JPH0255352B2 - - Google Patents

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JPH0255352B2
JPH0255352B2 JP61001181A JP118186A JPH0255352B2 JP H0255352 B2 JPH0255352 B2 JP H0255352B2 JP 61001181 A JP61001181 A JP 61001181A JP 118186 A JP118186 A JP 118186A JP H0255352 B2 JPH0255352 B2 JP H0255352B2
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JP61001181A
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Naomi Takahata
Takeshi Pponjo
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS61183032A publication Critical patent/JPS61183032A/ja
Publication of JPH0255352B2 publication Critical patent/JPH0255352B2/ja
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  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は自動原稿給送方法、詳細には、例え
ば、シート原稿を一枚ずつ分離給送して所定位置
まで導き、その後、所定位置からシート原稿を排
出させ、シート原稿の表裏を反転させて再び所定
位置へ導く自動原稿給送方法に関する。
〔従来技術〕
従来、この種類のシート原稿給送方法は、例え
ば、原稿用の複写機の外側の露出プラテンの上方
に置かれた供給トレイ内に、複数のページから成
る原稿を構成するページを積み重れたものを、最
後のページが最も下になるようにしたページ順で
かつ各ページの複写すべき側を上方に向けた状態
で支持されたものの最も下のページをくり返し引
出し、該ページを供給トレイの底部より露出プラ
テンを通り供給トレイの頂部に戻るほぼ閉ループ
を形成するように制御されていた。しかし、この
ような給送方法では送給トレイ上のセツトされた
原稿の後端方向からの循環した原稿が入り込んで
くるため原稿サイズを一定にしなければならない
か又は、原稿サイズに応じて前記トレー上に仕切
板の如きものを移動させ、常に一定に位置に原稿
を保持する事を考慮せねばならなかつた。
また、閉ループを構成しているために装置全体
に駆動部を分散させなければならない欠点があつ
た。
更に、従来のシート原稿給送方法においては、
シート原稿の表裏を反転させて再び露出プラテン
へ導くようにシート原稿の表裏を反転させる方法
としてシート原稿が一回転する円弧状の閉ループ
反転ガイドが用いられていた。
そのため、上述の従来例のシート原稿給送方法
であると、閉ループ反転ガイドでシート原稿が無
理にわん曲させられるためにシート原稿が傷み易
いまたはジヤムし易いという不都合、また、装置
が大型化し易いという不都合があつた。
更に循環式により両面複写を行なう給送方法と
しては、原稿の片面についての複写をコピー用紙
の各片面に行なうと共にそれより得られた片面コ
ピーを中間トレイに収納し、そこから再給紙する
ことによる裏側に順にコピーする方法がとられて
いた。このため途中でコピー紙が紙づまりを起し
た場合に、頁順がくるつてしまうために、中間ト
レイ内に残つている片面コピーを後のコピー紙及
び両面コピー終了後のコピー紙を全て廃却し、コ
ピーをやり直さなければならなという不便さがあ
つた。
そこで従来は、この欠点を除くめに、循環式に
よる両面複写で各原稿について表裏を反転しつつ
両面コピーを得る方法が考えられた。
これは例えば原稿の第2頁もしくは末尾より第
