JPH0256118B2 - - Google Patents

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JPH0256118B2
JPH0256118B2 JP61032395A JP3239586A JPH0256118B2 JP H0256118 B2 JPH0256118 B2 JP H0256118B2 JP 61032395 A JP61032395 A JP 61032395A JP 3239586 A JP3239586 A JP 3239586A JP H0256118 B2 JPH0256118 B2 JP H0256118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
water
tank
air trap
temperature sensor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61032395A
Other languages
English (en)
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JPS6290198A (ja
Inventor
Harumi Takeuchi
Koji Araki
Kenji Yamamoto
Shigemitsu Yatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Publication of JPS6290198A publication Critical patent/JPS6290198A/ja
Publication of JPH0256118B2 publication Critical patent/JPH0256118B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は気温や水温を測定するための温度セン
サーの取付装置に関する。
(ロ) 従来の技術 洗濯水の温度を検知し、その水温に応じて行程
時間を制御するものが、特開昭55−66394号公報
に示されているが、実際にも水温の高低によつて
洗濯効果は大きく変る。水温を検知する場合、温
度センサーは槽に取付けられることになるが、例
えば槽の上部では水との接触が不確実であり、ま
た運転中に動く水の温度は非常にばらつきが大き
い。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、特別な取付構造を要せず、且つばら
つきの少い温度検知を可能にせんとするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、エアートラツプの下方の型抜孔を閉
塞する底栓に上向きに凹んだ収納部を形成し、こ
の収納部内に温度センサーを組込むことにより問
題点を解決する。
(ホ) 作用 即ち、底栓を取付手段として他の取付構造を省
き、温度センサーによりエアートラツプの比較的
おだやかな水の温度を検知するのである。
(ヘ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1は外槽2を防振
的に吊下した機枠、3は外槽2内に回転可能に配
設された脱水兼洗濯槽、4…は脱水孔、5はバラ
ンスリング、6は大径山形の回転翼である。上記
外槽2の外底面には、駆動モータ7や軸受ケース
8が設けてあり、上記回転翼6を約180rpmで間
欠反転させたり、脱水時に翼6及び槽3を同時に
一方向に高速回転させる。
9は排水弁10を備えた排水路、11は排水弁
10を開閉するソレノイドである。このソレノイ
ド11は励磁された時に同時にクラツチ装置(図
示せず)を操作して駆動モータ7の回転を回転翼
6及び洗濯槽3へ伝達すると共に、洗濯槽3のブ
レーキ装置(図示せず)を解除する。
12は洗濯槽3の上蓋で、開閉に連動する上蓋
スイツチ13を具備している。14は給水口で給
水弁15を具備している。
16は外槽2の下部側壁に膨出する如く一体形
成したエアートラツプで、上部をチユーブ17を
介してダイヤフラム型の水位スイツチ18に連通
すると共に、下部を外槽2内に連通孔19によつ
て連通している。20はエアートラツプ16の成
型時に形成される下向き突出筒状の型抜孔で、
ABS樹脂等から成る逆有底筒状の底栓21によ
つて閉塞してある。
この底栓21は、下方から順に、型抜孔20の
下端に係当する環状フランジ22と、型抜孔20
の内周面に接着される接着面23と、接着面より
小径で型抜孔20の内周面から少し離れている中
間部24と、中間部より上向きに突出してエアー
トラツプ16内に位置する小径の第1収納部25
を一体形成している。更に、この底栓21は、第
1収納部25に対向する中間部24に、下向きに
突出する筒状の第2収納部26を、第1収納部2
5に連通して一体形成している。
