JPH025524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025524Y2 JPH025524Y2 JP15184884U JP15184884U JPH025524Y2 JP H025524 Y2 JPH025524 Y2 JP H025524Y2 JP 15184884 U JP15184884 U JP 15184884U JP 15184884 U JP15184884 U JP 15184884U JP H025524 Y2 JPH025524 Y2 JP H025524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- bolt
- main body
- pressure relief
- flat washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は路上設置形電器の放圧機構に関し、そ
の構成の簡素化を計つたものである。
の構成の簡素化を計つたものである。
路上設置形電器は変圧器、開閉器及びヒユーズ
等を同一箱内に収納し道路の中央分離帯、歩道及
び集合住宅の敷地内等に設置して使用される一種
の変電設備でパツドマウント変圧器及びキユービ
クル等がその代表的なものである。ところでこの
種の機器は設置用地の入手難に伴なう極度の小形
化を余儀なくされ、この為に内部空間も大幅に減
少することになるばかりでなく、湿気や昆虫類の
侵入を防止すべく密閉構造としなければならない
ため、負荷の変動や気温の変化等に伴なう緩慢な
内圧の変化には対応できるが、負荷側の事故や内
部故障等による爆発規模での内圧上昇では極端な
場合には扉や屋根を飛散させることもある。とこ
ろが設置場所の関係上変圧器の放圧設置のような
突出物は装着できず、事故発生時に機能する放圧
機構の提案はこの種の路上設置形電器の重要な課
題の一つとなつている。第３図はパツドマウント
変圧器の放圧機構を示す縦断面図である。同図に
示すように、屋根１と本体２とをパツキング３を
介して固定するボルト４にはスプリング５が挿入
されており、屋根１の内側に固着されたナツト６
に前記ボルト４を螺合させ適宜な締付力で屋根１
を本体２に固定している。かかるパツドマウント
変圧器において、爆発規模の内圧上昇があると屋
根１がスプリング５のバネ力に抗して持ち上げら
れ、この結果できる隙間から放圧が行なわれる。
このときの放圧に供する隙間の大きさはスプリン
グ５の圧縮代の分を最大とする。このため相当長
いボルト４が必要となりこの種の機器を更に小形
にする際の障害となつている。
等を同一箱内に収納し道路の中央分離帯、歩道及
び集合住宅の敷地内等に設置して使用される一種
の変電設備でパツドマウント変圧器及びキユービ
クル等がその代表的なものである。ところでこの
種の機器は設置用地の入手難に伴なう極度の小形
化を余儀なくされ、この為に内部空間も大幅に減
少することになるばかりでなく、湿気や昆虫類の
侵入を防止すべく密閉構造としなければならない
ため、負荷の変動や気温の変化等に伴なう緩慢な
内圧の変化には対応できるが、負荷側の事故や内
部故障等による爆発規模での内圧上昇では極端な
場合には扉や屋根を飛散させることもある。とこ
ろが設置場所の関係上変圧器の放圧設置のような
突出物は装着できず、事故発生時に機能する放圧
機構の提案はこの種の路上設置形電器の重要な課
題の一つとなつている。第３図はパツドマウント
変圧器の放圧機構を示す縦断面図である。同図に
示すように、屋根１と本体２とをパツキング３を
介して固定するボルト４にはスプリング５が挿入
されており、屋根１の内側に固着されたナツト６
に前記ボルト４を螺合させ適宜な締付力で屋根１
を本体２に固定している。かかるパツドマウント
変圧器において、爆発規模の内圧上昇があると屋
根１がスプリング５のバネ力に抗して持ち上げら
れ、この結果できる隙間から放圧が行なわれる。
このときの放圧に供する隙間の大きさはスプリン
グ５の圧縮代の分を最大とする。このため相当長
いボルト４が必要となりこの種の機器を更に小形
にする際の障害となつている。
本考案は上記従来技術の欠点に鑑み提案するも
のである。したがつてその目的は構造が簡単で充
分にストロークを有するコンパクトな路上設置形
電器の放圧機構を提供することにある。
のである。したがつてその目的は構造が簡単で充
分にストロークを有するコンパクトな路上設置形
電器の放圧機構を提供することにある。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
する。
第１図および第２図に示すように、屋根１１の
内側にはナツト１６が溶着してある。一方、本体
１２の内側にはボルト孔１２ａが突設してある。
このボルト孔１２ａを貫通して前記ナツト１６に
螺合しパツキン１３を介して屋根１１を固定する
ボルト１７にはその軸方向の中間部の胴部に平ワ
シヤ１８が点溶接または点ロウ付けしてあり、本
体１２内の内圧が急上昇したときには平ワシヤ１
８の点付けが外れて前記ボルト孔１２ａを貫通し
ているボルト１７の頭１７ａが当接するまでの屋
根１１の上昇を許容するようになつている。した
がつてボルト孔１２ａの径は、通常状態の平ワシ
ヤ１８は通過できず平ワシヤ１８の点付けが外れ
