JPH025625Y2 - - Google Patents

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JPH025625Y2
JPH025625Y2 JP16338982U JP16338982U JPH025625Y2 JP H025625 Y2 JPH025625 Y2 JP H025625Y2 JP 16338982 U JP16338982 U JP 16338982U JP 16338982 U JP16338982 U JP 16338982U JP H025625 Y2 JPH025625 Y2 JP H025625Y2
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JP
Japan
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terminal
case
fitting
noise filter
mounting
Prior art date
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JP16338982U
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JPS5969641U (ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電源ラインフイルタ等に用いるノイ
ズフイルタに係り、特に絶縁樹脂ケースを用いた
ノイズフイルタの構造に関する。
第1図は従来のこの種のノイズフイルタの一例
を示す。この場合、絶縁樹脂ケース1の両端面よ
り入力端子2A,2B、入力側アース端子2C、
及び出力端子3A,3B、出力側アース端子3C
が引き出されている。また、ケースの端子を設け
ていない両側面より取付穴4を形成した取付部5
が一体に延長している。
この第1図の構成によれば、取付部5が端子が
設けられていない方のケース側面に形成されてい
るから、入力端子、出力端子とともにアース端子
を並べて配列することが可能である。しかしなが
ら、取付部5がケース1の側面より突出する為、
実装スペースがその分だけ余分に必要となる欠点
を生ずる。
その点を考慮して入力端子及び出力端子を設け
たケース両端面に取付穴を形成した取付部を配置
する構造が考慮されているが、この場合には取付
部の上方位置に端子を設けたのでは取付部の取付
穴にねじを嵌め込み、ねじ止めすることができな
くなるため、取付部の上方位置には端子を設ける
ことができない。従つて、通常、この場合には、
入出力端子は設けるが、アース端子を省略して別
の手段でアースを取ることを考慮しなければなら
ない。
本考案は、上記の点に鑑み、絶縁樹脂ケースの
入出力端子をもうけた側に取付部を形成した構造
において、アースの接続を簡単な構造で容易に行
ない得るようにしたノイズフイルタを提供しよう
とするものである。
以下、本考案に係るノイズフイルタの実施例を
図面に従つて説明する。
第2図及至第4図は本考案の第1実施例を示
す。これらの図において、絶縁樹脂ケース10は
箱型ケース本体11と蓋体1とからなつており、
箱型ケース本体11の両端面に取付穴13を有す
る取付部14が一体に形成されている。箱型ケー
ス本体11はフイルタ素子としてのコモンモード
チヨークコイル15、コンデンサ16,17,1
8A,8Bを収納する素子収納部20とこれより
樹脂壁21で区画された端子配設部22A乃至2
2Eを有している。また、端子配設部22Eの外
壁すなわち箱型ケース本体11の端面外壁には上
下方向に細長い切欠き部23が形成されている。
そして、端子配設部22Eの内面には略L字状ア
ース金具24を位置決めするために一対の上下方
向の突状25が形成されている。一方、前記蓋体
12には切欠き部23に嵌合してこの部分を閉塞
する舌片部26が一体に形成されている。
箱型ケース本体11の端子配設部22A乃至2
2Eにはそれぞれ入出力端子27A乃至27Dが
取り付けられ、更に端子配設部22Eにアース金
具24が嵌め込まれる。この場合、アース金具2
4は取付部14の上面に沿つて折り曲げられた折
り曲げ部30を有し、該折り曲げ部30には前記
取付穴13と一致する透孔31が形成され、さら
に端子配設部22Eのスリツト状溝32に嵌合し
てアース金具の位置を規定する突起33を有して
いる。アース金具24の上端はアース端子34と
なつている。
箱型ケース本体11への各端子の装着を終了し
た後、素子収納部20内にコモンモードチヨーク
コイル15、コンデンサ16,17,18A,1
8Bが収納され、所定の配線が行なわれる。すな
わちコモンモードチヨークコイルの巻線15A,
は入出力端子27Aと27Cとの間に接続され、
15Bは入出力端子27Bと27Dの間に接続さ
れる。また、コンデンサ16は入出力端子27
A,27B間にコンデンサ17は入出力端子27
C,27D間にそれぞれ接続される。アース端子
34と入出力端子27C,27Dとの間にそれぞ
れコンデンサ18A,18Bが接続される。これ
らの配線終了後、素子収納部20は樹脂注形され
る。最後に箱型ケース本体11に対し蓋体12が
嵌着される。
上記第1実施例の構成によれば、一方の取付部
14をノイズフイルタが取り付けられる相手側機
器のシヤーシにねじ止めする際、取付部上面に沿
つて折り曲げられたアース金具24を必然的に相
手側シヤーシに電気的に接続する事になるから、
ノイズフイルタのアースを確実かつ容易に行なう
ことができる。また、取付部14はケース10の
端子を設けた両端面側に設けることができるか
ら、前述の第1図のごとき構成に比べて実装スペ
ースが少なくて良いから有利である。さらに、箱
型ケース本体11の内側を樹脂壁21で区画して
端子配設部22A乃至22Eを作つたのでアース
