JPS5938027B2 - 管材の内面塗装方法 - Google Patents
管材の内面塗装方法Info
- Publication number
- JPS5938027B2 JPS5938027B2 JP54105699A JP10569979A JPS5938027B2 JP S5938027 B2 JPS5938027 B2 JP S5938027B2 JP 54105699 A JP54105699 A JP 54105699A JP 10569979 A JP10569979 A JP 10569979A JP S5938027 B2 JPS5938027 B2 JP S5938027B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe material
- spray gun
- paint
- pipe
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水道用鋼管等の管材の内面を高能率に塗装する
ことができる塗装方法に関するものである。
ことができる塗装方法に関するものである。
内径に比して長さの大きい長尺管材の内面に塗装を施す
場合には、管材をその軸心を中心として回転し、先端部
にスプレィガンを装着した片持ちのポールを管材の一端
から挿入して他端へ突出させた後、ポールを後退させな
がら吹付塗装を行なつているが、水道用鋼管のように内
面に厚膜のライニングを形成すれ場合には一度塗りでは
不充分であつて数度の重ね塗りを必要とする。
場合には、管材をその軸心を中心として回転し、先端部
にスプレィガンを装着した片持ちのポールを管材の一端
から挿入して他端へ突出させた後、ポールを後退させな
がら吹付塗装を行なつているが、水道用鋼管のように内
面に厚膜のライニングを形成すれ場合には一度塗りでは
不充分であつて数度の重ね塗りを必要とする。
このような場合に、ポールまたはスプレィガンを管内面
に接触すると二回目以後の塗装時に前回塗装された塗膜
をきずつけるので、ポールまたはスプレィガンを管内面
に接触しないようにしなければならない。しかし、長尺
の管材においては、ポールのたわみが不可避であるため
、管材の約半分の長さのポールを使用して、まず一端か
ら長さ方向の中央部まで塗装した後に管材を反転して残
部を塗装するか、または両持ちのポールを使用する必要
があるが、このような塗装方法では作業能率が著しく低
い欠点がある。本発明は、かかる欠点の除去を目的とす
るものであつて、その要旨とするところは、長尺管材の
両端からスプレィガンを同時に挿入して塗装を施すこと
にある。
に接触すると二回目以後の塗装時に前回塗装された塗膜
をきずつけるので、ポールまたはスプレィガンを管内面
に接触しないようにしなければならない。しかし、長尺
の管材においては、ポールのたわみが不可避であるため
、管材の約半分の長さのポールを使用して、まず一端か
ら長さ方向の中央部まで塗装した後に管材を反転して残
部を塗装するか、または両持ちのポールを使用する必要
があるが、このような塗装方法では作業能率が著しく低
い欠点がある。本発明は、かかる欠点の除去を目的とす
るものであつて、その要旨とするところは、長尺管材の
両端からスプレィガンを同時に挿入して塗装を施すこと
にある。
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
図中１はコンクリートの打設によつて構築した基礎であ
つて、中央の凹面１１の両側に同一高さの床面１２ａ、
１２ｂが設けられている。
つて、中央の凹面１１の両側に同一高さの床面１２ａ、
１２ｂが設けられている。
凹面１１には数個の支持台２が列設され、各支持台には
駆動用と従動用の２個のローラ３が軸架されていて、該
ローラ３、３間に載置された被塗装物でるる管材ａを一
定速度で回転するように構成されている。床面１２ａ、
１２ｂには、夫々管材ａの軸心の延長線と平行なレール
４ａ、４ｂが敷設されていて、該各レール４ａ、４ｂ上
を走行する台車５ａ、５ｂが設けられている。
駆動用と従動用の２個のローラ３が軸架されていて、該
ローラ３、３間に載置された被塗装物でるる管材ａを一
定速度で回転するように構成されている。床面１２ａ、
１２ｂには、夫々管材ａの軸心の延長線と平行なレール
４ａ、４ｂが敷設されていて、該各レール４ａ、４ｂ上
を走行する台車５ａ、５ｂが設けられている。
該各台車５ａ、５ｂには夫々早送り用の定速モータ６ａ
