JPH0255766A - 粉末状シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム成形品 - Google Patents
粉末状シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム成形品Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非水系スラリーから製造されｍ無機充填剤粉
末を含有してなる粉末状シリコーンゴム組成物及びそれ
を用いｍ成形品に関するものであシ、高熱伝導性・電気
絶縁材料の製造に利用できるものである。
末を含有してなる粉末状シリコーンゴム組成物及びそれ
を用いｍ成形品に関するものであシ、高熱伝導性・電気
絶縁材料の製造に利用できるものである。
従来、熱伝導性に優ｎ九電気絶縁材料としては、シリコ
ーンゴムに窒化硼素を含有させてなる放熱７−トが知ら
れている。この放熱シートは、シリコーンゴムと無機充
填剤粉末を含んでなる非水系スラリー全カレンダーロー
ル方式、ドクターブレード方式等に＝リシート化して製
造されているが（例えば峙開昭５６−１５４０４４号公
報）、こＲＶｃは以下の工うな問題点があつ九〇（１）
薄いシート状の制限さｔ′Ｅ、素形状の製品しか得るこ
とができない。
ーンゴムに窒化硼素を含有させてなる放熱７−トが知ら
れている。この放熱シートは、シリコーンゴムと無機充
填剤粉末を含んでなる非水系スラリー全カレンダーロー
ル方式、ドクターブレード方式等に＝リシート化して製
造されているが（例えば峙開昭５６−１５４０４４号公
報）、こＲＶｃは以下の工うな問題点があつ九〇（１）
薄いシート状の制限さｔ′Ｅ、素形状の製品しか得るこ
とができない。
（′２Ｊ 任意形状の製品ｔ［接得ることができない
。
。
（３）任意形状の製品を得るには薄いシート状のもｔ５
けたシする。
けたシする。
本発明者らは、従来法における以上の問題点を屏決し、
任意形状のシリコーンゴム成形品を直接得ることができ
る製法について種々研究しｍ結果、特定手段に工υ製造
された粉末状シリコーンゴム組成物を型枠に充填しそｎ
ｔ加熱・加圧して硬化させれば工いことを見い出し本発
明を完成し友ものでちる。
任意形状のシリコーンゴム成形品を直接得ることができ
る製法について種々研究しｍ結果、特定手段に工υ製造
された粉末状シリコーンゴム組成物を型枠に充填しそｎ
ｔ加熱・加圧して硬化させれば工いことを見い出し本発
明を完成し友ものでちる。
すなわち１本発明に、以下を要旨とする粉末状シリコー
ンゴム組成物及びシリコーン−ｉム成形品である。
ンゴム組成物及びシリコーン−ｉム成形品である。
１、 シリコーンゴムと無機充填剤粉末を含んでなる非
水系スラリーを乾燥・粉末化してなること全特徴とする
粉末状シリコーンゴム組成物。
水系スラリーを乾燥・粉末化してなること全特徴とする
粉末状シリコーンゴム組成物。
２、請求項１記載の粉末状クリコーンプム組成物？成形
してなること勿特徴とするシリコーンゴム成形品。
してなること勿特徴とするシリコーンゴム成形品。
３、 シート状に成形してなることを特徴とする請求項
２記載のクリコーンゴム成形品。
２記載のクリコーンゴム成形品。
４、放熱板又は放熱シートに用いることｔ−特徴とする
請求項２＠鶴のシリコーンゴム成形品。
請求項２＠鶴のシリコーンゴム成形品。
以下、さらに詳しく本発明について説明する。
本発明において、原料として用いるシリコ−ノコ９ムと
して框、加熱加硫型シリコ−ノコ９ム・常温加硫型シリ
コーンゴム等が挙げられるが、得られ九粉末状りリコー
ンプム組成物の長期安定性からみて加熱加硫型シリコー
ンゴムが有利である。加熱加硫型シリコーンゴムの具体
例としては、−ｆｆ式Ｒｎ５ｉＯ乎（Ｒは置換もしくは
非１換の一価炭化水素基で、ｎは１．７〜２，２程度）
で示さｎるものでちゃ、また、常温加硫型シリコーンゴ
ムの具体例としては、１分子中に平均して少なくとも２
つの脂肪族不飽和炭化水素基金有するオルガノポリクロ
キサ／と１分子中に平均して少なくとも２つの８１−結
付した水素原子を有するオルガノ水素ポリシロキサンと
の混合物でおり、いずれも市販品がある。例えば、曲者
については東芝シリコーン（株）製商品名ＳＲＨ−３２
がおシ、後者については同社製商品名ＴＬＭ −１４０
５がある。
して框、加熱加硫型シリコ−ノコ９ム・常温加硫型シリ
コーンゴム等が挙げられるが、得られ九粉末状りリコー
ンプム組成物の長期安定性からみて加熱加硫型シリコー
ンゴムが有利である。加熱加硫型シリコーンゴムの具体
例としては、−ｆｆ式Ｒｎ５ｉＯ乎（Ｒは置換もしくは
非１換の一価炭化水素基で、ｎは１．７〜２，２程度）
で示さｎるものでちゃ、また、常温加硫型シリコーンゴ
ムの具体例としては、１分子中に平均して少なくとも２
つの脂肪族不飽和炭化水素基金有するオルガノポリクロ
