JPH025579Y2 - - Google Patents

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JPH025579Y2
JPH025579Y2 JP1983012424U JP1242483U JPH025579Y2 JP H025579 Y2 JPH025579 Y2 JP H025579Y2 JP 1983012424 U JP1983012424 U JP 1983012424U JP 1242483 U JP1242483 U JP 1242483U JP H025579 Y2 JPH025579 Y2 JP H025579Y2
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device main
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JP1983012424U
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JPS59119088U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パワーアンプの如く動作中に発熱が
著しいパワートランジスタや電源トランス等の発
熱体を内蔵した電気機器に関し、特に機器本体内
部の冷却機能を備えるようにしたものに関する。
〔背景技術と問題点〕
パワーアンプやその他電気機器にあつては、内
蔵したパワートランジスタ等の電子部品が発熱し
機器本体内が所定温度以上になると機器自体の機
能の低下を招き、さらには内蔵した電子部品の故
障を招くなどして使用できなくなつてしまう。
そこで、パワーアンプの如き電気機器にあつて
は、機器本体を構成する筐体の上下面に通気孔を
設け、機器本体内部の通気を図り内蔵したパワー
トランジスタ等の発熱体の発熱による温度上昇を
防止するようにしている。
しかし、収納ラツクに収納設置されて利用され
るパワーアンプの如き電気機器にあつては、通気
孔を設けた上下面が収納ラツクの天板及び底板で
覆われてしまい通気を図ることができず機器本体
内部の放熱を行なうことができなくなつてしま
う。
そこで、従来は、パワーアンプの如く収納ラツ
クに収納されて利用されることを考慮し、機器本
体内に冷却用のフアンを内蔵させ、このフアンに
よつて機器本体内の吸排気を行なうようにして冷
却を行なう手段がとられている。
しかし、冷却用のフアンを内蔵するようにした
ものにあつては、フアンの作動中に騒音の発生を
防止することができない。特に、パワーアンプの
如くオーデイオ装置を構成する電気機器にあつて
は、良好な再生状態を得るために騒音の発生を防
止する必要がある。
また、冷却用のフアンを内蔵させて強制的に吸
排気を行なうようなものにあつては、フアンの作
動により塵芥が機器内部に吸引されるおそれもあ
り、機器に内蔵した電子部品に悪影響を与え故障
の原因にもなつてしまう。
さらに、フアンを内蔵させることによるコスト
アツプも避けることができない。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は騒音を発生させることなく発
熱体を内蔵した機器本体内の冷却を行なうことが
でき、冷却中に塵芥の侵入を防止し、安価に提供
することが可能な冷却機能を備えた電気機器を提
供することを目的にする。
〔考案の概要〕
本考案は上記の如き目的を達成するため発熱体
を内蔵した複数の機器本体が互いに積み重ねられ
て構成される電気機器において、上記複数の電気
機器はそれぞれ上記機器本体の相対向する2側面
のいずれか一方の側面の所定の部分に設けられ、
上記機器本体の外方に膨出し、上下両端部に開口
を有する膨出部と、上記機器本体の上記膨出部と
対向する位置に上記機器本体内部に貫通するよう
に設けられた第1の通気孔と上記機器本体の他方
の側面に上記機器本体内部に貫通するように設け
られた第2の通気孔とを備え、上記複数の機器本
体を互いに積み重ねた状態で上記複数の機器本体
にそれぞれ設けられた上記膨出部が互いに接続さ
れ上下両端に開口を有する1本のダクトを形成す
るようにしてなるものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
第1図は、本考案による電気機器であるパワー
アンプの一例を示す斜視図であり、第2図はその
断面図である。
ここに示されるパワーアンプは、機器本体を構
成する筐体1内に作動時に発熱をする発熱体とし
ての電源トランス2、パワートランジスタ3、そ
の他増幅回路を構成する電子部品が内蔵されてい
る。上記筐体1の前面側の側面には、電源スイツ
チの操作ツマミ4やボリユウムの操作ツマミ5が
取付けられる前面パネル6が取付けられ、この前
面パネル6の略中央部には、筐体1の前面側に取
付けたとき、筐体1の高さ方向に連らなり筐体1
の外方へ膨出し、上下両面を開口部7,8となし
た膨出部9が設けられている。すなわち、この膨
出部9は、前面パネル6の中途部を折曲げ立上が
らせて形成されるものである。このような膨出部
9を設けることにより、筐体1の前面側の側面に
筐体1の上下方向に連らなるダクトが構成され
る。
そして、上記膨出部9に対向する筐体1の前面
側部分には、開口として形成された通気孔11が
設けられる。この通気孔11部分には網目状の防
塵部材12が設けられる。
また、上記膨出部9を設けた筐体1の前面側の
側面と相対向する背面側の側面にも同じく通気孔
13が設けられる。この通気孔13部分にも網目
状の防塵部材12が設けられる。
さらに、筐体1の底面15には、所定載置面上
に載置したときこの載置面と上記底面15との間
の間に空隙ができるように脚台16が取付けられ
ている。
上述のように構成されたパワーアンプは、作動
