JPH0256853A - 鉛蓄電池の群溶接方法 - Google Patents

鉛蓄電池の群溶接方法

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JPH0256853A
JPH0256853A JP63209263A JP20926388A JPH0256853A JP H0256853 A JPH0256853 A JP H0256853A JP 63209263 A JP63209263 A JP 63209263A JP 20926388 A JP20926388 A JP 20926388A JP H0256853 A JPH0256853 A JP H0256853A
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    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/531Electrode connections inside a battery casing
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    • H01M50/541Connection of several leads or tabs of plate-like electrode stacks, e.g. electrode pole straps or bridges for lead-acid accumulators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車用等として使用される鉛蓄電池の群溶
接方法に関し、特に正極板にp b−s b系合金格子
を用い、負極板にPb−Ca系合金格子を用いたハイブ
リッド形電池(以下、HB電池と称する。)の各極板に
おける耳部を一括して溶接す漬群溶接方法に適用して好
適な鉛蓄電池の群溶接1方法に関するものである。
[従来技術] 自動車用鉛蓄電池の群溶接作業は、各セル内に納められ
た各極板を、正極板は正極板同士、負極板は負極板同士
、その耳部をひとまとめにして溶接してストラップを形
成し、該ストラップで各極板を電気的に接続する作業で
ある。
第6図(A)(B)はその−例を示したものであり、同
極性の各極板1の耳部2を群溶接することによりpb金
合金ストラップ3を形成し、このストラップ3により各
極板1を電気的に接続している。
この場合、群溶接方法としては、いくつかの方法がある
。その中で、図示しないが櫛歯状の冷し金の、間に耳部
2を挟み、その上からPb合金の溶加棒をガスバーナー
で加熱溶接させてこれを各耳部2の門に流し込み、同時
に各耳部2を溶融させてストラップ3を形成させると同
時に各耳部2の溶接を行なうバーナー式と称する方法と
、ストラップ3の形状をした金型の凹部にPb合金溶湯
を流し込み、引き続きこの溶湯中に各耳部2を浸漬して
該溶湯を凝固させて各耳部2の溶接とストラツブ3の形
成を行なうキャストオンストラップ式と称する方法とが
、代表的な方法である。
第7図にバーナー式による群溶接部の断面形状の代表例
を示す。同図で、5枚の耳部2のうちの右側3枚の耳部
2は溶融境界部(耳部2の溶融した所としなかった所と
の境界)がストラップ3の下面3Aより下(極板1側)
に位置した形で溶接されている。このような溶接状態を
呈するのがバーナー式による群溶接方法の特徴である。
これに対して、キャストオンストラップ式の場合には、
溶融境界部4がストラップ3の内部に位置した形で溶接
されているのが一般的である。
ところで、従来は溶融境界部4がどこに位置するように
溶接するかという点に関してはほとんど注意が払われて
おらず、ストラップ3と各耳部2とが一体化されていれ
ば問題ないといった認識でしか群溶接が行なわれていな
かった。
[発明が解決しようとする課題] 最近、自動車用鉛蓄電池としてHe電池の使用が広まり
つつあるが、この種の電池には1つの欠点がある。それ
は、高温下で負極側の群溶接部が腐食され易いというこ
とである。より正確に云うと、高温下で電池が使用され
、電解液が蒸発し、群溶接部が露出すると、その表面で
Tal1Iが濃縮され、ストラップ3を形成してするp
b−sb系合金と耳部2を形成しているpb−Ca系合
金との接合部である溶融境界部4において腐食が進行す
るというものである。
最近、自動車のエンジンルームの高温化が著しく、この
中に納められる電池の温度は80〜90℃に達する。こ
のような状況下でHe電池が使用されると、正極側に比
べて負極側で顕著な腐食が生じ、ストラップ3と耳部2
との溶融境界部4で耳部2が折損してしまう非常に厄介
な問題が生じている。
