JPH0254953B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0254953B2
JPH0254953B2 JP8226284A JP8226284A JPH0254953B2 JP H0254953 B2 JPH0254953 B2 JP H0254953B2 JP 8226284 A JP8226284 A JP 8226284A JP 8226284 A JP8226284 A JP 8226284A JP H0254953 B2 JPH0254953 B2 JP H0254953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid
display
unit
cathode
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8226284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60225883A (ja
Inventor
Satoshi Shimada
Ken Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Sony Corp
Priority to JP8226284A priority Critical patent/JPS60225883A/ja
Publication of JPS60225883A publication Critical patent/JPS60225883A/ja
Publication of JPH0254953B2 publication Critical patent/JPH0254953B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多数の螢光表示素子を2次元的に配
列し、これらの螢光表示素子を夫々所望のデータ
で駆動して所望の画像の表示を行うようにした表
示装置に関する。
背景技術とその問題点 多数の螢光表示素子を2次元的に配列し、これ
らの螢光表示素子を夫々所望のデータで駆動して
所望の画像の表示を行うようにした表示装置が提
案されている。
このような装置に使用される螢光表示素子とし
て、本願出願人は先に以下のようなものを提案し
た。
第1図、第2図、第3図及び第4図は、夫々螢
光表示素子を示す正面図、そのA−A線上の断面
図、そのB−B線上の断面図及及び1部破断とし
た斜視図を示す。同図中、1は前面パネル1Aと
背面板1Bと側板1Cからなるガラス管体を示
し、このガラス管体1内に螢光体層からなる複数
の螢光表示セグメント2〔2R,2G,2B〕
と、各表示セグメントに対応する複数のカソード
K〔KR,KG,KB〕及び第1グリツドG1〔G1R
G1G,G1B〕と、共通の第2グリツド(加速電極
G2が配される。螢光表示セグメント2は前面パ
ネル1Aの内面に螢光体層を被着して形成される
ものであり、この場合赤発光、緑発光、青発光の
3つの螢光表示セグメント2R,2G,2Bが形
成される。具体的には第5図に示すように前面パ
ネル1Aの内面に枠状に導電層であるカーボン層
3が印刷され、その枠状内の各空所に対応して各
表示セグメントとなる夫々赤の螢光体層2R、緑
の螢光体層2G、及び青の螢光体層2Bが一部カ
ーボン層3上にまたがるようにして印刷によつて
形成され、その前面に中間膜4を介して例えばア
ルミニウムよりなるメタルバツク層5が被着形成
される。この各螢光体層による表示セグメント2
R,2G,2Bに夫々対向するように背面パネル
1Bの内側に夫々ワイヤカソードKR,KG,KB
その各ワイヤカソードKR,KG,KBに対向して
夫々第1グリツドG1R,G1G,G1Bが配され、更に
3つの第1グリツドG1R,G1G,G1Bに共通に第2
グリツドG2が配置される。各ワイヤカソードK
は例えばタングステンヒータの表面に電子放出物
質となる炭酸塩を塗布して形成される。各ワイヤ
カソードKR,KG,KBは夫々背面パネル1Bの両
側に配置した一対の導電性支持部6,7に架張さ
れる。一方の支持部6はワイヤカソードの一端を
固定するものであり、他方の支持部7にはスプリ
ング部7aが設けられてこのスプリング部7aに
各ワイヤカソードの他端が固定される。これによ
つて温度上昇によつてワイヤカソードが伸びて
も、その伸びをスプリング部7aによつて吸収
し、ワイヤカソードは弛むことがない。各第1グ
リツドG1R,G1G,G1Bは各ワイヤカソードに対向
するように円筒面を有したかまぼこ状に形成さ
れ、その円筒面に長手方向に沿つて所定ピツチを
おいて多数のスリツト8が設けられる。このスリ
ツト8はワイヤカソードKから放射される電子の
透過孔である。第2グリツドG2は各第1グリツ
ドG1R,G1G,G1Bに対応した部分に第1グリツド
のスリツト8と同じ対応位置にスリツト9を形成
して構成される。この場合第2グリツドG2のス
リツト部分9R,9G,9Bは各対応する第1グ
リツドG1R,G1G,G1Bと同心円的な円筒面を有す
るように構成することができる。この場合にはワ
イヤカソードからの電子ビームが第1グリツド及
び第2グリツドのスリツト8,9を通過して直線
的に放射され、スリツトの長手方向に関して広げ
られる。一方、第2グリツドとしては第6図に示
す様にそのスリツト9が形成される部分を水平に
形成してもよい。この時には電子ビームは点線3
0′で示すように第2グリツドを通過してスリツ
