JPH0256559B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0256559B2 JPH0256559B2 JP57208431A JP20843182A JPH0256559B2 JP H0256559 B2 JPH0256559 B2 JP H0256559B2 JP 57208431 A JP57208431 A JP 57208431A JP 20843182 A JP20843182 A JP 20843182A JP H0256559 B2 JPH0256559 B2 JP H0256559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- rubber layer
- inner rubber
- layer
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 29
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 16
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 16
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229920002978 Vinylon Polymers 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
本発明はホースの端部構造に関し、さらに詳し
くは、例えばマリーンホースに代表される大口径
の流体荷役用ホース等大口径ホースのホース本体
とその端部に設けられる接続金具との取付構造、
すなわちホースの端部構造の改良に関するもので
ある。 この種大口径ホースにおいて、ホース本体とそ
の端部に取り付けられた接続金具との液密性は、
第1図に示すように、接続金具10の外周面とホ
ース本体20の内面ゴム層21との接着長さQ、
すなわち接続金具10の外周に設けられたホース
本体20側固定リング13aと、接続金具10の
ホース本体20側端部間における、内面ゴム層2
1との接着長さQに左右され、この接着長さQの
値を大きくする、つまり接着長さQを長くするこ
とが、前述した液密性を向上する上で望ましいこ
とが知られている。 ところがこの種のホースは、耐内圧性等に加え
て適度の可撓性を必要とする関係上、図示の如く
内面ゴム層21の外周に、ホースの軸方向に対し
傾斜した補強コードを有する補強コード層を複数
層バイアス構造に積層した可撓性を有するバイア
ス補強層22が積層されている。 従つて使用中においてホースに内圧がかかつた
場合、又伸び曲げがかかつた場合ホースの接続金
具の外周において全周又は部分的に軸方向に引張
力が作用する。この時、前述した接続金具10と
の接着部分に位置する内面ゴム層21aも、可撓
性を有するバイアス補強層22とともに伸びて、
この接着部分の内面ゴム層21aが大きく歪む、
この結果、前記接着部分が剥離したり、接続金具
の内端部附近の内面ゴム層にクラツクが発生し、
これに起因してホースの他の各構成層が流体によ
つて侵され早期に流体漏洩事故が発生する等問題
があつた。 この問題は、前述した接着長さQを長くすれば
する程顕著になる傾向があり、この種ホースの大
きな問題点の一つとなつているのが現状である。 本発明は上述した問題点を解消すべく検討を重
ねた結果、導びかれたものである。 従つて本発明の目的は、流体荷役用ホース等大
口径ホースの、ホース本体とその端部に設けられ
る接続金具との取付構造を工夫することにより、
ホース本体と接続金具との液密性及びその接着部
の耐久性を著しく向上し得るようにしたホースの
端部構造を提供することにある。 すなわち本発明は、可撓性を備えたホース本体
の端部に、このホース本体の内面ゴム層を介して
接続金具を取り付けたホースの端部構造におい
て、前記内面ゴム層の接続金具との接着該当部の
外側に、この接着該当部における内面ゴム層のホ
ース軸方向への変形を防止する補強剛性層を配置
したことを特徴とするホースの端部構造を、その
要旨とするものである。 以下本発明を実施例により図面を参照して詳細
に説明する。 第2図〜第4図は本発明の各実施例からなるホ
ースの端部構造を示すもので、第2図は第1実施
例の要部断面説明図、第3図は第2実施例の要部
断面説明図、第4図は第3実施例の一部切欠した
要部斜視説明図である。 図においてE1,E2,E3はそれぞれ本発明の実
施例からなるホースの端部構造で、可撓性を備え
たホース本体20と、このホース本体20の端部
にホース本体20の内面ゴム層21を介して取り