キサ／と１分子中に平均して少なくとも２つの８１−結
付した水素原子を有するオルガノ水素ポリシロキサンと
の混合物でおり、いずれも市販品がある。例えば、曲者
については東芝シリコーン（株）製商品名ＳＲＨ−３２
がおシ、後者については同社製商品名ＴＬＭ −１４０
５がある。
次に、無機充填剤粉末としては、窒化硼素・二酸化ケイ
素・酸化アルミニウム・窒化ケイ素・酸化亜鉛等の熱伝
導性無機粉末が挙げらｎる。その粒径に、２００μ屏以
下が好’ｔＬ＜、それ以上であるとゴム化しｍ後の成形
品の表面がデラつき熱伝導性が十分に向上しなくなる。
素・酸化アルミニウム・窒化ケイ素・酸化亜鉛等の熱伝
導性無機粉末が挙げらｎる。その粒径に、２００μ屏以
下が好’ｔＬ＜、それ以上であるとゴム化しｍ後の成形
品の表面がデラつき熱伝導性が十分に向上しなくなる。
原料シリコーンゴムと無機充填剤粉末の割合についてに
、前者１００重量部に対し後者２００〜６００重量部が
好ましい。２００重量部未満ではシリコーンイム成形品
の熱伝導率の向上効果は小さく、また、ベタつきを生じ
て粉末化することが困難となる。一方、６００重量部を
越えるとクリコーンゴム成形品は硬く脆くなり実用上問
題となる。
、前者１００重量部に対し後者２００〜６００重量部が
好ましい。２００重量部未満ではシリコーンイム成形品
の熱伝導率の向上効果は小さく、また、ベタつきを生じ
て粉末化することが困難となる。一方、６００重量部を
越えるとクリコーンゴム成形品は硬く脆くなり実用上問
題となる。
前記原料シリコーンゴムと無機充填剤粉末とｔ非水系溶
剤で混合しスラリーとしｍ後それを乾燥・粉末化して請
求項１に記載の粉末状シリコーンゴム組成物とする。こ
こで用いらｎる非水系溶剤としては、シリコーンゴムと
無機充填剤粉末とを均一に分散させるものであ牡ば＝く
、こｆ’ＬＫは例えバドルエン・）！Ｊ１０ロエチレン
・トリクロロエタン等を挙げることがてきる。これらの
中でなるべく毒性のないものが好ましくトリクロロエタ
ンが好適である。スラリー粘度としては、５００〜５０
０００ ｃｐｓが望ましｖｈｏ ５０００ｐ”未満では
乾燥に長時間を要し、ま友３００００ ｃｐｓを越えて
はシリコ−ノコ９ムと無機充填剤粉末との均一分散が困
難となる。
剤で混合しスラリーとしｍ後それを乾燥・粉末化して請
求項１に記載の粉末状シリコーンゴム組成物とする。こ
こで用いらｎる非水系溶剤としては、シリコーンゴムと
無機充填剤粉末とを均一に分散させるものであ牡ば＝く
、こｆ’ＬＫは例えバドルエン・）！Ｊ１０ロエチレン
・トリクロロエタン等を挙げることがてきる。これらの
中でなるべく毒性のないものが好ましくトリクロロエタ
ンが好適である。スラリー粘度としては、５００〜５０
０００ ｃｐｓが望ましｖｈｏ ５０００ｐ”未満では
乾燥に長時間を要し、ま友３００００ ｃｐｓを越えて
はシリコ−ノコ９ムと無機充填剤粉末との均一分散が困
難となる。
前記スラリー全乾燥・粉末化する丸めにに種々の機器、
例えば棚段乾燥器・トンネル乾燥器・流動層乾燥器・気
流乾燥器等を用いることができるが、乾燥と粉末化を同
時に行うことができるスプレードライヤー等の気流乾燥
方式が望ましい。乾燥温度にシリコーンゴムが変質しな
い温度１００°Ｃ以下である。この工うにして得られに
請求項１記載のシリコーンゴム組成物は粒径１罵冨糧度
以下の粉末状であ夛未便化状態である。
例えば棚段乾燥器・トンネル乾燥器・流動層乾燥器・気
流乾燥器等を用いることができるが、乾燥と粉末化を同
時に行うことができるスプレードライヤー等の気流乾燥
方式が望ましい。乾燥温度にシリコーンゴムが変質しな
い温度１００°Ｃ以下である。この工うにして得られに
請求項１記載のシリコーンゴム組成物は粒径１罵冨糧度
以下の粉末状であ夛未便化状態である。
次に、請求項２〜４の発明について説明する。
前記方法で得ｍ粉末状シリコーンデム組成物全散粋に適
当な振動を与えつ＼製品の厚さに相当する加減量を充填
し、これを加熱・加圧して硬化させ成形化する。加熱温
度は１８０℃以下、圧力は５０に１ｉ！／ｃｒｌＬ２以
上が好ましい。温度が１８０°Ｃ′に越えると含有され
るシリコ−ノコ９ムが熱的変質を起こすので好ましくな
く、ｌ’ｅ圧力が５０ ｋｌ？／ｃ＆未満では緻密な成
形品を得ることが難しい。加熱・加圧後は室温まで冷却
し減枠から成形品を取シ出して製品とする。散枠の大き
さは、製品の形状・大きさ等に二って任意に決定でな、
まｍその材質も１８０°Ｏ程度の温度に耐えるものであ
ｆ’Ｌｔ″！′ｘい。
当な振動を与えつ＼製品の厚さに相当する加減量を充填
し、これを加熱・加圧して硬化させ成形化する。加熱温
度は１８０℃以下、圧力は５０に１ｉ！／ｃｒｌＬ２以
上が好ましい。温度が１８０°Ｃ′に越えると含有され
るシリコ−ノコ９ムが熱的変質を起こすので好ましくな
く、ｌ’ｅ圧力が５０ ｋｌ？／ｃ＆未満では緻密な成