トの長手方向に関して多少内側に曲げられるよう
に放射される。
一方、各螢光表示セグメント2R,2G,2B
を囲むように導電性材よりなるセパレータ10が
配置される。このセパレータ10は、カソードか
らの電子ビームが第1又は第2グリツドG1,G2
に当つてそれよりの2次電子31(第6図参照)
が隣接する螢光表示セグメントを発光しないよう
にこれを阻止するためのシールドと、夫々のワイ
ヤカソードKからの電子ビーム30が対応する螢
光表示セグメント2の全体に照射されるように電
子ビームを広げる作用いわゆる拡散レンズの形成
とを兼ね、同時に各螢光表示セグメント2に高電
圧例えば10kVを与えるための給電手段としても
用いられるものである。このセパレータ10は組
立てに際してはガラス管体1の表面パネル1Aと
側板1Cとの間で支持されフリツトによつて固定
される。即ちセパレータ10は第7図に示すよう
に各螢光表示セグメントが囲まれるように3つに
仕切られた枠状態をなして、その上端部の一方の
相対向する両側に夫々外方に突出する支持爪11
が設けられ、更に他方の相対向する両側に夫々高
圧(アノード電圧)を供給するためのアノードリ
ード12が導出される。またセパレータの側部に
は位置決め用の弾性屈曲片13が切起される。従
つて、セパレータ10をガラス管体の側板1C内
に上方より挿入した時、第8図に示すように丁度
支持用爪11が側板1Cの上端面に当接してセパ
レータが支持されると同時に、屈曲部13が側板
1C内壁に当接してセパレータが中央に位置する
ようになされる。更にこのセパレータ10の上端
部には内方に折曲する突部14が設けられ、その
突部14の面に突起15が設けられる。この突起
15はセパレータ10を側板1C内に収納し、側
板1C上に表面パネル1Aを重ね合わせて封止す
る時に丁度カーボン層3に接触する(第9図参
照)。これによつてアノードリード12よりの高
圧が各螢光表示セグメント2R,2G,2Bに共
通に供給されるようになる。組立てられた状態に
おいて、高圧が印加されるアノードリード12は
表示パネル1Aと側板1Cの上端面との間の封止
部を通つて外部に導出される。又、ワイヤカソー
ドKのリード、第1グリツドG1のリード、第2
グリツドG2のリードは夫々背面板1Bと側板1
Cの下端面との間の封止部を通つて外部に導出さ
れる。なお、カソードK、第1グリツドG1及び
第2グリツドG2の各リードは支持を兼ねるため
に複数本ずつ導出される。例えば各第1グリツド
G1R,G1G,G1Bは夫々両面に2本ずつ合計4本ず
つのリード16G1,17G1,18G1が導出され
る。又第2グリツドG2は背面パネルの四隅部に
対応するように4本のリード19G2が導出され
る。又、カソードKのリード20Fは各両支持部
材6,7より夫々複数本ずつ左右に導出される。
そして各カソードのリード20Fは夫々支持部材
6及び7毎に共通接続され、又各第1グリツド
G1、第2グリツドG2も夫々対応したリードが共
通接続される。
ガラス管体1は前面パネル1Aと側板1Cと背
面板1Bを相互にフリツト22で封止して構成さ
れる。背面板1Bには排気用のテツプオフ管21
がフリツトで固定される。
次に斯る構成の動作を説明する。赤、緑及び青
の各色の螢光表示セグメント2R,2G,2Bに
はアノードリード12を通じて例えば10kV程度
のアノード電圧が供給される。又各第1グリツド
G1R,G1G,G1Bには夫々例えば0V〜30Vの電圧が
印加され又、第2グリツドG2には例えば300Vの
電圧が印加される。ワイヤカソードKR,KG,KB
は1本当り60〜70mW程度である。この構成にお
いてはアノード側と第2グリツドG2は電圧が固
定されており、第1グリツドG1に与える電圧に
よつて選択的にオン・オフ表示するものである。
即ち第1グリツドG1に0Vが印加された時にはカ
ソードKからの電子ビームがカツトオフされて、
その対応する表示セグメント2は発光表示されな
い。そして第1グリツドG1に例えば30Vが印加さ
れるとカソードKからの電子ビームは第1グリツ
ドG1を通り第2グリツドG2で加速されて対応す
る表示セグメント2の螢光体を叩きこれを発光表
示させる。この時第1グリツドG1に印加する電
圧30Vのパルス幅(印加時間)を制御すること
により発光輝度が制御される。そして第6図で示
すようにカソードKからの電子ビームはセパレー
タ10によつて広げられて表示セグメント2の全
面に照射される。又、カソードからの電子ビーム
が第1グリツド、第2グリツドに当り第1グリツ
ド、第2グリツドからの2次電子31が発生する
が、この2次電子31はセパレータ10によつて
阻止されて隣接する表示セグメント2を叩くこと
がない。この様にして第1グリツドの電圧を選択
的に制御することによつて各表示セグメント2
R,2G,2Bが選択的に高輝度で発光表示され
るものである。
この螢光表示素子40では、全体が薄型に構成
され、しかもカソード、各第1グリツド、第2グ
リツド等の低電圧側のリードはガラス管体1の背
面板1B側より導出され、高圧側のアノードリー
ド12は前面パネル1A側より導出されるので、
放電、配線時の危険が回避され、安定した発光表
示が得られる。
そして、特に各螢光表示セグメント2を囲むよ
うにアノード電圧が印加されたセパレータ10が
配されるので、このセパレータ10によつて拡散
レンズが構成され、第1グリツドG1だけ曲率を
もたせ、第2グリツドG2は平坦であつても(第
6図の場合)カソードKからの電子ビームは横方
向(スリツト方向)に拡がり、表示セグメント2