2頁から複写を開始し、両面コピー終了後原稿と
ともにコピーも再度反転し、後からコピーされた
面を下にして排紙トレイに積載して原稿と同じ頁
順の両面コピーを得るものである。
しかしながら、この方法によると原稿の第1頁
もしくは末尾より第1頁からコピーを開始するこ
とができずに、両面コピー終了後のコピーは原稿
と同じ頁順を得るために反転させなければならな
いという制御の複雑化がさけられなかつた。
本発明は上述従来例の欠点に鑑みてなされたも
ので、新規な自動原稿給送方法を提供することを
目的とする。
更に、本発明は、シート原稿に無理がかからず
スムーズに表裏の反転ができるような自動原稿給
送方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は両面コピー終了後の転写紙の表
裏を反転させる必要のない自動原稿給送方法を提
供することを目的とする。
〔実施例〕
以下図面に基づいて具体的に説明する。第1−
1図は本発明のシート原稿給送方法が適用される
両面複写装置の一例の概略構成を示す縦断正面図
である。
本例の複写装置は大きく区分して、両面原稿循
環装置Aと、複写プロセス機器を内蔵する複写機
本体Bと、コピー紙を仕分けるソータCとからな
り、両面原稿循環装置Aは複写機本体Bの機筐上
面板上に配設してある。
(1) 両面原稿循環装置A 1は原稿載置台、2は給紙ベルト駆動軸、2
aは給紙ベルト従動軸であつて、その間に給紙
ベルト3がかけられており、図中矢印C方向に
回転している。4は分離ベルト駆動軸、4aは
分離ベルト従動軸で、その間に分離ベルト5が
かけられており、図中矢印D方向に回転してい
る。給紙ベルト3及び分離ベルト5により原稿
載置台1に載置されたシート状の複数枚の積載
原稿を最下部より1枚づつ分離する。6は搬送
ローラ、6a・6bはそれぞれ搬送ローラ6に
圧接するコロである。又、9,10,11も搬
送ローラ、9a,10a,11aはそれぞれロ
ーラ9,10,11に圧接するコロである。
又、7は複写機本体機筐の上面板に配設したプ
ラテンガラス12の左辺寄りに位置させた搬送
ベルト駆動ローラ、7aはプラテンガラス12
の右辺寄りに位置させた搬送ベルト従動ローラ
で、その間にはベルト8がかけられている。こ
の懸回ベルト8の下面はプラテンガラス12の
上面に極めて近接して対面、又は接触してい
る。又、13〜18は原稿循環経路(紙パス)
の所要個所に配設した原稿の先端あるいは後端
を検知する反射型光センサである。又、20は
原稿載置トレイ1上に置かれた原稿を検知する
反射型光センサES、19は原稿束の1循環を
検知する為の反射型センサ(リサイクルセン
サ)RSであり、仕切りアーム22がパルスモ
ータ21によつて原稿束上に回動止され、その
時点でリサイクルセンサRS19をオンしその後
原稿は最下原稿より分離給送され最終原稿の後
端が仕切りアーム22を抜けると仕切りアーム
22は自重でサイクルセンサRS19の位置を
抜けオフされる機構になつている。
(2) 複写機本体B 12はプラテンガラス、30は軸30aを中
心に矢印方向に回転駆動される感光ドラム、3
1は帯電器、32は現像器、33は転写帯電
器、34はクリーナである。35はコピー紙を
ストツクするためのカセツト、36はカセツト
内のコピー紙を1枚づつ送り出す給紙ローラ、
37,37aはレジスタローラ、38は転写後
のコピー紙を定着器39・39aまで搬送する
搬送ベルトである。40は片面コピー後のコピ
ー紙をたくわえる中間トレイ、41,41aは
給紙ベルト42の駆動軸及び従動軸、43,4
3aは分離ベルト44の駆動軸及び従動軸であ
り、中間トレイ40にたくわえられたコピー紙
を下部より再給紙させる機構になつている。
又、45,45aは排紙ローラでコピー終了後
の紙をソータCに送り込むか、あるいはソータ
Cが接続されてない場合、第1−2図に示す如
き排紙トレイ46に排出する。
(3) ソータC 60は搬送ローラ、60aは圧接ローラで、
複写機本体Bより送り出されたコピー紙をビン
61a〜61oに送り込むためのものである。
62はビン61a〜61oの固定板で、切欠溝
