JPH0629588Y2 - 可撓性接続装置 - Google Patents

可撓性接続装置

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JPH0629588Y2
JPH0629588Y2 JP1991079134U JP7913491U JPH0629588Y2 JP H0629588 Y2 JPH0629588 Y2 JP H0629588Y2 JP 1991079134 U JP1991079134 U JP 1991079134U JP 7913491 U JP7913491 U JP 7913491U JP H0629588 Y2 JPH0629588 Y2 JP H0629588Y2
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JP
Japan
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joint
joints
connecting device
radially
annular
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JP1991079134U
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アラン・フレデリック・ムーア
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ダンロップ・リミテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/10Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations
    • F16L27/103Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations in which a flexible element, e.g. a rubber-metal laminate, which undergoes constraints consisting of shear and flexure, is sandwiched between partly curved surfaces

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は可撓性の接続装置または
その改善に関し、より詳細にはこれに限定されるもので
はないが流体導管のための可撓性接続装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来、開口部を有する剛
性の外側部材と、該外側部材と組み合わされ接続装置の
長手方向の軸線に沿って互いに関して隔置されるととも
に径方向内方に伸長する第1および第2の環状フランジ
と、前記外側部材の開口部の中に位置決めされる端部を
有する剛性の内側部材と、前記第1および第2のフラン
ジと内側部材との間に配置された環状の第1および第2
のエラストマと、から成る可撓性接続装置は公知であ
る。
【0003】しかしながら、上記従来の接続装置は、外
側部材と内側部材とが互いに接近する方向とこれら両部
材が互いに離間する方向との双方向の動きに対し、有効
に荷重を支持するように設計されていない。また、上記
従来のものは内側部材と外側部材とが互いに接近するに
しろ或は離間するにしろ、エラストマ材料が効果的に荷
重を支持するように使用されず、さらに接続装置が円錐
たわみを受ける際にエラストマ材料が同一レベルのせん
断応力を受けず、このためエラストマ材料が有効に使用
されず、装置が大型化するという欠点がある。接続装置
の円錐たわみに関し詳述するならば、接続装置が円錐た
わみを受ける際に、半径方向外方のエラストマは半径方
向内方のエラストマより変形量が大きく円錐たわみに対
しより大きな抵抗を示す。このため半径内方のエラスト
マに半径外方のエラストマと同一レベルのせん断抵抗を
与えるには半径内方のエラストマ材料を増大しなければ
ならず、装置が大型化することとなる。
【0004】
【本考案の課題】本考案は、上記従来の欠点を除去すべ
くなされたもので、内側部材と外側部材とが互いに接近
および離間する双方向の動きに対し、有効に荷重を支持
することができ、かついずれの方向に動きに対してもエ
ラストマ材料が効果的に荷重を支持することができ、か
つエラストマ材料が同一レベルのせん断力を受けるよう
に構成され、これによって装置を小型化できる可撓性接
続装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため、本考案による可撓性接続装置は、開口
部を有する剛性の外側部材と、該外側部材と組み合わさ
れ接続装置の長手方向の軸線に沿って互に関して隔置さ
れるとともに、径方向内方に伸長する第1および第2の
環状フランジと、前記外側部材の開口部の中に位置決め
