JPH0255651B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0255651B2 JPH0255651B2 JP9067187A JP9067187A JPH0255651B2 JP H0255651 B2 JPH0255651 B2 JP H0255651B2 JP 9067187 A JP9067187 A JP 9067187A JP 9067187 A JP9067187 A JP 9067187A JP H0255651 B2 JPH0255651 B2 JP H0255651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- receiving hole
- parts
- brake
- caulked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 12
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、車両用デイスクブレーキに使用する
フローテイング型のブレーキデイスクに関する。
フローテイング型のブレーキデイスクに関する。
（従来の技術）
フローテイング型のブレーキデイスクは、実開
昭60−3333にみられるように、制動部とハブを別
体に構成して両部を微小移動できるように連結
し、制動時の摩擦熱によつて制動面に歪が生じる
ことがないようにしてあり、両部の連結手段とし
ては、両部に設けた相対向する凹部にピンを介入
させるのが一般的であつた。
昭60−3333にみられるように、制動部とハブを別
体に構成して両部を微小移動できるように連結
し、制動時の摩擦熱によつて制動面に歪が生じる
ことがないようにしてあり、両部の連結手段とし
ては、両部に設けた相対向する凹部にピンを介入
させるのが一般的であつた。
（発明が解決しようとする問題点）
前記の従来技術においては、制動部とハブを連
結するピンとして、一端に頭が付き他端に皿ばね
及びワツシヤをかしめ止めするものを用い、ハブ
を車軸に連結するためには、ハブを通るボルトに
ナツトを螺着していた。そして、このピンの頭又
は皿ばねとナツトとは、ハブ側面に配設されるの
で、相互に干渉しないように離して配置する必要
があるが、小型のブレーキにおいては離して配置
することが困難な場合があつた。
結するピンとして、一端に頭が付き他端に皿ばね
及びワツシヤをかしめ止めするものを用い、ハブ
を車軸に連結するためには、ハブを通るボルトに
ナツトを螺着していた。そして、このピンの頭又
は皿ばねとナツトとは、ハブ側面に配設されるの
で、相互に干渉しないように離して配置する必要
があるが、小型のブレーキにおいては離して配置
することが困難な場合があつた。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、制動部とハブの連結部を小型に形成
して該連結部と車軸連結用のナツトとの干渉を避
け、ブレーキデイスクを小型軽量に構成できるよ
うにしたもので、その手段は、リング状の制動部
の内周にハブを微小移動可能に連結したブレーキ
デイスクにおいて、制動部とハブに、その両部に
またがる車軸方向の受穴と、該受穴に収容した鋼
球と、受穴の表裏両端を内向きにかしめたかしめ
部とからなる連結部を複数個設けたことを特徴と
する。
して該連結部と車軸連結用のナツトとの干渉を避
け、ブレーキデイスクを小型軽量に構成できるよ
うにしたもので、その手段は、リング状の制動部
の内周にハブを微小移動可能に連結したブレーキ
デイスクにおいて、制動部とハブに、その両部に
またがる車軸方向の受穴と、該受穴に収容した鋼
球と、受穴の表裏両端を内向きにかしめたかしめ
部とからなる連結部を複数個設けたことを特徴と
する。
（作用）
上記の構成により、制動部とハブは、受穴内の
鋼球によつて微小移動可能に連結され、制動トル
クは鋼球を介して伝達される。鋼球を受穴の両端
のかしめ部によつて保持して連結部としているの
で、連結部は小型となり、車軸連結用のナツトと
干渉することがない。
鋼球によつて微小移動可能に連結され、制動トル
クは鋼球を介して伝達される。鋼球を受穴の両端
のかしめ部によつて保持して連結部としているの
で、連結部は小型となり、車軸連結用のナツトと
干渉することがない。
（実施例）
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第１図ないし第４図において、１はブレーキデイ
スクで、２はその制動部、３はハブで、両部２，
３はリング状をなし、複数個の連結部４によつて
連結されている。
第１図ないし第４図において、１はブレーキデイ
スクで、２はその制動部、３はハブで、両部２，
３はリング状をなし、複数個の連結部４によつて
連結されている。
制動部２には摩擦面５に多数の冷却用の通気穴
６が穿設してあり、その内周部７にハブ３の外周
部８が僅かの間隙をもつて嵌合しており、ハブ３
には車軸穴９、取付穴１０、意匠上の穴１１等が
設けてある。
６が穿設してあり、その内周部７にハブ３の外周
部８が僅かの間隙をもつて嵌合しており、ハブ３
には車軸穴９、取付穴１０、意匠上の穴１１等が
設けてある。
連結部４には、第５図に示すように前記内周部
７と外周部８にまたがり、かつ両部を貫通する受
穴１２が穿設され、したがつて両部７又は８には
受穴半部１２ａ又は１２ｂが形成される。この受
穴１２に第６図に示すように鋼球１３を収容して
両部７，８の表裏の開口部を同時に内向きにかし
め、かしめ部１４ａ，１４ｂを形成すると、鋼球
は、受穴１２内に封入され制動部２とハブ３を連
結して制動トルクを伝達する。各受穴半部１２
ａ，１２ｂと鋼球１３の間には僅かに隙間があ
り、制動部２とハブ３は、半径方向及び軸方向に
微小の相対移動ができる。
７と外周部８にまたがり、かつ両部を貫通する受
穴１２が穿設され、したがつて両部７又は８には
