JPH0255280A - セラミック成型体の製造法 - Google Patents

セラミック成型体の製造法

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JPH0255280A
JPH0255280A JP20670088A JP20670088A JPH0255280A JP H0255280 A JPH0255280 A JP H0255280A JP 20670088 A JP20670088 A JP 20670088A JP 20670088 A JP20670088 A JP 20670088A JP H0255280 A JPH0255280 A JP H0255280A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
ceramic layer
molded body
different kind
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20670088A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Ogino
荻野 久佳
Shigeo Horii
堀井 滋夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Reiko Co Ltd
Original Assignee
Reiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はセラミック成型体の製造法に関し、セラミッ
クで出来ている電子部品例えば円筒形のバリスターのよ
うに、表面に絶縁層や保護層等として異種のセラミック
層を有するセラミック成型体の製造法に係るものである
(従来の技術) セラミック成型体例えば円筒形のパリスぞ−はZnOを
母材として出来ていて、その表面すなわち外曲面には絶
縁層や保護層となる異種のセラミック層を薄く均一に設
ける必要がある。従来はZnO母材の成型体を600〜
800’Cで仮焼き後異雅のセラミックを含む溶液に浸
す仁とによシ成聾体表面に異種のセラミック層を形成し
、次に乾燥しその後に焼成してセラミック成型体と異種
のセラミック層とを一体化し、さらにその後に異種のセ
ラミック層の厚さを均一化するために異種のセラミック
層面を研磨している。いわばデ4yピング法によシ表面
に異種のセラミック層を有するバリスターを製造してい
るのである。
(発明が解決しようとする課題) しかし従来の技術は次のような欠点を有している。
(i)  ZnOの母材を異種のセラミックを含む溶液
に浸fためすなわちデ(Fピングによるため、異種のセ
ラミック層の厚さが不均一となる。
(2)そのためディッピングして乾燥、焼成後さらに研
磨して異種のセラミック層の厚さを均一化する必要があ
る。
(3)シかし研磨によっても厚さを均一にすることは容
易でなく、厚さ不良による不良品が頻発する。
(4)また、従来の技術では大量生産を行うには手間が
かかシすぎる。
この発明は上記のような欠点を除去するものである。
(!!!題を解決するための手段) この発明は従来のディッピング法とは異なり、転写法に
よシ表面に異種のセラミック層を有するセラミック成型
体を製造する方法に関するものである。すなわちこの発
明は、セラミック成型体の表面に、そのセラミック成型
体とは異種のセラミック層を備えた転写材料の異種のセ
ラミック層を、粘着剤を介する転写法によって転写し、
その後焼成することを特徴とする、表面に異種のセラミ
ック層を有するセラミック成型体の製造法である。
転写は一般的には熱と圧力で転写材料を機転写体に転写
するものであるが、被転写体がセラミ。
り成型体のように熱によシ溶融しないもので出来ている
場合には、加熱加圧による転写は出来ない。
そこでこの発明では、粘着剤を介することによ)、バリ
スターのようなセラミック成型体の表面に異種のセラミ
ック層を転写することに成功したものである。粘着剤は
、溶剤のなくなったときにタック性のある樹脂であれば
どのような種類のものでもよい。
転写材料としては例えば、ポリエチレンテレフタレート
フィルム等のプラスチックフィルムの片面に、セラミッ
ク成型体とは異種のセラミックとバインダーとを混練し
念ものを溶剤で調整して1ト50μm程度に薄く塗布し
て乾燥し異種のセラミyり層を形成したものを使用する
。そしてこの転写材料の異種のセラミック層面に粘着剤
を塗布し、その後にバリスター等のセラミック成型体の
表面に粘着剤を介して異種のセラミック層を加圧によシ
転写する。もちろん粘着剤を塗布した後離型紙を貼る等
しておき、一定期間経過後に転写してもよい。また、粘
着剤はセラミック成型体の表面に塗布してもよい。
異種のセラミック層を転写した後は、焼成して脱バイン
ダー脱粘着剤を行いすなわちバインダーと粘着剤とを分
解、燃焼させて、セラミック成型体と異種のセラミック
層とを一体化する。このよりにしてセラミック成型体の
表面に設けられた異種のセラミック層は絶縁層や保護層
となる。
尚、異種のセラミック層の転写は必ずしも一層のみの転
写でなく、必要によっては二層以上転写して異種のセラ
ミック層を複数層形成してもよい。
異種のセラミック層を複数層とするときは、一つの層に
ピンホール等の微細な欠陥があっても、層を重ねること
によって全体として欠陥がなくなる。
第1図はセラミック成型体の表面に異種のセラミック層
を転写する場合の装置の例を示す概略図であシ、これを
説明すると、先ずプラスチックフィルム10に異種のセ
ラミック層20を形成し念転写材料50にワイヤーバー