される端部を有する剛性の内側部材と、前記第1および
第2のフランジの間に設けられ前記内側部材と組み合わ
される径方向外方に伸長する環状のカラーと、前記第1
のフランジの径方向外方に向く面および前記カラーの径
方向内方に向く面の間で作用する環状の第1のエラスト
マ・ジョイントと、前記カラーの径方向外方に向く面お
よび前記第2のフランジの径方向内方に向く面の間で作
用する環状の第2のエラストマ・ジョイントと、から成
る可撓性接続装置において、前記第1のジョイントは前
記第2のジョイントの径方向内方に設けられ、前記第1
のジョイントの径方向最内層のエラストマおよび前記第
2のジョイントの径方向最外層のエラストマがそれぞれ
前記第1および第2のフランジの径方向外方に向く面お
よび径方向内方に向く面に接合されており、該第1およ
び第2のフランジは前記外側部材に固定され、前記第1
のジョイントの径方向内方の側面がこの側面に接合され
て該側面を覆うエラストマ材料製の環状のリングを有
し、該環状のリングが前記カラー及び第1のフランジに
接合されており、前記第1のジョイントのエラストマ材
料が径方向外方の前記第2のジョイントのエラストマ材
料よりも大きな弾性率を有し、前記第1および第2のジ
ョイントがほぼ同一の軸方向の剛性を有するように構成
されていることを特徴とする。
【0006】本考案装置では、内側部材と外側部材とが
互いに離れるように荷重を受けると、第1、第2のジョ
イントがそれぞれ引張、圧縮荷重を受け、両部材が互い
に接近するように荷重を受けると、第1、第2のジョイ
ントがそれぞれ圧縮、引張荷重を受ける。
【0007】又、2つのジョイントはほぼ同一の軸方向
剛性をもつように構成され、これによって接続装置は両
部材がいずれの方向に荷重を受けるに拘らずほぼ同一の
継手特性を示す。さらに、第1の半径方向内方のジョイ
ントは第2の外方のジョイントよりも大きな弾性率を有
し、これによって半径方向内方のジョイントはエラスト
マ材料を増大することなく円錐たわみに対して半径外方
のジョイントとほぼ同一の抵抗を示すことができる。
【0008】本考案装置では、エラストマ材料全体が有
効に利用できるので装置のサイズを最小限に維持するこ
とができる。また、装置が引張り、圧縮のいずれの方向
に荷重を受けようと、円錐たわみに対しほぼ同一の抵抗
を示すという利点がある。
【0009】1方または両方のジョイントは、金属ある
いは織物の如き補強材料、ガラス繊維強化プラスチツク
および繊維強化樹脂材料の複数個の層を綴じ込んだ例え
ばゴムの如きエラストマ材料の複数個の層から成る積層
構造にされるのが好ましい。1方または両方のジョイン
トの端面およびこれらに対応する内側および外側部材の
面を平坦にすることができるがそれらの面は例えば球の
1部の如き孤状になされるのがより好ましい。ジョイン
トが積層構造になされる場合には、エラストマ材料およ
び補強材料の層は前述の端面に類似した孤状になされる
のが好ましい。端面およびジョイントの各々の層が孤状
になされる場合には、それらは好ましくは接続装置の長
手方向の中心軸線上に存在する共通の曲率中心を有する
のが好ましい。各々のジョイントがこのように形成され
る場合には、各々のジョイントの共通の曲率中心は一致
するかあるいは1方のジョイントの共通の共率中心は他
方のジョイントの共通の曲率中心に対して軸方向または
径方向あるいはその両方において移動することができ
る。
【0010】ジョイントの軸方向の剛性の均等化は多く
の方法によって行うことができるが、例えば両方のジョ
イントがエラストマ材料を包含する場合には1方のジョ
イントのエラストマ材料の弾性率が他方のジョイントの
弾性率とは異るように選択することができる。更にジョ
イントのエラストマ材料はその弾性率が一定となるかあ
るいは可変となるように選定することができ、例えば、
弾性率が層の1方から他方に向って変化するようにまた
は層の中において変化するようにあるいはその両方を組
み合わせるようにすることができる。
【0011】両方のジョイントが積層構造から成ってい
る場合には、1方のジョイントのエラストマ材料および
補強材料の層の数は他方のジョイントの層の数とは異る
ようにすることができる。反対にまたこれに加えて、1
方のジョイント中の層の間の相対的間隔は他方のジョイ
ント中における層の間隔とは異るようにすることもでき
る。更に、ジョイント中の層間々隔は一定であってもま
た変化しても良い。
【0012】好ましい構成において、第1のジョイント
は第2のジョイントの径方向内方に設けられ、各々のジ
ョイントは接続装置の長手方向の中心軸線上に共通の曲
率中心を有し球の1部の形状をしたエラストマ材料およ
び補強材料の綴じ込まれた層から成る積層構造を有して
おり、各々のジョイントの共通の曲率中心は一致し、さ
らに第1のジョイントは第2のジョイントよりも大きな
弾性率を有するようになされている。
【0013】第1および第2のジョイントがほぼ同一の
軸方向の剛性を有することに加えて、それらはまたほぼ
