで希釈して、1mg/mL溶
液8mLを得た。アジュバント(Adjuvant、 
Complete Freundヒト結核死菌含、和光
紬薬製、■37Rv)をよく攪はルしながらBmL取り
、ホモジナイザで撹はルしながら(10,00Orpm
) THC−CGG溶液溶液6登L回に分けて加えた。
十分にエマルシロン化し、少量を水の上に落としても広
がらなくなったのを確認した。
なお本実施例では、八〇−THCを用いて免疫原を作製
したが、これは八〇−THCおよびテトラヒドロカンナ
ビノールの誘導体例えば11−ヒドロキシ−△9−テト
ラヒドロカンナビノール、11−ヒドロキシ−Δ8−テ
トラヒドロカンナビノール、8β−ヒドロキシ−へ〇−
テトラヒドロカンナビノール、8β−ヒドロキシ−Δ8
−テトラヒドロカンナビ ノール、カンナビノール、カ
ンナビジオール、カンナビジオール酸、カンナビジクロ
ール、カンナビクロメエン、8α−ヒドロキシ−へキサ
ヒドロカンナビノール、11−ヒドロキシカンナビノー
ル、カンナビノール−11−アルデヒドアセテートおよ
び8−アセトキシ−9−ヒドロキシ−へキサヒドロカン
ナビノールについてもまったく同様の合成方法を用いて
、モノクローナル抗体産生細胞ライン作製のための免疫
原が作製できる。
以下、モノクローナル抗体産生細胞およびモノクローナ
ル抗体の作製方法をステップごとに示し、実施例の説明
を行う。
(A)マウスの免疫 生後約8週のマウス(A/J)10匹の腹腔に実施例1
で作製した免疫原を含むアジュバントエマルシロンを1
00μLずつ注射した。
(B)抗体産生のチエツク 免疫注射後、28日を経過したマウスについて、眼静脈
より50〜100μLの血液を遠心管に採取した。
血清を遠心分離し、抗原固相酵素免疫測定法(ELIS
A法)(後出)によるスクリーニングを行ったところ、
全てのマウスについて抗テトラヒドロカンナビノール抗
体の産生が確認された。
(C)マウスのブースト (B)項のスクリーニングで特にタイターの高かった2
匹のマウスについて、マウスの脾臓を肥大させるために
ブースト(弱い免疫原の注射)を行った。免疫原はTH
C−CGGをPBSで希釈して得たlll1g/a+L
溶液を、アジュバントを加えずにそのまま用いた。免疫
後29日を経過した時点でこの免疫原を100μL注射
した(i、p、)。
(D)細胞融合 ブースト後3日を経過したマウスの脾臓細胞を摘出し、
平均分子量1.500のポリエチレングリコールを用い
た常法により、マウス骨髄腫由来細胞うイン(P3XB
3−Ag8 、B53)と融合した。フィーダー(成長
因子を供給する細胞)として同じマウスの脾臓細胞を用
い、98ウ工ルプレート2枚の上で10%のウシ胎児血
清を含む■AT培地で培養した。1週間後、15%のウ
シ胎児血清を含むHT培地と交換した。
(E)クローニング ELISA法によるスクリーニングを行い、タイターの
高いものから上位12ウエルを選択した。ウェルあたり
1ケの細胞が含まれる濃度に希釈(限界希釈)し、96
ウエルのマイクロプレート12枚に分注した。フィーダ
ーとして生後5週のマウス(Ba1b/c)の胸腺細胞
を用いて初期増殖を促した。
プレートのサイズを上げながら培養を進め、適時上清に
ついてELIS&によるスクリーニングを繰り返し、T
HCに対して高いタイターを示し、かつ良好な増殖を示
している細胞ラインを最終的に選別し、200m1中で
5x105ケ/mLの濃度に至るまで培養を進めた。
(F)最終的に選別された細胞ラインは上清を遠心分離
し、5X 10B/mLの濃度でFCS : DMSO
:9 : 1の溶液1mLに浮遊させ、−80℃で凍結
した後、液体窒素内に移して長期保存状態にした。
(G)プロティンA 結合’r’ル(ファルマシア製P
rot、ein A−5epharose CL−4B
)を用いたアフィニティークロマトグラフィにより細胞
培養上清からモノクローナル抗体を精製した。このモノ
クローナル抗体はSDSポリアクリルアミドゲル電気泳
動により、標準蛋白との比較から、精製抗体は分子量的
50,000の■鎖と約20,000のし鎖からなるI
gGであることを確認した。
なお本実施例では、八9−TBCを用いた免疫原を使用
したが、これは△8−Ticおよびテトラヒドロカンナ
ビノールの誘導体例えば11−ヒドロキシ−Δ9−テト
ラヒドロカンナビノール、11−ヒドロキシ−へ8−テ
トラヒドロカンナビノール、8β−ヒドロキシ−△9−
テトラヒドロカンナビノール、8β−ヒドロキシ−へ8
−テトラヒドロカンナヒ゛ ノール、カンナビノール、
カンナビジオール、カンナビジオール酸、カンナビジク
ロール、カンナビクロメエン、8α−ヒドロキシ−ヘキ