一般に2種の金属を溶接した場合、その溶融境界部では
機械的強度や耐食性が母材のそれに比べて低下すること
が多い。それ故、異種の金属に関しては注意を要するわ
けであるが、He電池の負極側における群溶接部の高温
下での腐食は、電解液が関与したものであるため、溶融
境界部4の位置が非常に重要なポイントとなる。即ち、
腐食が生じる。ためには、電解液の存在が不可欠である
わけで、溶融境界部4が電解液と接触し易・い位置にあ
るか否かで、群溶接部の耐食性が決ってくるわけである
それ故、第8図に示した如く、溶融境界部4を完全にス
トラップ3の内部に収納し、十分なフィレット5により
ストラップ3内部への電解液の侵入を阻止することによ
り、電解液を溶融境界部4に直接接触させないような構
造の群溶接部を得ることが、高温耐食性を確保する上で
最も重要なことになるわけである。
ところで、第8図に示すような好ましい群溶接状態を得
るためには、溶接条件をかなり微妙に制御してやること
が必要である。例えば、Cu線同士を半田付けする時に
は、溶接しようとするCu線は半田に比べて十分高い融
点をもっており、溶融した半田を溶接部に供給してもC
u線自体は溶ける心配がない。これに対し、群溶接の場
合は、約325℃のp b−Ca系合金の耳部2の周囲
に、4゜0〜500℃のp b−s b系合金溶湯が注
入されるわけであるから、よほど溶接条件を上手に制御
しないと、耳部2はほとんどが過剰溶融状態となる。
即ち、第7図の右側3枚の耳部2のような溶接状態を呈
するわけで、このような状態が最も耐食性が心配される
状態である。ここに群溶接の難しさがあるわけである。
このようなことから、過剰溶接状態を呈さないような群
溶接部を安定して得るためには、かなりの熟練と溶接条
件の微妙な制御が必要なわけで、より容易に群溶接がで
きる群溶接方法が強く求められている。
C*題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の詳細な説明すると
、本発明は同極性の各極板の各耳部を群溶接してストラ
ップを形成する鉛蓄電池の群溶接方法において、耳部上
端より所定長さ離れた位置に熱容量を増大させる突起部
を形成した耳部をそれぞれ有する各極板又は前記位置よ
り下部の幅若しくは厚さが上部より大きい耳部をそれぞ
れ有する各極板を用いて、前記各耳部の上部を群溶接す
ることを特徴とする。
[作用] このように耳部上端より所定の位置に熱容量を増大させ
る突起部又は該所定の位置より下部の幅若しくは厚さが
上部より大きい耳部をそれぞれ有する各極板を用いて群
溶接すると、各耳部の熱容量が大きくなり、各耳部が適
度に温度上昇するようになり、各耳部と溶湯とのヒート
バランスがよくなって、溶融境界部がストラップの内部
に位置し、且つ耳部側面が十分に溶接されてストラップ
の下面に十分なフィレットが形成される群溶接を容易に
行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図及び第2図(A)fB)は本発明の一実施例を示
したものである。本実施例では、厚みがtlで、幅がW
lの耳部2の上端より所定長さh1離れた位置に熱容量
を増大させる厚みがtlの突起部6をh2の長さで設け
た耳部2を有する複数の極板1を用いて、各耳部2の上
部を群溶接し、ストラップ3を形成する。
このようにすると、熱容量の大きい突起部6の存在によ
り、溶湯と各耳部2とのヒートバランスが良くなって、
溶融境界部4がストラップ3の内部に位置し、且つ各耳
部2の側面が十分に溶接されてストラップ3の下面に十
分なフィレット5が形成される群溶接を容易に行うこと
ができる。従って、耳部2の側面の溶接が不十分でそこ
に電解液が侵入する心配がなくなる。この場合、単純に
耳部2の全体の厚さを増加させると、耳部2の側面が溶
接されず、フィレット5が形成されないという結果にな
り易い。このため、突起部6より先の部分は適度に温度
が上り易いように薄目にし、突起部6の僅か上から極板
1側では突起部6により完全に過剰溶融を阻止するよう
に、突起部6の寸法を決定する。
本発明で用いる極板1としては、上記実施例のものばか
りでなく、第3図(A)(B)、第5図(A)(B)に
示すような構造のもの等でもよい。
第3図(A)(B)は、厚みがt1′で幅がw 、 I
の耳部2の上端より所定長さh1′離れた位置に熱容量
を増大させる全体幅がW2′の突起部6を設けた耳部2
を有する極板1の例を示したものである。
第4図(A)(B)は、耳部上端より所定長さ位置より
下部が熱容量を増大させるため、厚みが上部より厚くな
っている耳部2を有する極板1の例を示したものである
第5図(A)(B)は、耳部上端より所定長さ位置より
下部が、熱容量を増大させるため、幅が上部より広くな
