JPH0254836A - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPH0254836A
JPH0254836A JP20597488A JP20597488A JPH0254836A JP H0254836 A JPH0254836 A JP H0254836A JP 20597488 A JP20597488 A JP 20597488A JP 20597488 A JP20597488 A JP 20597488A JP H0254836 A JPH0254836 A JP H0254836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
grid
eyelet
cathodes
electron gun
Prior art date
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Pending
Application number
JP20597488A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Shimaougi
利雄 島扇
Keisuke Awai
粟井 敬介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、インライン型3電子銃を有する陰極線管に係
り、特に各電子銃の陰極電流値を動作開始から短時間で
所定の一定値とすることができる陰極線管に関する。
(従来の技術) 一般に、互いに独立し、同一平面上に水平配列された3
個の陰極と、この3個の陰極から所定間隔離れて配置さ
れ3個の陰極に共通する制御格子(以下、第1グリッド
と称する)と、この第1グリッドから所定間隔離れて配
置された3電子銃に共通の加速格子(以下、第2グリッ
ドと称する)とを具備するインライン型3電子銃構体を
用いた陰極線管は、水平偏向磁界をビンクツション状に
し、垂直偏向磁界をバレル状にすることにより 3電子
ビームを自己集中(セルフコンバーゼンス)させて、消
費電力を少なくすることが可能である。
このため、インライン型3電子銃構体を用いた陰極線管
はカラー受像管の品質および性能の向上に大きく丘献し
ており、現在一般用カラー受像管の主流となっている。
このインライン型3電子銃の一般的な構造を、第3図に
示す。第3図(a)は電子銃構体、特に3陰極部を示す
垂直断面図であり、第3図(b)はその水平断面図であ
る。
第3図(a)および(b)において、電子銃構トオフ電
圧を同一、すなわち各1.値を所定の一定値とすべく、
陰極線管製造後に各陰極の特性に応じてバイアス電圧を
調整して各Ik値間の同等性を得ている。
(7かしながら、陰極線管のウオーミングアツプ期間中
は各1.値を所定の一定値とすることはできない。ウオ
ーミングアツプ期間とは、ヒータに通電してから電極部
品の熱的変形が平衡状態に達するまでの間で、通電から
20分間程度である。
この理由は、ヒータに通電してから電極部品の熱的変形
が平衡状態に達するまでの間は、3電子銃の各陰極と第
1グリッドおよび第2グリッドとの間隔がそれぞれ異な
った変化を示すことに起因している。
すなわち、第3図に示したインライン型3電子銃を例に
とり説明すると、電子銃構体1において、ヒータ2に通
電して各部材が熱的平衡状態に達したとき、陰極3は陰
極アイレット4より高温域で動作し、陰極アイレット4
は陰極アイレット支持部材5よりも高温域で動作する。
換言すれば、つ体1は、ヒータ2を内装する筒状の陰極
3と、陰極3を保持する陰極アイレット4と、この陰極
アイレット4を支持する陰極アイレット支持部材5と、
陰極3から放射された電子ビームを制御する第1グリッ
ド6と、電子ビームを加速する第2グリッド7とが同一
軸上にそれぞれ所定間隔離れて配置され、絶縁ガラス8
によって固定されている。
そして第3図(b)に示すように、各陰極アイレット4
R,4Gおよび4Bの管軸方向の長さは互いに等しく、
これらは同一材料から作られている。
なお、第3図(b)における符号の添字であるRlGお
よびBは、それぞれ赤色用、緑色用および青色用である
ことを示している。
このようなインライン型3電子銃構体を用いた陰極線管
においては、良好な白色画面を得るため各電子銃のカッ
トオフ電圧が同一となるよう、すなわち各陰極の陰極電
流値(以後、1.値と称す)が所定の一定値となるよう
に設計されている。しかしながら、通常、各電子銃のカ
ットオフ電圧は必ずしも同一とはならないため、各電子
銃のカッオーミングアップ期間中の昇温速度は陰極アイ
レット支持部材5より陰極アイレット4の方が早く、ま
た陰極アイレット4より陰極3の方が早いことになる。
この結果、電子銃構体1を構成する電極部品は熱膨脹に
よりそれぞれ異なる特性で変化する。
この変化を、第4図および第5図を用いて説明する。第
4図は3極部を構成する電極部品の熱膨脹による伸長方
向を示す垂直断面図であり、図中の矢印はそれぞれ対応
する構成部品の伸長方向を示している。また、第5図は
経時変化に対する陰極各部と第1グリッドの伸びを示す
特性曲線であり、各特性曲線に付した符号のうちA−C
は第4図中の矢印に付した符号と一致している。
第4図中に矢印Aで示すように、陰極3はウオーミング
アツプ期間中の温度上昇により、第1グリッド6の方向
に第5図に曲線Aで示す特性で伸長する。一方、陰極ア