の全面に照射される。同時にセパレータ10によ
つて、第1グリツド又は第2グリツドからの2次
電子が阻止され、カツトオフされた隣接の表示セ
グメントを発光させることがない。
尚、カラー表示を行なう場合(例えば9300゜系
白色画面の場合)輝度混合比は青が約7%、赤が
約13%、緑が約80%である。又、ワイヤカソード
を電子源として使用する時、寿命をもたせるため
に温度制御領域で使用する場合が多い。そのため
に緑のカソードを他のカソードよりも発光輝度を
上げるためにはカソードの本数を増やすことで解
決できる。例えば緑のカソードKGを2本にし赤、
青用のカソードKR及びKBは各1本とする。これ
によつて例えば緑の総電子量は他の赤、青のそれ
よりも多くなりカラー表示が可能となる。尚、当
然他の赤及び青のカソードも複数本用いることに
よつて寿命を長くする効果がある。この様に緑の
カソードの本数を他より増すことによつて輝度を
上げることができ良好なホワイトバランスを得る
ことができる。このことはカソードに対して無理
なローデイングがかからず螢光表示セルの寿命を
長くすることができる。実際は2本を0.8〜1mm
程度離して取り付けるものであり、電子放出量は
電子反発効果のために1本の時の2倍にはならな
いが7割〜8割の増加は期待できる。尚、緑の輝
度を上げるためにはカソードの本数を増すかわり
に例えば螢光体層の面積を赤及び青のそれよりも
広くすることで達成することもできる。
又、ワイヤカソードは温度制限領域で使用する
ために即ちオキサイドカソードのカソードローデ
イングを数十分の一で使用し赤く見えない様にし
ているために1本当りのカソードからの電子放出
量は少ない。これを解決する方法としては例えば
タングステンワイヤを螺旋状にまいて実質的にオ
キサイドの表面積を増加させることが考えられる
けれども螺旋の長さが長い場合にはカソードの弛
み或いは振動等が発生する恐れがある。この様な
点を考えてワイヤカソードとしては第10図及び
第11図に示す様な構成が考えられる。この例で
は高温材料である例えばタングステン、モリブレ
ン等の芯線35を設け、この芯線35の表面に
Al2O3等の絶縁物36を被着し、その上にヒータ
となるタングステン線37を螺旋状に巻き、螺旋
状部分に電子放出物質38例えば炭酸塩を吹き付
け或いは電着等で付着させて直熱型のカソード3
4を構成する。この場合、芯線35はその両端が
夫々一方の支持部6と他方の支持部7のスプリン
グ部7aにスポツト溶接等で固着され、張力がか
けられた状態で架張され、タングステン線は一方
の支持部6と他方の第2の支持部6′間にスポツ
ト溶接等で固着される。
この構成では絶縁物36を付着させた芯線35
上に螺旋状にカソードを巻き付けその芯線35を
スプリング部で架張することによつて螺旋間のシ
ヨート、螺旋部分の熱的変形等の問題点を取り除
くことができる。そして実質的なオキサイド表面
積が増加し、また、第11図に示すようにカソー
ドの両端と中央との温度差も少なくなり均一な温
度分布領域Aが広くなることと相俟つて電子放出
量の増加が図られ、従つて全体として1本当りの
カソードからの許容電流量の増加を図ることがで
きる。曲線Iは温度分布を示す。
このようにして螢光表示素子が形成される。そ
してこの場合に、複数の螢光表示セグメントを
夫々取り囲むように表示セグメントと同じ高圧が
供給されるセパレータを配したことにより、拡散
レンズが形成され、カソードからの電子ビームが
横方向に広がつて表示セグメントの全面に照射さ
れる。従つて高輝度の発光表示が得られる。また
セパレータによつて、制御電極又は加速電極から
の2次電子が阻止されカツトオフされた隣接の表
示セグメントを発光させることがなく、安定した
発光表示が行える。
さらに上述の螢光表示素子を用いて表示装置を
形成する場合には以下のようにされる。
すなわち、上述した様な螢光表示素子40は第
12図に示すようにユニツトケース41に複数個
例えば縦6×横4=24個組込まれて1つのユニツ
トが構成される。
更にこのユニツトが例えば縦7×横5=35個組
合せられてブロツクが形成され、このブロツクが
横5個並べられてサブモジユールが形成され、こ
のサブモジユールが縦9×横4=36個組合せられ
る。これによつて例えば縦25m×横40mの大型表
示装置が形成される。尚この場合の素子の総数
は、 36×5×35×24=151200個 である。又、画素数はこれの3倍の約45万個であ
る。
又、第13図は装置の全体の正面図A及び断面
図Bを示す。この全体は例えば高さ42m、幅47m
の建築物であつて、この建築物の上部は表示部と
され、この部分に各階の高さが2.688mの9階分
の階床が設けられる。この各階床にサブモジユー
ルが横に4個ずつ設けられる。又、下部には催事
用の舞台、控室あるいは表示及び舞台の運営のた
めの中央制御室等が設けられる。
このようにして表示装置が形成される。そして
この場合に、上述のように例えば24個の螢光表示
素子でユニツトを構成し、このカソードを用いて
組立てを行うようにしたので、装置に取扱いが簡
便になり、組立ても容易になる。尚ユニツトは、
上述の例で縦横が約40cmに構成されている。
さらに以下に上述の表示装置における信号の流
れについて説明する。
第14図において、カメラ101、VTR10
2、チユーナ103等の信号源からの映像信号が
入力切換スイツチ104で選択される。この映像
信号は例えばNTSC方式のコンポジツト信号であ
り、この信号がデコーダ105に供給されて、
赤、緑、青の3原色信号とされる。これらの3原