を開始し筐体1に内蔵された電源トランス2やパ
ワートランジスタ3等の発熱すると筐体1内の温
度が上昇すると同時に膨出部9で囲まれた部分も
温度が上昇する。そうすると上下両面を開口部
7,8となし高さ方向に連らなる膨出部9に囲ま
れた部分に上昇気流が発生し、この上昇気流によ
つて発生した気圧の低下により筐体1内部の加熱
された空気が通気孔11を介して吸引されて外部
に排出されると同時に筐体1の背面側の側面に設
けた通気孔13を介して外部の冷えた空気が筐体
1内部へ吸入され筐体1内部の冷却がなされる。
すなわち、第2図中矢印で示す如き気流が生じ筐
体1内部の冷却がなされる。
このように、本考案によれば膨出部9が筐体1
の前面側の側面から膨出して設けられるので、収
納ラツクの底板及び天板で上記膨出部9の上下両
面の開口部7,8を塞ぐことなく収納でき、同様
に他の機器、例えばテープデツキ及びチユーナと
で挾むようにして多段に重ねた場合も上記開口部
7,8を塞ぐことなく設置できるので、前述した
如き冷却機能を阻害することもない。
また、本考案による複数のパワーアンプの各膨
出部9を第3図に示す如く高さ方向に接続するこ
とができ、これが1本の上下両面に開口を有する
ダクトを形成し、囲まれた部分の高さが増す。こ
れにより一層大きな上昇気流を生じさせることが
可能となつて、より効果的な冷却効果を得ること
ができる。
なお、上述の実施例では膨出部9を筐体1の前
面側に設けた例を挙げたが、筐体1の背面側等高
さ方向に連らなる側面であればいずれに設けるよ
うにしても良く、そしてこの膨出部9に対応して
通気孔11,13を設けるようにすれば良い。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば従来のものの如
く強制冷却用のフアン等を設けることなく機器本
体内の冷却を行ない得るので騒音が生ぜず、塵芥
の侵入もなく、さらに安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図はその断面図であり、第3図は本考案
による電気機器の使用例を示す斜視図である。 1……筐体、2……電源トランス、3……パワ
ートランジスタ、7,8……開口部、9……膨出
部、11,13……通気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発熱体を内蔵した複数の機器本体が互いに積み
    重ねられて構成される電気機器において、 上記複数の電子機器はそれぞれ上記機器本体の
    相対向する2側面のいずれか一方の側面の所定の
    部分に設けられ、上記機器本体の外方に膨出し、
    上下両端部に開口を有する膨出部と、 上記機器本体の上記膨出部と対向する位置に上
    記機器本体内部に貫通するように設けられた第1
    の通気孔と上記機器本体の他方の側面に上記機器
    本体内部に貫通するように設けられた第2の通気
    孔とを備え、 上記複数の機器本体を互いに積み重ねた状態で
    上記複数の機器本体にそれぞれ設けられた上記膨
    出部が互いに接続され上下両端に開口を有する1
    本のダクトを形成するようにしたことを特徴とす
    る電気機器。
JP1242483U 1983-01-31 1983-01-31 電気機器 Granted JPS59119088U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1242483U JPS59119088U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 電気機器

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JP1242483U JPS59119088U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 電気機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59119088U JPS59119088U (ja) 1984-08-11
JPH025579Y2 true JPH025579Y2 (ja) 1990-02-09

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ID=30143826

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JP1242483U Granted JPS59119088U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 電気機器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159161A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd アンプ一体型モータ
JP4020294B2 (ja) * 2001-12-11 2007-12-12 河村電器産業株式会社 ラック扉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5574098U (ja) * 1978-11-16 1980-05-21
JPS5678581U (ja) * 1979-11-21 1981-06-25
JPH0217509Y2 (ja) * 1981-01-30 1990-05-16

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JPS59119088U (ja) 1984-08-11

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