同一の径方向の剛性を有することが好ましい。
【0014】本接続装置は流体導管に用いることがで
き、外側および内側の剛性の部材には流体の通過を許容
する貫通孔が設けられている。このような用途におい
て、本接続装置は連続する導管の間あるいは入口または
出口と導管の全長の間を接続するように用いることがで
きる。
【0015】
【実施例】次に本考案を本考案の接続装置の実施例の長
手方向断面を示す図面を参照しながらその実施例につい
て詳細に説明する。
【0016】図1に示す接続装置1は、管状の外側部材
2と、外側部材の内側に位置決めされた端末部分4を有
する管状の内側部材3と、外側および内側部材2、3の
間で作用するジョイント・アセンブリ5と、を包含して
いる。接続装置の使用にあたっては、内側部材3は連結
されるべき2つの流体導管(図示せず)の1方の導管の
端部に連結されまた外側部材2は適宜な装置によって他
方の導管の端部に連結される。
【0017】ジョイント・アセンブリ5は第1および第
2の環状の可撓性ジョイント6および7をそれぞれ包含
しており、各々のジョイントはニトリルゴムの如きエラ
ストマ材料6a,7aと鋼の如き非伸張性の補強材料6
b、7bの複数個の綴じ込み層から成っている。
【0018】ジョイント6および7のそれぞれの層6
a,6bと7a,7bは径方向断面において球の1部の
形状をしており接続装置の長手方向の中央軸線L上に存
在する共通の曲率中心8を有している。ジョイント6お
よび7は内側部材3の端部4と一体になって接続装置1
の長手方向軸線Lに対して鋭角勾配を有し径方向外方に
伸長する環状のカラー9の相対向する側部に設けられて
いる。ジョイント6の径方向最外方のエラストマ層およ
びジョイント7の径方向最内方のエラストマ層はカラー
9の径方向内方面9aおよび径方向外方面9bに対して
それぞれ結合される。面9a,9bはベアリング6,7
を形成する各々の層と同様の曲率中心を有する球の1部
の形状になされている。
【0019】ジョイント6の径方向最内方のエラストマ
層およびジョイント7の径方向最外方のエラストマ層は
それぞれ環状のフランジ10および11の径方向外方面
10aおよび径方向内方面11aに対して接合されてい
る。面10aおよび11aはジョイント6,7を形成す
る各々の層と同様の曲率中心を有する球の1部の形状に
なされている。
【0020】フランジ10は周方向に隔置され軸方向に
伸長する複数個の孔12aが形成されている環状の軸方
向突出部12を有している。各々の孔12aにはフラン
ジ10を外側部材2に固定するための外ねじを有するボ
ルト(図示せず)を受け入れるための内ねじが設けられ
ている。
【0021】フランジ11は周方向に隔置され軸方向に
伸長する複数個の開口13aが形成されている環状の径
方向突出部13を有している。それぞれのボルト(図示
せず)が各々の開口13aを通して挿入されフランジ1
1を外側部材2に固定している。
【0022】接続装置によって連結されている導管を通
って搬送される流体に対して抵抗性を有するエラストマ
材料の環状のリング14がジョイント6およびフランジ
11の径方向内方側面であるカラー9に結合されてい
る。リング14は内側部材3の端部4およびフランジ1
0の内径と同様の内径を有しており接続装置1を通る流
体の流れを補助する均一な断面を有するなめらかな内側
孔部を形成している。
【0023】上述の如く、内側部材3およびフランジ1
0,11を包含するジョイント・アセンブリは外側部材
2に取外し可能に固定される完全に連結された一体とな
ったユニツトとして形成されしたがって接続装置の組立
および組立後の保守管理を容易にしている。
【0024】使用にあたっては、矢印Aの方向に内側部
材3に加えられる荷重あるいは矢印Bの方向に外側部材
2に加えられる荷重は圧縮荷重としてジョイント7に収
容されると同時にジョイント6の引張荷重を増加させ
る。矢印Bの方向に加えられる内側部材3に対する軸方
向荷重あるいは矢印Aの方向に加えられる外側部材2に
対する軸方向荷重はジョイント6の圧縮荷重として収容
されると同時にジョイント7の引張荷重を増加させる。
内側部材または外側部材に加えられる軸方向荷重によっ
て両方のジョイントに全ての引張荷重が加わることを防
止するために、ジョイント6および7はアセンブリ上で
圧縮方向の予荷重を受けるように構成されている。圧縮
方向の予荷重の程度は、ジョイント6および7の増加し
た引張荷重を引き起こす軸方向荷重によってエラストマ
材料が圧縮状態を維持するように選定される。
【0025】更に本考案によればジョイント6および7
はほぼ同等の軸方向の剛性を有するように構成されした
がって接続装置は内側または外側部材に対して矢印Aあ
るいは矢印Bの方向に加えられる大きな軸方向荷重に耐
えることができる。
【0026】接続装置の上述の構成において、ジョイン
ト6および7の軸方向の剛性の均一化は、 (a)2つのジョイントの中の径方向内方のジョイント
のエラストマ層6aを径方向外方のジョイントの層7a
を形成するエラストマ材料よりも大きな弾性率を有する