40で粘着剤50を塗布し、次いで乾燥炉60で熱風等
によシ溶剤を除去した後セラミyり成型体70の表面に
粘着剤50面をあて、加圧ロール80と保持ロール90
によシ加圧して粘着剤50を介して異種のセラミック層
20を転写して、その後プラスチックフィルム10を剥
離するものである。セラミック成型体70がバリスター
のように円筒形のものであるときは、これを回転しつつ
転写すればよい。第2図はセラミック成型体が円筒形で
ある場合の転写時の状態を示す説明図である。
尚、セラミック成型体70は連続的に供給することが出
来るのはもちろんである。
(実施例) 厚す25μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの
片開に下記の配合で調整した異種のセラミックをリバー
スコーターで12μmの厚さに塗布して異種のセラミッ
ク層を形成した転写材料を使用し、600″Cで仮焼き
したZnOからなる円筒形のバリスター成型体の外曲面
に1異種のセラミック層上に下記の配合の粘着剤を塗布
しながらその異種のセラミック層を粘着剤を介して加圧
によシ転写し、これを5回繰返して異種のセラミック層
を5層に積層した。次にこのバリスターを1000℃で
焼成して表面に異種のセラミック層が強固に付着した円
筒形のバリスターを得た。出来上がったバリスターの表
面の異種のセラミック層の厚さを測定した所、20μm
±2μmと非常に、lii浮精度の高いものであった。
異種のセラミνりの配合 (比較例) ZnOからなる円筒形のノくリスター成型体を仮焼き後
、異種のセラミックを含む下記の配合のディッピング溶
液に円筒形の上下の平面をマスクしてこのようにして出
来上がっ九ノくリスターの表面の異種のセラミック層の
厚さを池1定した所、20μm±8μmとふれが犬であ
ったQ (溶    剤       180  〃ディッピン
グ溶液の配合 (9:能比較) 上記の実施例及び比較例で得られたバリスターの性能比
較を行った。比較はそれぞれのバリスター20個をサン
プルとし、サージ電流耐量2(JODAで2000A印
加回数毎に漏洩電流が規格内であるものを良品として良
品数の比較を行った。20個中の良品の数は次の表の通
シであつ九。
上記の表から明らかな通り、この発f!AKよシ得られ
たものは印加回数50ではすべて良品であり、印加回数
が150となっても15個すなわち75チは良品であシ
、比較例で得られたものに比べて非常に性能が良い。こ
の性能の差異は異種のセラミック層の層厚の精度の差異
に基づくものである。
(発明の効果) この発明は上記のように構成したから次の効果がある。
(1) 従来のディッピング法と異なシ転写法によるも
のであるから、外覆のセラミック層の厚さが均一となり
、層厚の精度が非常に高い。
(2)従って従来のように異種のセラミック層面を研磨
する必要がない。
(5)また、転写法によるものであるから、セラミック
成型体の表面に異種のセラミック層を簡便に設けること
が出来、大量生産を容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はセラミック成型体の表面に異種のセラミック濁
を転写する場合の装置の例を示す概略図であシ、第2図
はセラミック成型体が円筒形である場合の転写時の状態
を示す説明図である。 10・・・・・プラスチックフィルム 20・・・・・異種のセラミック層 30・・・・・転写材料 40・・・・・ワイヤーパ 50・・・・・粘 着  剤 60・・・・・乾 燥  炉 70・・・・・セラミック成型体 80・・・・・加圧 ロー ル 90自+1保持ロー ル 71図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)セラミック成型体の表面に、そのセラミック成型
    体とは異種のセラミック層を備えた転写材料の異種のセ
    ラミック層を、粘着剤を介する転写法によつて転写し、
    その後焼成することを特徴とする、表面に異種のセラミ
    ック層を有するセラミック成型体の製造法。(2)セラ
    ミック成型体が円筒形である請求項1に記載の製造法。 (3)セラミック成型体がバリスター等の電子部品であ
    る請求項1又は2に記載の製造法。
JP20670088A 1988-08-19 1988-08-19 セラミック成型体の製造法 Pending JPH0255280A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446083A (ja) * 1990-06-12 1992-02-17 Reiko Co Ltd 超電導性パイプ及びその製造法
US7358935B2 (en) 2001-12-14 2008-04-15 Sanyo Electric Co., Ltd. Display device of digital drive type
US7679589B2 (en) 2005-01-24 2010-03-16 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Liquid crystal display device

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JPS6475300A (en) * 1987-09-17 1989-03-20 Ishikawa Prefecture Method of transferring pottery requiring no baking

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