63を有し、前記ビン61a〜61oと固定板
62は一体に構成されかつ、チエーン64にス
プリング65で結ばれており、モータ66の軸
に固定された回動コロ67、及び67aにより
動力が伝達され上・下に移動可能な構成になつ
ている。68は61a〜61oまでのビン位置
を検出する光電センサであり、切欠溝63を検
出することにより排出口に対応しているビンを
判断している。又、69は複写機本体Bより送
られてきたコピー紙の後端を検出する光電セン
サであり、コピー紙の後端検知後コピー紙がビ
ンに完全収納されるまでの時間を待つて、ビン
移動を開始し、次の切欠溝が光電センサ68に
より検出されるとビン移動を止める様制御され
る。この様にして複写中本体Bより送られて来
たコピー紙を順次各ビンへ格納し仕分けを行な
う事が出来る。
(4) 両面原稿循環装置Aの駆動系 第2図は駆動部を示した断面後視概略図であ
る。図に於いて80はモータM2、81はモー
タギヤーで給紙ベルト駆動軸2、及び分離ベル
ト4にギヤー96を通して駆動力を伝達する。
82はモータM1、83はモータプーリ、86
は2段プーリで、ベルト87からベルト88の
駆動伝達を電磁クラツチCL85で行なう。又、
89も2段プーリで、一体化されており、ベル
ト88からベルト90へ駆動力を伝達し、これ
によつて搬送ベルト8の駆動ローラ7へプーリ
91を通して常に駆動力を伝達する。又、93
は2段プーリ89と1体回転される切欠溝94
をもつた円板で、光電センサ95によりベルト
8の移動量を検知する事ができる。92は電磁
ブレーキBKで、オンする事によりベルト8を
瞬時に停止させる事を可能としている。
又、97はモータM3、98はギヤー、99
はプーリ、100,101,102はベルト
で、搬送ローラ6,9,10,11に駆動力を
伝達している。又、103はプーリ99と1体
回転される切欠溝104をもつた円板で、光電
センサ105より搬送ローラ6,9,10,1
1の回転量を検出、つまり原稿の搬送移動量を
検出する事ができる。又、23は切換爪で、支
点10によりプラテンガラス12上の原稿を搬
送ローラ6、又は搬送ローラ9の方向に搬送す
るかの切換をソレノイドSL107により行な
つている。
次に両面原稿循環装置Aによるシート原稿の給
送方法について説明する。
(i) 片面原稿−片面複写(ソータ無) 第1図において原稿載置台1を頁順をそろえ
た複数枚のシート状片面原稿を第1頁目を上向
きにして載置する。その載置原稿は給紙ベルト
3及び分離ベルト5により1枚ずつ最下部より
分離給送され、給紙された原稿は紙パスaを
通過して搬送ベルト8によりプラテンガラス1
2上に原稿の画像面が下向きとなつて送り出さ
れる。その原稿の後端がセンサ14(S2)によ
り検知されると、その時点から円板93(第2
図)の切欠溝94の数のカウントを開始し、所
定のカウントを計数後にモータM1 82をオ
フ、クラツチCL85をオフし、ブレーキBK9
2をオンし、搬送ベルト8の回動駆動が瞬時に
停止される。これにより原稿がプラテンガラス
12面上の所定の位置に自動的に位置決めセツ
ト状態となる。又、センサ13(S1)(第1−
1図)は原稿が正常に分離されたか否かを検知
するもので、分離搬送開始後ある時間内にセン
サ13(S1)が原稿を検知しなければ、原稿の
ジヤムがあつたと判断し搬送を停止する。
この様にして原稿がプラテンガラス12上に
位置決めされると、給紙完了信号(後述する)
を複写機本体Bに送り、複写動作が開始され、
原稿の画像に応じたトナー像が感光ドラム30
上に形成される。又、カセツト35内からコピ
ー紙が給紙ローラ36により1枚給紙され、紙
パスbを通過した後その上面に前記トナー像
が帯電器33より転写され、紙パスbを通
り、定着ローラ39,39aを通過して、紙パ
スbを通り排紙トレイ46に排出される。一
方露光済みの原稿はハロゲンランプ46、及び
光学ミラー47a,47b,47c,47dに
よる1回の原稿露光終了後に紙パスをa,
aを通り排出される。同時に次原稿が述した動
作で平行給紙されプラテンガラス12上に位置
決めセツトされる。
