JPH0255344A - イメージプロジェクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、透過型表示デバイス（例えば光シャッタ）に
よって変調された３原色の光を光合成部で合成し、プロ
ジェクションレンズを介してスクリーンに投写するイメ
ージプロジェクタ−の改良に関するものである。

［従来の技術］ 従来のイメージプロジェクタ−は第２図に示すように構
成されていた。すなわち、キセノンランプ（１）と反射
板（２）からなる光源（３）からの光を。

紫外光および赤外光を遮断するフィルタ（４）を介した
後ダイクロイックミラー（５）　（６）で青色の光（Ｂ
）、緑色の光（Ｇ）、赤色の光（Ｒ）の３原色の光に分
光し、全反射ミラー（７）　（８）　（９）で光の進行
方向を所定方向に変え、ＴＰＴ−ＬＣＤライトバルブ（
または光シャッタ）（１０）（１１）（１２）で変調し
、青反射ダイクロイック層（１３）と赤反射ダイクロイ
ック層（１４）を蒸着したプリズム（１５）　（１５）
　（１５）　（１５）を接合してなるダイクロイックプ
リズムで形成された光合成部（１６）で合成し、プロジ
ェクションレンズ（１７）を介してスクリーン（１８）
に投写していた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、第２図に示す従来例では、光合成部（１
６）が青反射ダイクロイック層（１３）と赤反射ダイク
ロイック層（１４）を蒸着したプリズム（１５）　（１
５）　（１５）　（１５）を接合してなるダイクロイッ
クプリズムで形成されていたので、構造が複雑になって
高価になるという問題点があった。また、ダイクロイッ
ク＃１（１３）（１４）の接合線部（１９）がスクリー
ン（１８）上に黒い線や二重色の線となって表われるこ
とがあるという問題点があった。さらに、プリズム（１
５）　（１５）　（１５）　（１５）のダイクロイック
層（１３）　（１４）は特定の偏光成分（例えばＳ偏光
成分）をもった光しか反射しないので、光源（３）から
の光の利用効率が悪くなるという問題点があった。

本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので。

構造が簡単になって安価にすることができ、スクリーン
上に不要な線が表われることがなく、しかも光源からの
光の利用効率が悪くならないイメージプロジェクタ−を
提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、対応するそれぞれの透過型表示デバイスによ
って変調された３原色の光を光合成部で合成し、プロジ
ェクションレンズを介してスクリーンに投写するイメー
ジプロジェクタ−において、前記光合成部を、３原色の
光のうちの２つの色の光を合成する第１のダイクロイッ
クミラーと、この第１ダイクロインクミラーで合成され
た合成光と前記３原色の光のうちの残りの１つの色の光
を合成する第２のダイクロインクミラーとで形成してな
ることを特徴とするものである。

［作用］ 対応するそれぞれの透過型表示デバイス（例えば光シャ
ッタ）によって変調された３原色の光は光合成部で合成
され、プロジェクションレンズを介してスクリーンに投
写される。このとき、光合成部は、３原色のうち２色（
例えば青色と緑色）の光を合成する第１のダイクロイッ
クミラーと、この第１ダイクロイックミラーで合成され
た合成光と、３原色のうちの残りの１つの色（例えば赤
色）の光を合成する第２のダイクロイックミラーとで形
成されているので、構造が簡単であり、接合線部分がな
く、しかも、特定の偏光成分をもった光のみを反射させ
るものでもない。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示すもので、この図におい
て第２図と同一部分は同一符号とする。

第１図において（３）はキセノンランプ（１）と反射板
（２）とからなる光源で、この光源（３）からの投射光
（Ｐ）の経路には、紫外光と赤外光を遮断するフィルタ
（４）を介して赤色の光（Ｒ）と緑色の光（Ｇ）を透過
し、青色の光（Ｂ）を反射する青反射ダイクロイックミ
ラー（５）と、赤色の光（Ｒ）を透過し。

