JPH025628Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025628Y2 JPH025628Y2 JP580682U JP580682U JPH025628Y2 JP H025628 Y2 JPH025628 Y2 JP H025628Y2 JP 580682 U JP580682 U JP 580682U JP 580682 U JP580682 U JP 580682U JP H025628 Y2 JPH025628 Y2 JP H025628Y2
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- JP
- Japan
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- current
- harmonic
- phase
- harmonic current
- compensation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、負荷によつて電源系統に生じる高調
波電流成分を補償するための電流を電源系統に供
給する能動形波形改善装置、特にその高調波電流
検出回路に関するものである。
波電流成分を補償するための電流を電源系統に供
給する能動形波形改善装置、特にその高調波電流
検出回路に関するものである。
ある負荷によつて電源系統に高調波が生じる
と、電源や他の負荷に悪影響を及ぼすため、軽減
策が必要であり、その一つに能動形波形改善装置
の設置がある。能動形波形改善装置は、負荷によ
つて電源系統に生じる高調波電流成分を検出し、
これを変調信号としてパルス幅変調を行い、その
被変調波を位相反転して補償電流とする機能を有
しており、設置に際しては電源と並列に設ける
が、高調波電流の検出には次の二通りが考えられ
る。
と、電源や他の負荷に悪影響を及ぼすため、軽減
策が必要であり、その一つに能動形波形改善装置
の設置がある。能動形波形改善装置は、負荷によ
つて電源系統に生じる高調波電流成分を検出し、
これを変調信号としてパルス幅変調を行い、その
被変調波を位相反転して補償電流とする機能を有
しており、設置に際しては電源と並列に設ける
が、高調波電流の検出には次の二通りが考えられ
る。
即ち、第１図に示すように電源１０に負荷２０
が接続された系統に能動形波形改善装置３０を設
置する場合、負荷電流を変流器３０により検出
し、バンドリジエクトフイルタ３２で基本波成分
を除去して検出高調波電流ihとして電流補償部３
３に取込む検出手段と、第２図に示すように負荷
電流を変流器３１により検出し、補償対象の各次
高調波に対応した周波数特性を有するバンドパス
フイルタ３４1〜３４oにより各次高調波電流に分
離し、この後加算器３５で加え合わせて検出高調
波電流inとする検出手段である。
が接続された系統に能動形波形改善装置３０を設
置する場合、負荷電流を変流器３０により検出
し、バンドリジエクトフイルタ３２で基本波成分
を除去して検出高調波電流ihとして電流補償部３
３に取込む検出手段と、第２図に示すように負荷
電流を変流器３１により検出し、補償対象の各次
高調波に対応した周波数特性を有するバンドパス
フイルタ３４1〜３４oにより各次高調波電流に分
離し、この後加算器３５で加え合わせて検出高調
波電流inとする検出手段である。
上記の検出手段によつて検出された電流信号
は、補償電流を発生するためのパルス幅変調の変
調信号として用いるが、いずれの検出信号でも高
調波電流の検出遅れ（実際にこの種の能動形波形
改善装置を系統に接続する場合には、高調波電流
の検出に当たつて変流器を数段設け、更に検出点
から制御部（電流補償部）までのかなり長い距離
をケーブルで結ぶといつた構成になることが多く
考えられ、その結果検出遅れが大きくなる）、装
置内部の制御遅れ等があり、高精度の補償動作が
妨げられる。
は、補償電流を発生するためのパルス幅変調の変
調信号として用いるが、いずれの検出信号でも高
調波電流の検出遅れ（実際にこの種の能動形波形
改善装置を系統に接続する場合には、高調波電流
の検出に当たつて変流器を数段設け、更に検出点
から制御部（電流補償部）までのかなり長い距離
をケーブルで結ぶといつた構成になることが多く
考えられ、その結果検出遅れが大きくなる）、装
置内部の制御遅れ等があり、高精度の補償動作が
妨げられる。
本考案は上記の欠点を除去するためになされた
もので、補償対象の各次高調波に対応した周波数
特性を有するバンドパスフイルタの後段に位相補
償回路をそれぞれ挿設することにより、緻密な位
相補正が可能となつて、高精度の電流補償動作が
期待できる能動形波形改善装置を提供することを
目的とする。
もので、補償対象の各次高調波に対応した周波数
特性を有するバンドパスフイルタの後段に位相補
償回路をそれぞれ挿設することにより、緻密な位
相補正が可能となつて、高精度の電流補償動作が
期待できる能動形波形改善装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第３図は本考案の一実施例を示すもので、３１
は負荷電流を検出する変流器、３４1〜３４oはこ
の変調器３１の２次端子に接続されたｎ個のバン
ドパスフイルタであり、補償対象の各次高調波に
