JPH0256847B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0256847B2
JPH0256847B2 JP58200338A JP20033883A JPH0256847B2 JP H0256847 B2 JPH0256847 B2 JP H0256847B2 JP 58200338 A JP58200338 A JP 58200338A JP 20033883 A JP20033883 A JP 20033883A JP H0256847 B2 JPH0256847 B2 JP H0256847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
input
processing circuit
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58200338A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6091711A (ja
Inventor
Akira Tada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAGAKU GIJUTSUCHO KOKU UCHU GIJUTSU KENKYUSHOCHO
Original Assignee
KAGAKU GIJUTSUCHO KOKU UCHU GIJUTSU KENKYUSHOCHO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAGAKU GIJUTSUCHO KOKU UCHU GIJUTSU KENKYUSHOCHO filed Critical KAGAKU GIJUTSUCHO KOKU UCHU GIJUTSU KENKYUSHOCHO
Priority to JP20033883A priority Critical patent/JPS6091711A/ja
Publication of JPS6091711A publication Critical patent/JPS6091711A/ja
Publication of JPH0256847B2 publication Critical patent/JPH0256847B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、エイリアシングの影響を受けずに
時系列データの抽出を行うフイルタリングデイジ
タルサンプル装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
近年、デイジタル計算機とその利用技術の発達
に伴い、例えば航空機等の制御,スペクトルアナ
ライザ等の解析,デイジタルデータレコーダ等の
記録に際しては、元来時間的に連続したデータで
さえ離散化し、さらにデイジタル処理を行つたう
えでデータを記録した方が有利な場合な場合が多
い。
ところが、時系列データのサンプル、すなわち
離散化およびデータ抽出に伴う問題で扱いにくい
ものにエイリアシングと呼ばれる高周波成分の低
周波への、また、低周波成分の高周波への折り返
し現象がある。これによつてサンプリング周波数
の半分より高い周波数の雑音成分が低周波の信号
成分に重畳してしまい、制御,解析,記録に悪影
響を及ぼすことが多い。
このエイリアシングの対策として、通常、連続
データをアナログロ−パスフイルタを通過させて
から離散化,量子化を行つてデイジタルデータを
作成している。しかしながら、この場合にはS/
N比を向上させる目的でアナログロ−パスフイル
タのカツトオフ周波数は必要なアナログ信号の上
限周波数にほぼ等しい値が選ばれ、また、サンプ
リング周波数はカツトオフ周波数のほぼ2倍の値
が選ばれるため、下記(1)〜(3)の欠点がある。
(1) アナログロ−パスフイルタによる位相遅れの
影響により信号成分に歪を生じ易い。
(2) サンプリング周波数を変更する場合には、ア
ナログロ−パスフイルタのカツトオフ周波数も
同時に変更しなければならないため、アナログ
ロ−パスフイルタをプログラマブルにする必要
があり、そのためにフイルタの価格が非常に高
くなる。
(3) アナログフイルタの特性は構成部品のバラツ
キ等により固体差が避けられないため、多チヤ
ンネルデータ処理を行う場合にはチヤンネル間
誤差が生じてしまう。
一方、デイジタルフイルタとして使用される
FIRフイルタ等にも下記(4)〜(5)の問題がある。
(4) デイジタル演算、特に乗算が非常に多くなる