緑色の光（Ｇ）を反射する緑反射ダイクロイックミラー
（６）と、全反射ミラー（８）とが順次配設されている
。前記青反射ダイクロイックミラー（５）の反射光側に
は、全反射ミラー（７）を介してＴＰＴ−ＬＣＤライト
バルブを用いて形成された透過型表示デバイスとしての
Ｂ用（青色光用）の光シャッタ（１０）が配設されてい
る。前記緑反射ダイクロイックミラー（６）の反射光側
にはＴＦＴ−ＬＣＤライｌ〜バルブを用いて形成された
透過型表示デバイスとしてのＧＪｔＪ（，１７色光用）
の光シャッタ（１１）が配設されている。前記全反射ミ
ラー（８）の反射光側には、全反射ミラー（９）を介し
て、Ｔ　Ｐ　Ｔ−Ｌ　ＣＤライトバルブを用いて形成さ
れた透過型表示デバイスとしてのＲ川（青色光用）の光
シャッタ（１２）カ配設されている。前記Ｉ３．Ｇ用の
光シャッタ（１０）（１１）の透過光側には、前記Ｂ用
の光シャッタ（１０）を透過したｎ色の光を反射し、前
記Ｇ用の光シャッタ（１１）を透過した緑色の光を透過
する青反射ダイクロイックミラーからなる第１のダイク
ロイックミラー（２１）が配設され、この第１ダイクロ
イックミラー（２１）の反射、透過光側と前記Ｒ川の光
シャッタ（］２）の透過側には、前記第１ダイクロイッ
クミラー（２１）の反射、透過した青色と緑色の光を透
過し、前記Ｒ用の光シャッタ（１２）を透過した赤色の
光を反射する赤反射ダイクロイックミラーからなる第２
ダイクロイックミラー（２２）が配設され、この第１．
第２ダイクロイックミラー（２１）　（２２）は光合成
部（２０）を形成し゛ている。前記光合成部（２０）の
出力側にはプロジェクションレンズ（１７）を介してス
クリーン（１８）が配設されている。

つぎに、前記実施例の作用について説明する。

光源（３）からの投射光（Ｐ）は、青反射ダイクロイッ
クミラー（５）および緑反射ダイクロイックミラー（６
）によって青色、緑色、赤色の３ｇ色の光Ｂ。

Ｇ、Ｒに分光され、全反射ミラー（７）　（８）を経、
Ｂ。

Ｇ、Ｒ用の光シャッタ（１０）　（１１）（１２）を介
して光合成部（２０）に入力する。この光合成部（２０
）では、第１３！″イクロイツクミラー（２１）によっ
てＢ、Ｇ川の光シャッタ（１０）　（１１）を透過した
青色と緑色の光が合成され、ついで第２ダイクロイック
ミラー（２２）によって、この青色と緑色の合成光にＲ
用の光シャッタ（１２）を透過した赤色の光が合成され
る。

光合成部（２０）から出力した合成光はプロジェクショ
ンレンズ（１７）を介してスクリーン（１８）に投写さ
れ、スクリーン（１８）にはＢ、Ｇ、Ｒ用の光シャッタ
（１０）（１１）（１２）による画像が表示される。

前記実施例では、光合成部を形成する第１と第２のダイ
クロイックミラーは青反射ダイクロイックミラーと赤反
射ダイクロイックミラーとで形成したが、本発明はこれ
に限るものでなく、３原色の光のうちの２つの色の光を
合成する第１のダイクロイックミラーと、この第１ダイ
クロイックミラーで合成された合成光と前記３原色の光
のうちの残りの１色の光を合成する第２のダイクロイッ
クミラーとからなるものであればよい。

［発明の効果］ 本発明によるイメージプロジェクタ−は、上記のように
、光合成部を１，３原色の光のうちの２色の光を合成す
る第１のダイクロイックミラーと、この第１ダイクロイ
ックミラーで合成された合成光と前記３ｙＸ色の光のう
ちの残りの１色の光を合成する第２のダイクロイックミ
ラーとで形成したので、光合成部をダイクロイックプリ
ズムで形成していた従来例と比べて、構造が簡単になり
、装置全体のコストを安価にすることができる。また、
従来例のように光合成部にダイクロイック層の接合線部
がないので、スクリーン上に黒色の線や２重色の線など
の不要な線が表われることがない。

さらに、光合成部は従来例のダイクロイックプリズムの
ように特定の偏光成分をもった光のみを反射するもので
はないので、光源からの光の利用効率を必要以上に低下
させることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるイメージプロジェクタ−の一実施
例を示す光学系構成図、第２図は従来例の光学系構成図
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）対応するそれぞれの透過型表示デバイスによって
   変調された３原色の光を光合成部で合成し、プロジェク
   ションレンズを介してスクリーンに投写するイメージプ
   ロジェクターにおいて、前記光合成部を、３原色の光の
   うちの２つの色の光を合成する第１のダイクロイックミ
   ラーと、この第１ダイクロイックミラーで合成された合
   成光と前記３原色の光のうちの残りの１つの色の光を合
   成する第２のダイクロイックミラーとで形成してなるこ
   とを特徴とするイメージプロジェクター。
2. （２）第１ダイクロイックミラーは青色と緑色の光を合
   成する青反射ダイクロイックミラーからなり、第２ダイ
   クロイックミラーは前記青反射ダイクロイックミラーで
   合成された合成光と赤色の光を合成する赤反射ダイクロ
   イックミラーとからなる請求項（１）記載のイメージプ
   ロジェクター。