対応した周波数特性を有している。３６1〜３６o
は各バンドパスフイルタ３４1〜３４oの後段に設
けた位相補償回路であり、例えばコンデンサによ
る位相の進みを利用した位相補償機能を有する。
各位相補償回路３６1〜３６oの出力、即ち位相補
償後の各次高調波電流は加算器３５で加え合わさ
れて検出高調波電流ihとなり、電流補償部３３
（第２図）に付与される。
は負荷電流を検出する変流器、３４1〜３４oはこ
の変調器３１の２次端子に接続されたｎ個のバン
ドパスフイルタであり、補償対象の各次高調波に
対応した周波数特性を有している。３６1〜３６o
は各バンドパスフイルタ３４1〜３４oの後段に設
けた位相補償回路であり、例えばコンデンサによ
る位相の進みを利用した位相補償機能を有する。
各位相補償回路３６1〜３６oの出力、即ち位相補
償後の各次高調波電流は加算器３５で加え合わさ
れて検出高調波電流ihとなり、電流補償部３３
（第２図）に付与される。
このように補償対象の各次高調波毎に分離する
バンドパスフイルタ３４1〜３４oの後段に個々に
位相補償回路３６1〜３６oを設けると、周波数に
よつて異なる変流器の位相ずれ、制御系の増幅器
での遅れ等が適確に補償されて、加算器３５によ
る合成後、適切な変調信号が得られるようにな
り、電流補償部３３において高精度の高調波電流
補償が行われる。
バンドパスフイルタ３４1〜３４oの後段に個々に
位相補償回路３６1〜３６oを設けると、周波数に
よつて異なる変流器の位相ずれ、制御系の増幅器
での遅れ等が適確に補償されて、加算器３５によ
る合成後、適切な変調信号が得られるようにな
り、電流補償部３３において高精度の高調波電流
補償が行われる。
以上のように本考案によれば、各次高調波毎に
位相補償回路を設けたので、適確な位相補償が可
能となつて、パルス幅変調に供する適切な変調信
号が得られるようになり、波形改善効果の大きな
高精度の高調波電流補償動作が期待できる。
位相補償回路を設けたので、適確な位相補償が可
能となつて、パルス幅変調に供する適切な変調信
号が得られるようになり、波形改善効果の大きな
高精度の高調波電流補償動作が期待できる。
第１図及び第２図は従来の能動形波形改善装置
のブロツク図、第３図は本考案に係る能動形波形
改善装置の一実施例（要部）を示すブロツク図で
ある。 １０……電源、２０……負荷、３０……能動形
波形改善装置、３１……変流器、３３……電流補
償部、３４1〜３４o……バンドパスフイルタ、３
５……加算器、３６1〜３６o……位相補償回路。
のブロツク図、第３図は本考案に係る能動形波形
改善装置の一実施例（要部）を示すブロツク図で
ある。 １０……電源、２０……負荷、３０……能動形
波形改善装置、３１……変流器、３３……電流補
償部、３４1〜３４o……バンドパスフイルタ、３
５……加算器、３６1〜３６o……位相補償回路。
Claims (1)
- 負荷によつて電源系統に生じる高調波電流を検
出し、これを変調信号としてパルス幅変調を行
い、その被変調波を位相反転させて補償電流を
得、これを前記電源系統に供給する能動形波形改
善装置において、制御対象とする各次高調波に対
応した周波数特性を有するバンドパスフイルタ
と、これら各バンドパスフイルタ通過後の各次高
調波電流の位相を個々に補償する位相補償回路
と、位相補償後の各次高調波電流を加え合わせる
加算器とで高調波電流検出回路を構成したことを
特徴とする能動形波形改善装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP580682U JPS58108735U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 能動形波形改善装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP580682U JPS58108735U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 能動形波形改善装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58108735U JPS58108735U (ja) | 1983-07-25 |
| JPH025628Y2 true JPH025628Y2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=30018600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP580682U Granted JPS58108735U (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 能動形波形改善装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58108735U (ja) |
-
1982
- 1982-01-20 JP JP580682U patent/JPS58108735U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58108735U (ja) | 1983-07-25 |
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