形品を得ることが難しい。加熱・加圧後は室温まで冷却
し減枠から成形品を取シ出して製品とする。散枠の大き
さは、製品の形状・大きさ等に二って任意に決定でな、
まｍその材質も１８０°Ｏ程度の温度に耐えるものであ
ｆ’Ｌｔ″！′ｘい。
その具体例としては、プラスチック・金属等があるが、
型枠の寿命の点から金属製が好ましい。
型枠の寿命の点から金属製が好ましい。
本発明に工って得られｍシリコーンゴム成形品の厚さと
しては１ ｍ以上が好ましく、厚物は高熱伝導性の電気
絶縁板（放熱板）として、薄物は放熱７−トとして便用
さする。
しては１ ｍ以上が好ましく、厚物は高熱伝導性の電気
絶縁板（放熱板）として、薄物は放熱７−トとして便用
さする。
以下、実施例をもって本発明を更に具体的に説明する。
加熱加硫型シリコーンゴム（東芝シリコーン（株）製・
商品名８ＲＨ−３２） １００重量部に対し窒化硼素粉
末（電気化学工業（株）製・商品名（）Ｐ ）を表１に
示す割合で配合し、更に、１゜１．１．）リクロロエタ
ン（ダウケミカル（株）製・商品名クロロセンＳＭ ）
′ｔ−加えて粘度１０００ ｃｐｓのスラリーとした
。
商品名８ＲＨ−３２） １００重量部に対し窒化硼素粉
末（電気化学工業（株）製・商品名（）Ｐ ）を表１に
示す割合で配合し、更に、１゜１．１．）リクロロエタ
ン（ダウケミカル（株）製・商品名クロロセンＳＭ ）
′ｔ−加えて粘度１０００ ｃｐｓのスラリーとした
。
このスラリー全１スプレードライヤー（ヤマト科学製・
ＧＢ −２１型）を用い乾燥・粉末化し、粒径１ｆｌ以
下の粒状で未硬化の本発明の粉末状シリコーンゴム組成
物を得７ｊ。
ＧＢ −２１型）を用い乾燥・粉末化し、粒径１ｆｌ以
下の粒状で未硬化の本発明の粉末状シリコーンゴム組成
物を得７ｊ。
このシリコーン♂ム組成物粉末をφ１１０μの金属製を
粋に充填し、１６５°ＯＸ １００ ’Ｋｌｌ／ａｍ２
で４５分間加熱・加圧してシート厚さの異なるシリコー
ン♂ム成形品金製造し熱伝導率を測定した。
粋に充填し、１６５°ＯＸ １００ ’Ｋｌｌ／ａｍ２
で４５分間加熱・加圧してシート厚さの異なるシリコー
ン♂ム成形品金製造し熱伝導率を測定した。
その結果を表１に示す。
熱伝導率の測定は、熱流通過面積ｔトランジスターＴｏ
−！ｌ相当のヒーターと放熱フィンとの間に絶縁放熱板
（シート）を実装し、ヒーターと放熱フィンとの温度を
測定することに工って行った。
−！ｌ相当のヒーターと放熱フィンとの間に絶縁放熱板
（シート）を実装し、ヒーターと放熱フィンとの温度を
測定することに工って行った。
表 １
〔発明の効果〕
本発明の粉末状シリコーンゴム組成物を用いることにニ
ジ、熱伝導性と電気絶縁性に優−ｎ友任意形状の放熱板
や放熱シート等の成形品を直接製造することができる。
ジ、熱伝導性と電気絶縁性に優−ｎ友任意形状の放熱板
や放熱シート等の成形品を直接製造することができる。
特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (3)
- （１）シリコーンゴムと無機充填剤粉末を含んでなる非
水系スラリーを乾燥・粉末化してなることを特徴とする
粉末状シリコーンゴム組成物。 - （２）請求項１記載の粉末状シリコーンゴム組成物を成
形してなることを特徴とするシリコーンゴム成形品。 - （３）シート状に成形してなることを特徴とする請求項
２記載のシリコーンゴム成形品。（４）放熱板又は放熱
シートに用いることを特徴とする請求項２記載のシリコ
ーンゴム成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63206392A JPH0819328B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | シリコーンゴム成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63206392A JPH0819328B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | シリコーンゴム成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255766A true JPH0255766A (ja) | 1990-02-26 |