色信号がそれぞれAD変換回路106R,106
G,106Bに供給されて、例えば8ビツトパラ
レルのデジタル信号とされる。
これらのデジタル信号が夫々1フイールド分の
メモリ171R,171G,171Bと172
R,172G,172Bとに交互に供給される。
これらのメモリにて、夫々5本の走査線から4本
の走査線を形成する走査線変換が行われ、更に変
換された例えば各フイールド189本の走査線に対
して、3本ごとに1ずつ計63(×ビツトパラレル)
の出力が取り出される。
ここで取り出す順序は、上述のユニツトごとに
信号が完結するように行われる。即ち第15図に
示すように隣接する2つのユニツトがあつた場合
に、一のフイールドにおいて一方のメモリから
夫々番号を附した順番で各セルに対応した画素の
デジタルが順次取り出され、左側のユニツトの3
走査線201〜204,205〜208,209
〜212に対応した画素データの取り出しが完了
した後に右側のユニツトの3走査線213〜21
6,217〜220,221〜224に対応した
画素のデータの取り出しが行われ、順次右側のユ
ニツトへ移動される。尚、ダツシユを附した間の
走査線は飛越走査によつて次のフイールドに他方
のメモリから取り出される。
これらの各画素のデータが、各メモリ171
R,171G,171Bまたは172R,172
G,172Bから夫々同時に取り出される。又、
取り出しは3本ごとの63が同時に行われる。こ
の取り出されたデータがデータセレクタ108に
供給される。データセレクタ108にて、各フイ
ールドごとに書き込み中でない側のメモリから
赤、緑、青のデータが点順次になるように選択が
行われて、63(×8ビツトパラレル)のデータ信
号が形成される。これらのデータ信号がマルチプ
レクサ109に供給されて夫々8ビツトパラレル
の信号がシリアルに変換され、変換された信号が
光変換器110に供給されて光信号にされる。
このようにして形成された、63の3走査線分ず
つの光信号が夫々光フアイバーケーブル301,
302………363を通じて表示装置の各ユニツ
トの水平配列401,402,……463の中央
の位置に伝送される。
更に例えば一番上側のユニツトの水平配列40
1において、光フアイバーケーブル301からの
光信号が光電変換器111に供給されて電気信号
に復元される。この復元されたデータ信号がデマ
ルチプレクサ112に供給されてシリアルの信号
が8ビツトパラレルに変換される。このデータ信
号がバスライン113を通じて水平に配列された
例えば100個のユニツト1141,1142……1
14100に配列に供給される。
又、光電変換器111からの信号が同期分離回
路115に供給されて、所定パターン等による同
期信号が分離される。この同期信号がタイミング
発生回路116に供給されて、第16図Aに示す
ようなフイールドごとに反転するフレームパルス
FP、第16図Bに示すようなフレームパルスの
半周期(1フイールド)の間に255サイクルが形
成れるユニツトクロツクUCK、第16図Cに示
すようなユニツトクロツクの2サイクルの間に38
サイクルが形成される画素クロツクECK、第1
6図Dに示すようなフレームパルスの反転ごとに
1画素クロツク分形成されるスタートパルスSSP
が発生される。このフレームパルス、ユニツトク
ロツク及び画素クロツクが上述のデータ信号と共
にバスライン113を通じて各ユニツト1141
1142……114100に並列に供給され、スター
トパルスが1番目のユニツト1141に供給され
る。
これと同様のことが63の各水平配列において行
われる。
そしてこれらのユニツトにおいて、内部の信号
系は第17図のように構成される。図において、
38のステージのシフトレジスタ121が設けら
れ、上述のタイミング発生回路116からの画素
クロツクECKがレジスタ121のクロツク端子
に供給されると共に、スタートパルスSSPがレジ
スタ121のデータ端子に供給される。これによ
つてレジスタ121の各ステージからは第16図
Eに示すような順次シフトする信号S1,S2……
S38が得られる。これらの信号のS1〜S36が夫々各
セル201〜212の画素201R,201G,
201B,202R,202G,202B……2
12R,212G,212Bと、各セル201′
〜212′,201′R,202′G,201′B,
202′R,202′G,202′B……212′
R,212′G,212′Bとに供給される。尚、
図中一点鎖線内は同じ回路である。
又、バスライン113からの第16図Fに示す
ようなデータ信号が画素201R〜212′Bに
並列に供給される。又、フレームパルスFPが画
素201R〜212Bに供給されると共に、イン
バータ122で位相反転されて画素201′R〜
212′Bに供給される。更にレジスタ121か
らの信号S38がDフリツプフロツプ123に供給
されて、第16図Gに示すような次のユニツトに
供給されるスタートパルスSSP′が形成される。
そして更に各画素において、内部の信号系は第
18図のように構成される。図において、8ビツ
トのラツチ回路131が設けられ、バスライン1
13からのデータ信号がデータ端子に供給され
る。又、フレームパルスFPまたはその位相反転
信号と、信号S1〜S36の内の1つがアンド回路1
32に供給され、このアンド出力がラツチ回路1
31の制御端子に供給される。更に8ビツトのダ
ウンカウンタ133が設けられ、ラツチ回路13
1の出力がプリセツト端子に供給される。又、シ
フトレジスタ121からのロードパルス(信号