、６ｂ、塗装送り用の無段変速モータＴａ、Ｔｂ、エア
レス塗装ポンプ８ａ，８ｂ及び図示しない制御装置が装
着されているとともに、管材ａの内空を指向する長いポ
ール９ａ，９ｂが突設されていて、該各ポール９ａ，９
ｂの先端には下向きに塗料を噴射するスプレイガン１０
ａ，１０ｂが取付けられている。各ポール９ａ，９ｂは
被塗装物である皆材ａの長さの２分の１以上の長さを有
し、その内空にはエアレス塗料ポンプ８ａ，８ｂとスブ
レイガン１０ａ，１０ｂを接続する塗料圧送管が挿通さ
れている。本実施例の作用を説明するに、まず第２図Ａ
に示す退避位置から、右方のスプレイガン１０ａが台車
５ａの塗装送り走行によつて塗料を噴射しながら管材ａ
の内空に進入しようとすると、左方のスプレイガン１０
ｂ＆ま台車５ｂの早送り走行により無噴射状態で管材ａ
の内空の中央部より少し右方まで移動し（第２図Ｂ）、
次に右方のスブレイガン１０ａが管材ａの内空に進入し
てくると、左方のスブレイガン１０ｂは塗料を噴射しな
がら塗装送りで後退し（第２図Ｃ）、第２図Ｄのように
右方のスプレイガン１０ａが管材ａの中央部より少し左
方まで塗装すると塗料の噴射を停止して早送りで後退し
、第２図Ａの状態に戻る。
、６ｂ、塗装送り用の無段変速モータＴａ、Ｔｂ、エア
レス塗装ポンプ８ａ，８ｂ及び図示しない制御装置が装
着されているとともに、管材ａの内空を指向する長いポ
ール９ａ，９ｂが突設されていて、該各ポール９ａ，９
ｂの先端には下向きに塗料を噴射するスプレイガン１０
ａ，１０ｂが取付けられている。各ポール９ａ，９ｂは
被塗装物である皆材ａの長さの２分の１以上の長さを有
し、その内空にはエアレス塗料ポンプ８ａ，８ｂとスブ
レイガン１０ａ，１０ｂを接続する塗料圧送管が挿通さ
れている。本実施例の作用を説明するに、まず第２図Ａ
に示す退避位置から、右方のスプレイガン１０ａが台車
５ａの塗装送り走行によつて塗料を噴射しながら管材ａ
の内空に進入しようとすると、左方のスプレイガン１０
ｂ＆ま台車５ｂの早送り走行により無噴射状態で管材ａ
の内空の中央部より少し右方まで移動し（第２図Ｂ）、
次に右方のスブレイガン１０ａが管材ａの内空に進入し
てくると、左方のスブレイガン１０ｂは塗料を噴射しな
がら塗装送りで後退し（第２図Ｃ）、第２図Ｄのように
右方のスプレイガン１０ａが管材ａの中央部より少し左
方まで塗装すると塗料の噴射を停止して早送りで後退し
、第２図Ａの状態に戻る。
以上により管材ａの第１回目の内面塗装が終了し、以下
同一の動作を繰返して数回重ね塗りが施される。上記し
た台車５ａ，５ｂの早送り、塗装送り走行及びスプレイ
ガン１０ａ，１０ｂの噴射開始、停止は、台車５ａ，５
ｂに載置した制御装置によつて自動的に制御される。本
実施例の装置は必ずしも一本の長尺管材の内面塗装に供
されるばかりでなく、二本以上の短尺管材を同軸に配列
することによつて同時に塗装することができるものであ
つて、短尺管材を一本ずつ塗装する場合に比べて作業能
率を飛躍的に向上することができる。
同一の動作を繰返して数回重ね塗りが施される。上記し
た台車５ａ，５ｂの早送り、塗装送り走行及びスプレイ
ガン１０ａ，１０ｂの噴射開始、停止は、台車５ａ，５
ｂに載置した制御装置によつて自動的に制御される。本
実施例の装置は必ずしも一本の長尺管材の内面塗装に供
されるばかりでなく、二本以上の短尺管材を同軸に配列
することによつて同時に塗装することができるものであ
つて、短尺管材を一本ずつ塗装する場合に比べて作業能
率を飛躍的に向上することができる。
本発明方法は、前記実施例の説明によつて明らかにした
ように、二個のスプレイガンを管材の両端から挿入して
管材内面の半分ずつを同時に塗装するとともに、管材の
中央部で二個のスプレイガンが衝突したり塗り残し部分
を生じたりするのを防止するようにしたから、従来の塗
装装置に比べて約２分の１の時間で長尺管材の内面塗装
を行なうことができる効果を奏する。
ように、二個のスプレイガンを管材の両端から挿入して
管材内面の半分ずつを同時に塗装するとともに、管材の
中央部で二個のスプレイガンが衝突したり塗り残し部分
を生じたりするのを防止するようにしたから、従来の塗
装装置に比べて約２分の１の時間で長尺管材の内面塗装
を行なうことができる効果を奏する。
添付図面は本発明の一実施例を示し、第１図は一部切欠
正面図、第２図は作動順序を示す説明図である。 ２：支持台、３：ローラ、４ａ，４ｂ：レール、５ａ，
５ｂ：台車、６ａ，６ｂ：定速モータ、７ａ，７ｂ：無