付けた接続金具10とからなり、前記内面ゴム層
21の前記接続金具10との接着該当部21aの
外側に、この接着該当部21aにおける内面ゴム
層21のホース軸方向への変形を防止する補強剛
性層30を配置することにより構成されている。 この構造をさらに具体的に説明すると、前記接
続金具10は、本実施例において図示の如く、内
径をホース本体20の内径とほぼ同一に形成した
筒状接続部11と、この筒状接続部11の外端に
一体的に形成した接続フランジ部12とから構成
されており、上記筒状接続部11の中間部外周面
に、所要の間隔をおいて固定リング13a及び1
3bが一体的に取り付けてある。この各固定リン
グ13a,13bのうち、ホース本体20側の固
定リング13aの取付位置は、ホース本体20と
接続金具10との液密性を保持する上で特に重要
であり、ホースの仕様及びその用途等によつて設
定される。 また前記ホース本体20は、本実施例において
図示の如く、内面ゴム層21と、この内面ゴム層
21の外周に配置された可撓性を有するバイアス
補強層22と、このバイアス補強層22の外周に
中間ゴム層23と共に配置されたスパイラルワイ
ヤ補強層24と、このスパイラルワイヤ補強層2
4の外周に前記バイアス補強層22を介して配置
されたカバーゴム層25とから構成されている。 そして前記内面ゴム層21は、ホース内を流れ
る流体に侵されにくい材質によつて成形されてお
り、また前記可撓性を有するバイアス補強層22
は、ホースの軸方向に対し傾斜した補強コードを
有する補強コード層を複数層バイアス構造に積層
して構成されており、主としてホースに軸方向の
強度を附与する一方、適度の可撓性を附与し得る
ようになつている。このバイアス補強層22の補
強コードにはポリエステルコード、ナイロンコー
ド、ビニロンコード等の化学繊維が用いられ、ホ
ースの軸方向に対する傾斜角度は一般に20゜〜57゜
の範囲である。 さらに前記スパイラルワイヤ補強層24は金属
性ワイヤを所要のピツチでスパイラル状に巻き付
けて構成されており、主としてホースの周方向の
強度を附与すると共に、ホースを湾曲した時ホー
スがキンクするのを防止し、さらに外圧によつて
ホースがつぶれるのを防止するもである。 なお図中26はそれぞれホース本体20の端部
を接続金具10に固定する固定ワイヤである。 つづいて前述した補強剛性層30の構造を説明
すると、第2図及び第3図に示す第1及び第2実
施例においては、スチールコード、芳香族ポリア
ミド繊維コード(ケプラーコード)、カーボン繊
維コード等伸びが少なくそして剛性が高いコード
を、ホースの軸方向に平行あるいはこれに近い傾
斜角度で配列したすだれ状のゴム引きした補強コ
ード層を複数層積層して構成されている。 従つて第2図及び第3図に示すように、一側3
0bを、前記接続金具10における筒状接続部1
1の外周面に固定した前記補強剛性層30の他側
30aを、前記内面ゴム層21の接続金具10と
の接着該当部21aの外周面に配置することによ
り、ホース使用時において、ホースの軸方向に引
張力が作用しても、内面ゴム層21の接続金具1
0との接着該当部21aは、ホース軸方向への変
形を防止し得るよう構成した前記補強剛性層30
によつて、しつかりと保持することができ、この
接着該当部21aの歪を大巾に防止することがで
きる。この結果、内面ゴム21と接続金具10と
の接着部分が剥離したり、接続金具の内端部附近
の内面ゴム層21aがクラツクが発生するのを可
及的に阻止することができる。 また前述した補強剛性層30は、第4図に示す
第3実施例のように、鉄板等引張応力及び剛性が
高い部材を帯状に成形し、これを図示の如く周方
向に間隔をおいて列設して構成してもよい。 さらに上述した補強剛性層30の配置は、第2
図に示す第1実施例のように、内面ゴム層21の
接続金具10との接着該当部21aの外側に、前
記バイアス補強層22の一部を介して配置するこ
とが最も好ましいが、第3図に示す第2実施例の
ように補強剛性層30を接着該当部21aの外側
に直接当接して配置してもよいのは勿論である。 上述した第1実施例のように、可撓性を有する
バイアス補強層22の一部を介して補強剛性層3
0を配置すると、バイアス補強層22が、材質が
相互に異なる内面ゴム層21と補強剛性層30と
の間の緩衝材の役目をなし、これら層間の剥離や
クラツクの発生を防止することができる効果があ
る。 なお前記補強剛性層30の接続金具10への固
定手段は、第2図及び第3図に示す固定手段の他
に、補強剛性層30の一側30bを、固定リング
13aか又は13bのフランジ部側で、ホース本
体20側にターンナツプしてもよい。 つづいて上述した第2図に示す本発明のホース
の端部構造と、第1図に示す従来のホースの端部