S38)がカウンタ133のロード端子に供給され
ると共に、ユニツトクロツクUCKがカウンタ1
33のクロツク端子に供給される。このカウンタ
133の内容がオール0でないことを示す出力信
号が取り出され、前述の第1グリツドの駆動信号
とされる。又、オール0でないことを示す信号が
インバータ134で位相反転されてカウンタ13
3のカウント禁止端子に供給される。
従つてこれらのユニツト及び画素において、信
号S1〜S36のタイミングでバスライン113から
のデータが夫々対応する画素のラツチ回路131
にラツチされ、信号S38のタイミングでカウンタ
133にプリセツトされ、このカウンタ133が
オール0になるまでダウンカウントされることに
より、カウンタ133では各データに応じた
PWM信号が形成される。ここでカウンタ133
はユニツトクロツクUCKによつてダウンカウン
トされ、ユニツトクロツクは1フイールド間に
255サイクルあるので、データの最大値で1フイ
ールドが連続点灯され、以下無点灯まで256階調
が得られる。このPWM信号にて各画素の第1グ
リツドが駆動される。
更に信号S38のタイミングで次のユニツトのス
タートパルスが形成され、以後水平に配列された
100個のユニツトについて順次同様の動作が行わ
れる。なお各ユニツトへのデータのラツチはユニ
ツトクロツクUCKの2サイクル期間で行われ、
水平配列の100個のユニツトに対しては200サイク
ルで完了する。そこで残りの55サイクルを使つて
同期信号等の特別な制御信号を伝送することがで
きる。
又、次のフイールドにおいてフレームパルス
FPが反転されることにより、飛越走査の他方の
画素について同様の動作が行われる。そしてこの
とき、前の画素についても繰り返しプリセツトパ
ルスが供給されることによつて各画素ではフイー
ルドごとに2度同じ表示が行われる。
これにより水平に配列された100個のユニツト
で表示が行われる。更にこれが垂直方向の63個の
ユニツトに対して並列に行われることによつて全
体の画像の表示が行われる。
更に、上述の装置において、各螢光表示素子の
駆動回路は第19図のように構成される。図にお
いて、上述のPWM信号の形成回路500からの
赤、緑、青のPWM信号が夫々スイツチ用のトラ
ンジスタ501R,501G,501Bのベース
に供給される。これらのトランジスタ501R,
501G,501Bのエミツタが夫々接地される
と共に、夫々のコレクタが高抵抗、例えば100kΩ
の抵抗器502R,502G,502Bを介して
各画素の第1グリツドG1R,G1G,G1Bに接続され
る。又、第2グリツドG2に接続される例えば50V
の電圧源503が夫々高抵抗、例えば100kΩの抵
抗器504R,504G,504Bを介してトラ
ンジスタ501R,501G,501Bのコレク
タに接続される。
更に、1.4Vの電源505によつてカソードKR
KG,KBが加熱され、放出された電子(エミツシ
ヨン)が第1グリツドG1R,G1G,G1B、第2グリ
ツドG2を通じて、例えば10kVの高電圧端子50
6からの電圧の印加された螢光ターゲツト(アノ
ード)TR,TG,TBに放射され、螢光体が発光さ
れる。それと共に、トランジスタ501R,50
1G,501BにPWM信号が供給され、トラン
ジスタ501R,501G,501Bがオンのと
きに第1グリツドG1R,G1G,G1Bの電圧が0Vにな
ると、カソードKR,KG,KBからのエミツシヨン
が遮断され、トランジスタ501R,501G,
501Bがオフのときに第1グリツドG1R,G1G
G1Bの電圧が例えば3V以上になると、エミツシヨ
ンがターゲツトTR,TG,TBに向つて放射されて
PWMによる輝度変調が行われる。
そしてこの回路において、第1グリツドG1R
G1G,G1Bには、50Vの電圧源503,からの電圧
が、夫々100kΩの高抵抗器504R,502R,
504G,502G,504B,502Bを介し
て印加されるので、夫々のグリツド電流IGR,IGG
IGBは定電流になる。
この場合に、エミツシヨンに比例するカソード
電流Ikと、輝度に比例するターゲツト電流ITと、
グリツド電流IGとは Ik=IG+IT の関係にある。一方、IkとIGとはグリツドの開口
率をηとして IG=(1−η)Ik となる。そこでこれらの式を変形することにより IT=η/1−ηIG となり、輝度に関係するターゲツト電流は、グリ
ツド電流に比例する値である。
従つて上述の回路において、グリツド電流IGR
IGG,IGBが定電流にされることにより、ターゲツ
ト電流が一定になり、輝度が一定になる。
すなわち、第1グリツドG1R,G1G,G1Bのイン
ピーダンスに対して、抵抗器504R,502
R,504G,502G,504B,502Bの
値が充分に大きいので、カソードのばらつきによ
る余分のエミツシヨンは第1グリツドに吸収さ
れ、螢光体に到達するターゲツト電流は一定にな
る。
尚、抵抗器504R,502R,504G,5
02G,504B,502Bは、いずれか一方の
みに200kΩを設けても定電流効果は同じになる
が、抵抗器502R,502G,502Bのみと
した場合には、トランジスタ501R,501
G,501Bに50Vが直接印加されるので、これ
らの耐圧を高くする必要が生じる。また抵抗器5
04R,504G,504Bのみとした場合に
は、表示面側からの放電等によりトランジスタ5
01R,501G,501Bが破壊されるおそれ
があり、これらに対する保護のためには、抵抗器
を2つに分けるのが適当である。