イレット4は第4図中に矢印Bで示すように、第1グリ
ッド6から遠ざかる方向に第5図に曲線Bで示す特性で
伸長する。さらに第1グリッド6は第4図中に矢印Cで
示すように、陰極3から遠ざかる方向にTS5図に曲線
Cで示す特性で伸長する。
ここで、陰極3、陰極アイレット4および陰極アイレッ
ト支持部材5とを具備する陰極構体における熱的変化は
、陰極3および陰極アイレット4がヒータ2に近接して
いることと薄板を用いていることから、比較的短時間で
熱的平衡状態に達する。この熱的平衡状態に達するまで
の時間は、第3図および第5図に示した陰極構体で通電
から約3分間である。一方、第1グリッドが熱的平衡状
態に達するのは通電から15分程度経過した後であり、
ウオーミングアツプ期間の最初の約3分間を経過した後
は、主に第1グリッド6の変化に支配されて陰極3と第
1グリッド6との間隔が変化する。したがって、ウオー
ミングアツプ期間中の陰極溝体と第1グリッド6間の間
隔は、上述した各部品の熱膨脹の影響を受けて第5図に
曲線りで示すように変化する。
このようにウオーミングアツプ期間中は陰極3と第1グ
リッド6との間隔が変化するため、各部品が動作温度の
平衡状態に達するまでは各陰極に印加するバイアス電圧
の調整ができず、各1に値を所定の一定値とすることが
できない。そして各部品が動作温度の平衡状態に達する
に要する時間は、ヒータ2に通電してから約15分間で
ある。
さらに、バイアス電圧の調整により各 1に値が所定の
一定値となって良好な白色画面を得ることができる状態
となるまでには、ウオーミングアツプM間とほぼ同1等
の時間が必要である。
この理由を第6図により説明する。第6図は、製造後の
従来の電子銃構体の通電から各I、値が所定の一定値と
なるまでの経時変化を示した 1に曲線である。同図に
おいて、曲線Iはインライン配列された3個の陰極のう
ち中央に配置された陰極の I、性を示しており、曲線
■は他の2個の陰極の 1に特性を示している。
第6図において、曲線Iおよび曲線■ともに、ヒータに
通電時的30秒間における 1に値の変化は陰極が第1
グリッド方向に伸長することに支配されており、ヒータ
に通電時的30秒〜約5分の間における Ik、値の変
化は陰極アイレットが第1グリッドから遠ざかる方向に
伸長することに支配されている。さらに、ヒータに通電
時的5分以降の1に値の変化は、主に第1グリッドと第
2グリッドの熱的変形に支配されている。このとき、第
1グリッドおよび第2グリッドの中央部の熱的変形量と
両外側陰極の熱的変形量とは異なるため、中央の陰極の
 1.特性と他の2個の両外側陰極の1に特性とは大き
く異なる。
このため、ウオーミングアツプ後に設定したI、に復帰
するまでの状態が異なり、3個の陰極の 1に同等性を
得て良好な白色画面を得ることができる状態となるまで
には、ウオーミングアツプ期間とほぼ同等の時間が必要
となる。
したがって、陰極線管の製造後良好な白色画面を得るこ
とができる状態になるまでには、通電後かなりの時間を
要し、また、ウオーミングアツプ後調整したバイアス電
圧は以後変化させることが困難であり、−度設定された
 !、価値間同等性は以後各部品が動作温度の平衡状態
に達した後でなければ得られないため、良好な白色画面
を得るのに長時間を要するということは、使用時におけ
る低画質時間がそれだけ長いということを意味している
このような問題を解決するためには、熱的変形特性の等
しい第1グリッドおよび第2グリッドを使用するととが
望ましいが、このような第1グリッドおよび第2グリッ
ドを得ることは極めて困難である。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来は、陰極線管の製造後良好な白色画面
を得ることができる状態になるまでにはかなりの時間を
要するため、これを第1グリッドおよび第2グリッドの
構造を変更することなく、バイアス電圧の調整後短時間
で各1に値を所定の一定値とすることができるようにす
る必要がある。
本発明はかかる従来技術の課題を解決すべくなされたも
ので、第1グリッドおよび第2グリッドの構造を変更す
ることなく、バイアス電圧の:J3整後整時短時間陰極
の 1に値を所定の一定値として良好な白色画面が得ら
れる状態にすることができる陰極線管を堤供することを
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち本発明の陰極線管は、3個の陰極と第1グリッ
ドおよび第2グリッドを有するインライン形3電子銃を
具備し、このインライン形3電子銃から放出される電子
ビームを蛍光面上に集中させて蛍光面上に画像を表示す
る陰極線管において、3個の陰極を保持する各陰極アイ
レットのうち、少なくとも2個の陰極アイレットの管軸
方向の長さが異なることを特徴としている。
このように、熱的変形量の多い陰極を保持する陰極アイ
レットの管軸方向の長さを他の2個の陰極を保持する各
陰極アイレットの管軸方向の長さより短くすることによ
り、所望の効果が得られる。
なお、3陰極のうち熱的変形量の最も多い陰極は、一般
には中央の陰極である。
また、熱的変形量の多い陰極、を保持する陰極アイレッ
トの管軸方向の長さは、陰極線管の構造や材料あるいは
生産ラインの特性に応じて適宜設定可能である。
(作 用) 本発明の陰極線管においては、熱的変形量の多い陰極を
保持する陰極アイレットの管軸方向の長さが他の2個の