段変速モータ、８ａ，８ｂ：エアレス塗料ポンプ、９ａ
，９ｂ：ポール、１０ａ，１０ｂ：スプレイガン、ａ：
管材。
正面図、第２図は作動順序を示す説明図である。 ２：支持台、３：ローラ、４ａ，４ｂ：レール、５ａ，
５ｂ：台車、６ａ，６ｂ：定速モータ、７ａ，７ｂ：無
段変速モータ、８ａ，８ｂ：エアレス塗料ポンプ、９ａ
，９ｂ：ポール、１０ａ，１０ｂ：スプレイガン、ａ：
管材。
Claims (1)
- １ 軸心を中心として回転する管材の両端に配置したス
プレイガンの一方を前記管材の一端から長さ方向の略中
央部まで早送りで前進させる工程と、該一方のスプレイ
ガンを前記管材の中央部から一端側へ塗装送りで後退さ
せつつ、他方のスプレイガンを前記管材の他端から長さ
方向の中央部まで塗装送りで前進させる工程と、該他方
のスプレイガンを前記管材の中央部から他端側へ早送り
で後退させる工程と、からなることを特徴とする管材の
内面塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54105699A JPS5938027B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 管材の内面塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54105699A JPS5938027B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 管材の内面塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5631468A JPS5631468A (en) | 1981-03-30 |
| JPS5938027B2 true JPS5938027B2 (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=14414613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54105699A Expired JPS5938027B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 管材の内面塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938027B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4570979A (en) * | 1982-06-10 | 1986-02-18 | Dunlop Limited | Flexible joint means |
| US4491348A (en) * | 1982-10-21 | 1985-01-01 | Aeroquip Corporation | Vibration attenuating coupling |
| JPH0450926Y2 (ja) * | 1987-06-18 | 1992-12-01 | ||
| JPH0620628U (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-18 | 株式会社岡村製作所 | 機器の連結構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5110618A (ja) * | 1974-07-15 | 1976-01-28 | Matsushita Electric Works Ltd | Dannetsuzai |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP54105699A patent/JPS5938027B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5110618A (ja) * | 1974-07-15 | 1976-01-28 | Matsushita Electric Works Ltd | Dannetsuzai |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5631468A (en) | 1981-03-30 |
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