エラストマ材料から形成し; (b)径方向内方のジョイントに径方向外方のジョイン
トよりも大きな数の金属補強板6bを設け、(外方のジ
ョイントが6枚の金属板7bを有するのに対して9枚の
金属板6bを設ける); (c)ジョイント6の金属補強板6b間のエラストマ層
の厚みをジョイント7の金属補強板7b間のエラストマ
層7aの厚みに較べて減少する; ことによって達成される。
【0027】各々のジョイント6および7において、層
6a,7aを形成する弾性材料の弾性率はジョイントを
通じて一定でありまた層6a,7aの厚みもまたジョイ
ントを通じて一定である。しかしながら、他の構成にお
いてはこれらの値は一定ではなく所望の軸方向の剛性の
均等化を提供する手順によって可変することもできる。
【0028】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、半径内
方のジョイントが半径外方のジョイントよりも大きな弾
性率を有するので、これによってエラストマ材料を増大
することなく円錐たわみ、すなわち、内側部材に対する
外側部材の傾動、に対する両ジョイントの剛性つまり変
形抵抗をほぼ同一にすることができる。
【0029】又、本考案によれば半径内方のジョイント
が半径外方のジョイントよりも大きな弾性率を有するの
で、半径内方のジョイントの弾性材料の量が半径外方の
ジョイントのそれよりも少ないに拘らず2つのジョイン
トがほぼ同一の軸方向剛性をもつように構成することが
できる。これにより、接続装置の両部材がいずれの方向
に荷重を受けてもほぼ同一の荷重支持特性を示すことが
できる。
【0030】それ故、エラストマ材料全体を有効に利用
でき、装置サイズを最小限に維持することができる。 又、半径内方および外方のジョイントのエラストマが半
径方向内外の環状フランジの表面に接合されており、該
内外の環状フランジが外側部材に固定されるようになっ
ているので、半径内方および外方のジョイントと、内側
部材と内外の環状フランジとを一体に接合した状態で外
側部材に固定することができ、組立てが容易である。 さらに、エラストマ材料製の環状のリングが半径内方の
ジョイントの径方向内方の側面とカラーとに接合されて
いるので、当該接続装置内を流れる流体によって該ジョ
イントが汚染されることはなく、かつ流体の流れはスム
ースである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可撓性接続装置の長手方向の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 接続装置 2 外側部材 3 内側部材 4 端末部 5 ジョイント・アセンブリ 6,7 ジョイント 8 曲率中心 9 カラー 10,11 フランジ 14 リング

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する剛性の外側部材(2)
    と、該外側部材と組み合わされ接続装置(1)の長手方
    向の軸線に沿って互に関して隔置されるとともに、径方
    向内方に伸長する第1および第2の環状フランジ(1
    0,11)と、前記外側部材(2)の開口部の中に位置
    決めされる端部(4)を有する剛性の内側部材(3)
    と、前記第1および第2のフランジ(10,11)の間
    に設けられ前記内側部材(3)と組み合わされる径方向
    外方に伸長する環状のカラー(9)と、前記第1のフラ
    ンジ(10)の径方向外方に向く面および前記カラー
    (9)の径方向内方に向く面の間で作用する環状の第1
    のエラストマ・ジョイント(6)と、前記カラー(9)
    の径方向外方に向く面および前記第2のフランジ(1
    1)の径方向内方に向く面の間で作用する環状の第2の
    エラストマ・ジョイント(7)と、から成る可撓性接続
    装置において、前記第1のジョイント(6)は前記第2
    のジョイント(7)の径方向内方に設けられ、前記第1
    のジョイント(6)の径方向最内層のエラストマおよび
    前記第2のジョイント(7)の径方向最外層のエラスト
    マがそれぞれ前記第1および第2のフランジ(10,1
    1)の径方向外方に向く面および径方向内方に向く面に
    接合されており、該第1および第2のフランジ(10,
    11)は前記外側部材(2)に固定され、前記第1のジ
    ョイント(6)の径方向内方の側面がこの側面に接合さ
    れて該側面を覆うエラストマ材料製の環状のリング(1
    4)を有し、該環状のリングが前記カラー(9)及び第
    1のフランジ(10)に接合されており、前記第1のジ
    ョイント(6)のエラストマ材料(6a)が径方向外方
    の前記第2のジョイント(7)のエラストマ材料(7
    a)よりも大きな弾性率を有し、前記第1および第2の
    ジョイント(6),(7)がほぼ同一の軸方向の剛性を