この平行動作は単に原稿を循環する動作で途
中原稿の反転は前原稿、次原稿についても行な
われないので正排正給動作という。そして順次
正排給動作が行なわれセツトされた原稿一循環
をセンサRS19により検知しサイクルエンド
信号(後述する)を複写中本体Bに送り、部数
を1カウントする。そして設定部数になるまで
上記動作が繰返し行わなれ、排紙トレイ46上
に必要部数のコピーが収納される。
(ii) 片面原稿−片面複写(ソータ有) 前項で説明した(i)片面原稿−片面複写(ソー
タ無)の場合と動作はほとんど同じであるが、
ソータCの無い場合はある原稿の1回の原稿露
光毎に正排正給動作が行なわれてたのに対し
て、ソータCが設置されている場合は、ある原
稿の原稿露光はコピー設定部数回行なわれ、順
次排出てくるコピー紙はソータCのビン61a
から61oまでにビンシフトしながら格納され
る。つまりソータCがある事により原稿の循環
は1回で設定部数コピーが可能となる。
(iii) 両面原稿−両面複写(ソータ無) 原稿載置トレイ1上の原稿を仮り3枚とする
と、原稿載置台1上に載置される原稿は第3図
の如き頁順になる。所望のコピー部数を仮に3
部とすると、複写終了後のコピー紙は第4図の
如く排紙トレイ46上に積み重ねられ、又、原
稿の載置状態も第3図の如く最初にセツトした
状態と同じになる。それらの動作を説明する。
まず第5、6頁原稿がプラテンガラス12上ま
で搬送され、その後モータM182、M397
(第2図)が逆転されそれと同時にソレノイド
SL107がオンする事により排紙ルートが切
換えられ、原稿は紙パスa、aを通り搬送
ローラ9,9aにくわえられ搬送される。セン
サS517が原稿の後端を検知したならば、モー
タM397は停止される。その後ある時間経過
後モータM397は正転され、原稿は紙パス
a,aを通り、搬送ローラ10,10a,1
1,11aにより搬送される。そしてセンサS6
18が原稿の後端を検知したならば、モータ
M397は停止され、ある時間経過後モータM3
97は再び逆転され、又、モータM182は正
転され、ソレノイドSL23がオンし原稿は紙
パスaを通り、ベルト8にくわえられ搬送さ
れる。そしてセンサS315により原稿の後端が
検知されると、その時点から円板93(第2
図)の切欠溝94の数をカウントし始め、所定
のカウント数を計数後にモータM182がオフ、
クラツチCL85がオフ、ブレーキBK92がオ
ンし、搬送ベルト8の回動駆動が瞬時に停止さ
れ原稿がセツトされる。以上の様に原稿載置台
1上の原稿が反転されながらプラテンガラス1
2上にセツトされる給紙動作、つまり反転給紙
動作(以下反給動作と称す)を最初に行なう。
そして給紙完了信号を複写機本体Bに送る。複
写機本体Bでは前記動作と同様にコピー紙に原
稿像が複写されるが、定着ローラ39,39a
から排出されるコピー紙は、切換爪48が切り
換えられているため、紙パスbを通り中間ト
レイ40上に第5図の様に置かれる。一方原稿
は6頁目の原稿露光終了と同じにその原稿の5
頁目を下向きにプラテンガラス12上に位置決
めセツトする為の引繰返し動作が紙パスa,
a,a,a,aを通り行なわれる(こ
の動作を以下引繰返し動作と称す)。その後再
び給紙完了信号を複写機本体Bに送り、第5頁
目に対する複写動作を行ない、中間トレイ40
に置かれたコピー紙の第6頁目の画像がコピー
されたコピー紙の裏面に第5頁目の画像をコピ
ーし、排紙トレー46上に第5頁目の画像を上
向きにして排紙する。又、プラテンガラス12
上の原稿は紙パスa,aを通り搬送ローラ
11,11aにより原稿載置台1に置かれてい
る原稿の上に第5頁を上向きにして排出される
(この動作を以下正排動作と称す)。この正排動
作中のある時刻より第4頁、3頁を持つた次原
稿の前述した反給動作が前記正排動作を平行し
て行なわれ、プラテンガラス12上に4頁目を
下向きにして位置決めセツトされる(この正排
動作と反給動作を平行して行なう動作を以下正
排反給動作と称す)。その後前述した複写動作
が必要回行なわれ、最終的にはコピー紙は第4
図のように排紙トレイ46上に排出され、原稿
