JPH0254789A - ソルトワイパーロール - Google Patents

ソルトワイパーロール

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JPH0254789A
JPH0254789A JP20389788A JP20389788A JPH0254789A JP H0254789 A JPH0254789 A JP H0254789A JP 20389788 A JP20389788 A JP 20389788A JP 20389788 A JP20389788 A JP 20389788A JP H0254789 A JPH0254789 A JP H0254789A
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roll
salt
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wiper
hollow part
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JP20389788A
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JPH0536512B2 (ja
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Junichi Yamamoto
準一 山本
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明はステンレス冷延鋼帯の連続焼鈍酸洗ラインにお
けるソルトバス中のワイパーロールに係り、特に銅帯へ
の疵入り防止を図るソルトワイパーロールに関する。
〔従来の技術〕
ステンレス冷延鋼帯の連続焼鈍酸洗ラインにおける焼鈍
俊の脱スケール手段として、銅帯をソルト(N t> 
01(、N a N O3)溶融塩で処理し、その後H
2S O4、II F + II N O3、HNOa
の酸により脱スケールするf段が広(使用されている。
(第31汲[鉄鋼便覧III (11圧延基礎・鋼板」
昭和55年5月15日丸み書店発行、第704百〜70
5頁) このソルトバス手段は浸漬時間の延長による素地金属の
侵食、粒界腐食の進行などの欠点を補うもので、槽4 
lff400〜500℃で使用され、その槽内での反応
は酸化度の低いスケールをより酸化度の高いものに変化
させて、酸に溶は易いものにする。第3図はライン構成
の代表例を示したものであり、第2図はソルトバスの詳
細構成を示している。
第2図において、ステンレス冷延鋼帯!は焼鈍炉を出て
から冷却され、デフレクトロール2を経て浸漬ロール3
によりソルト(溶融塩8)バス7に浸漬される。その後
、デフレクトロール4゜上面ワイパーロール5及び下面
ワイパーロール6により鋼帯1の表面に付着したソルト
が絞られ、水洗槽で水洗された後、酸洗槽に搬送される
。従来ワイパーロールに代わってエアーワイパーが使用
されることがあった。
[発明が解決しようとする課題J 第2図に示されるようなソルトバス7において、ソルト
は溶融しているが従来技術のワイパーロール5.6で絞
られた場合、第4図に示すように鋼帯1とワイパーロー
ル5.6が接しているところは常に鋼帯lにより2品め
られているためソルトが凝固するようなことは一般的に
はないが、坂道から外れたところにおいてはワイパー効
果により絞られたソルトが冷却され(ソルトの凝固点2
70℃〜300℃)凝固する。その様子を第4図の+f
J固ソルト11に示している。通常連続焼鈍酸洗ライン
においては通板する鋼帯の板幅は、例えば800mm−
1600mmというように広範囲に通板するのが一般的
である。
従って、板幅800mmの鋼帯を通板した後に板幅10
00mmの銅帯を通板した場合、板幅800mmの鋼帯
lを通板中に凝固ソルト11(第4図)の塊が板幅10
00mmの鋼帯の通板中に鋼帯に接触し、押込み疵など
の不具合を発生する。この防止対策として、800mm
の銅帯の通板中にスクレーパーで凝固したソルトを除去
したり、または、第5図に示すように、常時スクレーパ
ー12をワイパーロール6(ワイパーロール5のスクレ
ーパーは省略)に当て凝固ソルトを除去する手段が採ら
れている。しかし、この手段ではワイパーロールに疵が
発生し、その疵が鋼帯lに転写したり、またスクレーパ
=12の押し付けが強いとワイパーロール5.6にブレ
ーキ。
がかかり鋼帯lにスリップ疵が発生する場合がある。
本発明は上述の問題点を解決するために提案されたもの
であり、ソルトが凝固するのを防1トするワイパーロー
ルを提供することを課題とするものである。
〔課題を解決するための手段1 ソルトは前述したように融点が約270℃〜300℃で
あり、第2図に示すソルトバス7では加熱用バーナー9
で例えばブタンガスを燃焼させてソルトを溶融している
。なお、第2図の10は加熱用バーナー9のす1気パイ
プである。このブタンガスの燃焼1こよりソルトが溶融
していることにヒントを得て本発明を着想した。
本を明は連続焼鈍酸洗ラインのソルトバスにおけるワイ
パーロールに適用され、次の技術手段を採った。すなわ
ち、 ワイパーロール内にロール軸の中心部を貫通してロール
軸方向に中空部を形成すると共に、中空部の一端に中空
部を加熱する加熱手段を設けた。
[作用] 本発明は、ワイパーロールによって絞られたソルトが冷
却されて凝固しワイパーロールに付着するために問題が
発生するのであるから、ワイパーロールを加熱しソルト
が凝固するのを防止したものである。
従って1本発明は上述のように、ワイパーロールを中空
にし、ロール内で燃料(例えばブタンガス1、コークス
炉ガスなど)を燃焼し、そのエネルギーによって常にロ
ールを加熱し、ロール表面に冷却凝固したソルトが付着
するのを防l卜することができろ。
[実施例1 本発明のソルトワイバーロールを第1図に示す。ワイパ
ーロール16のホース14から供給された燃料は燃焼バ
ーナ15によって燃焼されワイパーロール16を加熱す
るよう構成されている。
なお、18は排気口である。
ワイパーロール16は回転する必要があるためロータリ
ージヨイント13、ベアリング17等が必要となる。ベ
アリング17は高温になるため焼付き等が発生しないよ
うに水冷する等の対策をとる必要がある。ところでワイ
パーロール16の長さしはこのワイパーロール16が設
置されている連続焼鈍酸洗ラインの通板板幅以上の長さ
が必要となる。また、ワイパーロール16の径はバーナ
容り1やワイパーロール16に′要求される強度によっ
て決定されるが、絞り効果を考えてできるだけ小径にす
ることが好ましい。
本発明によって従来発生していた凝固ソルトによる押込
疵発生状況は、第1表に示すように皆無にすることが可
能となった。
第   1   表 〔発明の効果1 本発明は凝固ソルトによる鋼帯の押込み疵を皆無とし、
鋼帯の生産性向上に極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のソルトワイパーロールの説
明図、第2図はソルトバスの構成説明図、第3図はライ
ン構成の代表例、第4図〜第5図は従来例の説明図であ
り、第4図は凝固ソルトの付着状況説明図、第5国はス
クレーパー設定例の説明図である。 I・・−鋼帯   2.4・・−デフレクトロール3・
−浸漬ロール 5・・・上面ワイパーロール 6・・−下面ワイパーロール 7・・・ソルトバス   8・・−溶融塩9・・・加熱
用バーナ  10・・−排気バイブ11・−・凝固ソル
ト  12−・スクレーバ13・・・ロータリージヨイ
ント 14・・・燃料ホース  15−・・燃焼バーナ16・
・・ワイパーロール 17・・・ベアリング  18〜・・排気口l−・−長
さ 出願人  川th;i5J鉄株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続焼鈍酸洗ラインのソルトバスにおけるワイパー
    ロールにおいて、 該、ワイパーロール内に該ロール軸の中心部を貫通して
    該ロール軸方向に中空部を形成すると共に、該中空部の
    一端に該中空部を加熱する加熱手段を設けたことを特徴
    とするソルトワイパーロール。
JP20389788A 1988-08-18 1988-08-18 ソルトワイパーロール Granted JPH0254789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20389788A JPH0254789A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 ソルトワイパーロール

Applications Claiming Priority (1)

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JP20389788A JPH0254789A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 ソルトワイパーロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0254789A true JPH0254789A (ja) 1990-02-23
JPH0536512B2 JPH0536512B2 (ja) 1993-05-31

Family

ID=16481527

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JP20389788A Granted JPH0254789A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 ソルトワイパーロール

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100954188B1 (ko) * 2002-11-29 2010-04-21 주식회사 포스코 솔트탱크의 와이퍼롤 이물질 제거장치
CN110983350A (zh) * 2019-12-13 2020-04-10 马鞍山钢铁股份有限公司 一种消除带钢表面擦伤缺陷的脱脂机组及带钢脱脂工艺
JPWO2021182266A1 (ja) * 2020-03-12 2021-09-16

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CN110983350A (zh) * 2019-12-13 2020-04-10 马鞍山钢铁股份有限公司 一种消除带钢表面擦伤缺陷的脱脂机组及带钢脱脂工艺
JPWO2021182266A1 (ja) * 2020-03-12 2021-09-16

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