金具24を取り付けた部分より樹脂漏れが生じた
りする恐れがない。
第5図は略L字状アース金具の他の具体例を示
す。この図において、略L字状アース金具24A
は折り曲げ部30の先端にさらに接続片40を一
体に形成したものである。このようにアース金具
24Aを用いれば、アース金具24Aを相手側機
器のシヤーシにねじ止めできるとともに、接続片
40をアース片として利用することができ便利で
ある。
第6図は本考案の第2実施例を示す。この場
合、アース金具24Bは箱型ケース本体11Bの
底面側より端子配設部22E内に挿通される構造
である。そして、アース金具24Bの折り曲げ部
30Bは取付部14Bの底面に沿つて折り曲げら
れる。この場合、取付部14Bの底面は好ましく
は箱型ケース本体11Bの底面よりも僅かに引込
んで(アース金具24Bの厚さ分だけ引込んで)
いることが好ましく、折曲部30Bは相手側機器
のシヤーシに圧接するごとく弾性を有しているこ
とが好ましい。なお、取付部14Bには取付穴1
3が、折曲部30Bには透孔31がそれぞれ形成
されていることは前述の第1実施例と同様であ
る。
第7図は本考案の第3実施例を示す。この場
合、アース金具24Cは折曲部30Bの先端にさ
らに接続片50を有する構成である。なお、その
他の構成は第2実施例と同様である。この第3実
施例の構成によれば、アース金具24Cを相手側
機器にねじ止めすると同時に接続片50をアース
片として利用できるから便利である。
以上説明したように、本考案によれば、絶縁樹
脂ケースの端子引出側端面に取付部を一体に形成
した場合においても取付部の上面または底面に沿
つて折り曲げられた折曲部を有する略L字状アー
ス金具を用いることによりノイズフイルタのアー
スを確実かつ容易に取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のノイズフイルタを示す平面図、
第2図は本考案に係るノイズフイルタの第1実施
例を示す平面図、第3図は同じく蓋体を省略して
示す平面図、第4図は第1実施例の分解斜視図、
第5図はアース金具の他の具体例を示す斜視図、
第6図は本考案の第2実施例を示す要部断面図、
第7図は本考案の第3実施例を示す要部断面図で
ある。 10……絶縁樹脂ケース、11……箱型ケース
本体、12……蓋体、13……取付穴、14,1
4B……取付部、15……コモンモードチヨーク
コイル、16,17,18A,18B……コンデ
ンサ、20……素子収納部、21……樹脂壁、2
2A乃至22E……端子配設部、24,24A,
24B,24C……略L字状アース金具、27A
乃至27D……入出力端子、30A,30B……
折曲部、31……透孔、34……アース端子、4
0,50……接続片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取付部を一体に形成した絶縁樹脂ケース内に
    フイルタ素子を収納したノイズフイルタにおい
    て、前記取付部の上面又は底面に沿つて折り曲
    げられた折曲部を有する略L字状アース金具を
    前記絶縁樹脂ケースに取り付けたことを特徴と
    するノイズフイルタ。 (2) 前記ケースがフイルタ素子を収納する素子収
    納部から区画された端子配設部を有し、該端子
    配設部に前記L字状アース金具が取り付けられ
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載のノ
    イズフイルタ。
JP16338982U 1982-10-28 1982-10-28 ノイズフイルタ Granted JPS5969641U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16338982U JPS5969641U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 ノイズフイルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16338982U JPS5969641U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 ノイズフイルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969641U JPS5969641U (ja) 1984-05-11
JPH025625Y2 true JPH025625Y2 (ja) 1990-02-09

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ID=30358525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16338982U Granted JPS5969641U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 ノイズフイルタ

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020108879A1 (de) * 2020-03-31 2021-09-30 Tdk Electronics Ag DC-Link-EMV-Filter-Bauelement mit verbesserter Dämpfung, Halbleiter-Bauelement und DC-Link-EMV-System

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JPS5969641U (ja) 1984-05-11

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