も第3図の様に初期セツト状態を変える事なく
原稿載置台1に排出され、両面原稿から両面複
写が完了する。
(iv) 両面原稿−両面複写(ソータ有) 前項で説明した両面原稿−両複写(ソータ
無)の場合と動作はほとんど同じである。ただ
し、ソータCが無り場合は、原稿に対し1回の
原稿露光毎に正排反給動作が行なわれていたの
に対して、ソータCが設置されている場合は、
原稿露光はコピー設定部数回行なわれ、中間ト
レー40上に第6図に示した如く一担たくわえ
られ、その後再給紙され画像面とは逆の面に複
写されソータCで仕分けされながら順次格納し
て行く。そして最終的にはソータCにおいて第
7図の様にコピー紙が収納される。又、原稿も
第3図のように最期セツトと同じ状態で排出さ
れ、全工程複写が完了される。
(v) 片面原稿−両面複写(ソータ無) 原稿載置台1上に置かれた原稿の枚数をnと
し最下部原稿をOn、最上部原稿をO1とした時
第8−1図又は第8−2図、つまりnが奇数か
偶数かにより2通りの原稿セツト状態が考えら
れる。まず2が偶数の場合を説明する。第8−
1図においてまず原稿Onを正給動作でブラテ
ンガラス12にセツトし、この原稿Onを複写
したコピー紙を中間トレイ40に入れながら正
排正給動作を行ない、原稿OnとOn−1との原
稿交換を行なう。次に原稿On−1については
コピーをとらずに次原稿On−2との正排正給
動作で原稿交換を行なう。原稿On−2につい
て複写を行い、そのコピー紙を中間トレイ40
に入れながら、同様に次原稿On−3との正排
正給動作で原稿交換を行ない原稿On−3をプ
ラテンガラス12にセツトする。この時On−
3の原稿が1頁目の原稿である場合、仕切りア
ーム22がセンサRS19で検知され、サイク
ルエンド信号を複写機本体Bは両面原稿循環A
より受けとり、原稿の枚数nが4枚であり偶数
である事を判断する。そしてOn−3について
は複写を行わずに次原稿Onとの正排正給動作
で原稿の交換を行ない、原稿Onをプラテンガ
ラス12にセツトする。この時点での原稿及び
コピー紙は第9図−1図1〜3の如き状態にな
る。
次に原稿Onのコピーはスキツプし、原稿On
−1との正排正給動作で原稿の交換を行ない、
原稿On−1をプラテンガラス12にセツトし、
この原稿On−1のコピーを、中間トレイ40
上に積載されている片面にコピーされたコピー
紙のうちの最下部より給紙されるコピー紙、つ
まり第4頁はコピーされたコピー紙の逆の面に
原稿On−1つまり第3頁をコピーし、排紙ト
レイ46上に排出する。以下前述した同様の動
作を繰返し、原稿On−2はコピースキツプ、
原稿On−3のコピーは中間トレイ40の第2
頁目がコピーされたコピー紙の逆の面になされ
て第10−1図の如く1部の両面コピー紙が排
出される。そして前記1部のコピー動作を設定
部数回繰返し行なう。仮り設定部数を3倍とす
るならば、最終的にはコピー紙は第10−2
図、原稿は初期セツト状態第8−1図に示す如
き状態になりコピー動作が完全完了する。
次に原稿枚数nが奇数の場合について説明す
る。第8−2図に於いて、前記原稿枚数nが偶
数の場合と同様に原稿Onはコピーして中間ト
レイ40へ、原稿On−1はスキツプ、原稿On
−2はコピーして中間トレイ40へ、原稿On
−3はスキツプ、原稿On−4はコピーして中
間トレイ40への動作を繰返し行なうが、原稿
On−3とOn−4との原稿交換中に複写機本体
Bは両面原稿循環装置Aよりのサイクルエンド
信号により、原稿枚数nが5枚であり奇数であ
る事を判断する。そして原稿On−4と次原稿
Onとの原稿交換を行ない、原稿Onをプラテン
ガラス12にセツトする。この時点での原稿及
びコピー紙は第9−2図1〜3の如き状態にな
る。次に原稿Onのコピー動作はスキツプし、
次原稿On−1との正排正給動作で原稿の交換
を行なう。この交換と同時に中間トレイ40上
の第5頁目がコピーされたコピー紙が紙パス
b,b,bを通り再び中間トレイ40上の
コピー紙の最上部に入れられる。次に原稿On
−1のコピー紙を中間トレイ40上の第3頁目
がコピーされたコピー紙の逆面に行ない、第5