構造における、内面ゴム層21の接続金具10と
の接着該当部21aにおける歪を解析した結果を
説明する。 本解析に用いたホースは、それぞれ呼び径600
mm、設計内圧15.8Kg/cm2のマリーンホースで、各
構成材料及び仕様は下記第1表の通りである。
くは、例えばマリーンホースに代表される大口径
の流体荷役用ホース等大口径ホースのホース本体
とその端部に設けられる接続金具との取付構造、
すなわちホースの端部構造の改良に関するもので
ある。 この種大口径ホースにおいて、ホース本体とそ
の端部に取り付けられた接続金具との液密性は、
第1図に示すように、接続金具10の外周面とホ
ース本体20の内面ゴム層21との接着長さQ、
すなわち接続金具10の外周に設けられたホース
本体20側固定リング13aと、接続金具10の
ホース本体20側端部間における、内面ゴム層2
1との接着長さQに左右され、この接着長さQの
値を大きくする、つまり接着長さQを長くするこ
とが、前述した液密性を向上する上で望ましいこ
とが知られている。 ところがこの種のホースは、耐内圧性等に加え
て適度の可撓性を必要とする関係上、図示の如く
内面ゴム層21の外周に、ホースの軸方向に対し
傾斜した補強コードを有する補強コード層を複数
層バイアス構造に積層した可撓性を有するバイア
ス補強層22が積層されている。 従つて使用中においてホースに内圧がかかつた
場合、又伸び曲げがかかつた場合ホースの接続金
具の外周において全周又は部分的に軸方向に引張
力が作用する。この時、前述した接続金具10と
の接着部分に位置する内面ゴム層21aも、可撓
性を有するバイアス補強層22とともに伸びて、
この接着部分の内面ゴム層21aが大きく歪む、
この結果、前記接着部分が剥離したり、接続金具
の内端部附近の内面ゴム層にクラツクが発生し、
これに起因してホースの他の各構成層が流体によ
つて侵され早期に流体漏洩事故が発生する等問題
があつた。 この問題は、前述した接着長さQを長くすれば
する程顕著になる傾向があり、この種ホースの大
きな問題点の一つとなつているのが現状である。 本発明は上述した問題点を解消すべく検討を重
ねた結果、導びかれたものである。 従つて本発明の目的は、流体荷役用ホース等大
口径ホースの、ホース本体とその端部に設けられ
る接続金具との取付構造を工夫することにより、
ホース本体と接続金具との液密性及びその接着部
の耐久性を著しく向上し得るようにしたホースの
端部構造を提供することにある。 すなわち本発明は、可撓性を備えたホース本体
の端部に、このホース本体の内面ゴム層を介して
接続金具を取り付けたホースの端部構造におい
て、前記内面ゴム層の接続金具との接着該当部の
外側に、この接着該当部における内面ゴム層のホ
ース軸方向への変形を防止する補強剛性層を配置
したことを特徴とするホースの端部構造を、その
要旨とするものである。 以下本発明を実施例により図面を参照して詳細
に説明する。 第2図〜第4図は本発明の各実施例からなるホ
ースの端部構造を示すもので、第2図は第1実施
例の要部断面説明図、第3図は第2実施例の要部
断面説明図、第4図は第3実施例の一部切欠した
要部斜視説明図である。 図においてE1,E2,E3はそれぞれ本発明の実
施例からなるホースの端部構造で、可撓性を備え
たホース本体20と、このホース本体20の端部
にホース本体20の内面ゴム層21を介して取り
付けた接続金具10とからなり、前記内面ゴム層
21の前記接続金具10との接着該当部21aの
外側に、この接着該当部21aにおける内面ゴム
層21のホース軸方向への変形を防止する補強剛
性層30を配置することにより構成されている。 この構造をさらに具体的に説明すると、前記接
続金具10は、本実施例において図示の如く、内
径をホース本体20の内径とほぼ同一に形成した
筒状接続部11と、この筒状接続部11の外端に
一体的に形成した接続フランジ部12とから構成
されており、上記筒状接続部11の中間部外周面
に、所要の間隔をおいて固定リング13a及び1
3bが一体的に取り付けてある。この各固定リン
グ13a,13bのうち、ホース本体20側の固
定リング13aの取付位置は、ホース本体20と
接続金具10との液密性を保持する上で特に重要
であり、ホースの仕様及びその用途等によつて設
定される。 また前記ホース本体20は、本実施例において
図示の如く、内面ゴム層21と、この内面ゴム層
21の外周に配置された可撓性を有するバイアス
補強層22と、このバイアス補強層22の外周に
中間ゴム層23と共に配置されたスパイラルワイ
ヤ補強層24と、このスパイラルワイヤ補強層2
4の外周に前記バイアス補強層22を介して配置
されたカバーゴム層25とから構成されている。 そして前記内面ゴム層21は、ホース内を流れ