さらに抵抗器502R,504R,502G,
504G,502B,504Bのばらつきによつ
て定電流がばらつくおそれがあるが、これは市販
の誤差5%以内程度の抵抗器を用いる程度で問題
は生じない。
こうして例えば縦25m×横40mの巨大な画像が
表示されるわけであるが、上述の装置によれば、
各ユニツトごとにデータが連続して伝送され、一
の表示ユニツトへのデータの伝送の終了後に隣接
の次の表示ユニツトへの伝送が行われるようにし
たので、各ユニツトにおいて表示動作が完結され
る。このためユニツトの間の配線は、前のユニツ
トから次のユニツトへスタートパルス(SSP)を
伝送する1ラインのみで済み、接続を極めて簡単
に行うことができる。尚、データ信号等はバスラ
インとの間を多連のコネクタで接続すればよい。
従つて、ユニツトの取付け、交換等を行う際
に、作業が簡単になり、組立てや補修が容易にな
る。即ち例えば1個のユニツトが故障した場合
に、代替のユニツトを持参して、故障したユニツ
トと交換すればよい。その際に接続するライン数
が少ないので、交換を迅速かつ容易に行うことが
できる。又、接続漏れ等による事故のおそれも減
少する。
又、応急には、38のカウントのできるカウンタ
を持参して、スタートパルスの入力と出力との間
に接続するだけで、他の部分には影響なく、故障
したユニツトを除くことができる。更にユニツト
の検査においても、信号がユニツト内で完結する
ので好適である。
更に、各ユニツトの水平配列ごとにパラレルに
データを伝送するようにしたので、伝送スピード
が低下され、例えばフラツトケーブル(バスライ
ン)でのデータの伝送スピードは、 60×255×38/2=290.7kHz となつて、許容範囲(300kHz)以下となる。
又、データの伝送は1フレーム間に飛越走査の
2フイールド分が送られ、各画素には1フレーム
に1回のみデータが書替えられるが、表示は各フ
イールドごとに繰り返し行われ、表示の周波数は
60Hzとなるので、フリツカーの発生は押えられ
る。
更に、上述の装置において、第1グリツド電流 ところがこの装置の場合、装置全体は野外に設
置され、螢光表示素子等は風雨や直射日光に晒さ
れることになる。このため螢光表示素子等は極め
て安定に設置される必要があり、一方その数が10
数万個と膨大であるため、製造時には容易に取付
けられるようにする必要もある。
また表示ユニツトについても、保守点検等のた
めに、安全かつ容易に取付け、取まはずしが行わ
れる必要があり、さらにこれらのユニツトへの信
号の供給も安定かつ容易に行えるようにする必要
がある。
さらに装置が巨大であるために、ユニツト等の
故障に際して、その箇所を容易に見つけられるよ
うにする必要がある。
また装置が一般に観客よりも高い所に設置され
るために、陽光や空の青色等の反射によつて艦賞
が妨げられないようにする必要があり、また構造
上螢光表示素子の間に間隔があるために、特に上
下方向において表示が不連続にならないようにす
る必要がある。
さらに構造上螢光表示面が高温になるおそれが
あり、これを効率的に冷却する手段も必要であ
る。
発明の目的 本発明はこのような点にかんがみ、簡単な構成
で良好な表示が行えるようにするものである。
発明の概要 本発明は、複数の螢光表示素子を含むユニツト
を多数X−Yマトリツクス配置して大型X−Yマ
トリツクスパネルを形成する表示パネルにおい
て、各上記ユニツトを複数の柱に順次少なくとも
1つおきに固定すると共に、間の上記ユニツトを
連結金具で両側の柱に固定することにより、各上
記ユニツトを裏面から取外しできるようにした表
示パネルであつて、これによれば簡単な構成で良
好な表示を行うことができる。
実施例 第20図はユニツトの構成を示し、Aは後部カ
バーを除いた背面図、B,Cはそれぞれ一部を破
断した側面図及び底面図、Dは正面図である。
この図において、ユニツトケース600はガラ
ス入りポリカーボネート樹脂等の堅牢な材質で形
成された匣体であつて、その正面には24個の窓6
01がX−Yマトリクス状に設けられると共に、
この窓601の周囲の枠の背面側に、螢光表示素
子40の位置決め等を行う突部602が縦横に設
けられる。この突部602にて仕切られた各部
に、各1個宛の素子40が設けられ、それぞれの
表示面が窓601から正面側に臨まされる。
そしてこのユニツトケース600に螢光表示素
子40を取付ける場合には、まずケース600を
背面を上にして水平に置き、各窓601の周囲の
背面側にシリコンゴム等の流動性樹脂603を塗
布し、その後素子40を背面側より押し込む。な
お窓601の背面側の周囲に樹脂603の窓60
1への浸出を防止するための突条604が設けら
れている。また樹脂603の塗布は空気圧を用い
た工具で行う。さらに素子40の窓601に臨む
表示面に所定厚さのプラステイツクフイルム60
5を配してもよい。
この状態で、例えば炉中にて加熱し、樹脂60
3を硬化させる。
さらに各螢光表示素子40の高圧端子12を、
突部602の所定部に設けられた切欠(図示せ
ず)を介して順次互いにスポツト熔接等にて接続
し、この熔接部の上に、樹脂603を再度塗布
し、この状態で再び炉中にて加熱し、樹脂603
を硬化させる。
これによつて素子40がケース600に容易か
つ確実に取付けられる。なお硬化後のシリコンゴ
ムは絶縁性、防水性にすぐれ、また放熱性、耐久
性も良好である。さらに高圧端子12の絶縁も良
好に行われる。またプラステイツクフイルム60
5が配されたことにより、表示時高温になつた表
示面に直接雨滴が当ることがなく、急激な冷却に