たときボルト１７が通過し得る程度にしておく。
内側にはナツト１６が溶着してある。一方、本体
１２の内側にはボルト孔１２ａが突設してある。
このボルト孔１２ａを貫通して前記ナツト１６に
螺合しパツキン１３を介して屋根１１を固定する
ボルト１７にはその軸方向の中間部の胴部に平ワ
シヤ１８が点溶接または点ロウ付けしてあり、本
体１２内の内圧が急上昇したときには平ワシヤ１
８の点付けが外れて前記ボルト孔１２ａを貫通し
ているボルト１７の頭１７ａが当接するまでの屋
根１１の上昇を許容するようになつている。した
がつてボルト孔１２ａの径は、通常状態の平ワシ
ヤ１８は通過できず平ワシヤ１８の点付けが外れ
たときボルト１７が通過し得る程度にしておく。
かかる路上設置形電器において何らかの原因に
よる内圧が急上昇すると屋根１１に作用する圧力
はボルト１７に伝わる。このときの力がボルト１
７に点付けされている平ワシヤ１８の取付強度の
限界をこえると平ワシヤ１８の点付けは外れる結
果、屋根１１はボルト１７をつけたまま押し上げ
られる。このとき形成される屋根１１と本体１２
との間の隙間から放圧が行なわれる。このときの
屋根１１のストロークはボルト１７の頭１７ａが
本体１２のトツプ部分に当接する迄となる。従つ
て、放圧時における屋根１１と本体１２との隙間
を従来技術と同一寸法に設定した場合には、ボル
ト１７の長さはスプリング５が圧縮されたときの
厚さから平ワツシヤ１８の厚さを差引いた分だけ
短くすることができ、従来技術におけるボルト４
の長さの半分以下にすることができる。
よる内圧が急上昇すると屋根１１に作用する圧力
はボルト１７に伝わる。このときの力がボルト１
７に点付けされている平ワシヤ１８の取付強度の
限界をこえると平ワシヤ１８の点付けは外れる結
果、屋根１１はボルト１７をつけたまま押し上げ
られる。このとき形成される屋根１１と本体１２
との間の隙間から放圧が行なわれる。このときの
屋根１１のストロークはボルト１７の頭１７ａが
本体１２のトツプ部分に当接する迄となる。従つ
て、放圧時における屋根１１と本体１２との隙間
を従来技術と同一寸法に設定した場合には、ボル
ト１７の長さはスプリング５が圧縮されたときの
厚さから平ワツシヤ１８の厚さを差引いた分だけ
短くすることができ、従来技術におけるボルト４
の長さの半分以下にすることができる。
本考案によればボルトは、従来の較べ、長さ、
太さとも半分以下にすることができ、しかも構造
が極めて簡単であるのでそれ丈コンパクトに安価
に構成することができる。
太さとも半分以下にすることができ、しかも構造
が極めて簡単であるのでそれ丈コンパクトに安価
に構成することができる。
第１図は本考案の実施例をパツドマウント変圧
器に装着した状態で示す縦断面図、第２図はその
要部拡大図、第３図は従来技術に係る放圧機構を
パツドマウント変圧器に装置した状態で示す縦断
面図である。 図面中、１１は屋根、１２は本体、１６はナツ
ト、１７はボルト、１８は平ワツシヤである。
器に装着した状態で示す縦断面図、第２図はその
要部拡大図、第３図は従来技術に係る放圧機構を
パツドマウント変圧器に装置した状態で示す縦断
面図である。 図面中、１１は屋根、１２は本体、１６はナツ
ト、１７はボルト、１８は平ワツシヤである。
Claims (1)
- 上方に開口する開口部を有する本体の前記開口
部を屋根で閉塞するとともに屋根の内側に固着さ
れたナツトに本体側からボルトを螺合せしめるこ
とにより屋根を本体に固定するようになつている
路上設置形電器において、前記ボルトの中央部の
胴部には平ワツシヤが点付けされるとともに、前
記ナツトに該ボルトが螺合され、該ナツトと前記
平ワツシヤとの間で前記本体と前記屋根とが締め
付けられて固定されたことを特徴とする路上設置
形電器の放圧機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15184884U JPH025524Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15184884U JPH025524Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6166915U JPS6166915U (ja) | 1986-05-08 |
| JPH025524Y2 true JPH025524Y2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=30709945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15184884U Expired JPH025524Y2 (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH025524Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP15184884U patent/JPH025524Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6166915U (ja) | 1986-05-08 |
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