る流体に侵されにくい材質によつて成形されてお
り、また前記可撓性を有するバイアス補強層22
は、ホースの軸方向に対し傾斜した補強コードを
有する補強コード層を複数層バイアス構造に積層
して構成されており、主としてホースに軸方向の
強度を附与する一方、適度の可撓性を附与し得る
ようになつている。このバイアス補強層22の補
強コードにはポリエステルコード、ナイロンコー
ド、ビニロンコード等の化学繊維が用いられ、ホ
ースの軸方向に対する傾斜角度は一般に20゜〜57゜
の範囲である。 さらに前記スパイラルワイヤ補強層24は金属
性ワイヤを所要のピツチでスパイラル状に巻き付
けて構成されており、主としてホースの周方向の
強度を附与すると共に、ホースを湾曲した時ホー
スがキンクするのを防止し、さらに外圧によつて
ホースがつぶれるのを防止するもである。 なお図中26はそれぞれホース本体20の端部
を接続金具10に固定する固定ワイヤである。 つづいて前述した補強剛性層30の構造を説明
すると、第2図及び第3図に示す第1及び第2実
施例においては、スチールコード、芳香族ポリア
ミド繊維コード(ケプラーコード)、カーボン繊
維コード等伸びが少なくそして剛性が高いコード
を、ホースの軸方向に平行あるいはこれに近い傾
斜角度で配列したすだれ状のゴム引きした補強コ
ード層を複数層積層して構成されている。 従つて第2図及び第3図に示すように、一側3
0bを、前記接続金具10における筒状接続部1
1の外周面に固定した前記補強剛性層30の他側
30aを、前記内面ゴム層21の接続金具10と
の接着該当部21aの外周面に配置することによ
り、ホース使用時において、ホースの軸方向に引
張力が作用しても、内面ゴム層21の接続金具1
0との接着該当部21aは、ホース軸方向への変
形を防止し得るよう構成した前記補強剛性層30
によつて、しつかりと保持することができ、この
接着該当部21aの歪を大巾に防止することがで
きる。この結果、内面ゴム21と接続金具10と
の接着部分が剥離したり、接続金具の内端部附近
の内面ゴム層21aがクラツクが発生するのを可
及的に阻止することができる。 また前述した補強剛性層30は、第4図に示す
第3実施例のように、鉄板等引張応力及び剛性が
高い部材を帯状に成形し、これを図示の如く周方
向に間隔をおいて列設して構成してもよい。 さらに上述した補強剛性層30の配置は、第2
図に示す第1実施例のように、内面ゴム層21の
接続金具10との接着該当部21aの外側に、前
記バイアス補強層22の一部を介して配置するこ
とが最も好ましいが、第3図に示す第2実施例の
ように補強剛性層30を接着該当部21aの外側
に直接当接して配置してもよいのは勿論である。 上述した第1実施例のように、可撓性を有する
バイアス補強層22の一部を介して補強剛性層3
0を配置すると、バイアス補強層22が、材質が
相互に異なる内面ゴム層21と補強剛性層30と
の間の緩衝材の役目をなし、これら層間の剥離や
クラツクの発生を防止することができる効果があ
る。 なお前記補強剛性層30の接続金具10への固
定手段は、第2図及び第3図に示す固定手段の他
に、補強剛性層30の一側30bを、固定リング
13aか又は13bのフランジ部側で、ホース本
体20側にターンナツプしてもよい。 つづいて上述した第2図に示す本発明のホース
の端部構造と、第1図に示す従来のホースの端部
構造における、内面ゴム層21の接続金具10と
の接着該当部21aにおける歪を解析した結果を
説明する。 本解析に用いたホースは、それぞれ呼び径600
mm、設計内圧15.8Kg/cm2のマリーンホースで、各
構成材料及び仕様は下記第1表の通りである。
【表】
上述した各ホースの両端にメクラ板を取り付け
ると共に、両端部が自由に伸びるようにして、内
圧を40Kg/cm2かけた状態を想定し、解析した結果、
第5図に示す内面ゴム層21の図示abcdは、内
圧40Kg/cm2の時a′b′c′d′のように変形し、b点の軸
方向移動距離△lは、従来のホースの場合約15
mm、本発明の場合約5.5mmであつた。 この解析結果から、本発明に係るホースの端部
構造は、従来の場合と比較して、内面ゴム層21
の接続金具10との接着該当部21aにおける歪
を、大巾に縮減することができることがわかる。 本発明は上述したように、可撓性を備えたホー
ス本体の端部に、このホース本体の内面ゴム層を
介して接続金具を取り付けたホースの端部構造に
おいて、前記内面ゴム層の接続金具との接着該当
部の外側に、この接着該当部における内面ゴム層
のホース軸方向への変形を防止する補強剛性層を
配置したから、内面ゴム層の接続金具との接着該
当部における歪を大巾に縮減することができる。