    有するように構成されていることを特徴とする可撓性接
    続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記第
    1および第2のジョイント(6,7)の少くとも1方が
    ゴムの如きエラストマ材料(6a,7a)と金属、繊
    維、ガラス繊維、強化プラスチックおよび繊維強化樹脂
    材料の如き補強材料とを重ね合わせた層からなる積層構
    造で形成されることを特徴とする可撓性接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記1
    方のジョイント(6,7)の各々の層(6a,6b,7
    a,7b)が好ましくは接続装置(1)の長手方向軸線
    上に存在する共通の曲率中心(8)を有する球の1部の
    形状の曲面を有することを特徴とする可撓性接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の装置におい
    て、前記第1および第2のジョイント(6,7)がゴム
    の如きエラストマ材料と金属、繊維、ガラス繊維強化プ
    ラスチックおよび繊維強化樹脂材料の如き補強材料とを
    重ね合わせた積層構造を有し、また各々の前記第1およ
    び第2のジョイント(6,7)の各々の層(6a,6
    b,7a,7b)が好ましくは共通の曲率中心を有する
    球の1部の形状をした曲面を有し、さらに前記第1およ
    び第2のジョイント(6,7)のそれぞれの共通の曲率
    中心が接続装置の長手方向軸線上で一致するようになさ
    れることを特徴とする可撓性接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、前記第
    1のジョイント(6)における補強層(6b)の数が前
    記第2のジョイント(7)における補強層の数を上回
    り、前記第1のジョイント(6)におけるエラストマ層
    の厚みが前記第2のジョイント(7)における層の厚み
    よりも小さくなされることを特徴とする可撓性接続装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の装置におい
    て、前記第1のジョイント(6)および第2のジョイン
    ト(7)またはその1方におけるエラストマ材料(6
    a,7a)の弾性率がジョイントの1端から他端に向け
    て変化するようになされていることを特徴とする可撓性
    接続装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に記載の装置におい
    て、前記第1のジョイント(6)および第2のジョイン
    ト(7)またはその1方におけるエラストマ材料の1つ
    またはそれ以上の層(6a,7a)の弾性率が層の中に
    おいて変化するようになされることを特徴とする可撓性
    接続装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の装置
    において、前記第1および第2のジョイント(6,7)
    がほぼ同一の径方向の剛性を有することを特徴とする可
    撓性接続装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の装置
    において、前記第1および第2のジョイント(6,7)
    が円錐状のたわみによって各々のジョイントに発生する
    せん断ひずみレベルがほぼ同一であるように構成される
    ことを特徴とする可撓性接続装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の装
    置において、前記環状のリング(14)が接続装置に対
    して前記カラー(9)および第1のフランジ(10)の
    間の円滑な内側孔部を提供することを特徴とする可撓性
    接続装置。
JP1991079134U 1982-06-10 1991-09-30 可撓性接続装置 Expired - Lifetime JPH0629588Y2 (ja)

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GB8216919 1982-06-10
GB8216919 1982-06-10

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JPH0488792U JPH0488792U (ja) 1992-07-31
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JP58103515A Pending JPS596489A (ja) 1982-06-10 1983-06-09 可撓性接続装置
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