頁目のコピー紙の循環経路と同様にして再び中
間トレイ40上のコピー紙の最上部に入れる。
この循環と同時に原稿On−1と次原稿On−2
との原稿交換を行ない、原稿On−2をプラテ
ンガラス12にセツトする。そして原稿On−
2のコピー動作はスキツプ、原稿On−3のコ
ピーは中間トレイ40上の第1頁目がコピーさ
れたコピー紙の逆面に行ない、再び中間トレイ
40へ、原稿On−4のコピー動作はスキツプ
される。この時点でのコピー紙は第10−3図
の如き状態になる。その後中間トレイ40上の
コピー紙は最下部より順次搬送されてパス
b,b,bを通り排紙トレイ46上に一部
の両面コピーが排出される。後は設定部数に必
要な回転前記動作を繰返し行ない、仮に設定部
数を3倍とするならば、最終的には、コピー紙
は第11図、原稿は初期セツト状態第8−2図
に示す如き状態になりコピーが完全完了する。
(vi) 片面原稿−両面複写(ソータ有) 前項で説明した(v)片面原稿−両面複写(ソー
タ無)の場合の動作シーケンスとの違いは、ソ
ータCが無い場合はある原稿の1回の原稿露光
毎に正排正給動作が行らわれていたのに対し
て、ソータCが設置されている場合はある原稿
の原稿露光はコピー設定部数回行なわれる。原
稿を第8−1図に示す如く4枚とし、コピー設
定部数を3倍とした場合、偶数頁が複写された
コピー紙を中間トレイ40上に第12−1図の
如く一旦ストツクする。そして最下部より給送
して奇数頁のコピー動作を行い、ソータCには
第12−2図の如く格納されコピー動作が完了
する。又、原稿を第8−2図に示す如く5枚と
し、コピー設定部数を仮に3部とした場合、奇
数頁が複写されたコピー紙を中間トレイ40上
に第13−1図の如く一旦ストツクする。そし
て、最下部より給送して偶数頁のコピー動作を
行い、再度中間トレイ40に第13−2図の如
く入れ、次にコピー動作を実行せずにソータC
に送り込み、最終的に第13−3図の如くソー
タの各ビンに格納されコピーが完了される。
次に前述の如き複写動作を実行するための装置
の制御部について説明する。
第14図は前述したシーケンス動作を行なわせ
る為の制御回路の概略図である。図において、両
面原稿循環装置A、複写機本体B、ソータCをそ
れぞれ点線で示してあり、A,B,C装置間の信
号の授受はA,B間はケーブル122、B,C間
はケーブル121を介してシリアル転送方式(後
述する)で行なつている。123a,123b,
123c,123dはシリアル信号受信の為のラ
インレシーバで、シユミツトTTLを使い、第1
5図に示す如き回路構成になつている。又、12
4a,124b,124c,124d,124
e,124f,124g.124h,124i,1
24jはシリアル信号送信の為のラウンドライバ
ーで、ドライバーTTLを使い第16図の如き回
路構成になつている。120はROM,RAM等
を内蔵した周知のワンチツプマイクロコンピユー
タ(以下マイコンと称す)であり、例えば日本電
気(株)製μ−COM43Nが使用しうる。マイコン
120には、直流電源125より5V電が供給さ
れ内部のプログラム実行が可能になつている。マ
イコン120の入力ポート110には、各セ
ンサ信号、両面原稿循環装置Aを手前側から開い
た時動作するマイクロスイツチMS126の信
号、複写機本体Bからのリクエスト信号REQ等
が入力する。又、割込入力端子にはセンサ
105(第2図)から出力される搬送クロツク、
及びセンサ95(第2図)から出力されるベルト
クロツクのいずれかアンドゲートQ1,Q2、オア
ゲートQ3、インバータQ4より構成された回路か
ら入力する。搬送クロツク、ベルトクロツクの切
換えは、出力ポートQ13から出力される切換信号
CS127により行われる。又、出力ポートO1
O2,O5〜O11にはドライバD1〜D11が接続されて
おり、このドライバD1〜D11を介して各負荷を駆
動可能になつている。又、O12は複写機本体Bに
送るアクノリツジ信号ACKを出力する出力ポー
トである。又、電気ブレーキを含んだドライバ1
28には出力ポートO3,O4よりそれぞれM3CW
信号、M3CCM信号が入力され、搬送モータM3