よる破損等のおそれがなくなる。
またケース600の背面側には後部カバー60
6が、その接合部がゴム等のシール部材607に
て防水されて使付けられる。このカバー606の
突部にボルト608が設けられ、直接または後述
する取付具を介してサブモジユールを構成する構
造体に取付けられる。
すなわち第21図はユニツトケース600を取
付けた状態を背面側から見たものであつて、構造
体の柱701が所定の間隔で設けられ、この柱7
01に1つおきのユニツトが取付けられると共
に、その間のユニツトが略H型の取付具702を
介して柱701に取付けられる。
従つてこの装置において、取付具702を柱7
01からはずすことにより、中央のユニツト60
0aを取りはずすことができる。また、ユニツト
600aをはずした状態で、両側のユニツト60
0b,600cを取りはずすことができる。
これによつて各ユニツト600は安定に取付け
られると共に保守・点検等の際に、極めて容易に
取りはずすことができるようになる。
また後部カバー606とユニツトケース600
とで形成される匣体の内部には、ケース600側
から脚609,610を介して回路基板611,
612が設けられ、背面側の基板612に信号処
理回路が設けられると共に、正面側の基板611
に螢光表示素子40のドライブ回路が設けられて
いる。
さらに第22図に示すように、この基板612
の背面側が、カバー606の内面に当接するごと
く配置されると共に、この基板612に設けられ
た信号供給用のレセプタクル613,614が、
カバー606に設けられた開口を介して背面側に
露出される。さらにこのカバー606の開口の周
囲に底面に開口の設けられた保護ケース619が
設けられる。そしてレセプタクル613,614
に、信号ケーブル615,616に接続された外
部コネクタ617,618が結合される。
従つてこの装置において信号ケーブル615,
616は極めて容易に各ユニツトに接続されると
共に、保護ケース619が設けられているので、
雨滴やほこり等がこの接続部に侵入するおそれが
少なく、また外部からの衝撃等に対しても、機械
的強度が高く、破損等のおそれが少なくなる。こ
のためキヤノンコレクタ等の高価な接続具を用い
る必要がなく、通常の電子機器用のレセプタクル
及びコネクタにて、安定に接続を行うことができ
る。
なお後部カバー606の開口の周囲にゴム等の
シール材を設けたり、保護ケース619にケーブ
ルのみを通すすきまを設けた蓋をつけたり、ケー
ス619全体を防水の袋等で覆うなどしてより耐
水性を高めることもできる。
さらにこれらのレセプタクル613,614の
周辺部に故障表示用の発光素子620R,620
G,620Bが設けられる。これらの発光素子6
20R〜620Bは、例えば第23図に示すよう
に、PWM信号形成回路500からの信号の全て
がノア回路621に供給され、この出力にて発光
されるか、第24図に示すように赤、緑、青の三
色が独立にノア回路621R,621G,621
Bに供給され、それぞれ発光されるようにしても
よい。
従つてこの装置において、全面白色の画像を表
示した場合に、PWM信号形成回路500の出力
はアクテイブローで出力され、このため正常動作
であればノア回路621の全入力がローとなり発
光素子620R〜620Bは点灯される。これに
対して1ケ所でも誤動作すると発光素子620R
〜620Bが消灯される。
これによつて作業者は、装置の裏面側で、発光
素子620R〜620Bが消灯しているユニツト
を探し出して、交換、修理等の作業を行うことが
できる。
なお発光素子620R〜620Bにて赤、緑、
青の夫々の信号を検出している場合には、例えば
青のみが消灯しているときはそのまま修理を行わ
ないようにしてもよい。
また上述の例はPWM信号形成回路500の出
力が誤動作している場合であるが、さらに表示素
子40の異常も検出する場合には以下のように行
う。
例えば遠方に設けられた監視所にて画面を監視
し、一部のユニツトに異常を発見した場合には、
画面を消去すると共に、異常のあるユニツトを交
点とする縦横の、それぞれのユニツトの幅のカー
ソルの映像信号を形成して表示する。これによつ
て裏面側では、発光素子620R〜620Bの点
灯しているユニツトを横方向にたどつて行き、上
下のユニツトの発光素子620R〜620Bの点
灯しているユチツトを発見すれば、それがカーソ
ルの交点、すなわち異常の発見されたユニツトと
なる。
また上述の第20図のユニツトケース600に
おいて、正面側の各窓601の上側にひさし62
2が設けられる。さらにこのひさし622の上面
は黒色に塗装され、下面に鏡面623が設けられ
る。
従つてこの装置において、太陽からの陽光S
や、空の青色等が表示面に入射しても、これらの
光はひさし622で遮られ、表示素子40の表示
面に反射することがなく、鑑賞のさまたげになる
ことがない。
また表示面の表示a,b,cは鏡面623で反
射され、その虚像a′,b′,c′が形成されることで、
上下方向の表示の不連続が解消される。
さらにこの装置は、上述のようにサブモジユー
ルで形成され、これを建築物に取付けて組み立て
られる。この場合に、各サブモジユールは第26
図に示すように背面側に所定幅の空間が設けら
れ、高圧電源703等が設けられると共に、作業
員の通路704が確保される。
さらにこのサブモジユールは前面側はユニツト
ケース600が柱702に取付けられることで、
各ユニツトケース600の間にはすきまが設けら
れると共に、後面側には床、天井、及び背面が壁