サヒドロカンナビノール、11−ヒドロキシカンナビノ
ール、カンナビノール−11−アルデヒドアセテートお
よび8−アセトキシ−9−ヒドロキシ−へキサヒドロカ
ンナビノールを用いた免疫原としてもよい。この場合も
同様にモノクローナル抗体産生細胞ラインが作製できる
1直方基 上述のように作製したモノクローナル抗体を用いたTH
CおよびTHC誘導体の検出方法について、その操作法
を以下に記載する。
(A)抗原のコーティング △9−TIIC−CGGと同様の合成法によって得た、
ウシ血清アルブミン(BSA) 1分子あたりTlIC
が5分子結合したコンジュゲー) (THC−USA)
を1%BsAおよび0.04%のアジ化ナトリウムを含
むリン酸緩衝すリン(Phosphate−Buffe
red 5aline (PBS) )で希釈して(B
SA−PBS−Az) BSAの濃度として0.1mg
/mLの抗原溶液を調製した。
マイクロプレート(塩化ビニル製96ウエルプレーL 
 C05TAR社製)に抗原溶液を100μL/ウェル
注入し、20℃で1夜保存した。アスピレータで抗原溶
液を除去した後、PBSで3回洗浄し、アスピレータで
残存するPBSを除去した。
(B)ブロッキング BSA−PBS−Azを250μL/ウエル注入し、1
時間室温で放置した。その後、アスピレータでBSA−
PBS−AZを除去した。即日に以降の実験を行わない
ときは、この状態で、水で湿したろ紙と共に4℃で保存
した。
(C)抗体の反応 BSA−PBS−Azで適時希釈した抗体(血清、培養
上清、精製抗体等)■00μL/ウェルを注入した。イ
ンヒビシeンの実験を行うときはインヒビタ溶液50μ
L/ウエルを注入し、振とうしながら抗体溶液50μL
/ウエルをさらに加えた。常温で3時間保存した後、ア
スピレータで抗体溶液を除去し、PBSで3回洗浄し、
アスピレータで残存するPBSを除去した。
(D)第2抗体の反応 0.2μg/mLのヤギ由来ペルオキシダーゼ標識抗マ
ウスIgG抗体(KPL Cat、141801i l
ot、HLIO−5)を1%BSAのPBS溶液に溶解
したもの(第2抗体溶液)25μL/ウエル注入し、常
温で30分放置した。アスピレータで第2抗体溶液を除
去し、PBSで3回洗浄し、さらにアスピレータで残存
するPBSを除去した。
(E)基質の反応と停止 0−フェニレンジアミン(生化学用) 40mgを10
mLのクエン酸−リン酸バッファー(pH5)に溶解し
、使用直前に30%過酸化水素水4μLを加えた溶液(
基質溶液)を100μL/ウエル注入し、室温放置した
10分後、4N硫酸を25μL/ウエル注入して反応を
停止した。
(F)測定 東洋ソーダマイクロプレートリーダを用いて432nm
以上の吸光度を測定した。通常第1列は純水を注入して
参照値とし、適時(C)項のみを省いたブランク値を使
用した。
以上の方法によって、各濃度のTHCを検出した例を図
に示す。同図において、縦軸は吸光度、横軸はTHC濃
度(M)対数に−1を乗じた値である。
この検出方法では、インヒビシロン法を用いているので
、THCの濃度が高くなるほど吸光度が下がる。図に示
しているように、本条件において、10−8MのTHC
を検出することができた。なお、モノクローナル抗体は
、通常免疫原と類似の構造を有している物質にたいして
もアフィニティーを示すことが知られている。したがっ
て、実施例1に示したようにΔ9−TIICを用いて免
疫をおこなったモノクローナル抗体を用いてもTHCの
誘導体を、やや感度が低下するものの、検出することが
できる。以下、八〇−THCおよびテトラヒドロカンナ
ビノールの誘導体についてお本実施例と同様の方法で検
出を行ったときの相対感度を以下に列挙する。
ここで相対感度は八〇−THCの最低検出濃度を1とし
たときの各物質の最低検出濃度を示し、従って数が高く
なるほど低感度である。
八〇−TIIG                 4
11−ヒト°ロキシー△トチトラヒト°ロカンナピノー
ル、       5511−ヒト°ロキシー△8−テ
トラヒト°ロカンナピノール、       708β
−ヒドロキ汁Δ9−テトラヒト■カンナビノール、  
    608β−ヒトUキ汁Δ8−テトラヒドロカン
ナビノールカンナビノール、            
                 1 3カンナビジ
オール、                     
      2 0カンナビジオール酸、      
                   2 5カンナ
ビシクトル、                   
        4 5カンナピクロメIン、    
                      4 0