の回転制御を行なつている。又、129も電気ブ
レーキ回路で、出力ポートO5よりM2信号がオフ
することにより分離モータM2がオフし瞬時に電
気ブレーキがかかるようになつている。
次に前述のシリアル方式について説明する。第
17図1はシリアル転送のタイミングチヤートで
ある。複写機本体Bからは、リクエスト信号
REQがあるインターバル時間で常に送信されて
いる。信号REQがマイコン120の入力ポート
10に入力すると、両面原稿循環装置Aのマイコ
ン120の出力ポートO12からアクノリツジ信号
ACKを出力し、複写機本体Bよりアイコン12
0の入力ポートに出力されてくるクロツク
信号SCKに同調しながら複写機本体Bからのシ
リアルデータSi、及び両面原稿循環装置Aからの
シリアルデータSOを1リクエストに8ビツド単
位で転送している。詳細タイミングについてはμ
−COM43Nのシリアル転送と同じ方式である
ので省略する。
又、第17図2に示すフイールドFLDi1は両
面原稿循環装置Aに送られてくる8ビツトデータ
で、ビツト7はフイールド指定ビツトで常時
“0”、ビツト6は複写機本体Bの原稿の給紙、交
換を行なわせる原稿給紙信号、ビツト5は複写機
本体BのJAM時、最終露光終了時等に原稿の排
紙のみと行なわせるための原稿排紙信号、ビツト
3〜0は前述した原稿の正排正給、正排反給、反
排正給、反排反給、引繰返しの各動作を行なわせ
る為の動作指令信号であり、たとえば反排正給動
作はビツト3〜0は0.0.1.0になる。又、第17図
3に示すフイールドFLD01、FLD02、FLD
03は複写機本体Bに送信する各8ビツト、合計
24ビツトのデータで、各ビツト7、6にはフイー
ルド指定ビツトがあり、各フイールドの判別が可
能になつている。FLD01のビツト5は搬送され
原稿がプラテンガラス12(第1図)にセツトさ
れた時オンする原稿給紙完了信号、ビツト4は前
記複写機本体Bからの原稿給紙信号を受信した時
オンする動作信号、ビツト3は両面原稿循環装置
Aが原稿搬送シーケンス実行中、特にモータ等の
重負荷がオンしている間オンする駆動中信号であ
り、この信号は複写機本体Bを含めたシステム全
体の消費電力の最大値をおさえるためのものであ
り、たとえばこの信号がオンしている間は複写機
本体Bの定着器39中のハロゲンランプをオフす
る事により可能となる。ビツト2〜0は原稿を原
稿載置トレイ1よりプラテンガラス12まで搬送
途中のセンサ13,14によつて検知した原稿サ
イズ信号を示すものであり、例えばA4ではビツ
ト2〜0は0、0、1となり、原稿給紙完了信号
とほぼ同時に複写機本体Bに送信される。又、
FLD02のビツト5は原稿の1循環において最後
の原稿送り出され、サイクルエンドセンサRS19
(第1図)が自重で回動してきた仕切アーム22(第
1図)を検知する事により、オンするサイクルエ
ンド信号である。又、ビツト4は原稿載置台1
(第1図)に原稿を入れた時オンする原稿検出信
号の状態を示す。FLD02のビツト3〜0及び
FLD03のビツト3〜0は前記原稿のサイクルエ
ンドの検知と同時に、認識できた原稿の枚数を送
信するための原稿枚数信号で、FLD02側を上位、
FLD03側を下位とする2進数で表わされ、仮に
10進の20枚だとするとFLD02ビツト3〜0、
FLD03ビツト3〜0はそれぞれ0、0、0、1、
0、1、0、0となる。FLD03のビツト5は両
面原稿循環装置A内で原稿の搬送不良が生じた時
に発するJAM信号で、ビツト4は開閉マイクロ
スイツチMS126(第15図)が作動した時、
つまり、両面原稿循環装置Aを開いた場合発する
扉開信号である。この信号は両面原稿循環装置A
が利用不用な原稿、たとえば本等のコピーの為で
この信号があれば、複写機本体Bのコピーボタン
押した場合両面原稿循環装置Aに原稿給紙信号を
送らず、複写機本体Bの複写動作をスタートさせ
るようにしている。
第19図は両面原稿循環装置(RDF)A及び
複写機本体Bの各動作135に対する前述したシ
リアルデータの各信号をタイミングを示すタイミ
ングチヤートである。136は複写機本体Bから
