JPH0257062B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0257062B2
JPH0257062B2 JP7290784A JP7290784A JPH0257062B2 JP H0257062 B2 JPH0257062 B2 JP H0257062B2 JP 7290784 A JP7290784 A JP 7290784A JP 7290784 A JP7290784 A JP 7290784A JP H0257062 B2 JPH0257062 B2 JP H0257062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
acid amide
alkyl group
reaction
represented
Prior art date
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Expired
Application number
JP7290784A
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English (en)
Other versions
JPS60218365A (ja
Inventor
Kyoshi Fukui
Junichiro Kita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60218365A publication Critical patent/JPS60218365A/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、新規化合物であるアミジンカルボ
ン酸アミド類およびその製法に関するものであ
る。
さらに詳しくは、この発明は、 式 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示
し、R2は炭素数1〜6のアルキル基またはベン
ジル基を示し、R2がアルキル基である場合、R1
とR2とは相互に連結して、または酸素原子を介
して、環を形成していてもよい。)で表わされる
アミジンカルボン酸アミド類、および 式 (式中、R3は低級アルキル基を示す。)で表わ
されるアルコキシイミノ酢酸アミドと、 式 (式中、R1およびR2は前記と同一の意味を有
する。)で表わされる第二アミンとを反応させる
ことを特徴とする 式 (式中、R1およびR2は前記と同一の意味を有
する。)で表わされるアミジンカルボン酸アミド
類の製法に関するものである。
この発明で得られるアミジンカルボン酸アミド
類は、新規化合物であり、農薬、医薬、さらには
これらの中間体として有用である。
式〔〕で表わされるアルコキシイミノ酢酸ア
ミドの具体例としては、メトキシイミノ酢酸アミ
ド、エトキシイミノ酢酸アミド、プロポキシイミ
ノ酢酸アミド、ブトキシイミノ酢酸アミドなどが
挙げられる。
式〔〕で表わされるアミン類の具体例として
はジメチルアミン、N−メチルプロピルアミン、
N−エチルメチルアミン、N−ブチルメチルアミ
ン、ジエチルアミン、N−ブチルエチルアミン、
ジプロピルアミン、N−ブチルプロピルアミン、
ジブチルアミン、N−メチルベンジルアミン、N
−エチルベンジルアミン、N−プロピルベンジル
アミン、N−ブチルベンジルアミン、ピロリジ
ン、ピペリジン、ヘキサメチレンイミン、モルホ
リンなどが挙げられる。
アルコキシイミノ酢酸アミドとアミン類との反
応は、反応溶媒の不存在下に行うこともできる
が、反応の進行とともに目的生成物の結晶が析出
する場合、反応混合物の撹拌効率の低下による目
的生成物の収率の低下を防止するために、反応溶
媒の存在下に反応を行うことが好ましい。反応溶
媒としては、この発明の反応に不活性なものであ
れば、どのような溶媒も使用することができる。
たとえば、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼンなどの芳香族炭化
水素、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノールなどのアルコール類、ブチルエーテ
ル、アミルエーテルなどのエーテル類が使用され
る。これらの反応溶媒の中でも、反応によつて副
生するアルコールと同一のアルコールを使用する
ことが、反応後の反応溶媒の分離回収を容易にす
る点で好ましい。
アミン類の使用量は、アルコキシイミノ酢酸ア
ミド1モル当り、1モル以上であることが好まし
い。
反応温度については特に制限はないが、過度に
低いと反応速度が低下し、また過度に高いと目的
生成物の収率が低下するので、一般には20〜120
℃の範囲の温度が採用される。
反応時間は、使用する原料の種類、反応温度に
よつて種々異なるが、一般には1〜100時間であ
る。
反応によつて生成するところの式〔〕で表わ
されるアミジンカルボン酸アミド類は、固体であ
り、反応生成混合物から溶解度の差を利用する公
知の方法で単離精製することができる。
式〔〕で表わされるアミジンカルボン酸アミ
ド類の具体例としては、N,N−ジメチルアミジ
ンカルボン酸アミド、N−メチル−N−プロピル
アミジンカルボン酸アミド、N−エチル−N−メ
チルアミジンカルボン酸アミド、N−ブチル−N
−メチルアミジンカルボン酸アミド、N,N−ジ
エチルアミジンカルボン酸アミド、N−ブチル−
N−エチルアミジンカルボン酸アミド、N,N−
ジプロピルアミジンカルボン酸アミド、N−ブチ
ル−N−プロピルアミジンカルボン酸アミド、
N,N−ジブチルアミジンカルボン酸アミド,N
−メチル−N−ベンジルアミジンカルボン酸アミ
ド、N−エチル−N−ベンジルアミジンカルボン
酸アミド、N−プロピル−N−ベンジルアミジン
カルボン酸アミド、N−ブチル−N−ベンジルア
ミジンカルボン酸アミド、N,N−テトラメチレ
ンアミジンカルボン酸アミド、N,N−ペンタメ
チレンアミジンカルボン酸アミド、N,N−ヘキ
サメチレンアミジンカルボン酸アミド、N,N−
オキシジエチレンアミジンカルボン酸アミドなど
が挙げられる。
つぎに実施例を示す。アミジンカルボン酸アミ
ドの収率は、使用したアルコキシイミノ酢酸アミ
ド基準の収率である。
実施例 1 モルホリン0.90gのエタノール30ml溶液に、室
温でエトキシイミノ酢酸アミド1.16gを加えたの
ち、混合物を室温で1日撹拌した。反応後、混合
物を加熱して、析出結晶を溶解させたのち、混合
物を室温下で放冷した。再び析出した無色結晶を
過して、N,N−オキシジエチレンアミジンカ
ルボン酸アミドを0.62g(収率39%)得た。融点
134〜136℃(分解)。その元素分析値を次に示す。
C H N 分析値 45.91 7.04 27.28 計算値 45.85 7.05 26.74 (C6H11N3O2として) 液を減圧下に濃縮し、N,N−オキシジエチ
レンアミジンカルボン酸アミドをさらに0.70g
(収率45%)得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示
    し、R2は炭素数1〜6のアルキル基またはベン
    ジル基を示し、R2がアルキル基である場合、R1
    とR2とは相互に連結して、または酸素原子を介
    して、環を形成していてもよい。)で表わされる
    アミジンカルボン酸アミド類。 2 式 (式中、R3は低級アルキル基を示す。)で表わ
    されるアルコキシイミノ酢酸アミドと、 式 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示
    し、R2は炭素数1〜6のアルキル基またはベン
    ジル基を示し、R2がアルキル基である場合、R1
    とR2とは相互に連結して、または酸素原子を介
    して、環を形成していてもよい。)で表わされる
    第二アミンとを反応させることを特徴とする 式 (式中、R1およびR2は前記と同一の意味を有
    する。)で表わされるアミジンカルボン酸アミド
    類の製法。
JP7290784A 1984-04-13 1984-04-13 アミジンカルボン酸アミド類およびその製法 Granted JPS60218365A (ja)

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JPS60218365A JPS60218365A (ja) 1985-11-01
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