27はリード線28にかしめによつて連結され
て電気接続された温度センサー、例えばサーミス
タで、かしめ部29,29を上下に位置させてリ
ード線28と共に第2収納部26及び第1収納部
25内に挿着される。30は挿着後に第2収納部
26内に充填されてサーミスタ等を止着する絶縁
樹脂から成るコーテイング層である。
尚、実際の作業手順は、予め底栓21にサーミ
スタ27等を止め、その後に底栓21を型抜孔2
0に接着することになる。
31,32は機枠1の上後部に設けられた電源
スイツチのツマミと、水位設定及び水補給のため
に水位スイツチ18を操作するツマミで、第4図
イで示されている。33は第3図で示すマイクロ
コンピユータ(以下マイコンと言う)34から成
る制御回路を内蔵した制御ボツクスで、機枠1の
上部の前部に設けられており、その操作パネルに
は第4図ロで示すように各種のキー35a〜35
h、操作や進行を表示する発光ダイオード(以下
LEDと言う)36a〜36o及び水温や気温を
ランク毎に表示するLED37a〜37cを設け
ている。
第3図で示す制御回路に於いて、上蓋スイツチ
13の開閉信号、水位スイツチ18の水位検知信
号、リセツト回路38のリセツト信号、外部割込
回路39からの計時用の基準信号、上記サーミス
タ27と比較器から成る温度測定手段40のラン
ク別の温度信号は、マイコン34に入力される。
41は駆動モータ7を右回転させる駆動回路、4
2は左回転させる駆動回路、43は異常を含む各
種の状態を使用者に報知するブザーである。
次に動作について説明すると、まず電源スイツ
チをONしてマイコン34をリセツトする。する
と、水流キー35dでの“標準”のLED36j
が点灯し、温度測定手段40では気温を測定す
る。温度測定手段40は、サーミスタ27の端子
電圧を12℃、14℃に対応した基準電圧と比較器に
よつて比較し、気温、水温に関する温度信号をマ
イコン34に入力する。
マイコン34は電源スイツチがONした直後の
温度信号、或いはその後の水位スイツチ18のセ
ツト時までの温度信号を気温に係る温度信号とし
て処理し、水位スイツチ18のセツト後の温度信
号を水温に係る温度信号として処理する。そし
て、気温、水温を12℃未満、12℃〜24℃未満、24
℃以上の3ランクに分け、このランクに対応する
LED37a,37b,37cを点灯させる。
こうして、対応ランク毎の点灯表示が実行され
る中で、洗濯運転はスタートキー35fを押圧操
作し、また必要によつては種々のキーを操作して
時間等を変更してからスタートキー35fを押圧
操作すると開始する。更に短時間で洗濯したい時
にはスタートキー35gを押圧して開始する。マ
イコン34は洗い、すすぎ、脱水の各時間、回
数、周期を水温のランク毎に予め記憶しており、
この記憶内容に沿つて作業を実行させる。仮に運
転開始時に時間を短く設定していても、水温のラ
ンクに見合う時間だけ運転を行なわせる。
供給された水は連通孔19からエアートラツプ
16内に流入し、所定位まで水位が上るとサーミ
スタ27は第1収納部25を介して流入水の温度
を検知する。サーミスタ27をエアートラツプ1
6の型抜孔20の底栓21に取付けたので、サー
ミスタ27は種々の運転動作の中で比較的おだや
かなエアートラツプ16内の水の温度を検知で
き、ばらつきの少い検知能が期待できるものであ
る。
ところで、サーミスタ27は第5図で示すよう
にその収納部の体積の変化により応答速度が異な
り、処理能力を上げるためにも応答速度を速くす
ることが望まれる。そこで、本実施例では、第1
収納部25の縦寸法を極力小さくすると共に、そ
の分第2収納部26によつてカバーしている。即
ち、第1収納部25だけでは結線部位が露出する
ので、この部位を第2収納部26内に位置させ、
ここで絶縁樹脂をコーテイングしている。
また、本実施例では接着面23よりも縮径した
中間部24を形成し、ここに収納部25,26を
形成している。従つて、接着面23を型抜孔20
に圧入し、接着した際に或いはその他の場合に、
接着面23が歪んでも、その変形が中間部24に
伝わりにくい。この結果、収納部25,26の位
置、即ち、サーミスタ27の位置は安定し、取付
けの不安定さによる検出誤差が極めて減少する。
更に、前記中間部24を設けたことにより前記
エアートラツプ16と外槽2内との連通孔19部
を狭め、脱水時に内槽3の回転に伴なつて引き起
こされる水流や内外槽3,2間に落下した洗濯物
により前記温度センサー27が破損することを防
止している。
ところで、水温と室温に大きな差がある場合
(例えば冬季に洗濯機を暖房した室内で使用する
場合)、当初槽や回転翼が室温により暖められて
おり、ここで給水を開始するとまず槽や回転翼に
触れて少し暖められた水が前記エアートラツプ1
6内に流れ込むが、前記連通孔19が狭いと、以
後のエアートラツプ16と槽内との水の流通が起
こりにくく、初めの内はエアートラツプ16と槽
内の水温に5℃程の差が生じる。