この結果、内面ゴム層と接続金具との接着部にか
かる応力を小さくすることができて、接着剥離を
防止することができると共に、内面ゴム層のクラ
ツク発生を防止することができる。 従つて、内面ゴム層と接続金具との接着部の長
さQを所望の設計値とすることができ、ホース本
体と接続金具との液密性及び前記接着部の耐久性
を大巾に向上することがができる。
ると共に、両端部が自由に伸びるようにして、内
圧を40Kg/cm2かけた状態を想定し、解析した結果、
第5図に示す内面ゴム層21の図示abcdは、内
圧40Kg/cm2の時a′b′c′d′のように変形し、b点の軸
方向移動距離△lは、従来のホースの場合約15
mm、本発明の場合約5.5mmであつた。 この解析結果から、本発明に係るホースの端部
構造は、従来の場合と比較して、内面ゴム層21
の接続金具10との接着該当部21aにおける歪
を、大巾に縮減することができることがわかる。 本発明は上述したように、可撓性を備えたホー
ス本体の端部に、このホース本体の内面ゴム層を
介して接続金具を取り付けたホースの端部構造に
おいて、前記内面ゴム層の接続金具との接着該当
部の外側に、この接着該当部における内面ゴム層
のホース軸方向への変形を防止する補強剛性層を
配置したから、内面ゴム層の接続金具との接着該
当部における歪を大巾に縮減することができる。
この結果、内面ゴム層と接続金具との接着部にか
かる応力を小さくすることができて、接着剥離を
防止することができると共に、内面ゴム層のクラ
ツク発生を防止することができる。 従つて、内面ゴム層と接続金具との接着部の長
さQを所望の設計値とすることができ、ホース本
体と接続金具との液密性及び前記接着部の耐久性
を大巾に向上することがができる。
第1図は従来のホースの端部構造を示す要部断
面説明図、第2図〜第4図は本発明の各実施例か
らなるホースの端部構造を示すもので、第2図は
第1実施例の要部断面説明図、第3図は第2実施
例の要部断面説明図、第4図は第3実施例の一部
切欠した要部斜視説明図、第5図は本発明の効果
を解析する説明図である。 10…接続金具、20…ホース本体、21…内
面ゴム層、21a…内面ゴム層の接続金具10と
の接着該当部、30…補強剛性層。
面説明図、第2図〜第4図は本発明の各実施例か
らなるホースの端部構造を示すもので、第2図は
第1実施例の要部断面説明図、第3図は第2実施
例の要部断面説明図、第4図は第3実施例の一部
切欠した要部斜視説明図、第5図は本発明の効果
を解析する説明図である。 10…接続金具、20…ホース本体、21…内
面ゴム層、21a…内面ゴム層の接続金具10と
の接着該当部、30…補強剛性層。
Claims (1)
- 1 可撓性を備えたホース本体の端部に、このホ
ース本体の内面ゴム層を介して接続金具を取り付
けたホースの端部構造において、前記内面ゴム層
の接続金具との接着該当部の外側に、この接着該
当部における内面ゴム層のホース軸方向への変形
を防止する補強剛性層を配置したことを特徴とす
るホースの端部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20843182A JPS5999191A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | ホ−スの端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20843182A JPS5999191A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | ホ−スの端部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5999191A JPS5999191A (ja) | 1984-06-07 |
JPH0256559B2 true JPH0256559B2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=16556095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20843182A Granted JPS5999191A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | ホ−スの端部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5999191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012026499A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 可撓管の端末構造および端末構造の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61262291A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-20 | 横浜ゴム株式会社 | 補強ホ−ス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117537U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-07 | ||