| JPH0819328B2 JPH0819328B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=16522590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63206392A Expired - Fee Related JPH0819328B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | シリコーンゴム成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819328B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7914886B2 (en) | 2003-08-21 | 2011-03-29 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Structural component comprising boron nitride agglomerated powder |
| JP2015034269A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | 易変形性凝集体とその製造方法、熱伝導性樹脂組成物、熱伝導性部材とその製造方法、および熱伝導性接着シート |
| CN108373594A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-08-07 | 宁波依诺汽车电子有限公司 | 一种汽车led灯用复合导热胶纳米散热材料 |
| USRE47635E1 (en) | 2001-08-07 | 2019-10-08 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | High solids hBN slurry, hBN paste, spherical hBN powder, and methods of making and using them |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57191902A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-25 | Hitachi Cable | Thermal conductive insulating sheet |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP63206392A patent/JPH0819328B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57191902A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-25 | Hitachi Cable | Thermal conductive insulating sheet |
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| USRE47635E1 (en) | 2001-08-07 | 2019-10-08 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | High solids hBN slurry, hBN paste, spherical hBN powder, and methods of making and using them |
| US7914886B2 (en) | 2003-08-21 | 2011-03-29 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Structural component comprising boron nitride agglomerated powder |
| US8169767B2 (en) | 2003-08-21 | 2012-05-01 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Boron nitride agglomerated powder and devices comprising the powder |
| JP2015034269A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 東洋インキＳｃホールディングス株式会社 | 易変形性凝集体とその製造方法、熱伝導性樹脂組成物、熱伝導性部材とその製造方法、および熱伝導性接着シート |
| CN108373594A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-08-07 | 宁波依诺汽车电子有限公司 | 一种汽车led灯用复合导热胶纳米散热材料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0819328B2 (ja) | 1996-02-28 |
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