8α−ヒト°Uキシーヘキ号ヒト°Uカンナヒ゛ノール
、          6 011−ヒトUキシカンナ
ビノール、                    
2 0カンナビノール−11−アルテ°ヒト アセテー
ト          1 4 08−γtトキシート
k)’ 0キシ−へ4gヒト°Uカンナビノール   
1 6 0発明の効果 本発明によれば、テトラヒドロカンナビノールあるいは
テトラヒドロカンナビノールの誘導体に対して高いアフ
ィニティーを有するモノクローナル抗体を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の一実施例におけるモノクローナル抗体を
用いて、ELISA法によってTHCを検出した結果を
示すグラフである。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名1 γ 1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テトラヒドロカンナビノールまたはテトラヒドロ
    カンナビノールの誘導体と、チキン由来のガンマグロブ
    リの結合物質からなる免疫原で感作されマウスの脾臓細
    胞と、骨髄腫由来の細胞ラインとを融合後、クローニン
    グして得られ、培養上清中に産生されるイムノグロブリ
    ンが、テトラヒドロカンナビノールまたはテトラヒドロ
    カンナビノールの誘導体に特異的に結合することを特徴
    とするモノクローナル抗体産生細胞ライン。
  2. (2)免疫原が、ヒト結核死菌を含むフロイントの完全
    アジュバントの混合物からなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のモノクローナル抗体産生細胞ライ
    ン。
  3. (3)骨髄腫由来の細胞ラインがP3X83−Ag8.
    653であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のモノクローナル抗体産生細胞ライン。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗体
    産生細胞ラインの培養上清を精製して得られるイムノグ
    ロブリンであって、テトラヒドロカンナビノールまたは
    テトラヒドロカンナビノールの誘導体に特異的に結合す
    ることを特徴とするモノクローナル抗体。
JP63207643A 1988-08-22 1988-08-22 モノクローナル抗体産生細胞ラインおよびモノクローナル抗体 Pending JPH0257178A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU645609B2 (en) * 1990-08-08 1994-01-20 United States of America, as represented by the Secretary, U.S. Department of Commerce, The Cannabinoid receptor
WO2006029089A3 (en) * 2004-09-03 2007-05-24 Oakville Hong Kong Company Ltd Tetrahydrocannabinoid- protein conjugates for the production of antibodies for the detection of tεtrahydrocannabinoid components in saliva

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU645609B2 (en) * 1990-08-08 1994-01-20 United States of America, as represented by the Secretary, U.S. Department of Commerce, The Cannabinoid receptor
WO2006029089A3 (en) * 2004-09-03 2007-05-24 Oakville Hong Kong Company Ltd Tetrahydrocannabinoid- protein conjugates for the production of antibodies for the detection of tεtrahydrocannabinoid components in saliva

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