従つて、前記温度センサー27が、実際の水温
よりも少し高い温度を検知することが起こり得
る。
そこで、第2の実施例として、斯かる危惧を解
消するものを第6図及び第7図に基づいて説明す
る。
44は前記底栓21の上面21a中央部に突設
した収納筒部であり、内部に温度センサー27を
収納する。前記底栓21の上面21aに於ける前
記収納筒部44の四方4箇所には、4枚のリブ4
5…を互いに間隔を設けて立設している。そし
て、この内の1枚のリブ45aを、前記底栓21
を取着したときに前記連通孔19に面し且つ所定
の間隔を有するような位置に形成する。尚、実施
例では取着作業を容易にするため、全てのリブ4
5…が対応できるよう、前記リブ45…を夫々前
記収納筒部44から等距離の位置に形成してい
る。また、前記リブ45は前記外槽2内に位置し
てもよいし、前記エアートラツプ16内に位置し
てもよい。
第8図は、第3の実施例を示し、前記連通孔1
9に面し且つ所定の間隔を有するリブ46を前記
外槽2の外槽2aに一体に立設すると共に、前記
リブ46を前記底面2a角部に形成した段部4
7,48で挟んだものである。
斯かる構成としたことにより、水流や洗濯物か
ら温度センサー27を保護し、且つ連通孔19を
狭めることもない。
第9図及び第10図は第4の実施例を示し、前
記収納筒部44に連接してリブ49を立設したも
のであり、このリブ49により収納筒部44を補
強している。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、温度センサーのための特別の
取付構造を省き、且つばらつきの少い温度検知を
行なうことができるので、温度検知能が高く且つ
簡易構成のセンサー取付装置を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の断面図、第2図は洗濯機
全体の正面断面図、第3図は洗濯機の制御回路
図、第4図イ,ロは夫々別の操作パネルの正面
図、第5図はサーミスタの応答特性図、第6図は
第2の実施例に於ける第1図相当図、第7図は同
栓体の斜視図、第8図は第3の実施例に於けるエ
アートラツプ部の斜視図、第9図は第4の実施例
に於ける第1相当図、第10図は同栓体の斜視図
である。 2……外槽、16……エアートラツプ、18…
…水位スイツチ、20……型抜孔、21……底
栓、25……第1収納部、26……第2収納部、
27……サーミスタ(温度センサー)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 槽の下部側壁に、槽内水位の変化を水位スイ
    ツチに伝達するエアートラツプを一体形成し、こ
    のエアートラツプの下方の型抜孔を閉塞する底栓
    に、上向きに凹んだ収納部を形成し、この収納部
    内に温度センサーを配設して成る洗濯機の温度セ
    ンサー取付装置。
JP61032395A 1985-06-26 1986-02-17 洗濯機の温度センサ−取付装置 Granted JPS6290198A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60-96885 1985-06-26
JP9688585 1985-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6290198A JPS6290198A (ja) 1987-04-24
JPH0256118B2 true JPH0256118B2 (ja) 1990-11-29

Family

ID=14176853

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61032395A Granted JPS6290198A (ja) 1985-06-26 1986-02-17 洗濯機の温度センサ−取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022538942A (ja) * 2019-08-29 2022-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 衣類処理装置の流体測温装置及び衣類処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2022538942A (ja) * 2019-08-29 2022-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 衣類処理装置の流体測温装置及び衣類処理装置

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JPS6290198A (ja) 1987-04-24

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