JPH0354654B2 - - Google Patents

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JPH0354654B2
JPH0354654B2 JP7290684A JP7290684A JPH0354654B2 JP H0354654 B2 JPH0354654 B2 JP H0354654B2 JP 7290684 A JP7290684 A JP 7290684A JP 7290684 A JP7290684 A JP 7290684A JP H0354654 B2 JPH0354654 B2 JP H0354654B2
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acid amide
alkyl group
group
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、新規化合物であるアミジンカルボ
ン酸アミド類およびその製法に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、 式 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、炭素
数2〜5のアルケニル基、シクロヘキシル基、炭
素数7〜10のアラルキル基、または
【式】(R2は炭素数1〜4のアルキ ル基を示し、nは0または1である。)を示す。〕
で表わされるアミジンカルボン酸アミド類、およ
び 式 (式中、R3は低級アルキル基を示す。)で表わさ
れるアルコキシイミノ酢酸アミドと、 式 R1−NH2 ……〔〕 (式中、R1は前記と同一の意味を有する。)で表
わされる第一アミンとを反応させることを特徴と
する 式 (式中、R1は前記と同一の意味を有する。)で表
わされるアミジンカルボン酸アミド類の製法に関
するものである。 この発明で得られるアミジンカルボン酸アミド
類は、新規化合物であり、農薬、医薬、さらには
これらの中間体として有用である。 式〔〕で表わされるアルコキシイミノ酢酸ア
ミドの具体例としては、メトキシイミノ酢酸アミ
ド、エトキシイミノ酢酸アミド、プロポキシイミ
ノ酢酸アミド、ブトキシイミノ酢酸アミドなどが
挙げられる。 式〔〕で表わされるアミン類の具体例として
は、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミン、アリルアミン、シクロヘキシ
ルアミン、ベンジルアミン、アニリン、トルイジ
ンなどが挙げられる。 アルコキシイミノ酢酸アミドとアミン類との反
応は、反応溶媒の不存在下に行うこともできる
が、反応の進行とともに目的生成物の結晶が析出
する場合、反応混合物の撹拌効率の低下による目
的生成物の収率の低下を防止するために、反応溶
媒の存在下に反応を行うことが好ましい。反応溶
媒としては、この発明の反応に不活性なものであ
れば、どのような溶媒も使用することができる。
たとえば、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼンなどの芳香族炭化
水素、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノールなどのアルコール類、ブチルエーテ
ル、アミルエーテルなどのエーテル類が使用され
る。これらの反応溶媒の中でも、反応によつて副
生するアルコールと同一のアルコールを使用する
ことが、反応後の反応溶媒の分離回収を容易にす
る点で好ましい。 アミン類の使用量は、アルコキシイミノ酢酸ア
ミド1モル当り、1モル以上であることが好まし
い。 反応温度については特に制限はないが、過度に
低いと反応速度が低下し、また過度に高いと目的
生成物の収率が低下するので、一般には20〜120
℃の範囲の温度が採用される。 反応時間は、使用する原料の種類、反応温度に
よつて種々異なるが、一般には1〜100時間であ
る。 反応によつて生成するところの式〔〕で表わ
されるアミジンカルボン酸アミド類は、固体であ
り、反応生成混合物から溶解度の差を利用する公
知の方法で単離精製することができる。 式〔〕で表わされるアミジンカルボン酸アミ
ド類の具体例としては、N−メチルアミジンカル
ボン酸アミド、N−エチルアミジンカルボン酸ア
ミド、N−プロピルアミジンカルボン酸アミド、
N−ブチルアミジンカルボン酸アミド、N−アリ
ルアミジンカルボン酸アミド、N−シクロヘキシ
ルアミジンカルボン酸アミド、N−ベンジルアミ
ジンカルボン酸アミド、N−フエニルアミジンカ
ルボン酸アミド、N−トリルアミジンカルボン酸
アミド、などが挙げられる。 つぎに実施例を示す。アミジンカルボン酸アミ
ドの収率は、使用したアルコキシイミノ酢酸アミ
ド基準の収率である。 実施例 1 イソプロピルアミン1.18gのエタノール30ml溶
液に、室温でエトキシイミノ酢酸アミド1.16gを
加えた。混合物を還流下に3時間加熱したのち、
減圧下に濃縮した。残渣の結晶にイソプロピルエ
ーテル15mlを加えて渦し、N−イソプロピルア
ミジンカルボン酸アミドを0.91g(収率71%)得
た。これをイソプロピルエーテルで再結晶して、
融点110.5〜111℃の無色結晶を得た。その元素分
析値を次に示す。 C H N 分析値 47.07 8.52 32.76 計算値 46.50 8.58 32.53 (C5H11N3Oとして) 実施例 2 アリルアミン0.60gのエタノール30ml溶液に、
室温でエトキシイミノ酢酸アミド1.16gを加え
た。混合物を室温で4日間撹拌したのち、減圧下
に濃縮した。残渣の結晶をベンゼン20mlで再結晶
し、融点79〜79.5℃の無色プリズム状結晶とし
て、N−アリルアミジンカルボン酸アミドを0.83
g(収率65%)得た。その元素分析値を次に示
す。 C H N 分析値 47.49 6.88 32.79 計算値 47.23 7.13 33.05 (C5H9N3Oとして) 再結晶の母液を減圧下に濃縮し、さらにN−ア
リルアミジンカルボン酸アミドを0.21g(収率17
%)得た。 実施例 3 シクロヘキシルアミン1.00gのエタノール20ml
溶液に、室温でエトキシイミノ酢酸アミド1.16g
を加えた。混合物を還流下に3時間加熱したの
ち、減圧化に濃縮した。残渣の結晶にイソプロピ
ルエーテル10mlを加えて渦し、N−シクロヘキ
シルアミジンカルボン酸アミドを1.06g(収率63
%)得た。これをイソプロピルエーテルで再結晶
して、融点101.5〜102℃の微黄色結晶を得た。そ
の元素分析値を次に示す。 C H N 分析値 57.36 9.22 24.52 計算値 56.78 8.93 24.83 (C8H15N3Oとして) 実施例 4 ベンジルアミン1.07gのエタノール30ml溶液
に、室温でエトキシイミノ酢酸アミド1.16gを加
えた。混合物を室温で2日間撹拌したのち、渦
してN−ベンジルアミジンカルボン酸アミドを
1.09g(収率62%)得た。融点144.5〜146.5℃。
その元素分析値を次に示す。 C H N 分析値 60.77 6.21 23.70 計算値 61.00 6.26 23.71 (C9H11N3Oとして) 実施例 5 アニリン0.93gのエタノール30ml溶液に、室温
でエトキシイミノ酢酸アミド1.16gを加えた。混
合物を室温で4日間撹拌したのち、渦してN−
フエニルアミジンカルボン酸アミドを0.40g(収
率25%)得た。これをエタノールで再結晶して、
融点146.5〜148.5℃の無色プリズム状結晶を得
た。その元素分析値を次に示す。 C H N 分析値 59.01 5.68 26.14 計算値 58.89 5.56 25.75 (C8H9N3Oとして) 液を減圧下に濃縮し、N−フエニルアミジン
カルボン酸アミドをさらに1.00g(収率61%)得
た。 実施例 6 P−トルイジン1.07gのエタノール30ml溶液
に、エトキシイミノ酢酸アミド1.16gを室温で加
えた。混合物を還流下に3時間加熱したのち、減
圧化に濃縮した。残渣にイソプロピルエーテル30
mlを加えて渦し、N−(P−トリル)アミジン
カルボン酸アミドを1.45g(収率82%)得た。こ
れをベンゼンで再結晶して、融点148.5℃の無色
針状結晶を得た。その元素分析値を次に示す。 C H N 分析値 60.77 6.23 23.65 計算値 61.00 6.26 23.71 (C9H11N3Oとして)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、炭素
    数2〜5のアルケニル基、シクロヘキシル基、炭
    素数7〜10のアラルキル基、または 【式】(R2は炭素数1〜4のアル キル基を示し、nは0または1である。)を示
    す。〕で表わされるアミジンカルボン酸アミド類。 2 式 (式中、R3は低級アルキル基を示す。)で表わさ
    れるアルコキシイミノ酢酸アミドと、 式 R1−NH2 ……〔〕 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、炭素
    数2〜5のアルケニル基、シクロヘキシル基、炭
    素数7〜10のアラルキル基、または 【式】(R2は炭素数1〜4のアル キル基を示し、nは0または1である。)を示
    す。〕で表わされる第一アミンとを反応させるこ
    とを特徴とする 式 (式中、R1は前記と同一の意味を有する。)で表
    わされるアミジンカルボン酸アミド類の製法。
JP7290684A 1984-04-13 1984-04-13 アミジンカルボン酸アミド類およびその製法 Granted JPS60218364A (ja)

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