JPS56116976A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-14 | Bridgestone Tire Co Ltd | Hose and its manufacture |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP20843182A patent/JPS5999191A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117537U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-07 | ||
JPS56116976A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-14 | Bridgestone Tire Co Ltd | Hose and its manufacture |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012026499A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 可撓管の端末構造および端末構造の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5999191A (ja) | 1984-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6345647B2 (en) | Fluid-impermeable composite hose | |
US6196763B1 (en) | Connection system for hoses, expansion joints and actuators | |
US7069954B2 (en) | Composite hose with a corrugated metal tube | |
JPS58174785A (ja) | フレキシブルホ−ス | |
JPH0629588Y2 (ja) | 可撓性接続装置 | |
US20110016654A1 (en) | Domestic vacuum cleaning appliance comprising a flexible hose | |
US4562934A (en) | Glass fiber reinforced resin tank with particular joint structure | |
JPH0256559B2 (ja) | ||
US3206228A (en) | Vibration joints | |
JP4877158B2 (ja) | 流体搬送用ホース | |
JP3559931B2 (ja) | ホース組立体 | |
JPS604690A (ja) | ホ−スの端部構造 | |
JPH034877Y2 (ja) | ||
US3534778A (en) | Flexible conduit | |
JPS639153B2 (ja) | ||
EP0573043B1 (en) | Reinforced rubber hose | |
JP2002257267A (ja) | マリンホースの構造 | |
US3534987A (en) | High strength fitting | |
KR102516306B1 (ko) | 내구성 및 유연성이 우수한 초경량화 고무 복합 호스 및 이의 제조방법 | |
JP2543391B2 (ja) | ホ―ス | |
JP4194721B2 (ja) | ホース | |
JP4302254B2 (ja) | 輸送用ホース | |
JPS5939260Y2 (ja) | ホ−スの端部構造 | |
JP2001205707A (ja) | フランジ付き繊維強化樹脂管 | |
JPH02118293A (ja) | ホース |