RDFAに送られてくるシリアル信号、137は
RDFAから複写機本体Bに送り出すシリアル信
号、138はRDFA内のシーケンスを示す。こ
の例では2枚の原稿から1部コピーを取り、2枚
目の原稿の排出の際にRDFにおいてジヤムが発
生している。
〔効果〕
本発明に係るシート原稿給送方法は上述の通り
にシート原稿の給送を制御するものであつて、原
稿の空送り制御によつては原稿の頁順で読取るこ
とができるので積載された原稿の頁順と排出され
た原稿の頁順を一致させることができる。
更に、読取位置の一方向側から搬入し、その向
側から排出することによつては、原稿のバス中の
移動時間が比較的短縮できるので高速化が可能で
ある。従つて、上記のように空搬送を行なつても
原稿処理時間が極端に長くなることがない。更
に、支持手段上へ戻される際に、すでに戻されて
いる先行原稿の後端に、戻し中の原稿の先端が衝
突するということがない。
更に、わん曲状のバスとスイツチバツク手段を
備えるシート反転バスを通して表裏が反転させら
れるので、原稿の傷みが少なくて済むという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1−1図は両面原稿循環装置、両面複写機、
ソータより成る複写装置の断面図、第1−2図は
排紙トレイを示す図、第2図は両面原稿循環装置
の駆動系を示す後断面図、第3図〜第7図、第8
−1図、第8−2図、第9−1図、第9−2図、
第10−1図〜第10−3図、第11図、第12
−1図、第12−2図、第13−1図〜第13−
3図は原稿又はコピー紙の状態を示す図、第14
図は第1図に示す複写装置の制御回路を示す図、
第15図はラインレシーバの回路構成を示す図、
第16図はラインドライバーの回路構成を示す
図、第17図はシリアル転送方式を説明するため
の図、第18図は両面原稿循環装置、複写機本体
の各動作に対するシリアルデータの各信号のタイ
ミングチヤートである。 図において、Aは両面原稿循環装置、Bは複写
機本体、Cはソータ、1は原稿載置台、8はベル
ト、13〜20はセンサ、21はパルスモータ、
22は仕切りアーム、80,82,97はモー
タ、85はクラツチ、92はブレーキ、93,1
03はクロツク円板、95,105は光電セン
サ、107は切換ソレノイド、120はマイコン
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 像読取りのために、原稿の第1面と第2面の
    両面を像読取り位置へ自動的に供給する自動原稿
    給送方法において、 原稿を積載して支持する支持手段上の原稿を1
    枚ずつ分離して給送し、 上記給送される原稿をわん曲状のシート給送パ
    スを介してその表裏を反転させながら導き、 上記シート給送パスを介して導かれた原稿を読
    取り位置に搬送し、その後、原稿を読取ることな
    しに、原稿が搬送されて来た方向とは逆方向に原
    稿を排出し、 上記読取り位置から排出された原稿を、わん曲
    状のパスとスイツチバツク手段を備えるシート反
    転パスを介してその表裏を反転させて原稿が排出
    されたのと同じ側から搬送して上記読取位置へ導
    き、この読取り位置で、原稿の第1面が最初に読
    取られ その後、原稿は読取り位置から排出されて上記
    シート反転パスを介して表裏が反転されると再び
    読取り位置へ導かれて第2面が読取られ、 第2面を読取り後、上記シート反転パスのわん
    曲状のパスを介して上記支持手段上へ原稿を戻
    し、 上記原稿の動作は1枚の原稿毎に続けて行なわ
    れることを特徴とする、複写機の自動原稿給送方
    法。
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JPS6216899A (ja) * 1985-07-15 1987-01-26 Asahi Kagaku Kenkyusho:Kk 水溶性フラツクス

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