っている耳部2を有する極板1の例を示したものである
次に、本発明のAタイプとBタイプの極板を使用した場
合の群溶接結果と、従来タイプの極板を使用した場合の
群溶接結果について説明する。
Aタイプは、第2図(A)(B)に示す極板であって、
その寸法はtl−1,1履、tl−1,4履、111−
6履、h2−3履、Wl −13履である。
Bタイプは、第3図(A)(B)に示す極板であって、
その寸法はt+’−1,1履、hl’ = 6履・h 
2 ’ −3,55,Wl ’ −13mg+、 W2
 ’ −16履である。
従来タイプは、耳部の厚さは1.111111.幅は1
3awである。
いずれの耳部も、材質はF”b−0,08Ca−0,5
Sn合金の鋳造品である。
溶接はLPG−02ガスを使用したバーナー溶接で行い
、ストラップを形成するための溶加棒はP b−2,9
S b−0,22A s−0,02Cu−0,01S 
n合金である。
ストラップの寸法は、高さBfllRs幅15m、長さ
33履である。
第1表に上述した方法で製作した群溶接部会100個に
ついてその溶接状態を調べた結果を、第1図に本発明の
Aタイプの耳部を用いて溶接した群溶接部の断面図を示
す。
更に、同様にして製作した負極側群溶接部を有する極板
群を用いて、2V電池の各10個を高温耐食性試験に供
した。試験条件は次の通りである。
即ち、2.47 V定電圧充1f10分、25A放電2
分、充放電サイクル数3500、温度80±2℃(水槽
中)である。試験終了後にストランプを切断し、腐食の
進行状態を調べた。その結果をM2表に示す。
なお、本発明の技術は、前述した如くヒートバランスの
改善を図るものであるから、単にHB電池の負極側の群
溶接部に対して効果を発揮することにとどまらず、正、
負の区別なくいずれの電池に適用しても群溶接性の向上
に効果を発揮するものであることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、耳部上端より所定の位
置に熱容量を増大させる突起部又は該所定位置より下部
の幅若しくは厚さが上部より大きい耳部をそれぞれ有す
る各極板を用いて群溶接するので、各耳部の熱容量が大
きくなり、各耳部が適度に温度上昇するようになり、各
耳部と溶湯とのヒートバランスが良くなって、溶融境界
部がストラップの内部に位置し、且つ耳部の側面が十分
に溶接されてストラップの下面に十分なフィレットが形
成される群溶接を容易に行うことができる。
従って、本発明によれば、群溶接部の高温耐食性を大幅
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鉛蓄電池の群溶接方法で得られた
群溶接部の一例を示す縦断面図、第2図(A)(B)は
第1図で用いている極板の耳部の側面図及び正面図、第
3図(A)(B)〜第5図(A)(B)は本発明で用い
る耳部の他の3種の例を示す側面図及び正面図、第6図
(A) (B)は従来の群溶接部の側面図及び正面図、
第7図←←←は従来の群溶接部の縦断面図、第8図は従
来の群溶接部のうち最も良好な溶接がなされたものの縦
断面図である。 1・・・極板、2・・・耳部、3・・・ストラップ、3
A・・・ストラップ下面、4・・・溶融境界部、5・・
・フィレット、6・・・突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 同極性の各極板の各耳部を群溶接してストラップを形成
    する鉛蓄電池の群溶接方法において、耳部上端より所定
    長さ離れた位置に熱容量を増大させる突起部を形成した
    耳部をそれぞれ有する各極板又は前記位置より下部の幅
    若しくは厚さが上部より大きい耳部をそれぞれ有する各
    極板を用いて、前記各耳部の上部を群溶接することを特
    徴とする鉛蓄電池の群溶接方法。
JP63209263A 1988-08-23 1988-08-23 鉛蓄電池の群溶接方法 Expired - Lifetime JP2696975B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255998A (ja) * 1995-08-11 2008-10-23 Solvay (Sa) 中空容器から流体を抜き取るためのモジュール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63245854A (ja) * 1987-03-31 1988-10-12 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 鉛蓄電池用極板群の製造方法

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