陰極を保持する各陰極アイレットの管軸方向の長さより
短いため、熱的変形量の多い陰極を保持する陰極アイレ
ットは他の2個の陰極を保持する各陰極アイレットより
短時間で熱的平衡状態に達する。すなわち、熱的変形量
の多い陰極を保持する陰極アイレットは、通電初期にお
いて他の2個の陰極を保持する各陰極アイレットより短
時間で急激にステム側−・伸長する。このため、熱的変
形量の多い陰極を保持する陰極の通電初期における第1
グリッドへの接近は、他の2個の陰極の第1グリッドへ
の接近より抑制される。
したがって、熱的変形量の多い陰極の 1に特性の最初
の立上がりが低く押えられ、熱的変形量の多い陰極の 
Ik特性と他の2個の陰極の 1.特性とが従来より近
似するため、バイアス電圧調整後に各1.値が所定の一
定値となるのに要する時間が短縮される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は本発明の陰極線管に用いる電子銃構体、特に3
極部の一例を示す水平断面図である。
第1図に示す電子銃構体10は、中央の陰極3Gを保持
する陰極アイレット14Gに本発明による陰極アイレッ
トを使用しており、その管軸方向の長さLlは常温にお
いて4.Onvである。また、他の2個の陰極を保持す
る各陰極アイレット4R14Bの管軸方向の長さL2は
常温において5.0imであり、いずれの陰極アイレッ
ト14G、4R14Bもステンレス製である。なお、陰
極アイレット以外は第3図に示した従来の電子銃構体と
同構成であり、第3図と共通の部材については同じ符号
を付しである。
この電子銃構体10を用いて常法により作製した本実施
例の陰極線管では、陰極アイレット14Gは陰極アイレ
ット4R,4Bより短時間で熱的平衡状態に達する。こ
のため、中央の陰極4Gの1、特性は、第2図中に曲線
Iで示すようにウオーミングアツプ初期の立上りが低(
抑えられるとともに、同図中に曲線■で示す外側の両陰
極3R。
3Bの1に特性と近似したものとなる。
このような1.特性を有する本実施例の陰極線管におい
ては、各陰極の 1に値はヒータ通電後15分間程で所
定の値、すなわち10μAで一定となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による陰極線管においては
各陰極間の Ik特性が近似しているため、バイアス電
圧の調整後短時間で各1に値を所定の一定値とすること
ができる。
したがって、陰極線管の製造後良好な白色画面を得るこ
とができる状態になるまでの時間が短縮されるため、生
産性を向上させることができる。
また、バイアス電圧の調整も少量で済むため、容易に各
1に値開の同等性を得ることができるとともに、陰極本
体およびヒータを共通使用することができるため、3電
子銃間の寿命特性の差を増長させることもない。
さらに、使用時においても通電から短時間で各1、値開
の同等性が得られるため、低画質である時間が短縮され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の陰極線管に用いる電子銃構体の3極部
の一実施例を示す水平断面図、第2図は本発明による陰
極線管の陰極電流の経時変化を示す特性図、第3図(a
)は従来の電子銃構体の3極部の一例を示す水平断面図
、第3図(b)は第3図(a)に示した電子銃構体の3
極部の垂直断面図、第4図は従来の陰極構体を構成する
各部品の熱膨脹による伸長方向を示す垂直断面図、第5
図は第4図に示した陰極構体を構成する各部品と第1グ
リッドの経時変化に対する伸びを示す特性図、第6図は
製造後の従来の電子銃構体の通電から各1.値が所定の
一定値となるまでの経時変化を示す特性図である。 3R。 3G。 3B・・・陰極 4R。 4B。 4G・・・陰極アイレッ ト 0・・・・・・電子銃構体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3個の陰極と第1グリッドおよび第2グリッドを
    有するインライン形3電子銃を具備し、前記インライン
    形3電子銃から放出される電子ビームを蛍光面上に集中
    させて前記蛍光面上に画像を表示する陰極線管において
    、 3個の陰極を保持する各陰極アイレットのうち、少なく
    とも2個の陰極アイレットの管軸方向の長さが異なるこ
    とを特徴とする陰極線管。
JP20597488A 1988-08-19 1988-08-19 陰極線管 Pending JPH0254836A (ja)

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JP20597488A JPH0254836A (ja) 1988-08-19 1988-08-19 陰極線管

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04169042A (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Nec Corp 陰極線管用電子銃構体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04169042A (ja) * 1990-10-31 1992-06-17 Nec Corp 陰極線管用電子銃構体

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