受穴半部１２ａ又は１２ｂが形成される。この受
穴１２に第６図に示すように鋼球１３を収容して
両部７，８の表裏の開口部を同時に内向きにかし
め、かしめ部１４ａ，１４ｂを形成すると、鋼球
は、受穴１２内に封入され制動部２とハブ３を連
結して制動トルクを伝達する。各受穴半部１２
ａ，１２ｂと鋼球１３の間には僅かに隙間があ
り、制動部２とハブ３は、半径方向及び軸方向に
微小の相対移動ができる。
ハブ３の取付穴１０を車軸と一体のボルトに嵌
合して仮想線で示すナツト１４を螺着することに
よりブレーキデイスク１は車軸に固定されるが、
連結部４には鋼球１３の頂部が僅かに露出するだ
けであるから、取付穴１０と連結部４の距離が小
さくても、ナツト１４と鋼球露出部分との間には
距離ｌが残り相互に干渉することがない。
合して仮想線で示すナツト１４を螺着することに
よりブレーキデイスク１は車軸に固定されるが、
連結部４には鋼球１３の頂部が僅かに露出するだ
けであるから、取付穴１０と連結部４の距離が小
さくても、ナツト１４と鋼球露出部分との間には
距離ｌが残り相互に干渉することがない。
（発明の効果）
本発明は、以上のように連結部を小型に形成す
ることができるので、車軸に取付けるためのナツ
トと連結部を近接配置することを要する小型ブレ
ーキデイスクにおいても、ナツトと連結部を相互
干渉のない状態に容易に配置することができる。
そして貫通状態の受穴の穿設、かしめ等の加工も
極めて単純な加工であり、部品としては安価な鋼
球を使用するだけであるから、ブレーキデイスク
を安価かつ能率的に製造することができる。更
に、連結部が簡単であるから、これを多数設けて
一個あたりの負荷を小さくすることが容易にでき
るため、該連結部の小型化が可能になり、これに
より制動部、ハブに薄い板材を用いることがで
き、ブレーキの小型軽量化に有益である。
ることができるので、車軸に取付けるためのナツ
トと連結部を近接配置することを要する小型ブレ
ーキデイスクにおいても、ナツトと連結部を相互
干渉のない状態に容易に配置することができる。
そして貫通状態の受穴の穿設、かしめ等の加工も
極めて単純な加工であり、部品としては安価な鋼
球を使用するだけであるから、ブレーキデイスク
を安価かつ能率的に製造することができる。更
に、連結部が簡単であるから、これを多数設けて
一個あたりの負荷を小さくすることが容易にでき
るため、該連結部の小型化が可能になり、これに
より制動部、ハブに薄い板材を用いることがで
き、ブレーキの小型軽量化に有益である。
第１図は本発明の実施例の正面図、第２図は側
面図、第３図は制動部の部分正面図、第４図はハ
ブの部分正面図、第５図ａ，ｂは受穴部の断面図
及び平面図、第６図は連結部の断面図である。 ２…制動部、３…ハブ、４…連結部、１２…受
穴、１３…鋼球、１４ａ，１４ｂ…かしめ部。
面図、第３図は制動部の部分正面図、第４図はハ
ブの部分正面図、第５図ａ，ｂは受穴部の断面図
及び平面図、第６図は連結部の断面図である。 ２…制動部、３…ハブ、４…連結部、１２…受
穴、１３…鋼球、１４ａ，１４ｂ…かしめ部。
Claims (1)
- １ リング状の制動部の内周にハブを微小移動可
能に連結したブレーキデイスクにおいて、制動部
とハブに、その両部にまたがる車軸方向の受穴
と、該受穴に収容した鋼球と、受穴の表裏両端を
内向きにかしめたかしめ部とからなる連結部を複
数個設けたことを特徴とする球連結ブレーキデイ
スク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067187A JPS63259229A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 球連結ブレ−キデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067187A JPS63259229A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 球連結ブレ−キデイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63259229A JPS63259229A (ja) | 1988-10-26 |
| JPH0255651B2 true JPH0255651B2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=14005001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9067187A Granted JPS63259229A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 球連結ブレ−キデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63259229A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008035369A1 (de) | 2008-07-30 | 2010-02-04 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Verfahren zum Festsetzen einer Nachstellvorrichtung an einer Scheibenbremse |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP9067187A patent/JPS63259229A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63259229A (ja) | 1988-10-26 |
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