ために高速演算処理能力が必要となる。
(5) フイルタ特性を左右するデイジタル演算中の
桁落ちを除くため、桁数を多くとらなければな
らず、演算処理が長くなりリアルタイム処理が
困難になる。
〔発明の概要〕
この発明は、上記の点にかんがみなされたもの
で、量子化された離散時系列データに対し二項係
数を重みとする移動平均処理を行い、さらに入力
データに対して2分の1の割合でデータ抽出を行
うことを基本とする基本処理を近要回数繰り返
し、全体としてエイリアシングを避けながら2〓
(ι=1,2,…)のサンプル比でデータ点数を
目的とする数まで減らすフイルタリングデイジタ
ルサンプル装置を提供するものである。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すサンプリン
グ演算処理模式図であり、第1図aは時系列連続
信号f(t)をサンプリングしA/D変換して得
られる離散信号f(1),f(2),f(3),……,f(n)
(以下、一般的に離散信号を表わすときはf(i)を
用いる。:iは順番)を示しており、これらは連
続信号f(t)をt=t1,(t1+ΔT),(t1+2ΔT)

(t1+3ΔT),……,(t1+nΔT)で離散化した時
の信号、すなわちt=t1からスタートしΔTの周
期でサンプリングした信号である。第1図b,
c,dは離散信号f(i)の影響範囲とサンプリング
演算処理を示している。
ブロツクIは離散信号f(1),f(2),f(3)に重み
1/4,1/2,1/4をそれぞれ加えてサンプル信号F11
を得る。すなわち、各サンプル信号F11,F12,…
…(以下、一般的にサンプル信号を表わすときは
F〓iを用いる。:ιは段数、iは順番) F11=f(1)/4+2f(2)/4+f(3)/4 =1/4( 2C0f(1)+ 2C1f(2)+ 2C2f(3)) …(1) F12=f(3)/4+2f(4)/4+f(5)/4 =1/4( 2C0f(3)+ 2C1f(4)+ 2C2f(5)) …(2) の関係が成立する。ここに、oCrは二項係数n!/
n(n−r)!r!である。また、離散信号f(i)
の、サンプリング間隔はΔTであるのに対し、サ
ンプル信号F〓iのサンプリング間隔は2ΔTである
るため、サンプリング比は1/2となつている。
このように各段におけるサンプリング演算処理
は、入力データ(n+1)点を二項係数oC0oC1
……oCr,……,oCoの割り合いの重みで加重平均
して各サンプル信号F1iを求める(以下、移動平
均処理という。)ことと、このとき各サンプル信
号〓iのサンプリング比は1/2となることに特徴
がある。特に、第1図に示すブロツクの処理で
は、n=2の場合であり、出力の値を正規化する
ために1/4が乗ぜられている。
ブロツクは第2段目におけるサンプリング演
算処理を示しており、ブロツクに対比させる
と、入力を離散信号f(1),f(2),f(3)から1段目
のサンプル信号F11,F12,F13に置きかえ、サン
プル信号F11をF21に置きかえ、時間のスケールを
2倍としたものになつている。つまり、サンプリ
ング演算処理構造はブロツクと全く同一であ
る。このため、全体の回路構成はサンプリングの
段数に無関係になり、上記加重平均と1/2のサ
ンプリング比よりなる基本処理回路を繰り返す構
成でよいことがわかる。
第1段目の入力である離散信号f(1),f(2),…
と第2段目の出力であるサンプル信号F2iとの関
係は、 F21=1/16(f(1)+2f(2)+3f(3)+4f(4) +3f(5)+2f(6)+f(7)) …(3) F22=1/16(f(5)+2f(6)+3f(7)+4f(8) +3f(9)+2f(10)+f(11)) …(4) と展開されるから、デイジタルフイルタの周波数
特性は、下記第(5)式で示される。
Y=1/16(e-j6T+2e-j5T+……+ 2e-j〓〓T+1) =e-j3T/16・(e-j4T+ej4T−2)/(
ej〓〓T+e-j〓〓T−2) =e-j3T/16・sin2(ω2ΔT)/sin2(ωΔT/2
)…(5) 上記第(5)式で表わされるものにサンプリングに
よるエイリアシングの効果を考慮したものとな
る。一般形で示せばι段処理による周波数特性
は、 Y=e-jn(2-1-1/2)T・{sin(ω2〓-1ΔT)/ 2〓sin(ωΔT/2)}n …(6) 上記第(6)式で表わされるものに2〓ΔTで再サン
プリングすることを考慮したものとなる。これら
から、位相特性は完全に直線で出力データのサン
プリング間隔に見合う無駄時間であること、ま
た、再サンプリングにより高周波成分が低周波成
分に重畳してしまうエイリアシング効果による雑
音がω=0近傍で理想的に小さいことがわかる。
次に第2図,第3図でこの発明の構成および動
作について説明する。
第2図はこの発明の一実施例を示す構成ブロツ
ク図であり、M1は上記離散信号f(i)の奇数番目
を格納するメモリ、M2は上記離散信号f(i)の偶
数番目を格納するメモリ、FA1は前記メモリM1
およびメモリM2に格納された両離散信号f(i)の
演算をするフルアダー、FA2は前記フルアダー
FA1の出力と離散信号f(i)との演算をするフルア
ダー、M3は前記フルアダーFA2の出力を格納す
るメモリ、C1は前記メモリM1,M2,M3に対し
てクロツク信号を送出するクロツクコントロー
ラ、Xは前記クロツコントローラC1に入力され
るクロツク入力信号、1〜4,1′〜4′は前記クロ
ツクコントローラC1が送出するクロツク信号で
ある。なお、制御回路の図示は省略してあり、ま
た、図中の点線部分は1段目の基本処理回路1
1、一点鎖線部分は2段目の基本処理回路12を
それぞれ示し、2段目以降も1段目の基本処理回
路11と同一の回路構成であるが図示は省略され
ている。以下、第3図のタイミングチヤートを参
照しながら第2図の実施例の動作について説明す
る。
基本処理回路11において、離散信号f(i)がフ
ルアダーFA2、メモリM1,M2に、クロツク入力
信号XがクロツクコントローラC1にそれぞれ入
力されると、まず、クロツクコントローラC1
クロツク入力信号Xを1/2に分周した後、遅延時
間処理を行い、クロツク信号3,2,1をそれぞ
れ作成し、クロツク信号3はフルアダーFA2の出
力をメモリM3にストアさせ、クロツク信号2は
入力された離散信号f(i)のちf(1),f(3),f(5),
……のように奇数番目の離散信号f(i)(i=1,
3,……,n)をメモリM1にストアさせ、クロ
ツク信号1は離散信号f(i)のうちf(2),f(4),f
(6),……のように偶数番目の離散信号をメモリ
M2にストアさせるように設定された信号である。
したがつて、メモリM1の出力はf(1),f(3),f
(5),……、メモリM2の出力はf(2),f(4),f(6),
……、のように順次変化する。ここで、メモリ
M1の出力は直接フルアダーFA1の入力端子に接
続されるのに対し、メモリM2の出力は上記二項
係数分を考慮し、メモリM2の出力を全体的に高
位桁に1ビツトシフトさせる動作によつて2倍し
たものをフルアダーFA1のもう一つの入力端子に
接続させる。したがつて、メモリM2の出力を2
倍させるためには乗算器を使用することなく配線
接続方法を変更することで可能である。このよう
に2倍されたメモリM2の出力とメモリM1の出力
からフルアダーFA1の出力は(f(1)+2f(2),(f
(3)+2f(4)),(f(5)+2f(6)),……のように順次変
化する。
一方、フルアダーFA2の出力はフルアダーFA1
の出力と入力された離散信号f(i)との和となるた
め、(f(1)+2f(2)+f(3)),(f(3)+2f(4)+f(5)
),
(f(5)+2f(6)+f(7)),……のように順次変化す
る。このフルアダーFA2の出力をそれぞれ1/4倍
すると上記第(1)式および第(2)式のサンプル信号
F11,F12,……に一致する。
このため、フルアダーFA2の出力を2ビツト分
全体的に低位桁にシフトさせる動作により1/4倍
したものをメモリM3に入力する。この結果、メ
モリM3の出力は上記第(1)式および第(2)式で得ら
れたF11,F12,F13,……と同一のサンプル信号
が得られる。この移動平均処理を入力される離散
信号f(i)(i=1,……,n)に対して行い、サ
ンプル信号F11,F12,F13,……,F1oを順次求
め、これを次段の基本処理回路12の入力信号と
して、クロツク信号3よりわずかに遅延されたク
ロツク信号4とともに第2段目の基本処理回路1
2に入力される。
次に第2段目の基本処理回路12の動作につい
て説明する。
サンプル信号F11,F12,……,F1oがフルアダ
ーFA2,メモリM1,M2に、クロツク信号4がク
ロツクコントローラC1に基本処理回路11のク
ロツクコントローラC1から入力されると、クロ
ツクコントローラC1はクロツク信号4を1/2に分
周した後、遅延時間処理し、クロツク信号3′,
2′,1′を作成する。クロツク信号3′はフルア
ダーFA2の出力をメモリM3にストアさせ、クロ
ツク信号2′は入力されたサンプル信号F11,F12
…,F1oのうちF11,F13,F15,……のように奇数
番目のサンプル信号をメモリM1にストアさせ、
クロツク信号1′はF12,F14,F16,…のように偶
数番目のサンプル信号をメモリM2にストアさせ
るように設定された信号である。したがつて、メ
モリM1の出力はF11,F13,F15,…またメモリ
M2の出力はF12,F14,F16,…のように順次変化
する。上述のように、ここでメモリM1の出力は
直接フルアダーFA1の入力端子に接続されるのに
対し、メモリM2の出力は上記二項係数分を考慮
し、メモリM2の出力を全体的に高位桁に1ビツ
トシフトさせる動作によつて2倍したものをフル
アダーFA1のもう一つの入力端子に接続されてい
る。このため、フルアダーFA1の出力は(R11
2F12),(F13+2F14),(F15+2F16),…のように
順次変化する。一方、フルアダーFA2の出力はフ
ルアダーFA1の出力と入力されたサンプル信号と
の和であるから(F11+2F12+F13),(F13+2F14
+F15),(F15+2F16+F17),…のように順次変化
する。このフルアダーFA2の出力をそれぞれ1/4
倍すると上記第(3)式および第(4)式でのF21,F22
…に一致する。このため、フルアダーFA2の出力
を2ビツト分全体的に低位桁にシフトさせる動作
により1/4倍したものをメモリM3に入力する。こ
の結果、メモリM3の出力は上記第(3)式および第
(4)式で求めたF21,F22,…と同一のサンプル信号
が得られる。このサンプル信号F21〜F2oが次段の
基本処理回路(図示せず)の入力となる。このよ
うに、第1段目と第2段目基本処理回路11,1
2の構成を同一にして、二項係数分の移動平均処
理を行い、第2段目は第1段目に対して半分の割
合でサンプル信号を抽出している。第3段目以降
も同様に第1段目,第2段目の基本処理回路1
1,12と同一の回路を構成すればι段の基本処
理回路が成立し、高段になるにしたがいサンプル
信号が順次半分の割合で抽出され、エイリアシン
グの影響を受けずにフイルタリングデイジタルサ
ンプリングが実行できる。
第4図,第5図はこの発明の他の実施例を示す
もので、二項係数の数が4および5の場合のサン
プリング演算処理模式図である。以下、第4図か
ら説明する。
第4図において、f(1)〜f(10)は離散信号、
F11′,F12′,…,F14′は第1段目のサンプル信号、
F21′は第2段目のサンプル信号であり、サンプル
信号11′,サンプル信号F21′は、 F11′=1/23(f(1)+3f(2)+3f(2)+3f(3)+f(4)
) …(7) F21′=1/23(F11′+3F12′+3F13′+F14′)…(
8) となる。
第5図において、f(1)〜f(13)は離散信号、
F11″,F12″,…,F1o″は第1段目のサンプル信
号、F21″は第2段目のサンプル信号である。サン
プル信号F11″,サンプル信号F21″は、 F21″=1/24(f(1)+4f(2)+6f(3)+4f(4)+f(5)
) …(9) F21″=1/24(F11″+4F12″ +6F13″+4F14″+F15″) …(10) となる。
第4図および第5図において、いずれもブロツ
クとブロツクとは離散信号f(1),f(2),f
(3),…,f(n)が第4図ではサンプル信号F11′,
F12′,F13′,…,F1o′に、第5図ではサンプル信
号F11″,F12″,F13″,…,F1o″にならるだけで演
算処理形態は全く同一で、同一の基本処理回路で
構成できることを示しており、具体的には第2図
におけるメモリおよびフルアダーが二項係数の倍
数nに応じて増加するだけで実現できることは言
うまでもない。また、上記第(1),(2),(7),(8)式、
および第(9),(10)式をみると、重み係数が第1図に
示したように入力データ数が3個のときは、“1,
2,1”、第4図に示したように入力データ数が
4個のときは“1,3,3,1”、第5図に示し
たように入力データ数が5個のときは“1,4,
6,4,1”となつている。つまり、二項係数を
重みとしている。また、第1図,第4図および第
5図で示したように、基本的なブロツクの回路
を多数のデータに接続させるだけでι段に構成で
きるため、この段階を変更するだけでフイルタデ
イジタルサンプル装置のカツトオフ周波数は1/2〓
に容易に変更できる。このため、ι段に接続され
た回路と段数セレクタ回路とを有するLSIを使用
すれば自由にカツトオフ周波数をデイジタル的に
選択することができ、固体差が全く生じないフイ
ルタリングデイジタルサンプル装置が実現でき
る。
なお、上記の説明では第2図に示すように基本
処理回路11に対し、他の基本処理回路が、例え
ば12,……というように所要段差数接続される
ようにしたが、この他制御手段により1個の基本
処理回路11を用いて、その出力であるサンプル
信号F11,F12,…を入力として再び基本処理回路
11に加えて同様の処理を繰り返し行わせ、必要
とするサンプリング周期になつたところで停止さ
せるようにすることもできる。そして、制御手段
としては第2図では特に図示していないが、基本
処理回路11の出力のサンプリング信号系列のサ
ンプリング周期を測定し、それがあらかじめ設定
したサンプリング周期に達するまで繰り返し出力
を基本処理回路11の入力として加えるものであ
ればよい。これはマイクロコンピユータを用いる
こともできる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明は等間隔
のサンプリング周期でデイジタル化された入力と
なる離散信号系列に対して二項係数を重みとする
移動平均処理を施す手段と、出力となるサンプル
信号系列のサンプリング周期を離散信号系列のサ
ンプリング周期を2倍とするサンプル処理を施す
手段とで基本処理回路を構成し、この基本処理回
路を所要段数前段の出力が後段の入力となるよう
に構成するか、また制御手段により1個の基本処
理回路の出力を再び入力として加えるかして、同
様の処理を所要のサンプリング周期になるまで複
数の所要回数カスケードに繰り返えさせるように
したものであるから、直線位相特性とすることが
でき、またカツトオフ周波数をデイジタル的に変
化できるもので構成部品による固体差が全く生じ
ない。さらに、カツトオフ周波数の使用範囲が非
常に広くなり、その上、容易にLSI化できるため
全体を小型化できる等の幾多の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すサンプリン
グ演算処理模式図、第2図はこの発明の一実施例
を示す構成ブロツク図、第3図は抽出信号のタイ
ミングチヤート、第4図,第5図はこの発明の他
の実施例をそれぞれ示すサンプリング演算処理模
式図である。 図中、M1,M2,M3はメモリ、FA1,FA2はフ
ルアダー、C1はクロツクコントローラ、Xはク
ロツク入力信号、f(i)は離散信号、1〜4,1′〜
4′はクロツク信号、11,12は基本処理回路で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 等間隔のサンプリング周期でデイジタル化さ
    れた入力となる離散信号系列に対し二項係数を重
    みとする移動平均処理を施す手段と、出力となる
    サンプル信号系列のサンプリング周期を前記入力
    となる離散信号系列のサンプリング周期の2倍と
    するサンプル処理を施す手段とで基本処理回路を
    構成し、さらに前記出力のサンプル信号系列を再
    び前記基本処理回路の入力として加えるか、また
    は前記基本処理回路を前段の出力が後段の入力と
    なるように所要段数接続して前記基本処理回路が
    行う処理を複数の所要回数カスケードに繰り返さ
    せる制御手段を具備せしめたことを特徴とするフ
    イルタリングデイジタルサンプル装置。
JP20033883A 1983-10-26 1983-10-26 フイルタリングデイジタルサンプル装置 Granted JPS6091711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20033883A JPS6091711A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 フイルタリングデイジタルサンプル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20033883A JPS6091711A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 フイルタリングデイジタルサンプル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6091711A JPS6091711A (ja) 1985-05-23
JPH0256847B2 true JPH0256847B2 (ja) 1990-12-03

Family

ID=16422627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20033883A Granted JPS6091711A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 フイルタリングデイジタルサンプル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6091711A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200740113A (en) * 2006-03-07 2007-10-16 Neuro Solution Corp Interpolation function generation circuit

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125251A (en) * 1976-02-23 1977-10-20 Bio Communication Res Electric filter and method of designing same
JPS5428520A (en) * 1977-08-08 1979-03-03 Hitachi Ltd Method and apparatus for sampling frequency conversion
JPS56169923A (en) * 1980-06-03 1981-12-26 Mitsubishi Electric Corp Digital low-pass filter device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125251A (en) * 1976-02-23 1977-10-20 Bio Communication Res Electric filter and method of designing same
JPS5428520A (en) * 1977-08-08 1979-03-03 Hitachi Ltd Method and apparatus for sampling frequency conversion
JPS56169923A (en) * 1980-06-03 1981-12-26 Mitsubishi Electric Corp Digital low-pass filter device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6091711A (ja) 1985-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4777612A (en) Digital signal processing apparatus having a digital filter
US3949206A (en) Filtering device
US5925093A (en) Sampling frequency converting apparatus
JPH0340972B2 (ja)
JPH039471A (ja) 移動平均処理装置
JPH01144732A (ja) 半帯域幅デジタルフィルタ
US5528527A (en) Sampling frequency converter
JP4957194B2 (ja) デシメーションフィルタ
JP3066241B2 (ja) ディジタルフィルタ及び同ディジタルフィルタを用いたオーバサンプリング型アナログ/ディジタル変換器
JPH06244679A (ja) ディジタルフィルタ回路
JPH07112144B2 (ja) デジタル・フィルタ
JPS6051017A (ja) アナログ信号の解析及び検索方法及び装置
NO300480B1 (no) Digitalfilter med integrert desimering
JPH09284094A (ja) デジタルフィルタバンク装置およびその作動方法
JPH0256847B2 (ja)
JPS60114020A (ja) 非巡回型デジタルフィルタ回路
JPH10509011A (ja) 改良されたディジタルフィルタ
WO2005002051A1 (ja) デジタルフィルタ
JP3172046B2 (ja) サンプリングレートコンバータ
Pesetskaya et al. Mathematical simulation of digital filters with finite pulse characteristics
JP2628506B2 (ja) ディジタルフィルタ
JPH0568156B2 (ja)
JP3034998B2 (ja) トランスバーサルフィルタシステム
JP2880580B2 (ja) 非巡回型デジタルフィルター回路
JPH06112769A (ja) ディジタルフィルタ