705にて略密閉されて構成される。
そこでこの背面側の壁705の所定部に開口を
設け、フアン706を取付ける。
そしてこのフアン706を駆動して空気を流入
させることにより、サブモジユールの壁705に
囲まれた内部の気圧が高まり、この気圧の高まつ
た空気は、各ユニツトケース600間のすきまか
ら噴出することになる。
これによつて上面から見た場合に、第27図に
矢印で示すような対流が生じ、各表示素子の表示
面が空気の流れによつて冷却される。
なおフアン706は、サブモジユールを例えば
第28図のように建築物の柱800に取付ける場
合に、その間の2箇所程に設ければよい。
発明の効果 本発明によれば、簡単な構成で良好な表示を行
うことができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第19図は本出願人が先に提案した表
示装置の説明のための図、第20図〜第28図は
本発明の一例の説明のための図である。 600はユニツトケース、603は樹脂、60
6は後部カバー、612は回路基板、613,6
14はレセプタクル、619は保護ケース、62
0は発光素子、622はひさし、623は鏡面、
701は柱、702は取付具、706はフアンで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の螢光表示素子を含むユニツトを多数X
    −Yマトリクス配置して大型X−Yマトリクスパ
    ネルを形成する表示パネルにおいて、各上記ユニ
    ツトを複数の柱に順次少なくとも1つおきに固定
    すると共に、間の上記ユニツトを連結金具で両側
    の柱に固定することにより、各上記ユニツトを裏
    面から取外しできるようにした表示パネル。
JP8226284A 1984-04-24 1984-04-24 表示パネル Granted JPS60225883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8226284A JPS60225883A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 表示パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8226284A JPS60225883A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 表示パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60225883A JPS60225883A (ja) 1985-11-11
JPH0254953B2 true JPH0254953B2 (ja) 1990-11-26

Family

ID=13769548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8226284A Granted JPS60225883A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 表示パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60225883A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329983U (ja) * 1989-07-31 1991-03-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60225883A (ja) 1985-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930000454B1 (ko) 표시장치
US4540983A (en) Fluorescent display device
KR930006835B1 (ko) 형광표시장치
KR930005433B1 (ko) 표시장치(display system)
KR930007170B1 (ko) 비데오 표시장치
CA1274576A (en) Fluorescent display apparatus
JPH0254953B2 (ja)
JPS60225881A (ja) 表示装置
JPS60225880A (ja) デイスプレイ装置
JPH0652463B2 (ja) 立体ディスプレイ装置
JPS60225878A (ja) デイスプレイ装置
JPS60225877A (ja) デイスプレイ装置
JPS60225882A (ja) 表示装置
JPS60225879A (ja) デイスプレイ装置
CN217113736U (zh) Led灯板、led显示屏和显示设备
JPS60149272A (ja) 表示装置のデ−タ伝送方法
JPS60158778A (ja) 表示装置のデ−タ伝送方法
JPS6252846A (ja) 螢光表示管
JPS60158779A (ja) 表示装置
JPS6250886A (ja) 表示装置用パネル
JPH059795B2 (ja)
JPS6250887A (ja) 表示装置
JPH02299142A (ja) 電子ビーム源及び画像形成装置
JPS6070638A (ja) 画像表示装置
JPH11212482A (ja) 蛍光表示管用回路基板及び蛍光表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees